近年はPC端末を用いたゲームプレイが流行しつつありますが、PCに引けを取らないユーザー数を誇るのがPS4です。
しかし、PC端末のように音質にはこだわることができず、音質を改善するためにサウンドカードを検討される方も多いと思います。
とはいえ、PS4向けに導入する際に、何を基準に選択するべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、PS4向けサウンドカードおすすめ製品を紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 PS4向けサウンドカードを使うメリット
- 2 PS4向けサウンドカードを使うデメリット
- 3 PS4向けサウンドカードの選び方
- 4 PS4向けサウンドカードおすすめ10選
- 4.1 【UGREEN】USB サウンドカード(30724)
- 4.2 【Micolindun】ゲーミング サウンドカード(GM-280)
- 4.3 【1mii】バーチャルサラウンド サウンドカード(AUB09N19C7J8)
- 4.4 【Kingston】HyperX AMP(HX-USCCAMSS-BK)
- 4.5 【ASUS】Xonar U7 MKII
- 4.6 【ASTRO】MixAmp Pro TR(MAPTR)
- 4.7 【Creative Media】Sound Blaster X3(SB-X-3)
- 4.8 【Creative Media】Sound BlasterX G6(70SB177000000)
- 4.9 【SteelSeries】GameDac(61370)
- 4.10 【Creative Media】Sound Blaster Digital Music Premium HD r2(SB-DM-PHDR2)
- 5 まとめ
PS4向けサウンドカードを使うメリット
重要な音を拾いやすい
PS4は「Apex Legends」などのシューティングゲームが多数登場しており、多くのユーザーがプレイしています。
FPSタイトルでは足音・銃声・スキルサウンドの定位性は非常に重要ですが、PS4のみの性能では把握しにくいのが欠点です。
ですが、PS4にサウンドカードを接続することにより、音の定位性を強化し、ゲームプレイを有利に進められます。
ノイズを軽減できる
PS4でリリースされているゲームタイトルは音にこだわった作品をはじめ、音が重要になるタイトルが多いです。
しかし、PS4のみの性能ではノイズが混じることもあり、ゲーム音にストレスを感じることも珍しくはありません。
ですが、サウンドカードをPS4に接続することにより、ゲームプレイにおけるノイズを軽減し、クリアサウンドが楽しめます。
様々な機能を活用できる
PS4は豊富なゲームタイトルがリリースされており、あらゆるゲーム体験が行えますが、サウンド品質にはこだわれません。
プリセット登録・バーチャルサラウンドをはじめ、イコライザー等を細かく設定できませんが、サウンドカードで解決できます。
製品によって機能性の違いはありますが、イコライザーの細かい調節やゲーム別でプリセットを登録できるのは大きな強みです。
マイクの音質向上が見込める
サウンドカードは全ての製品が対応しているわけではありませんが、マイク端子を搭載した製品が登場しています。
マイク端子を搭載したサウンドカードを使用することにより、マイクの録音音質の向上が見込めます。
PS4だけではノイズが混じることも多く、マイク音質も低めですが、サウンドカードで改善できるのは大きなメリットです。
PS4向けサウンドカードを使うデメリット
コストが掛かる
PS4向けサウンドカードはサウンド・マイク音質の改善をはじめ、様々な機能を活用できるのが強みです。
非常に便利なアイテムですが、導入するためにはコストが掛かりますし、性能次第では2万円以上の予算が必要になります。
機能性等に深くこだわらない場合でも3千円程度の予算が必須のため、事前に確保しておきましょう。
製品数が少ない
サウンドカードは本来、PC内蔵型で設置しますが、初心者でも簡易的に増設できるように設計されたのが外付けサウンドカードです。
そのため、PCに対応した製品数が多いですが、逆にPS4に対応したラインナップは限られてきます。
PC向け製品と比べると深くこだわって選びにくいという欠点があるため、事前に想定しておきましょう。
PS4向けサウンドカードの選び方
サンプリングレートで選ぶ
サンプリングレートは秒間で音をサンプリングできる回数を表しており、数値が大きいほどに音質で優れています。
サンプリングレートの幅は48khz~192khzが基本となるため、単純に見ると4倍ほどの差が存在します。
そのため、サウンド品質にこだわるならサンプリングレートが高い製品の選択が必須ですが、製品価格が跳ね上がる点に注意です。
ご自身の予算を加味しつつ製品詳細をチェックし、手が届く範囲内から選択しましょう。
接続端子で選ぶ
PS4向けサウンドカードの接続端子ですが、USB・光デジタルの2種類が登場しています。
しかし、PS4のモデルによっては光デジタル端子が搭載されていないため、光デジタルでは出力が行えません。
光デジタル端子はUSBポートを消費せずに接続できますが、対応/非対応が異なるため、事前にPS4の端子チェックが必須です。
USB端子しか無ければUSB対応製品、光デジタル端子も搭載されているなら、光デジタル対応製品も視野に選びましょう。
機能性で選ぶ
PS4向けサウンドカードはバーチャルサラウンド・プリセット・イコライザーなど、様々な機能を活用できるのが強みです。
しかし、全ての製品が全ての機能に対応しているわけでは無いため、自分が活用したい機能に対応した製品の選択が必須です。
サウンドの定位性を上げるならバーチャルサラウンドが必須ですし、帯域で音を細かく調節するならイコライザーは欠かせません。
ご自身の環境を考慮しつつ、適した機能をしっかりと見極めて選択するのがベストです。
メーカーで選ぶ
PS4向けサウンドカードは製品数こそ限られますが、ゲーミングデバイスメーカーを中心に登場しています。
しかし、同じ価格帯とは言え、メーカーによる品質の差が生じることもあるため、メーカー選びは非常に重要です。
迷った際には日本国内で知名度が高く、レビューで多数の高評価を獲得している「Creative Media」がおすすめです。
その他にも「ASTRO」は海外で高い人気を獲得しているため、視野に入れてみましょう。
価格帯で選ぶ
PS4向けサウンドカードは限られた製品数ながらも各製品で特徴が存在しており、価格幅も広めです。
具体的には2千円以下~2万円越えとなりますが、価格=音質・機能性等に比例する点には注意です。
低価格帯は導入しやすいですが、満足度に欠けることもあるため、ある程度の品質を求めるなら1万円程度のコストが掛かります。
ご自身の予算を加味しつつ、求める水準を考慮し、手が届く理想の製品を選択しましょう。
PS4向けサウンドカードおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | サンプリングレート | 接続端子 |
---|---|---|---|
UGREEN USB サウンドカード | 25.4×6.9×5.1cm/20g | 48khz | USB |
Micolindun ゲーミング サウンドカード | 5.5×5.5×2cm/59g | 48khz | USB |
1mii バーチャルサラウンド サウンドカード | 15.3×11.5×2.3cm/100g | 48khz | USB |
Kingston HyperX AMP | 10.2×2.5×2.5cm/58g | 96khz | USB |
ASUS Xonar U7ASUS | 13×7.9×2.5cm/183g | 192khz | USB/光デジタル |
ASTRO MixAmp Pro TR | 13.3×8.1×4.7cm/228g | 192khz | USB/光デジタル |
Creative Media Sound Blaster X3 | 12.9×12.9×4.2cm/334g | 192khz | USB/光デジタル |
Creative Media Sound BlasterX G6 | 11.1×7×2.4cm/144g | 384khz | USB/光デジタル |
SteelSeries Game DAC | 12.7×5.5×4.4cm/160g | 96khz | USB/光デジタル |
Creative Media Sound Blaster Digital Music Premium HD r2 | 13.9×9.9×2.5cm/208g | 96khz | USB/光デジタル |
【UGREEN】
USB サウンドカード(30724)
PS4/PS5をはじめ、Windows/MacOS等への互換性を持ち、USB端子で接続できるサウンドカードです。
ヘッドセット/イヤホン+マイクを同時に接続し、ボイスチャットでゲームプレイを楽しめます。
3Dサラウンド機能を活用し、疑似的なサラウンド空間を構築可能であり、コスパに優れている点も魅力です。
サイズ/重量 | 25.4×6.9×5.1cm/20g |
---|---|
サンプリングレート | 48khz |
接続端子 | USB |
【Micolindun】
ゲーミング サウンドカード(GM-280)
サウンド入出力端子をはじめ、2つのUSBポートを搭載しており、マウス/キーボード接続も行えるサウンドカードです。
USB端子1つで直感的に接続できますし、あらゆるポートを1つにまとめられるため、快適な空間を構築できます。
音質や機能性は最低限となりますが、ゲーム空間の構築に必要なポートを搭載し、コスパに優れている点が好評です。
サイズ/重量 | 5.5×5.5×2cm/59g |
---|---|
サンプリングレート | 48khz |
接続端子 | USB |
【1mii】
バーチャルサラウンド サウンドカード(AUB09N19C7J8)
仮想7.1chサラウンドサウンド機能を搭載し、臨場感あふれるゲームプレイが楽しめるサウンドカードです。
USB端子1つで直感的に接続可能であり、ドライバー等をインストールする必要無く、即座に運用できます。
本体コントローラーにより、直感的に操作できますし、優れた定位性でゲームプレイを有利に運べます。
サイズ/重量 | 15.3×11.5×2.3cm/100g |
---|---|
サンプリングレート | 48khz |
接続端子 | USB |
【Kingston】
HyperX AMP(HX-USCCAMSS-BK)
コンパクトサイズながらも本体にコントローラー機能を搭載し、直感的に操作できるサウンドカードです。
強化されたノイズクリアリング技術により、マイク音質を向上し、クリアボイスの録音が行えます。
7.1chサラウンドサウンドにも対応しており、音が重要となるゲームプレイを有利に運べる点も好評です。
サイズ/重量 | 10.2×2.5×2.5cm/58g |
---|---|
サンプリングレート | 96khz |
接続端子 | USB |
【ASUS】
Xonar U7 MKII
192khz/24Bit高音質+7.1chサラウンドサウンドに対応し、極上のゲーム体験が行えるサウンドカードです。
サウンドディティールを向上させる内蔵ヘッドホンアンプにより、使用するヘッドホンからの出力も高めてくれます。
光デジタル端子を搭載しているため、PS4のUSBポートを消費せずに接続できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 13×7.9×2.5cm/183g |
---|---|
サンプリングレート | 192khz |
接続端子 | USB/光デジタル |
【ASTRO】
MixAmp Pro TR(MAPTR)
USB/光デジタル端子を搭載し、4つイコライザープリセットを用途別で切り替えられるサウンドカードです。
ノブ・ボタンを活用し、直感的な音声コントロールが可能であり、専用ソフトウェアで細かいカスタマイズも行えます。
7.1chバーチャルサラウンドに対応しており、音の定位性を強化しつつ、深い臨場感を味わえる点も魅力です。
サイズ/重量 | 13.3×8.1×4.7cm/228g |
---|---|
サンプリングレート | 192khz |
接続端子 | USB/光デジタル |
【Creative Media】
Sound Blaster X3(SB-X-3)
正方形を近未来風のデザインで設計されており、ノブ・ボタンで直感的に操作できるサウンドカードです。
3つのイコライザープリセットが搭載されており、鑑賞やゲームプレイと用途に合わせて最適化できます。
USB・光デジタル端子両方に対応しており、モバイルアプリを活用したコントロールに対応している点も好評です。
サイズ/重量 | 12.9×12.9×4.2cm/334g |
---|---|
サンプリングレート | 192khz |
接続端子 | USB/光デジタル |
【Creative Media】
Sound BlasterX G6(70SB177000000)
USB端子だけでなく、光デジタル端子にも対応しており、任意の接続方法で接続できるサウンドカードです。
PS4向けGame Voice Mix機能が搭載されており、ゲームの音量やボイスチャットをスムーズに調節できます。
Scout Mod機能を活用し、サウンドの定位性を強化できるため、撃ち合いに勝てるゲーム体験を実現可能です。
サイズ/重量 | 11.1×7×2.4cm/144g |
---|---|
サンプリングレート | 384khz |
接続端子 | USB/光デジタル |
【SteelSeries】
GameDac(61370)
有機ELディスプレイを採用しており、ソフトウェア要らずで直感的なコントロールが行えるサウンドカードです。
Chatmix機能により、ゲーム音・ボイスチャット音量を個別に調節できるため、快適なゲーム空間を構築できます。
搭載済みのイコライザープリセットだけでなく、各帯域を10段階で調節できるカスタマイズ性も魅力です。
サイズ/重量 | 12.7×5.5×4.4cm/160g |
---|---|
サンプリングレート | 96khz |
接続規格 | USB/光デジタル |
【Creative Media】
Sound Blaster Digital Music Premium HD r2(SB-DM-PHDR2)
USB/光デジタル両端子で接続できるため、モデルを問わずにPS4に適応できるサウンドカードです。
充実したオーディオ入出力端子を搭載しており、好みのデバイスの同時接続が行えます。
マイク・サウンドにおけるノイズが起きにくく、ミックス機能を活用し、様々な用途でパフォーマンスを発揮できます。
サイズ/重量 | 13.9×9.9×2.5cm/208g |
---|---|
サンプリングレート | 96khz |
接続規格 | USB/光デジタル |
まとめ
PS4向けサウンドカードは有利なゲームプレイをはじめ、深い没入感を体験できるのが大きな強みです。
導入にはある程度のコストが掛かりますが、非常に便利ですので、気になる方は本記事を参考に選んでみてください。
PS4向けサウンドカードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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