ソロキャンプ用まな板おすすめ12選!コンパクトで軽量を厳選!

ソロキャンプの中で食事に拘る方はたくさんいらっしゃるでしょう。

時には簡便にインスタント食品で済ませることもあるでしょうが、自身で調理することが圧倒的に多いと思います。

その際食材の下ごしらえで必要なるアイテムの1つが、まな板(カッティングボード)です。

一流の料理人はまな板にも拘るように、私たちもまな板まで拘るとより一層キャンプ飯が美味しくなるのではないでしょうか。

今回はまな板の解説や魅力を伝えさせていただき、コンパクトで軽量なおすすめアイテムもご紹介させていただきます。

ソロキャンプでまな板は必要?

ソロキャンプで絶対にまな板が必要かと言われると、不要かもしれません。

実際にインスタントラーメンなどでも普段家で食べる時より格段に美味しく感じるからです。

また現地でまな板を使うとなると必ず食材を持ち込むので荷物が増えることやごみが出てしまうなどのデメリットもあります。(自宅で下ごしらえをすればこれらが不要です。)

しかしキャンプは不便を楽しむことであり、全てを簡略化すれば正解と言う訳でもないです。

1人で何にも気を遣わず、食べたい料理を好きなように現地で下ごしらえ・調理するそのプロセスこそが醍醐味ではないでしょうか。

軽量・コンパクトなまな板を選定すればミニマルキャンプであってもそこまでパッキングに苦慮することはないと思います。

筆者は雰囲気を重んじるタイプなのでまな板はマストアイテムと言っても過言ではありません。

ソロキャンプに適したまな板の選び方

大きさ

まな板が大きければそれだけ作業スペースを広くとることができるので完全な無駄ではないですが、パッキングなどの問題も発生します。

そのためサイズ感は個人の主観が大いに影響するため正解はないです。

筆者の主観では縦:15~20cm前後、横:20~25㎝前後程度が総合的に使いやすく感じます。

また折りたたむことができるようになっているアイテムもあるので収納時は更にコンパクトにすることも可能です。

まな板の厚みは刃物を受ける能力に直結するので厚いほうが刃物のダメージは少ないですし切りやすいです。

しかし厚くなるとパッキングに影響を与えますが、たとえ折りたたみ式を選んでもパッキングに影響する(折りたたむ回数が増えるだけ厚くなる)ので犠牲にできる項目だと思っています。

重さ

全てのアイテムに共通することですが軽量であればあるほど良いと思っています。

具体的な重さだと、どんなに重くても600g前後に収めたいところです。

折りたたみ式だと包丁が内部に収納できるので重くなりがちですが、通常はまな板と包丁セットで使うものですので、その点は考慮してください。

普段ナイフを愛用しており、包丁と兼務する方は包丁抜きを選ぶ方がコスパは良いでしょう。(その場合刃物が二重にならず重量軽減に繋がります。)

しかし重さに比例し安定感は減っていくので重量だけに目を向けず、使用感などと総合的に判断し選んだ方が良いです。

素材の種類と特徴

木製

木製まな板は天然素材の風合いとおしゃれ、更に包丁受けの良さが売りでしょう。

包丁の刃当たりが良いので(刃にとっては柔らかい)包丁が傷みにくいです。

使う度に味が出る風合いと雰囲気はおしゃれには欠かせません。

水捌けが悪いので黒カビが発生しやすいことや、雑菌繁殖などで衛生面にも注意が必要です。

さらに乾燥方法を間違えるとまな板自体が反ってしまうので、グラつきなどの症状が出ることもあります。

皿代わりとしても使用することは可能です。

竹製

こちらも天然素材の風合いとおしゃれな点は同様です。

木製と比べるとナチュラル感が強いので好みがあるかもしれません。

同じ天然素材でも木製より包丁の刃当たりが固い感触を感じることができます。

そのため傷が付きにくくハードユーズでも安心ですが、感触は木製と好みが分かれるでしょう。

また竹自体に抗菌作用があるので衛生面でも安心できます。

水捌けが良いので黒カビも発生しにくく反りにくいのでメンテナンスも容易です。

こちらも皿代わりとして使用することもできます。

樹脂製

一番の特徴はとにかく軽いことと、薄いことでしょう。

薄く軽いので丸めることができるなどパッキングにも有利に働きます。

その反面安定感には欠けますし、本当に軽いので風が吹けば飛んで行ってしまうことも多々起こるでしょう。

また見た目は木製・竹製などに比べ、いかにも人工物の無機質な印象を与えるのでおしゃれ度では劣りがちです。

登山泊など極力重量を軽くしたい・少しでもパッキングに融通が利かせたいなどの方は第一選択になると思います。

木製のソロキャンプ用まな板おすすめ4選

【snow peak スノーピーク】
マナイタセットM CS-207

サイズ:256×200×17(h)mm 重量:470g

アウトドア用まな板の横綱的存在です。

天然木を使用したまな板に切れ味の良い包丁がセットになっています。

重量もセットとしては軽量で及第点ですし、折りたたみ式のためコンパクトになるのも嬉しいポイントでしょう。

人気商品のため人と被らないアイテムでは無いので、珍しいアイテムをお探しの方には該当しないかもしれません。

【UNIFLAME ユニフレーム】
fan5まな板 660126

サイズ:Φ220×15(h)mm 重量:330g

アカシア材を使用したラウンド型の木製まな板です。

ラウンド型でアカシア材の組み合わせが非常におしゃれでまな板としてだけでなく、ディッシュプレートとしても使用できるでしょう。

別売りのfan5シリーズ(DX・duo)のメッシュケース内に一緒に収納できる点もありがたいです。

天然木使用のため重量が±10%程度誤差がでることだけ念頭に置いておく必要があります。

【SOTO ソト】
木製フリーボード ST-6501

サイズ: 260×215×15(h)mm 重量:360g

アカシア材を使用した多機能型ボードです。

別売りのダッジオーブンにぴったりな鍋敷きとしも、カッティングボードとしても、ディッシュボードとしてもお使いいただけます。

壁掛けフック穴を搭載しているので使わない時や使用後干す時など立てかけることが可能です。

別売りの帆布バッグのとこに収まるようになっているので、組み合わせすることでパッキングしやすくなっています。

サイズ展開が3種類なのでお好みを選ぶことができるでしょう。

【Arte in olivo】
オリーブウッドカッティングボード25cm幅 39004

サイズ:250×160-200×16(h)mm 重量:560g

オリーブウッドのカッティングボードです。

片側は自然の形状をそのまま生かしたイタリアンデザインが特徴的で自然素材が好きな人にはたまらないでしょう。

全てが手作業で加工し形状は1点物なので所有欲を満たしてくれるはずです。

重量が少しあるのと、サイズや重さにバラツキが出てしまうことを考慮しなければならないので注意しましょう。

竹製のソロキャンプ用まな板おすすめ4選

【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】
竹製カッティングボード UP-2547

サイズ:290×13×12(h)mm 重量:236g

便利な取手付きの竹製まな板でおしゃれな雰囲気抜群です。

サイズはかなりコンパクトでさらに200g台の軽量とソロキャンプでは使いやすいサイズ感でしょう。

価格も手ごろでコスパは良いアイテムなので初心者にもおすすめです。

丸型や角形のサイズ違いなど種類も豊富なので自分に合ったサイズを選ぶことができるのも消費者としてはありがたいです。

【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】
竹製マルチボード UG-3068

サイズ:250×175×10(h)mm 重量:350g

シンプルな角形まな板ですが、指穴が付いているので持ち運びしやすのが特徴です。

サイズ展開もB5とB6でされており、好みのサイズをお選びいただけます。

別売りのカマドスマートグリルの天板としも使用でき組み合わせや、鍋敷きとしての使用など使い道がたくさんあるのが良いです。

別売りですがカマドスマートグリル付属の収納バッグにも入れることができるので持ち運び時の汚れや傷からもカバーすることができます。

【LOGOS ロゴス】
Bambooパタパタまな板mini 81280002

サイズ:360×200×12(h)mm 重量:530g

竹集成材を使用しているため抗菌作用があり安心して使うことができます。

一枚板で持ち運ぶのは結構パッキングを圧迫しますし場所に苦慮しますが、このアイテムは折り畳むことができるのでとても融通が利いて便利です。

さらに収納袋も付属しており安全に持ち運ぶこともできます。

【AKOZLIN】
天然抗菌素材 竹製まな板 ZZB018

サイズ: 300×200×18(h)mm 重量:550g

抗菌・防臭作用のある竹素材を使ったまな板です。

重量は及第点でソロキャンプにも使いやすいサイズですし、価格も手頃なのでアウトドアのハードユーズにぴったりでしょう。

取手が付いているので持ち運びが便利なのも嬉しいポイントです。(カット面を極力触らず持ち運べるのは衛生的です。)

サイズも3展開されているので、自分にフィットするアイテムを探しやすいと思います。

樹脂製のソロキャンプ用まな板おすすめ4選

【Amazon.co.jp限定 下村工業】
ヴェルダンブラック やわらかシートまな板ミニ VB-616

サイズ:222×153×2(h)mm 重量:59g

ポリプロピレン製のミニまな板です。

特筆すべきはサイズがアウトドアで使いやすいことはさることながら2mmの極薄と、重量59gの超軽量であることでしょう。

このサイズと重量は木製・竹製のまな板ではできない樹脂系の利点です。

製造過程で銀イオン配合の抗菌剤を添加しているので雑菌の繁殖を抑えてくれる優れものです。

さらに色がブラックなのもブラックカラーで統一したいキャンパーにはおすすめできる点でしょう。

【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】
BBQ用抗菌PCまな板3点セット M-5561

サイズ:305×275×20(h)mm 重量:450g

全体的なサイズは少し大きめですが、折りたたむことができるので携帯性はそこまで悪くありません。

包丁と三徳缶切が付属していますが、別売りで折りたたみ式のお玉や菜箸などを購入すれば、それらが収納できるスペースをあらかじめ設けています。

ポリエチレン製ですが製造時に無機系抗菌剤を混ぜているので抗菌作用もあり安心です。

【パール金属】
抗菌まな板BLKP AZ-5048

サイズ:325×210×9(h)mm 重量:300g

耐熱温度90度のポリプロピレン製のまな板です。

このアイテムは食材が滑り落ちないように淵がせり上がったガードが付いているのでカッティングした食材を落とさず移動させることができます。

抗菌剤配合で食器洗い乾燥機使用や漂白剤使用可能と衛生面を良い状態に保つことが可能です。

実はパール金属はキャプテンスタッグとグループ企業なので製品の質は保障されています。

【COCOCORO コココロ】
まな板クラシック

サイズ:240×190×13(h)mm 重量:750g

日本では合成ゴムは樹脂に入れるかどうか微妙なところですが、欧米では樹脂として扱うのが一般的です。

重量は少し重いですがサイズ感はソロキャンプではぴったりでしょう。

パーカーアサヒ株式会社製『アサヒクッキンカット』のオリジナルモデルで適度な弾力で刃を傷めにくいです。

さらに撥水作用が強いので汚れや臭いがつきにくく、乾燥しやすいので衛生面も保つことができます。

まな板を長持ちさせるコツやメンテナンス方法

寿命

まな板の寿命は何かを考えると衛生面で不安がある場合やぐらつきなどで安全にカッティングできなくなった時、まな板表面が凸凹してきた時でしょう。

数字的なもので判断すると木製・竹製などで6年、プラスチックなどの樹脂製で2年程度だそうです。(あくまで屋内の平均的な使い方で)

しかしメンテナンスを怠ればさらに寿命は短くなるでしょう。

時にキャンプ用途だと使用間隔が空いて次使用時にびっくりすることもあります。

使用前

木製・竹製の自然素材は使用前に水で濡らして馴染ませてください。

そうすることで繊維に水分を含み表面に膜を作ることで刃が当たった時に傷ができにくいことや、食材の臭いを吸込みにくくすることができます

ただし、濡らした後に布できちんと拭かないと食材が水っぽくなるので注意が必要です。

プラスチック製は特に使用前のルーチンはありません。(だいたいみんな濡らすとは思いますが)

使用中

極論は食材ごとにまな板を使い分けるとベストですが、現実的ではないのでカッティングする順番を意識しましょう。

カッティングする順番は色が出にくい物や臭いがきつくない物が最初です。

野菜類から魚や肉類など生物に移行するのがいいでしょう。

食材事に一度水で洗い流すことをすれば色移りや臭いを最小限に抑えることができます。

使用後

全てにまな板に共通しますが、使用後はすぐに洗浄し乾燥が鉄則です。

また乾燥時は直射日光を避けるようにしましょう。(木製・竹製は反る原因になり、樹脂製も割れなどの原因になります。)

木製・竹製は漂白剤の使用をしてはいけませんが、プラスチックなどの樹脂製は漂白剤を使用するのは大丈夫です。

木製・竹製で黒カビが発生する場合は表面を目の細かいヤスリで研磨しましょう。

ソロキャンプで100均のまな板はアリ?

単刀直入に言うと問題なくアリです。

「安かろう悪かろう」とは昔から言われる言葉ですが、最近の100均アイテムはかなり品質もいいので問題ありません。

大手100均メーカーだとアウトドアにも力を入れているので何種類か販売されています。

しかし、オリジナル機能などは無くシンプルにまな板ですので拘りのアイテムをお探しの方はアウトドアブランドに軍配が上がるでしょう。

なにより筆者が100均アイテムを使用する時の一番の利点は、神経質にならなくてもいいことだと思っています

ブランドアイテムだとそこそこ値が張り屋外使用やハードユーズを躊躇しますが、100均だと替えが利くのでガンガンハードに使える点がありがたいです。

まとめ

種類別のおすすめを12選紹介させていただきました。

まな板がなければキャンプができないわけでも無いですし、100均アイテムでも代用できる物です。

しかし慣れてくると拘りたいアイテムに必ずなると思います。(筆者がそうでした。)

是非奥深いまな板の世界でお気に入りのまな板を見つけられてください。

紹介アイテム一覧

ソロキャンプのまな板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

snow peak スノーピーク
マナイタセットM CS-207
UNIFLAME ユニフレーム
fan5まな板 660126
SOTO ソト
木製フリーボード ST-6501
Arte in olivo
オリーブウッドカッティングボード25cm幅 39004
CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ
竹製カッティングボード UP-2547
CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ
竹製マルチボード UG-3068
LOGOS ロゴス
Bambooパタパタまな板mini 81280002
AKOZLIN
天然抗菌素材 竹製まな板 ZZB018
Amazon.co.jp限定 下村工業
ヴェルダンブラック やわらかシートまな板ミニ VB-616
CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ
BBQ用抗菌PCまな板3点セット M-5561
パール金属
抗菌まな板BLKP AZ-5048
COCOCORO コココロ
まな板クラシック