昨今のソロキャンブームに乗っかりソロキャンプを始めた、始めてみたい!という方は多いかと思います。
その中でも特にロマン溢れるのは冬キャンだと思います。しかし、冬キャンは一歩間違えれば極寒、楽しむこともできないまま終わってしまうこともおおいにあります。
そこで今回は、冬キャン愛好家の私からおすすめできる冬用テント8選を「安い」「軽量」「コスパ」の3点にフォーカスしながらご紹介いたします。
目次
- 1 【ソロキャンプ】冬用テントの特徴
- 2 【ソロキャンプ】冬用テントのメリット・デメリット
- 3 ソロキャンプに適した冬用テントの選び方
- 4 ソロキャンプに適した冬用テントおすすめ8選
- 4.1 【BUNDOK(バンドック)】ソロベース BDK-79TC パップテント軍幕
- 4.2 【BUNDOK(バンドック)】ソロ ティピー 1 TC BDK-75T
- 4.3 【mont-bell(モンベル)】 ステラリッジテント2 #1122649
- 4.4 【Naturehike(ネイチャーハイク)】 Cycling Backpack Tent NH18A095-D
- 4.5 【DOD】ショウネンテントT1-602-TN
- 4.6 【coleman(コールマン)】ツーリングドームST 170T16400J
- 4.7 【tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)】サーカスTC
- 4.8 【snow-peak(スノーピーク)】アメニティドームS SDE-002RH
- 5 まとめ
【ソロキャンプ】冬用テントの特徴
まずは冬用テントの特徴をご紹介いたします。
テントには主に、冬以外に使用する3シーズンテントと冬のみに対応した1シーズンテントの2種類があり、それぞれは通気性が大きな違いとしてなっています。
冬用テントは風を通しずらいように丈夫な生地で作られているので、外気の影響を受けづらくなっています。
また、テントと地面の隙間を埋める裾(スカート)と呼ばれる部分も夏用テントより長くなっており、下からの風が入りづらい形で作られています。
【ソロキャンプ】冬用テントのメリット・デメリット
メリット
ポイント
熱を逃がさない
安定感がある
冬キャンプで最も大事なことは外気に影響されずテントの中が温かくなることです。
その点を考えると生地が丈夫に作られており、外気に影響されないことから、人が中に入り動いた際に発生した熱も外に逃がさずテントの中を温かく保ってくれます。
また、ポリコットン(ポリエステル+コットン)で作られていることが多く、コットンが配合されている関係上、ポリエステルやナイロンで作られている3シーズンテントでより設営後の安定感があります。
デメリット
ポイント
乾燥性の悪さ
設営の難しさ
外気の影響を受けずらいようポリコットンなど丈夫な素材で作られている関係上、雨や朝露でテントが濡れた際に乾かすのが3シーズンテントと比べ時間がかかってしまいます。
中まで浸みづらく作られてはいますが、タオルなどで拭く程度では難しく1日干しておく必要があります。
そして、丈夫な素材ということは重いということにもつながります。
小さいテントやワンポールであれば問題なく設営はできるかと思いますが、2ポールテントやバイクが収納できる大きめのテントは慣れるまで設営に手間がかかってきます。
ソロキャンプに適した冬用テントの選び方
前段でお話しした内容を踏まえここからはソロキャンプに適した冬用テントの選び方を「保温性」「素材」「サイズ」の3点でお伝え致します。
保温性
冬キャンプ用テントでもっとも重要なポイントはテントの保温性と通気性です。
テント内でストーブを使用する場合、保温性が高すぎるテントだと熱が幕内にこもりすぎてしまい脱水症状や一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
テント内でストーブを使用するのであればベンチレーション(通気口)が大きいものを選び、寝袋や重ね着中心の場合は裾までしっかりと覆われたものを選ぶと良いです。
素材
次に大事なポイントがポリエステル・ナイロン・コットン・ポリコットンといったテントの素材となります。
資金に余裕のある方は冬登山などでも使われるナイロン素材のもの、余裕はないけれど焚火やテント内でストーブを使用したい方はポリコットンをおすすめします。
両者ともに燃えづらい素材となっており、多少の火の粉では穴が開いたりはしませんので、寒さのあまり焚火などを近くで炊いてしまってもテントを傷つける心配がないため安心です。
サイズ
そして最後のポイントはテントのサイズです。
ソロでキャンプに行く方は自転車・バイク・車など様々な手段で行くかと思います。
自転車であれば、最も軽量なナイロン生地のもの、バイクであれば多少重量はあってもサイズは自転車と同じくらいのもの、車であれば積載の際のサイズは気にしなくて良いですが、実際一人で建てる際に重労働とならないサイズ(ワンポール等)がおすすめです。
ソロキャンプに適した冬用テントおすすめ8選
【BUNDOK(バンドック)】
ソロベース BDK-79TC パップテント軍幕
どの世代にも一番人気の軍幕型テントです。
素材も燃えにくいポリコットンで出来ており、設営も2本のポールを立てテントの四隅を直接地面にペグダウンするだけの新設設計です。
そして何より注目すべき点はお値段で、他のテントと比べてもお手頃価格で初めてのソロ用テントとしては魅力的な商品です。
【BUNDOK(バンドック)】
ソロ ティピー 1 TC BDK-75T
軍幕テントと同シリーズのティピーテント(ワンポールテント)です。
素材はソロベース同様ポリコットンとなっており、火の粉で大きな穴が開く心配もないのでテント内でも薪ストーブで暖を取ることが可能です。
また、こちらは裾(スカート)もついていますのでより保温性に優れています。
金額についてもソロベース同様かなりお手頃価格となっています。
【mont-bell(モンベル)】
ステラリッジテント2 #1122649
登山用テントとして作られた、モンベルの中でもスタンダートモデルのテントです。
注目すべき点は、なんといっても携帯性と重量です。
テントの総重量は約1.5kgとなっており、他のテントの約半分以下となっています。
サイズもかなり小さく、自転車キャンプの場合荷台はもちろん大きめのリュックであればリュック中にも収納が可能となっています。
【Naturehike(ネイチャーハイク)】
Cycling Backpack Tent NH18A095-D
このテントは何より他の商品と比べてまずは価格がかなりのお手頃価格となっています。
そしてその値段からは想像できないクオリティと機能性と軽量性を兼ね備えています。
耐水圧が2,000~4,000mmと雨にも強い素材で作られているので、連泊でのソロキャンプで途中で雨が降った場合でも心配なく使用することができます。
【DOD】
ショウネンテントT1-602-TN
ショウネンテント公式HPに「身軽な装備でフットワーク軽くソロキャンプを楽しむ、少年の心を忘れないあなたに」とあるように、軽量かつ心を揺さぶる作りとなっています。
設営が簡単なワンポールで、1m×2mの広めの前室がついていますので、他のテントはロースタイルになりがちですが、本テントはハイチェアを使用することが可能でより大きくくつろぐくことが可能です。
【coleman(コールマン)】
ツーリングドームST 170T16400J
本テントは大手コールマン社によって作成された初心者にも安心のテントで、お手頃価格、コスパ最高の商品です。
設営は背面だけ「ポールポケット式」を採用しているので、通常のテントより設営時にポールが外れにくく一人でも簡単に設営が可能です。
しかし多少重量感があるので、名前にもある通りバイクキャンプに向いているテントとなっています。
【tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)】
サーカスTC
不燃性のポリコットンで出来ているのでバンドックのソロティピー同様、薪ストーブを利用する方向けのテントです。
出入口が2か所あるテントの構造上、どちらか1か所を利用して煙突を突き出すことができるので換気性とデザイン性が一押しの商品です。
また、設営もワンポールで完結できるので、ソロキャンプでもなれれば物の数分で設営が可能です。
【snow-peak(スノーピーク)】
アメニティドームS SDE-002RH
私も愛用しているテントです。
キャンプ業界で最もメジャーで高級感のあるブランドのテントでありながら、お手頃な価格で購入可能です。
ソロ用テントには珍しく広めの前室を設けることができ、他の商品に比べると比較的広めの空間なので、荷物の置き場にも困らずゆったりとくつろぐことができます。
まとめ
ソロキャンプを始めた方であれば、必ず誰しもが憧れる冬のソロキャンプを120%楽しむには寒さ対策は絶対です。
本日ご紹介いたしました各テントは基本的には冬まで使えるものとなっています。デザインやスタイルに合わせてお好みのテントを見つけてみて下さい。
冬用のテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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