3月に入ると冬の厳しい寒さも落ち着いて、少しずつですが、暖かい日が増えてきますよね。暖かいから釣れるかな?と淡い期待を胸に、釣りに行ってみたものの、魚っ気が全然なくて結局ボウズで終わるときも多いと思います。
今回はそんな春のバス釣りでボウズの可能性を少しでも下げるために役立つ話を紹介しようと思います。
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目次
春は水の透明度に注目してみよう
普段濁っているフィールドも、冬や早春は水がキレイになって透明度が増しているエリアがあると思います。
夏や秋のバス釣りではキレイな水のほうが釣れることが定説ですが、冬や早春はその反対で水が濁っているほうがバスの反応が良いことが多いんです。
水が濁る理由とメリット
1. ブラックバスのエサになる生物が集まりやすい
水の濁りのありなしは水の中に存在するプランクトンの量が関係しています。
水が濁っている場合、水中にプランクトンがある程度存在しているという目印です。
プランクトンは小魚や甲殻類のエサとなるので、濁りがあるエリアには小魚などの生物が集まります。そうすると、バスもそれらを捕食しにやってくるので、釣り人にとってはこの時期の濁りは非常に良い条件となります。
2. 水温が上がりやすい
水が濁っていると水中の不純物が太陽光を吸収するので、他のエリアよりも濁りのあるエリアのほうが水温が上がりやすいです。また、風に吹きさらされた状態ではなく、比較的流れが少ないエリアということも分かります。
この時期は水温が高いエリアのほうがバスも集まり、活性も上がりやすくて釣れやすいので、これも濁りのメリットです。
3. バスに人的なプレッシャーを与えない
ブラックバスの視力は 0.17 程と言われているため、視覚的にエサや外敵の存在を認識しています。
水面近くを飛んでいる蝶やトンボ、ときには小鳥なども捕食しているので、水中の外もしっかり見えています。
そのため、水質がクリアであればあるほど、人間の存在がバスにとってはプレッシャーとなり、ルアーに反応しない原因になります。
4. バスにルアーが見切られにくい
水の濁りは人の存在だけでなく、ルアーの存在も隠してくれます。
ルアーを視覚的に見切られる可能性が下がるので、騙しやすくなるでしょう。
濁りがあるときにオススメのルアー
これは1年を通してのことですが、濁りが少ない場合はナチュラル系がベターであり、濁りが強いときはチャートなどの主張の強いカラーを選ぶと効果的です。
まとめ
この時期のトーナメントでは濁りのあるエリアで立て続けに釣れて優勝することもあるそうです。
釣れない時期は小さな変化も見逃さない人がしっかりとバスをキャッチするので、今回紹介した水の濁りにもぜひ注目してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!