アウトドアで料理する際に必須アイテムであるクッカーのご紹介です。
シングルバーナーで火をかけて使用する鍋セットの事で、携行性が良くソロキャンプにて重宝します。
野外で楽しむのはバーベキューだけではありません。
鍋、フライパン、小鍋と重ねてセットで持ち運べるようになっているので鍋料理を楽しむもよし、米を炊くのもよし、炒め物、湯沸かし、家と変わらず何でも料理出来ます。
初心者から上級者まで選んで頂けるコスパ最強のクッカーをおすすめします。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
- 1 ソロキャンプの鍋料理に適したクッカーの選び方
- 2 ソロキャンプの鍋料理クッカーおすすめ10選
- 2.1 【キャプテンスタッグ】アルミソロクッカーセットS(UH-4106)
- 2.2 【コールマン】パックアウェイ ソロクッカーセット(2000012957)
- 2.3 【イワタニプリムス】ライレックトレックケトル&パン(P-731722)
- 2.4 【DUG/ダグ】BANQUET-1 ブラックアルミクッカー(DG-0204)
- 2.5 【ロゴス】ツーリングクッカーセット(81280300)
- 2.6 【トランギア】メスティン(TR-210)
- 2.7 【スノーピーク】パーソナルクッカーNo3(CS-073)
- 2.8 【スノーピーク】パーソナルクッカーセット(SCS-020T)
- 2.9 【スノーピーク】クッカーソロセット 極 チタン(SCS-004TR)
- 2.10 【ベルモント】チタンスタッキングクッカー650FC(BM-271)
- 2.11 まとめ
ソロキャンプの鍋料理に適したクッカーの選び方
形状?用途は?
クッカーの種類は非常に多く迷うため、それぞれの特徴やソロキャンプに向いているポイントを押さえましょう。
後ほど改めて説明しますが、ソロキャンプでは登山用の小型のクッカーを選びましょう。
登山用小型クッカーの中にも大きく分けて二種類、深型と浅型があります。
浅型のクッカーは面積があるのでフライパン的な使い方がメインで炒め物などに向いていますが、直径が大きくコンパクトさに欠けます。
深型のクッカーが一番コンパクトでソロキャンプ向きと言えます。
携行性は?コンパクトに持ち運べるか?
一人で持ち運べる荷物の中に、全てのギアを揃える必要があるソロキャンプの性質上、荷物は少なくコンパクトにまとめます。
逆に断捨離的なこの道具の選び方も楽しいのがソロキャンプの魅力でもあります。
ファミリーキャンプやバーベキュー向けの通常クッカーは、大型でそもそも携行性を重視されていないためソロキャンプには向きません。
コンパクトにまとめてバックパックに入るサイズ感が重要で、先ほど上で書いたように登山用小型クッカーの深型が最も適しています。
深型クッカーは複数の鍋を重ねてコンパクトにまとめる事が出来る上に、小型バーナーを入れてハードケース代わりにするなど汎用性も高く最適です。
金属の材質は?
クッカー選びで材質は非常に重要です。
それぞれにメリット、デメリットがあるので理解して選びましょう。
主な材質は『アルミ』『ステンレス』『チタン』の三種類です。
アルミ
安くて軽いアルミ。
熱伝導率が高く調理や湯沸かしが早い反面、他のクッカーに比べると薄く、焦げやすく耐久性が低いのがデメリットです。
ステンレス
丈夫で錆びにくく、耐久性に優れています。
多少落としてもへこんだりしません。
熱伝導率が低く、保温に優れているので弱火での余熱調理に向いてます。
他種より重いデメリットがありますが、逆に鍋が安定しやすく安全です。
チタン
非常に軽量かつ強度がありますが高価です。
保温性も高く、様々な使い方が出来ます。
錆びにくく最も耐久性はありますが熱伝導率は低く、強火で当て続けると部分的に焦げたり焼き加減にムラが出るのがデメリットです。
表面処理や加工を理解しよう
クッカーは焦げやすかったり、耐久性が弱かったりとデメリットが多いため、表面化工をする事で補っています。
加工の名称と意味を知っておきましょう。
ハードアノダイズド加工
アルマイト加工とも呼ばれ、クッカーの外側に皮膜を張り、耐摩耗性や耐腐食性をアップさせる役割です。
ノンスティック加工
クッカーの内側で調理する面に施されます。
フッ素加工と同様、耐久性が上がり焦げ付き防止になります。
ソロキャンプの鍋料理クッカーおすすめ10選
【キャプテンスタッグ】
アルミソロクッカーセットS(UH-4106)
まずは入門編のキャプテンスタッグ。
お手頃な値段ですが、初心者~上級者でも安心の性能です。
最初の一個目にいかがでしょうか。
湯沸かしと、簡単な調理でしたら2鍋のセットで十分です。
アルミ製ですがハードアノダイズド加工が施してあり、耐久性もGOOD。
メモリがあるので調理しやすいのと、一個上のMサイズを購入すればSサイズを中に収納しセット内容を増やす事も可能です。
【コールマン】
パックアウェイ ソロクッカーセット(2000012957)
お馴染みコールマンから。
ソロクッカーと言えばコレと言う代表格だと思います。
こちらもアルミ製ですが、外側にはハードアノダイズド加工、内側は焦げつきや汚れを防ぐノンスティック加工、鍋の裏には滑り止め加工が施されています。
収納時に中に小型のシングルバーナーも入ります。
お米が炊けますし、炒め物もストレスなく調理出来ます。
【イワタニプリムス】
ライレックトレックケトル&パン(P-731722)
プリムスのクッカーですが、こちらも他社同様、外側ハードアノダイズ加工、内側ノンスティック加工が施されています。
蓋がフライパンとして使用できるのが特徴的です。
同じ性能と値段域のアイテムが並ぶ場合は好きなメーカーで選んで頂いてOKです。
同社から発売されているガスOD缶の250サイズとバーナーが収納できる設計になっているので、プリムス好きの方は全てプリムスで揃えると良いかと思います。
【DUG/ダグ】
BANQUET-1 ブラックアルミクッカー(DG-0204)
こちらダグのクッカーはコスパが高くおすすめです。
素材の加工内容や値段域も他社と同じで、2鍋×2フライパンのセット内容である所が特徴です。
鍋2つに付いている蓋がそのままフライパンになります。
4つ分ですので少々他よりも大きく嵩張りますが、ソロキャンプでも車で移動できる場合や、料理の種類に力を入れたい場合は、このような選択肢もあります。
【ロゴス】
ツーリングクッカーセット(81280300)
ロゴスのお手頃ステンレス製ソロクッカーセット。
大小の鍋にフライパン、小皿、マグカップの5点セットです。
アルミ素材クッカーの表面加工が苦手な人はステンレスをおすすめします。
総重量500gとアルミと比べると多少重いですが、耐久性と保温性は格段にアップします。
ただ強火を当て続けると変形したり焦げたりするので注意です。
【トランギア】
メスティン(TR-210)
忘れてはいけないのが最もシンプルなクッカーであるアルミ製の飯ごうメスティンです。
アルミですので熱が全体的に行き渡るため、ごはんを美味しく炊く事が出来ます。
また近年、その性能を活かした『メスティン料理』が流行しており、蒸したり焼いたりとこれ一つで何でも出来ます。
お手頃価格ですし、あれこれ持ちたくない方におすすめです。
【スノーピーク】
パーソナルクッカーNo3(CS-073)
ソロキャンプには深型をおすすめしてきましたが、浅型の方が好みの方はこちらです。
スノーピーク製ですがステンレスなのでお手頃価格で、鍋2つにフライパンとお皿、レードルやターナーもついておりが全て揃っています。
途中で人が増える事の想定や、長期滞在時など、幅広い状況に対応するならコンパクトさ重視よりも、このような選択肢があって良いかもしれません。
【スノーピーク】
パーソナルクッカーセット(SCS-020T)
上記のステンレスセットのチタンバージョンです。
内容は少し変わり、鍋クッカー2つと蓋フライパン2つで構成されています。
浅型のセットを持って行きたい時にどうしてもステンレスで重さがネックになる場合はチタン一択です。
チタンで深型の場合、強火に弱く熱も伝わりにくいので煮込みには不向きですが、浅型ですとそのデメリットを解消できます。
【スノーピーク】
クッカーソロセット 極 チタン(SCS-004TR)
縦長の鍋クッカーです。
縦長ですと嵩張りそうなイメージですが、意外と無駄なスペースを作らずスッポリとバックパックに入るため問題ありません。
収納時に他の深型クッカーやガス缶、カップ麺などを中に収める事が出来ます。
チタン製ならではの驚異の195gですが、軽さと強さを両立しています。
キャンプだけでなく軽さを活かしたトレッキングにもおすすめです。
【ベルモント】
チタンスタッキングクッカー650FC(BM-271)
ソロクッカーとチタンで調べれば必ずヒットしてくる大人気アイテムです。
軽くて強いは当たり前、そしてチタンなのにお手頃価格なんです。
こちらのベルモントのクッカーは、チタンの弱みである焦げ付きを低減させるために『フッ素加工』を施してあります。
蓋のフライパンを使えば野外では難しいチャーハンや卵焼きも可能。
家庭用のクォリティで調理が出来ます。
まとめ
それぞれの特徴を理解して自分に合ったアイテムを見つけましょう。
お手頃なアルミで揃えて、不足を感じた場合のみチタンにランクアップするか。
万能なステンレスで揃えるか、色んな探し方があります。
焚火をしながら日常を忘れて、好きな料理を好きなだけ。
週末はソロキャンプを楽しみましょう。
ソロキャンプの鍋料理クッカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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