冬キャンプのときに、快適な暖かさを提供してくれる薪ストーブ。
焚き火や灯油ストーブに負けない高い暖房性能を持っているので、1台あれば極寒な場所でも快適にしてくれるアイテムです。
最近では、さまざまな素材から作られるようになり、さらに折りたたみできるタイプも発売されたりと、ソロキャンプの方でも使いやすくなってきています。
そこで今回の記事では、ソロキャンプ向け薪ストーブおすすめ11選を紹介するとともに、メリット、デメリット、選び方もご紹介します。
目次
- 1 ソロキャンプ向け薪ストーブを使うメリット
- 2 ソロキャンプ向け薪ストーブを使うデメリット
- 3 ソロキャンプ向け薪ストーブの選び方
- 4 ソロキャンプ向け薪ストーブおすすめ11選
- 4.1 【Fbsport】3F UL GEAR コンパクト
- 4.2 【ホンマ製作所】ステンレス時計1型薪ストーブ(AS-60)
- 4.3 【TOMOUNT】チタン薪ストーブ(Mini TST)
- 4.4 【TOBAU】キャンプストーブ(tobau-campstove002)
- 4.5 【BRÜCKE】折り畳み式薪ストーブ コンパクト 超軽量
- 4.6 【OneTigris】TIGER ROAR薪ストーブ
- 4.7 【モキ製作所】俺のかまど(MK-6K)
- 4.8 【笑’s】焚き火の箱G-neo(SHO-061-00)
- 4.9 【ogawa】ちびストーブ(4115)
- 4.10 【DANCHEL OUTDOOR】薪ストーブ チタン製 軽量
- 4.11 【Soomloom】薪ストーブMECA 軽量コンパクト
- 5 まとめ
ソロキャンプ向け薪ストーブを使うメリット
どの暖房器具より暖かく過ごせる
ソロキャンプ向け薪ストーブは、高い暖房性能を持っているので、どの暖房器具より暖かく過ごせます。
焚き火や灯油ストーブ、ガスストーブなどと比べても、熱量が高くなっており、その熱量は灯油ストーブの約2〜3倍と言われているほどです。
そのため、特に雪が降るようなところでも暖かさを維持でき、寒い思いをしなくて済みます。
料理ができる
薪ストーブの上部は、調理器具を置けるようになっており、さらに熱くもなるため料理ができます。
頑丈なものなら、重量のあるダッチオーブンやスキレットなども置けるので、手の込んだ料理も可能です。
加えてガスストーブや灯油ストーブと比べても火力が高いので、調理も素早くできます。
コンパクトにできる
薪ストーブと聞くと、大きく収納性が低いイメージもありますが、アイテムによってはコンパクトにできるものもあります。
バックパックに入れられる大きさとなるアイテムもあるので、持ち運びに困りません。
それほどコンパクトにできるので、ソロキャンパーはもちろん、バイクに積載する方や徒歩でキャンプに行く方にもおすすめです。
煙の影響を受けない
ソロキャンプ向け薪ストーブは、煙が煙突から出る構造となっているので、煙の影響を受けないようになっています。
薪を燃料とする焚き火などは、どうしても煙が出てしまうので衣服に匂いがついたり、むせてしまったりするでしょう。
しかし、薪ストーブになるとほとんど煙が出ないので、キャンプで過ごしやすい環境にできます。
焚き火感を楽しめる
ソロキャンプ向け薪ストーブは、燃料が薪となっているので焚き火感を楽しめることもメリットになります。
アイテムの中には、扉部分がガラスとなっているので、暖をとりながら炎を楽しめます。
また、火を一から付けたり定期的に薪を入れたりと、火を育てる感覚も楽しめるアイテムです。
ソロキャンプ向け薪ストーブを使うデメリット
燃料代がかかる
ソロキャンプ向け薪ストーブは、燃料が薪となっているので、燃料代がかかるところがデメリットです。
高いものならひと束1,000円を超えるものもあり、灯油ストーブやガスストーブと比べてもコストがかかります。
使い方によっては薪の量もたくさん必要になってくるので、それだけコストもかかってしまうでしょう。
設置と片付けが手間になる
薪ストーブは、組み立てやメンテナンス作業が必要となるため、設置と片付けが手間となります。
アイテムにっては、組み立て方やメンテナンス作業が難しいものもあるので、特に初心者に方は時間や労力を要するアイテムです。
また、素材によっては使用後にメンテナンスしないと劣化するアイテムもあるので、必要以上に手間がかかるものとして使用することが良いでしょう。
薪を定期的に入れる手間がある
薪を入れて焚き火感覚を楽しめる薪ストーブですが、薪を定期的に入れる必要があります。
火が小さくなると、それだけ温度も下がってしまうので、焚き火と同様に火の番が必要です。
そのため、火を育てる感覚が好きな方にはてめになりませんが、暖かさだけを求める方には不向きとなるでしょう。
薪ストーブ用のテントが必要になる
薪ストーブは、火を扱うアイテムとなるので、テントの中で使用するときは薪ストーブ用のテントが必要になります。
薪ストーブ用のテントを使用しないと、火がテントに引火してしまう恐れがあり、火事に繋がると大変です。
そのため、購入する際は、使用できるテントも選ばなければならなくなります。
一酸化中毒に注意する必要がある
薪ストーブをテント内で使うときは、一酸化中毒に注意する必要があります。
いくら煙突から煙が出ているといっても、一酸化炭素は出続けており、使用時の換気は必須です。
また、寝ているときは必ず消化し、使うときは一酸化炭素計測器を用意しておくことをおすすめします。
やけどや火事に注意する必要がある
薪ストーブを使用するときは、器具がとても熱くなるので、やけどや火事に注意が必要です。
特にソロキャンパー向けの薪ストーブとなると、テント自体も小さいものとなるので、近くに置いているものに引火しないように注意が必要になります。
また、調理しているときも触ると火傷の危険があるので、必ず手袋などのやけど対策をしてから調理するようにしましょう。
ソロキャンプ向け薪ストーブの選び方
サイズや収納性で選ぶ
ソロキャンプ向け薪ストーブを選ぶにあたって、まずはサイズや収納性をチェックするのが大切です。
サイズをチェックすることで、持っているテントに合わせやすくなったり、選ぶ薪ストーブに合わせてテントを選んだりできます。
また、コンパクトにできるものなど収納性が高いアイテムを選ぶと、収納スペースを取らないので、より持ち運びやすくなります。
ソロキャンプで使用するなら、よりコンパクトなもので収納できるものを選ぶのがおすすめです。
最近のアイテムなら、折りたたみができるタイプのものも発売されており、折りたたむことでバックパックに収まるサイズにできます。
さらに、詰め込みやすくなるので、ソロキャンプ以外にもツーリングにも活躍できます。
素材で選ぶ
薪ストーブの素材は、主にステンレス製、鉄製、チタン製の3つに分類されます。
それぞれの特徴によって、使いやすさが変わってくるので、自分が使いやすい薪ストーブを選びましょう。
ステンレス製
ステンレス製は、頑丈で錆びにくいところが特徴になります。
ただし、錆びにくいといっても、もらい錆びなど、条件によっては錆びやすくなるので注意しましょう。
鉄製
鉄製は、頑丈で安定性が高く、一度温まると冷めにくいところが特徴です。
反面、錆びやすく、重量が重いところがデメリットになります。
チタン製
チタン製は、頑丈で高い耐久性があり、重量も軽いところが特徴となります。
使用しやすく、長く使えることからキャンパーに愛用されやすい素材ですが、価格が高くなってしまうところがデメリットです。
移動手段で選ぶ
移動手段で選ぶことも、ソロキャンプ向け薪ストーブを選ぶにあたってチェックしておきましょう。
移動手段は徒歩なのかバイクなのか、もしくは車なのかで選べる大きさや収納性があるかなど、選び方も幅も変わってきます。
徒歩やバイクでキャンプに行かれる方は、よりコンパクトにできる折りたたみタイプがおすすめです。
前述しましたが、最近のアイテムならバックパックに収まるほどのサイズに収納可能です。
収納できることで、ほかのギアの積み込みもしやすくなります。
車でキャンプに行く方なら、車のサイズにもよりますが、大小関わらず積み込めるのでアイテムも選びやすくなります。
デザインや機能性で選ぶ
薪ストーブは、形状や扉がどのような素材でできているかなど、さまざまなアイテムがあります。
また、薪の入れやすさや2次燃焼できるものなど、機能性もアイテムによってさまざまです。
選ぶアイテムによって、暖房性能が変わってきたり、炎がゆっくり眺められたりできるので、デザインや機能性もしっかりチェックしましょう。
雰囲気を重視したい方は、扉の部分がガラスでできているタイプのものを選べば、薪が燃えている雰囲気が楽しめます。
また、2次燃焼できるタイプなら高い燃焼効率が期待できるので、暖房性能が高く、炭が残らないので後片付けも簡単です。
料理を楽しみたい方は、上部が広めに設計されているものもありますので、そちらを選ぶのもおすすめになります。
ソロキャンプ向け薪ストーブおすすめ11選
【Fbsport】
3F UL GEAR コンパクト
折りたたみできるタイプとなっており、コンパクトに収納できるところが特徴となっている薪ストーブです。
設営も各パーツを広げて入れ込むだけなので、初心者の方にも扱いやすくなっています。
また、火力や空気の量を調整できる換気口など、細部にこだわった設計が魅力的なアイテムです。
【ホンマ製作所】
ステンレス時計1型薪ストーブ(AS-60)
素材に頑丈であるステンレス製を用いており、錆びにくく高級感のある見た目が特徴となっている薪ストーブです。
ストーブの上部には、2種類の調理器具を置くこともでき、蓋を取り外すことで、26〜30cmの羽釜をセットしてご飯も炊けます。
価格も1万円台と安く手に入れられるので、初めて薪ストーブを手に入れたい方におすすめです。
【TOMOUNT】
チタン薪ストーブ(Mini TST)
素材に軽量で頑丈、加えて錆びにくいチタン製を用いて作られている薪ストーブです。
ストーブ本体の重量は、2.0kgとほかのストーブと比べても超軽量と言えるものとなっており、ソロキャンプや荷物の重量を減らしたい方におすすめです。
折りたたみ式となっているのでコンパクトに収納でき、専用の袋も付属されているので、持ち運びも便利となっています。
【TOBAU】
キャンプストーブ(tobau-campstove002)
正面が耐熱ガラスとなっており、燃えている様子が見られるところが特徴となっている薪ストーブです。
左右には料理するときに便利な棚がついており、ケトルやフライパンを置いて調理可能です。
煙突は7段階で調節できるので、テントの大きさに関わらず使用でき、撤収するときは本体にまとめて入れられるようになっています。
【BRÜCKE】
折り畳み式薪ストーブ コンパクト 超軽量
重量が4.5kgと薪ストーブの中でも軽量なタイプとなっており、専用の収納袋に入れることで、持ち運びにも困らない薪ストーブです。
本体の正面と片側の面に耐熱ガラスを使用しており、焚き火のようにゆっくり炎が見られます。
天板の上で料理できるのはもちろん、サウナ用のテントを使用すれば、テントサウナを楽しむことも可能です。
【OneTigris】
TIGER ROAR薪ストーブ
重量感のある見た目が特徴となっている薪ストーブで、頑丈で錆びにくいステンレス製を用いて作られています。
付属されている煙突は、直筒タイプと45度曲がるタイプと、90度曲がるタイプの3つから選べ、使用するシーンに合わせた使い方や設置が可能です。
また、正面のガラス窓は厚さ5mmの耐熱ガラスを使用しており、安全性が高く割れる心配もありません。
【モキ製作所】
俺のかまど(MK-6K)
名前の通り、上部の蓋を取ることで羽釜が入れられてご飯を炊ける薪ストーブです。
正面の扉は大きめのサイズとなっており、加えて天板が外せるようになっているので、大きめの薪が入れやすい仕様となっています。
また、ご飯を炊く以外にもバーベキューや焼き鳥など、さまざまな料理を作れるので、料理好きにぴったりなアイテムです。
【笑’s】
焚き火の箱G-neo(SHO-061-00)
バイクにも積み込めるほどに、コンパクトに折りたためる構造となっているところが特徴的な薪ストーブです。
正面と側面側は耐熱ガラスになっており、加えて別売りでもう片方の側面も耐熱ガラスに変えられるようになっており、正面左右から炎が楽しめます。
下部は引き出せるようになっているので、使用後の灰の片付けも簡単で、掃除などのメンテナンスもしやすくなっています。
【ogawa】
ちびストーブ(4115)
名前の通り、軽量かつコンパクトにできるところが特徴となっている薪ストーブです。
そのサイズは幅28cm、奥行40cm、重量約5.2kgとなっており、とても使いやすく持ち運びにも困らないサイズとなっています。
付属品も煙突3パーツ、火ばさみ、ロストル、収納ケースなど、1台あればすぐに使用できるアイテムです。
【DANCHEL OUTDOOR】
薪ストーブ チタン製 軽量
軽量で頑丈、加えて耐食性も持ち合わせているチタン製でできており、さらに10kg以上の重さにも耐えられる耐荷重も備えている焚き火台です。
重量は2.0kgとなっており、折りたたむことで、15インチノートパソコンほどのコンパクトな大きさにできるので、持ち運びにも困りません。
使用時は、6つある吸気口とダンパーを調整することで、空気の確保ができるので、高い燃焼効率にも期待ができます。
【Soomloom】
薪ストーブMECA 軽量コンパクト
煙突部が短く設計されている、テントの外で使用するタイプの小型薪ストーブです。
煙突部分はクッカースタンドにもなっているので、ケトルなどの調理器具が置け、さらに天板も調理台として使用できます。
側面は大きめの耐熱ガラスとなっており、ストーブ内が見やすい設計なので、美しい炎も眺めやすいアイテムです。
まとめ
ソロキャンプ向け薪ストーブは、焚き火感も楽しめ、高い暖房性能をも持っている魅力的なアイテムです。
サイズや収納性などの選び方に気をつければ、よりコンパクトで使いやすく、持ち運びも便利になります。
ぜひ、ソロキャンプにぴったりの薪ストーブを見つけて、キャンプライフを楽しんでくださいね。
ソロキャンプ 薪ストーブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方