ソロキャンプは誰に気をつかうことなく、自分自身だけのスタイルで自由に実現できるのが魅力的なところです。
その中でも、ソロキャンプ用のテントといえば、どんなスタイルでキャンプするかによって変わってきたり、テントの種類によっても自分の好みも重要視したりします。
テントの種類だと、ソロキャンプで一番人気なのが「ドーム型テント」です。
今回は、「ドーム型テント」の特徴について紹介していきます。
目次
- 1 ドーム型テントとは
- 2 ソロキャンプでドーム型テントを使うメリット・デメリット
- 3 ソロキャンプに適したドーム型テントの選び方
- 4 ソロキャンプ向きドーム型テントおすすめ10選
- 4.1 【コールマン】ツーリングドームST(2000034697)
- 4.2 【スノーピーク】アメニティドームS(SDE-022RH)
- 4.3 【モンベル】クロノスドーム1型(♯1122490)
- 4.4 【テンマクデザイン】ツードアドーム2(TM-1805)
- 4.5 【フィールドドア】フィールドキャンプドーム100
- 4.6 【ロゴス】ROSYツーリングドーム(71806004)
- 4.7 【モンベル】ムーンライトテント1(1122286)
- 4.8 【ロゴス】ツーリングドウーブルテントDUO/SOLO(71805575)
- 4.9 【キャプテンスタッグ】クレセントドームテント(UA-50)
- 4.10 【ハンドッグ】ソロドーム1(BDK-08)
- 5 まとめ
ドーム型テントとは
ドーム型テントとは、そのままドームのような円形状の形をしているテントになります。
ドーム型のテントでもメインポールをクロスして設営する2本のタイプや、前室を広くする3本タイプのものもあります。
使い方によってはインナーテントの上にフライシートをかぶせるものもあり、インナーテントのまま設営するスタイルもあります。
選び方としても、ファミリータイプの5~6人タイプや2人用、3人用といった少人数で楽しめるテントもあります。
ソロキャンプでは、前室も寝室も広々と過ごすことができる使用人数から1~2人用のテントがおすすめです。
ソロキャンプでドーム型テントを使うメリット・デメリット
メリット
室内は圧迫感なし
ワンポールテントと比較すると、ドーム型はテントの端までしっかりとしたスペースを使用することができます。
テント内に雨が降りこまない
基本、ドーム型はフライシートから出入口部分に雨除けの屋根が付属していることが多く、他のテントと比較しても降りこみにくい設計になっています。
前室があれば、タープなしでも大丈夫
前室の造りのタイプが多く、1から2人程度なら雨や日差しをしのげることができます。
ひっくり返して裏面を乾燥させられる
他メーカーのテントと違って設営すれば自立しますので、雨の日や結露などで水滴が付着しているときは裏面をひっくり返して乾燥させられます。
設営が簡単
最初にもお話した通り、2本のメインフレームを通すだけですので、一人でも簡単に設営できるのがドーム型のポイントです。
丸いシルエットは風に強い
山岳用に採用された形のため、高さが低くなるほど風に強いことがドーム型の特徴でもあります。
デメリット
設営が面倒
ソロ用のテントだと設営は簡単なのですが、ファミリーキャンプ向けで5~6人用になるとポールが3本、4本と加わるので大変です。
初めてだと30分くらいかかりました。
天井が低いため、腰を曲げなければいけない
テント内での移動は、腰を曲げて歩くことが多いです。
テントサイズにもよりますが、4~5人用のテントでも高さが低いタイプもあります。
腰が悪い方にはおすすめできないかもしれません。
デザインがかぶりやすい
他キャンパーさんとかぶることがよくありますし、ドーム型のテントを使用している方がほとんどと言っていいほどです。
ソロキャンプに適したドーム型テントの選び方
テントにもたくさんの種類があり、ドーム型タイプでもありすぎて、どれを選べばいいかわからないこともあると思います。
次は数あるテントから実際にキャンプに行った想定を踏まえた上で、ソロキャンプに適したテントを選ぶ際のポイントをご紹介します。
前室の有無
どんなキャンプにおいても、前室の有無がポイントになります。
キャンプをしていると、どうしてもギアや衣類といった荷物が増えてしまいがちです。
前室があるタイプだと、2本のポールを使用してアップライトにしたり、設計上もともとの前室が確保されているタイプのようなテントがあったりします。
ソロキャンプに限らず、荷物置き、靴の脱ぎ履き、焚火台のスペースも想定して前室があるタイプを選択するのが無難です。
雨除けにもなり、荷物が濡れないのはもちろん、前室さえあればテント内での調理も可能となります。
前室がない場合は、やはり雨除け、日除けなどを考えるため、タープを組み合わせることをおすすめします。
ソロキャンプでは、タープの組み合わせだと、前室付きテントと比較するとかなりのスペースを確保できるため、より快適性が増します。
メーカーや見た目
キャンパーにとって「見た目」というのは、やっぱり拘りたいですよね?
例えば、
自身が持参したギアとテントの組み合わせが合っているか。
前室があり快適にキャンプが行えるか。
周りのキャンパーさんと比較して劣っていないか。
など気になることが多くあります。
快適性、利便性を考慮するとサイズにこだわるのももちろんですが、見た目が良いテントを選ぶのもポイントになってきます。
メーカーで言うと
スノーピーク
モンベル
コールマン
こちらのメーカーは、キャンパーさんだと必ずと言っていいほど、知名度の高いメーカーです。
デザイン性、形、利便性などさまざまな種類で優れている商品が多く、必ずといっていいほど自身に合うメーカーがあります。
値段
ソロキャンプ用のテントは、コスパ重視でコンパクトなテントだと1万円前後で購入できます。
ただ、収納、移動に便利、コンパクト収納可、前室ありなど、利便性に優れているものだと3万~5万円と幅広いです。
それでも、「安く購入して高性能のテントが良い!」となると思います。
ドーム型テントは、別の形状テントと比較しても種類が豊富です。
初心者キャンパーさんだとまずは、値段の安いテントから買うことが多いです。
それから「こんな性能があったら、、、」と次のテントを購入しがちです。
ドーム型テントは種類が豊富ということもありますので、まずは「コスパ重視」で購入し、使用してみて性能を追求することをおすすめします。
耐水圧、耐久性で選ぶ
耐水圧はキャンプ中に突然の雨でも、雨漏りしないかを見るものです。
2000mm前後のものがベストです。
しかし、耐水圧を重要視してしまうと風が悪くなるという点も考えながら選ぶのもポイントになります。
耐久性については、ドーム型こそ風に強いイメージはありますが、選ぶ点でもポイントはあります。
その中でも耐久性が高いとされる、ナイロン、コットンが良いとされています。
ナイロンは、テントの素材でよくあるポリエステルと比較すると、軽いうえに頑丈なのが特徴です。
ただ、水分を吸収しやすい点では雨に弱いですし、紫外線にも弱いところがあります。
コットンは、天然素材として知られている生地なため、厚手なタイプが多く、寒い時期には最適な素材です。
しかも、夏でも遮光性に優れているため涼しく過ごせます。
ただ、厚手により水分をより吸収するため、カビが繁殖しやすいです。
ソロキャンプ向きドーム型テントおすすめ10選
【コールマン】
ツーリングドームST(2000034697)
こちらのテントは人気が高く、デザイン性、性能など贅沢なスペックを兼ね備えたソロ用テントです。
ツーリングという表記でバイク一人旅使用のテントですが、ソロキャンプとしても利用されているキャンパーさんも多いです。
コンパクトではありますが、重量も4.4㎏と重量があるのが難点ですが、ソロテントの中ではあおすすめできる商品です。
【スノーピーク】
アメニティドームS(SDE-022RH)
ソロキャンプといえば、このテントと言っていいくらい人気の商品です。
デザイン性もかっこよく、前室、寝室ともに贅沢の広さを兼ね備えています。
設営時の本体の高さは低くしながらでも、室内空間が広く、居住性も高いところが特徴です。
しかし、快適性と耐久性も高いが、他のドーム型テントと比べて、天井が高いことと形状事態が風のダメージを受けやすいタイプでもあります。
金額は37,200円と高額ではありますが、記事の耐久性だけでなく、防水性、撥水加工も施されているところから高スペック商品です。
【モンベル】
クロノスドーム1型(♯1122490)
登山タイプでも知られるモンベルテントです。
収納がしやすい点でもバイクでのソロキャンプでもよく使用されており、綺麗なデザインも魅力があります。
ポールを直角に交差させるという他のドーム型にはない特徴です。
この設計はモンベルにしかない「バーティカルクロスシステム」を採用しており、広い居住間を可能にした3シーズン対応可能のドーム型テントです。
金額は、それだけの機能性が高いことから36,450円になりますが、機能性からすると耐久性がかなり高いことがわかりますので長持ちさせたい方にはおすすめです。
【テンマクデザイン】
ツードアドーム2(TM-1805)
テンマクデザインはワンポールテントが人気ですが、ドーム型も特徴的でおすすめのテントです。
出入口に特徴があり、長辺と短辺それぞれについています。
また、素材もさることながら耐圧性も高く、メッシュの部分が大きく、機能性に優れています。
金額は22,800円と耐圧性が高いテントでは高スペックと言えます。
【フィールドドア】
フィールドキャンプドーム100
1人でゆったりと使える寝室スペースが広い特徴のドーム型テントです。
設営時に特徴があり、吊り下げタイプのテント。
簡単に負担なく設営できるところが嬉しいですね。
こちらも、バイク、登山に利用されるソロキャンパーさんにおすすめの商品です。
そして、なんといっても金額7,480円とコスパ最強の商品でもあり、初心者キャンパーさんでも実に買いやすい商品だと思います。
【ロゴス】
ROSYツーリングドーム(71806004)
フレーム2本のシンプル構造が特徴のソロキャンプテントです。
こりらは、かなり設営がしやすく、インナーテントとフライシートを同時に組み立て可能な商品です。
そして、フラシートがテント全面を覆わない仕様のため、風通しがよく、熱がこもりにくいため、快適性も抜群です。
金額も12,000円と比較的安く、設営に時間をかけたくないキャンパーさんにはおすすめです。
【モンベル】
ムーンライトテント1(1122286)
モンベル商品ではロングセラー商品のドーム型テントです。
設営、撤収が素早く、簡単にできる最大の特徴です。
独自構成のポールにより組むことができますので、手間も省け楽に組み立てができます。
機能性、耐圧性も高く、構造上から通気性がかなり良いです。
金額は27,800円と比較的高いですが、デザイン性も特徴があることながら設営が楽というのも考えるとおすすめの商品です。
【ロゴス】
ツーリングドウーブルテントDUO/SOLO(71805575)
こちらは2人用テントもできるツーリングタイプのテントですが、ソロキャンプには利便性が高いテントになります。
前室がかなり広く、高さもすこしかがむくらいの程度で一人だと快適性が抜群です。
2本のポールでタープ使用にもなりますし、前室を閉めても十分な広さで寒さ対策にもなります。
金額は36,300円と比較的高いですが、前室の広さで快適にソロキャンプを楽しみたい方にはおすすめです。
【キャプテンスタッグ】
クレセントドームテント(UA-50)
こちらはコスパ最強テントで、金額が7,000円ほどで購入可能なテントです。
表記では3人用となっていますが、コスパが良いところからソロキャンプで使用される方が多い商品です。
「キャプテンスタッグ」と日本のアウトドアを牽引してきた歴史あるメーカーです。
実際にこちらのテントは、長く仕様が変わっていないのも特徴でキャンプに詳しい方々でも知っているというくらい愛されている商品です。
【ハンドッグ】
ソロドーム1(BDK-08)
こちらは機能性に優れたテントをお探しの方におすすめの商品です。
夏に快適なメッシュ素材から、通気性がかなり高いテントになります。
その点でアルミ製ポール、軽量メッシュ素材ということから重量がなんと2㎏を切る、1.8㎏と軽量です。
さらには、折りたたむと幅38×奥行115×高さ15という本当に小さく収納も可能な機能性の高い商品になります。
金額も6,880円とコスパも良いことからも、初心者キャンパーさんにも紹介しやすいテントです。
まとめ
近年、キャンプをする方が増えてきている中でも、「ソロキャンプ」を堪能する方も増えてきています。
キャンプを始めると最初にお金の問題でなかなか踏み出せない方に対して、おすすめの参考記事です。
あとは、皆様のキャンプ仲間にもおすすめできる商品でもあります。
お気に入りのテントを購入して、ソロキャンプを堪能して下さい。
ソロキャンプ向きのドーム型テントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方