バーベキューコンロ、あるいはバーベキューグリルと聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
バーベキューコンロはキャンプギアの中でも特に形状やサイズなど様々で、個性が出やすいギアのひとつでもあります。
またソロキャンプ用のコンロやグリルの場合は、ファミリーサイズのコンロやグリルと選び方のポイントが少し異なります。
今回はソロキャンプに適したグリル・バーベキューコンロの選び方を含め、おすすめの10選をご紹介いたします。
目次
ソロキャンプでグリルやバーベキューコンロを使うメリット・デメリット
メリット
キャンプの楽しみ方として上位に上がるのが焚き火時間や調理の時間です。
直接火の温もりを感じたり、あるいは炭火の遠赤外線調理など自宅ではなかなか味わえない非日常的な楽しみ方をキャンプでは味わうことができますよね。
それらを楽しむためにはいずれもバーベキューコンロが必要不可欠です。
中には直火OKのキャンプ場もありますが多くのキャンプ場では直火は禁止とされており、グリルや焚き火台を使用のもと火を楽しむこととなっています。
環境に配慮しつつ手軽に焚き火や調理を楽しめるのはグリル・コンロの大きなメリットです。
デメリット
キャンプ用のバーベキューグリルやコンロで調理をしたことがない人にとっては自宅での調理と異なり不便と感じる方もいます。
中にはガス式の簡単に火力を調節できるものもありますが、炭火で調理を楽しみたい方は特にコツを掴むまで火を起こすのが大変だと感じる場合があります。
自分で火を育てるのはキャンプの楽しさのひとつでもありますが、サクッと火を起こしたい方にとってそれらの作業はデメリットと感じるかもしれません。
ソロキャンプに適したグリル・バーベキューコンロの選び方
サイズ
ファミリー用のグリル・コンロ選びと大きく異なるポイントがそのサイズです。
ソロキャンプで使用するグリルの場合はそれほど大きなサイズを必要としません。
食材を焼く際、広いスペースにたくさんの食材を並べてもそう食べきれませんし、何より食材を焦がしてしまうなど管理が大変な面も挙げられます。
目安としてはステーキが1枚程度焼けるスペース、あるいはフライパンで1つ調理できるほどのサイズがあれば十分といえます。
収納性
使用時のサイズとは別に、収納時のサイズ感も非常に重要です。
ソロキャンプ用のグリル・コンロは折りたたんだりパーツを分解して収納することで非常にコンパクトに収まるものが多いです。
パーツを分解できるタイプは特にコンパクトになりやすいですが、その反面折りたたみ式のグリルと比べて組み立てが面倒というデメリットもあります。
収納性を考える場合はコンテナボックスやザックなど自分がグリルをどのように収納するのか考えながら選ばれると良いでしょう。
使いやすさ
使いやすさと聞くと漠然としたイメージですが、実際に調理のシーンを思い浮かべてみましょう。
まず火を起こす際には風の影響を大きく受けます。薪や炭を置く周囲は風防となるパネルなどで囲われているグリルの方がより簡単に火を起こすことができます。
また焚き火を楽しむ際には火が綺麗に見えるグリルがおすすめです。
ほとんど火が隠れてしまうような形状のコンロだと少し味気ないですよね。
調理や焚き火など自分が何を重視してキャンプを楽しみたいか意識しながら、使いやすさ考えて選ばれるのがおすすめです。
ソロキャンプ用グリル&バーベキューコンロおすすめ10選
【バンドック】
焚き火グリル(BD-404)
コスパ優秀なバンドックより販売されているソロキャンプ用グリルです。
サイズは20cm×26cm×18cmと非常にコンパクトで収納性もバッチリです。
また薪受けにはアームが付属しており、多少大きめの薪を入れても薪を落とさず支えてくれます。
他のソロキャンプ用グリルと比較しても非常にリーズナブルなため初心者におすすめのグリルです。
【笑’s】
B-6君(SHO-0004)
人気アニメゆるキャンでも登場した人気のソロキャンプ用グリルです。
お賽銭箱のようなどっしりと安定感のあるフォルムをしていますが、その名の通り折りたたむことで薄型B6サイズに収納することができます。
サイドの鉄板はメーカー名の笑’sがユニークにパンチングされており、火元に程よく風を取り込んでくれます。
【キャプテンスタッグ】
スマートグリル(UG-43)
形状は先ほど紹介したバンドックのグリルに似たものですが、こちらは薪や炭などの燃料のサイズによって炭受けの高さを3段階調節することができます。
炭や薪だけでなく炭受けにアルコールランプなどを置くことでしっかり火元の風を避けながら調理できそうですね。
こちらはB6サイズですが一回り大きいB5サイズも販売されています。
【キャプテンスタッグ】
V型卓上グリル(UG-78)
テーブルの上にも置けるようなサイズ感でソロキャンプ用グリルの中でも特にコンパクトなグリルです。
本体をパカっと広げるがけで完成するため準備も簡単で、片付けも非常にスムーズです。
持ち手が付属しているためバッグのように持ち運ぶことも可能です。
オプションパーツも多彩でカラーバリエーションも豊富なため個性を演出しやすい点もおすすめです。
【キャプテンスタッグ】
V型スマートグリル(UG-48)
先ほどご紹介したV型卓上グリルよりも少し大きくより無骨な印象のグリルです。
本体の半分ほどのサイズの五徳が付属しており位置を自由に変えられるため薪や炭を継ぎ足しながらスムーズな調理が可能です。
収納時は薄くたたんで付属のバッグに収納できるためツーリングなどにもおすすめです。
【カクセー】
SOLA フォールディンググラウンドグリル(PP-05)
七輪のような丸みを帯びた円柱形が可愛らしいグリルで、熱効率も抜群です。
一見大きそうにも見えますが、本体は3分の1程度の大きさにまとめることができます。
また脚が付属しているため熱された炭床が直接地面に接することがないためテーブルの上でも使用できます。
【ユニフレーム】
ファイアグリルsolo(683095)
初心者からベテランまで多くのキャンパーに利用されているユニフレームのファイアグリルですが、その機能はそのままにサイズだけソロキャンパーが使いやすく改良されたグリルです。
薪床が平たいので火の管理がしやすく、また四方が隙間の空いたパネルで囲われているため燃焼効率にも優れたグリルです。
【ユニフレーム】
ユニセラTG-Ⅲ
ユニフレームらしいスタイリッシュな見た目が印象的なV型卓上バーベキューグリルです。
V型の底部から空気を取り込むことで熱効率を上げ、また両サイドのセラミックパネルが熱せられることで遠赤外線効果を効率よく伝えます。
サイドから灰受けを出し入れできるため、着火剤を乗せて差し込むだけで簡単に着火できます。
本体は折りたたむことで薄型A4サイズに収納できます。
【コールマン】
ファイアーディスクソロ(2000037404)
シンプルな形状のグリルですがこちらもユニフレームのファイアグリル同様に、本家の人気商品をそのままソロサイズに改良した商品です。
3秒で簡単に設営・撤収できるのが特徴で手間がかからない上、耐荷重は約25kgと大変タフな作りになっています。
大きめの薪でも問題なくのせることができそうですね。
【DOD】
秘密のグリルちゃん(Q1-506)
ポケットに入れて持ち運べるほどの超コンパクトなグリルです。
薄型コンパクトにまとめられるソロキャンプ用グリルが多い中、こちらのグリルは長方形型の収納袋に水筒ほどのサイズでまとめることができます。
特殊な耐熱メッシュの網に薪や炭を乗せて使用します。
焼き網は1本ずつ取り外しが可能なため丸洗いができて清潔に保てる点も嬉しいですね。
まとめ
見た目は小さくて可愛い印象のソロキャンプ用グリルですが、その実力は底知れず素敵なソロキャンプ時間に大きな活躍を見せてくれます。
愛着のわく相棒を見つけて一緒にソロキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ソロキャンプのグリル&バーベキューコンロの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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