小型ながらも高い暖房効果を持っており、調理するときの熱源としても活躍できるソロキャンプ向けペレットストーブ。
薪や灯油を燃料としたストーブと比べても、煙や灰が少なく環境にやさしいと言われる暖房器具です。
しかし、ソロキャンプ向けペレットストーブと聞いても、まだまだ馴染みがない方ばかりで、その良さを知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ソロキャンプ向けペレットストーブおすすめ10選をご紹介します。
メリットやデメリット、選び方まで紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
- 1 ソロキャンプ向けペレットストーブを使うメリット
- 2 ソロキャンプ向けペレットストーブを使うデメリット
- 3 ソロキャンプ向けペレットストーブの選び方
- 4 ソロキャンプ向けペレットストーブおすすめ10選
- 4.1 【ユニフレーム】UFペレットストーブ(689059)
- 4.2 【コニファーコーン】フォールディングストーブ パイロマスター2
- 4.3 【ミミモト】ペレット クック ストーブ(9400-000-0000)
- 4.4 【VICTORY CAMP】POKET DD ネイチャーストーブ
- 4.5 【VICTORY CAMP】TAIGA ストーブ ステンレス
- 4.6 【windhike】3F UL GEAR ミラーストーブ
- 4.7 【Lixada】ステンレススチールロケットストーブ
- 4.8 【PTYGRACE】ペレットグリルヒーターKIRIN コンパクト 持ち運びしやすい
- 4.9 【Mt.SUMI】LOCOMO(OG1812C112)
- 4.10 【windhike】3F UL GEAR ペレットストーブ
- 5 まとめ
ソロキャンプ向けペレットストーブを使うメリット
体の芯まで温めてくれる
赤外線効果で体の芯まで暖めてくれる特徴を持っているペレットストーブですが、ソロキャンプ向けであっても同じ効果が得られます。
ペレットストーブは火を点けてからゆっくり周りを暖めることで、体を冷やさないようになっています。
1度温まると消化したあとも暖かさが持続してくれるので、テント内で使用するとしばらく暖かさが続くこともメリットです。
煙やニオイが少ない
ソロキャンプ向けペレットストーブを使う上で、煙やニオイが少ないところもメリットです。
煙が出ると言っても着火時に少しでる程度で、炎が安定してくると煙はほとんど出ず、煙が少ないことでニオイも少なくなっています。
さらに、薪や灯油と比べても二酸化炭素の排出量も少ないと言われており、地球温暖化防止にもなります。
燃料が安く、燃費も良い
ペレットストーブの燃料で使用するペレットの価格は、およそ20kgで1,000円ほどです。
対して薪の場合は5kgで1,000円ほどとなるので、約4倍ほど価格が高くなります。
また、消費量も1時間で約1〜1.5kgほどなので、薪と比べても燃料が安く燃費が良いアイテムと言えます。
燃料の持ち運びしやすい
ペレットは粉末状にした木くずを圧縮して作り出された燃料なので、重量が軽く持ち運びしやすい特徴も持っています。
薪や灯油ストーブと比べても圧倒的に燃料が軽くなるので、女性や子どもでも簡単に持ち運び可能です。
また、ほかの燃料と比べてもかさばらないため、積載にも気を使わないところもメリットになります。
料理にも利用できる
ペレットストーブを使用するとき、天板などに調理器具を置いて料理できる製品もあります。
アイテムの中には耐荷重がしっかりしているものもあるので、スキレットやダッチオーブンなど重量のある調理器具を置くことも可能です。
また、アイテムによってはオーブンが付いているものもあるので、パンやピザなどのオーブン料理も楽しめます。
ソロキャンプ向けペレットストーブを使うデメリット
暖かくなるまでに時間がかかる
1度暖まると暖かさが持続するペレットストーブですが、暖まるまでに時間がかかるところがデメリットです。
他の暖房器具は、すぐに暖かさを感じられますが、ペレットストーブはペレットが燃えるまでに時間がかかるため、どうしても時間を要してしまいます。
また、ファンが付いていないアイテムばかりなので、テント内に暖かい空気がいき届きにくいものとなっています。
定期的なメンテナンスが必要
煙やニオイが少なく、二酸化炭素が少なくて済むペレットストーブですが、燃えかすや灰などの汚れは切り離せません。
汚れをそのままにしておくと燃焼効率や暖房効果が下がったり、劣化の原因になったりする可能性が出てきます。
そのため、使用後や保管する前などの定期的なメンテナンスが必要となるので、手間に感じてしまいます。
燃料保存に気を使う
ペレットストーブの燃料は、ペレットと呼ばれる木くずを使用して作られているので、湿気に弱く保存に気を使います。
薪なら少しの湿気程度なら大丈夫ですが、ペレットとなると一つ一つが小さいので少しの湿気で火が点きにくくなります。
最悪の場合、火を点けようとしても火が点かないことにもなりかねませんので、密封できる容器などに保存するようにしましょう。
一酸化炭素中毒の危険性がある
ペレットストーブは、火を扱うアイテムとなっているので一酸化炭素中毒の危険性があります。
外で使用する場合の危険性はありませんが、テントの中で使用するときは注意する必要があります。
そのため、テントの中で使用するときは煙突が付いているものを選び、また一酸化炭素計測器は必ず使うようにしましょう。
ソロキャンプ向けペレットストーブの選び方
テントの中と外のどちらで使うかで選ぶ
ソロキャンプ向けペレットストーブは、テントの中で使えるアイテムと外のみでしか使えないアイテムがあります。
前述したようにペレットストーブを使用するときは、一酸化炭素中毒になる危険性があるので、使用方法に気をつけなければなりません。
そのため、テントの中で使用するときは煙突が付いているアイテムを選ぶ必要があります。
もちろん煙突が付いているものであれば外でも使用できるので、どこで使うか迷われているなら、煙突付きのものを選ぶのがおすすめです。
ただし、煙突が付いているからといって一酸化炭素中毒の危険性がないわけではありませんので、必ず一酸化炭素計測器も使用するようにしましょう。
ペレット以外の燃料も使用するかで選ぶ
ソロキャンプ用のペレットストーブは、燃料であるペレット以外の燃料も使用できるアイテムもあります。
例えば、薪が使用できるアイテムなら、高い火力が期待できる薪ストーブにすることも可能です。
また、小枝などが入れられるものなら、小さい火を見て楽しむこともできます。
さらに、キャンプに行ったときに燃料であるペレットを忘れてしまっても、現地で小枝を調達できたり、薪を購入できたりします。
ペレットはキャンプ場に売っていないことが多いので、こういった汎用性があるところもペレット以外の燃料が使えるアイテムのメリットです。
調理できるかで選ぶ
ペレットストーブは、調理器具を置いて料理ができるアイテムもあり、キャンプで料理を楽しむ方は調理ができる方で選ぶことも重要です。
天板に置けるタイプなら調理器具が安定しやすく、天板が広いタイプなら複数の器具を置けるので、同時調理も可能です。
また、耐荷重が高いものならスキレットやダッチオーブンなど、本格的な調理が可能となるので、耐荷重も必ずチェックしましょう。
煙突部分に置けるタイプなら、お湯を沸かしたり簡単な調理をしたりすることは可能なので、そこまで料理にこだわらない方におすすめです。
どういった調理をしたいかで選ぶ基準は変わってくるかと思いますので、使用用途で選ぶようにしましょう。
二次燃焼できるかで選ぶ
ソロキャンプ向けペレットストーブを選ぶにあたって、二次燃焼できるかで選ぶことも大切です。
二次燃焼とは、一次燃焼で残った可燃性のガスである煙に、ストーブ内で温められた空気を送り込んで再び燃焼させることを言います。
二次燃焼が起こることで燃焼効率が高くなり、加えて煙が少なくなるので煙たさが減り、周囲への煙の影響もなくなります。
煙が少ない特徴を持っているペレットストーブなら、さらに燃焼効率や煙の影響も減らすことが可能です。
そのため、なるべく煙の影響を受けたくない方は、二次燃焼が可能となったアイテムを選ぶのがおすすめです。
ソロキャンプ向けペレットストーブおすすめ10選
【ユニフレーム】
UFペレットストーブ(689059)
煙突と脚を取り付けて使用するタイプのペレットストーブで、シンプルで使いやすい特徴を持っています。
煙突と脚は分解して本体の中に収納でき、まとめて別売りのUFギアバック50に入れることで、持ち運びも簡単です。
ペレットを入れるタンクの容量は1.8リットルとなっており、満タンで約2時間燃焼できるので、燃料補給する手間も少ない仕様となっています。
【コニファーコーン】
フォールディングストーブ パイロマスター2
折りたたみが可能となっているペレットストーブで、小型でコンパクトにできるところが特徴となっています。
小型ではありますが、二次燃焼が可能となっているので、高い燃焼効率と煙の軽減に期待ができます。
また、耐荷重も高くなっており、スキレット程度なら置くことが可能なので、簡単な調理もできるアイテムです。
【ミミモト】
ペレット クック ストーブ(9400-000-0000)
燃料がペレット以外の炭や薪なども使用できる、ソロキャンプ用のペレットストーブです。
内蔵バッテリーで動く送風ファンを搭載しており、動かすことで二次燃焼が作り出せるようになっています。
天板は五徳のような形をしており、やかんや調理器具を置いてお湯を沸かしたり、調理を楽しむことも可能です。
【VICTORY CAMP】
POKET DD ネイチャーストーブ
側面のガラス部分にクマの模様があるところと、小型でコンパクトなところが特徴となっているソロキャンプ向けペレットストーブです。
使用時のサイズは、14.5×16.5×17(cm)と、とてもコンパクトなサイズとなっており、設計もしっかりしているので安定性もあります。
専用ケースも付いており、大きいお弁当サイズに収納できるので、ソロキャンプの方におすすめできるアイテムです。
【VICTORY CAMP】
TAIGA ストーブ ステンレス
側面のガラス部分に山のようなデザインが施してあり、中で火が燃焼することで山から出てきた朝日のような見せ方をしてくれるペレットストーブです。
別売りの「ペレットキット」と接続することで、ペレットを入れて使用でき、火力調整も可能です。
机にも置けるよう設計されているので、机に置いて火を眺めたり、煙突と天板を取ることで、バーベキューもできたりするマルチなアイテムです。
【windhike】
3F UL GEAR ミラーストーブ
薪ストーブとして使用する以外に、ペレット対応の燃料タンクを使用することで、ペレットストーブとしても使用できるアイテムです。
側面がガラス窓となっているので、暖かさを感じるとともに火を眺めて楽しめます。
吸気口で空気を調整できるので、暖かさが欲しいなど用途に合わせて火力を自由に調整できるところもおすすめポイントです。
【Lixada】
ステンレススチールロケットストーブ
使用時のサイズが、約29.5×11.5×25(cm)と小型サイズとなっており、どんなところであっても使いやすいペレットストーブです。
加えて、コンパクトサイズに折りたたみできるので、持ち運びが手間になりません。
また、すべてステンレスで作られたアイテムなので、耐久性や安定性が高く、使用するときの安心感もあります。
【PTYGRACE】
ペレットグリルヒーターKIRIN コンパクト 持ち運びしやすい
ペレットグリルヒーターKIRINの最大の特徴は、見た目がまるでキリンのようになっているところです。
後方の部分にペレットを入れて、前方から煙が出るシンプルな作りとなっており、天板は最大500℃に達する力強さも持っています。
天板は2段式となっており、調理器具を置いたり、保温できたりできるので、料理を楽しみたい方にもおすすめのアイテムです。
【Mt.SUMI】
LOCOMO(OG1812C112)
コンパクトでありながら、二次燃焼が可能となったペレットストーブで、高い燃焼効率が期待できます。
天板が丸と四角に開けるので、スキレットや丸いフライパンなどの調理器具を置けるところも良いポイントです。
天板横には食器やコップなどを置ける台も付いているので、1台で調理もでき、テーブルとしても使用できるマルチなアイテムです。
【windhike】
3F UL GEAR ペレットストーブ
ペレット用の燃料タンクを取り付けたり外したりすることで、ペレットストーブと薪ストーブの2つの燃料が使える兼用ストーブです。
天板に小型のやかんやフライパンなど置けるので、お湯を沸かしたり料理を作ったりが簡単にできます。
さらにストーブの下にアルミホイルや薄手のフライパンを置くことで、ピザや食パンなども焼けるので、料理を楽しみたい方にぴったりなアイテムです。
まとめ
ソロキャンプ向けペレットストーブは、小型でありながら高い暖房効果が期待でき、調理もできる優れものです。
また、環境にもやさしく、燃料代も安いので気兼ねなく使えるアイテムです。
気になっている方は、ぜひ一度使ってみてその良さを体験してくださいね。
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