現在第二次キャンプブームでソロキャンプをする人が急上昇中です。
ソロキャンプの際の宿泊方法を考えてみてもテント泊、ハンモック泊、タープ泊などいろいろな種類があります。
最もオーソドックスなスタイルはもちろんテント泊でしょう。
またソロキャンプとなると、車だけでなくバイク・バックパックキャンプなどスタイルも豊富なので軽量化は重要になります。
今回は筆者がおすすめする軽量かつ安いコスパ最強のソロキャンプ用テントを解説・紹介させていただきますので参考にされてください。
目次
- 1 ソロキャンプ用テントの特徴
- 2 ソロキャンプ用テントは高い安いで何が変わる?
- 3 ソロキャンプ用テントの相場価格!安いの基準は?
- 4 ソロキャンプ用テントの基本的な選び方
- 5 コスパ最強の安いソロキャンプ用テントおすすめ10選
- 5.1 【KT】ドーム型テント B08ZJ82F69
- 5.2 【BUNDOK バンドック】ツーリングテントUV BDK-18
- 5.3 【TRIWONDER】1人用テント B07W8LTSP4
- 5.4 【Unafreely】1人用ワンポールテントB07SSYYDZ2
- 5.5 【Anlik】パップテント B0988ZM6BH
- 5.6 【GEERTOP】ビビィテント B072BKVK2M
- 5.7 【BUNDOK バンドック】ソロドーム1 BDK-08
- 5.8 【Naturehike】cycling Ultralight single man tent + mats NH18A095-D
- 5.9 【DOD ディーオーディー】ライダーズワンポールテント(ツーリング仕様)T1-442
- 5.10 【TOMOUNT】ポリコットンテント B094QT8D9H
- 6 まとめ
ソロキャンプ用テントの特徴
大は小を兼ねるのでソロキャンプで4-5人用などのファミリー用テントを使用しても問題ないですが、汎用性は時として無駄になります。
そのためソロキャンプ用のテントはファミリーキャンプ用テントと比較してフロアのサイズが小柄な物が多いです。
ソロキャンプとなると趣味性が一気に強くなるのでテントの種類も豊富になり積雪期対応の4シーズンテントもラインナップが増えます。
具体的にはバックパックキャンプ・ツーリングキャンプ用に軽量・コンパクトなアイテムや前室が広いタイプなどです。
他にも登山用になると多少の耐水性を犠牲にしてもさらに軽量・コンパクトになります。
テントの移住性よりも目的に合った性能・機能、見た目などが前面に出ているテントが多いのでスタイルに合ったテントを見つけやすいでしょう。
ソロキャンプ用テントは高い安いで何が変わる?
ソロキャンプだけでなく全てのテント、キャンプギアに言えることですが、ブランドネームが値段を押上げるのは共通しています。
ブランドの安心感や保証・アフターサービスが重要であるのは一理あるでしょう。
しかしソロキャンプ用テントは大手以外のメーカーでもたくさん参入しているのでブランドを避けることも容易です。
大手ブランド以外のメーカー製テントが「安かろう悪かろう」かと言われると違います。
しかし高いテントは生地やポールに使用している素材の性能が高いもの、細かなところまで抜かりがないことや、極限の軽量化など違いがあるのは事実です。
ですが北アルプスなどの2000~3000m級の山を縦走するなど過酷な使用用途でない限り安いテントで困ることはないでしょう。
初心者や特にこだわりがない人なら安いテントでソロキャンプをするのは必要十分です。
ソロキャンプ用テントの相場価格!安いの基準は?
ソロキャンプ用テントも種類がたくさんあるので形状によって価格が大きく違います。
一般的なドームテントだと5000~10000円の価格内が一つ「安い」の基準に当てはまるのではないでしょうか。
大手ブランド以外のメーカーはこの価格帯でしのぎを削っています。
ここより価格を下回ると激安になりますが、筆者の経験上この激安ラインのテントはそれなりに品質も落ちるのでおすすめはしません。
形状や素材が特殊になったり、性能が上昇したりすると価格は上昇する傾向にあります。
そのため、この価格帯の安いソロキャンプ用テントを一つの基準値と定めて、あなたのスタイルに合ったテントを探すのが重要です。
他の製品にも共通しますが、コスパは値段だけでは決まらないので品質・素材と低価格が両立したコスパ最高を求めましょう。
ソロキャンプ用テントの基本的な選び方
フロアサイズ
ソロキャンプ用テントでまず気になるのがサイズ選びでしょう。
実はソロキャンプ用サイズという明確な決まりは何もありません。
そのため自由に選んでもいいのですが、完全に一人分スペースがあれば十分で、なるべく軽量・コンパクトにしたければ1人用テントを選んでください。
軽量・コンパクトにそこまで拘らなくてもいいので、室内を広くしたければ1-2人用テントがおすすめです。
フロアサイズとしては少なくとも縦200cm前後あれば男性でも十分でしょう。
横は1人用か1-2用かで違いますが、概ね100-140cm前後になると思います。
テント構造
テントにはドームテントの用に自立式のものもあれば、ワンポールテントのように非自立式の物があります。
自立式は文字通りペグダウンをしなくてもテント構造として自立しているテントです。
例えばペグが打てないような場所でも設営できることや、設営方法がシンプルで短時間に行えることなどでしょう。
非自立式はペグダウンをしなければ設営できませんが、テントの形状がユニークであったり、アレンジできたりと幅が広がります。
結局は自分がどのようなテントを欲しているかですのでこれは好みで構いません。
しかしどちらもメリット・デメリットはあるので知っておくことは重要です。
ウォール数
テントにはテント本体のみの1層式であるシングルウォールとインナーテントにフライシートを被せるなどの2層式のダブルウォールが存在します。
シングルウォールだと1層だけなので設営も簡単で軽量というメリットがありますが、1層しか隔たりがないので結露が発生するとフロアに直に影響します。
またドーム型テントだと前室が設営できない場合もしくは少ないが多いです。
ダブルウォールだと2層目にフライシートをレインフライかスノーフライに選択できる点や、結露が発生してもインナーテントのおかげで直接影響を受けにくいことがメリットになります。
しかし2層の構造上テント容量が増えることによる荷物増加や重量増加に繋がる点がデメリットです。
登山や縦走目的のウルトラライトではないなら、ダブルウォールテントの汎用性が便利でしょう。
耐水性能
ファミリー用テントにも耐水圧は記載されていますが、最低限の性能であることが多いです。
ソロ用テントだと過酷な環境でも使用することが多いので最低限の耐水圧では心もとないのが現実でしょう。
フロアの耐水圧とフライシートの耐水圧で別に記載されていることが多いですが、フライシートの耐水圧は3000mm以上だと安心です。
この値を確保できると結構な降雨量でも浸水の心配をしなくてよくなります。
しかし耐水圧の強化は生地の性能上昇に比例するので一般的にフライシートの重量が重くなる傾向にあります。
登山用途だと雨天での浸水よりも重量がネックになるので最低限の耐水圧性能でも問題ありません。
重量
オートキャンプ場へ車で行く場合でしたらさほど重量は気にしなくても良いです。
しかしソロキャンプとなると、登山やバックパックキャンプ、ツーリングキャンプなど必ずしも余裕のある環境とは限りません。
また例え車でソロキャンプに行くとしても個人的にはテント重量は軽いに越したことはないです。
オーソドックスなドーム型テントなら3kg前後だとツーリングキャンプなら可能でしょう。
バックパックキャンプになると2kg前後、欲を言えば1.5kg前後だと嬉しいです。
テントの素材や大きさによって重量は増加傾向にあるので我慢しなければならないこともあります。
携帯性
収納時のコンパクト性能も重量と同じで車で行くなら気にしなくても良いですが、コンパクトであるほど楽です。
車以外の手段でソロキャンプをする場合は絶対に視野に入れなければなりません。
しかし、テント素材が頑丈であるほど、テント構造が複雑であるほどコンパクト性能は犠牲になりがちです。
一般的なドーム型テントの場合だと収納時に縦40cm、横20cm前後になるとかなりコンパクトで携帯時に楽でしょう。
コスパ最強の安いソロキャンプ用テントおすすめ10選
【KT】
ドーム型テント B08ZJ82F69
フロアサイズ:約2000x1450x1150mm
ダブルウォールテントの最安値でありながら最低限の機能を有しているドーム型テントになります。
1-2用のフロアサイズなのでゆとりがあり、収納サイズも及第点、重量3kgなので持ち運びも簡単です。
耐水圧が1000mmなので雨天が激しいと浸水のリスクはありますが天候を選べば大丈夫でしょう。
またインナーテントがフルメッシュなので冬は寒いかもしれませんが気合いで乗り越えられるレベルです。
【BUNDOK バンドック】
ツーリングテントUV BDK-18
フロアサイズ:約1970x1100x1050mm
1-2人用のオーソドックスなドーム型テントです。
ツーリングテントだけあって及第点のコンパクト性能と2.3kgの重量で価格のわりに良くまとまっています。
テントの耐水圧がフロアで1000mmと少々心もとないですが、天候を選べば十分に活躍できます。
最低限の機能は揃えて、最安値クラスでコスパは高いソロキャンプ用テントです。
【TRIWONDER】
1人用テント B07W8LTSP4
フロアサイズ:約2100x1000x1000mm
自立式ダブルウォールのドーム型テントです。
低価格ながら耐水圧3000mm以上を誇る210Tポリエステル使用しています。
重量も2.3kgで携帯性も抜群です。
出入口2か所やダブルジップ、ランタンフックなど細かなディテールも抜かりはありません。
購入から18か月の品質保証が付属するので不具合が起こっても対応してくれるアフターサービスも万全です。
コスパ最強クラスのテントでしょう。
【Unafreely】
1人用ワンポールテントB07SSYYDZ2
フロアサイズ:約2700x1600x1350mm
ソロキャンプ用ワンポールテントの最安値アイテムになります。
アウターテント(フライシート)は210Tナイロンを使用し耐水圧2000mmを有しているので雨天も安心です。
インナーテントも付属していて総重量1.45kgなのでミニマルキャンプにもおすすめできます。
ポールが付属していないので、トレッキングポールを使用するかキャンプ場で丁度良い木を探す必要があるので注意が必要です。(その分を考えると重量は増えます。)
【Anlik】
パップテント B0988ZM6BH
フロアサイズ:約2100x1250x1150mm
現在大人気の無骨代表格パップテントです。
設営に必要なペグ、ポールなど全て付属していて、重量が約2kgと軽量なので森のバックパックキャンプにも適しています。
耐水圧は3000mmを有しているので雨天も安心です。
一応インナー部分はメッシュ構造になっていますが、シングルウォールなので結露の心配はありますがパップテントですし許容範囲でしょう。
跳ね上げを維持するにはキャノピーポールが別途必要なので注意が必要です。
【GEERTOP】
ビビィテント B072BKVK2M
フロアサイズ:約2300x750x600mm
無駄を一切省いた究極のソロ用ビビィテントになります。
一人分しかも就寝スペースしか確保されていませんが、付属品含めて総重量1.25kgと最軽量クラスです。
フライシートは耐水圧5000mm、フロアは100000mmと最高級の性能を有していて過酷な環境でも使用できます。
収納時もコンパクトなのでウルトラライトスタイルでは第一選択になるでしょう。
これで保障も18か月付属しているのでガンガン使用できます。
【BUNDOK バンドック】
ソロドーム1 BDK-08
フロアサイズ:約2000x900x1000mm
ソロ用テントのベストセラーです。
2人では厳しいですが、1人では余裕のあるスペースが絶妙で、そのサイズ感が収納のコンパクト性能にも現れています。
インナーテントはフルメッシュなので3シーズンモデルですが、耐えれば冬も可能でしょう。
耐水圧も3000mmを有しているので急な豪雨もこなせます。
価格も安くハードユーズでも耐える耐久性から無骨なソロキャンパーにはオススメできるテントです。
【Naturehike】
cycling Ultralight single man tent + mats NH18A095-D
フロアサイズ:約2050x1550x1000mm
重量約1.5kgながら専用グランドシートまで付属するオールインワンセットのソロテントになります。
ダブルウォールでフライシートは4000mmとトップクラスの性能なので天候を選びません。
またスカート付きモデルなので冬季や雪中でも活躍できるなど万能な4シーズンテントです。
ワンタッチ設計で細かな操作がないので初心者でも簡単に設営できます。
総合的な性能を加味すればかなりコスパは良いテントです。
【DOD ディーオーディー】
ライダーズワンポールテント(ツーリング仕様)T1-442
フロアサイズ:約2900x2900x1830mm
ツーリングテントの代表格であるワンポールテントです。
広い前室と、ワンポールテント故の高さから小柄バイクならそのまま搬入できます。
キャノピーを立てれば大きなバイクでもカバーすることでできるのでとにかく愛車と時間を過ごすことが可能です。
もちろんテント自体の耐水圧も2000mmと確保されていて、重量も2.6kgと十分軽量になります。
収納時の幅が大きめですが、バイクに積載するとなると余裕でしょう。
【TOMOUNT】
ポリコットンテント B094QT8D9H
フロアサイズ:約2100x2100x1200mm
ソロ用では珍しいポリコットン素材のハウス型テントです。
ポリコットン素材でおしゃれなテントを探すとなるとソロ用では最安値になります。
フロアシート耐水圧3000mmなので雨天も安心です。
構造は簡単なので設営に時間はかからないでしょうが、きちんと設営しないと見栄えは悪くなります。
難燃性のポリコットン素材故に収納時のサイズや重量は結構ありますが、オートキャンプなら候補に入るでしょう。
まとめ
筆者おすすめのソロキャンプ用テント10選を紹介させていただきました。
テントはキャンプの花形であり一番重要なアイテムだと思っています。
現在は安くて良いアイテムも豊富です。
あなたのソロキャンプスタイルに合った素敵なソロキャンプ用テントを見つけられてください。
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