キャンプと言えば定番のバーベキュー。もちろん美味しいのですが、野外で調理した食事を食べることもキャンプの1つの楽しみです。
特にソロキャンプとなるとバーベキューよりもクッカーやコッヘル等の調理器具を使った料理の頻度が必然的に多くなってきます。
そんなソロキャンプには欠かせないクッカーも家にあるフライパンなどで代用できないことはないのですが、どうしても嵩張ってしまいパッキングに困る場面に遭遇することが多いです。
今回はそんな悩みも解決するスタッキングできてコンパクトな最強クッカーおすすめ10選をご紹介させて頂きます。
目次
- 1 【ソロキャンプ】クッカーとは
- 2 【ソロキャンプ】クッカーの活用方法
- 3 ソロキャンプ用クッカーの選び方
- 4 ソロキャンプ用クッカーおすすめ10選
- 4.1 【スノーピーク snow peak】アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
- 4.2 【スノーピーク snow peak】チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T
- 4.3 【ユニフレーム UNIFLAME】クッカーM No.667644
- 4.4 【トランギア trangia】ストームクッカーS ウルトラライト TR273UL-QJ
- 4.5 【プリムス PRIMUS】イージークック・ソロセットS P-CK-K102
- 4.6 【ハックモンタナ】アウトドアクッカー4点セット HAC1039
- 4.7 【カクセー】SOLA キャンピング鍋8点セット PP-02
- 4.8 【キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG】ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L UH-4202
- 4.9 【トランギア trangia】メスティン TR-210
- 4.10 【チタンマニア TITAN MANIA】クッカー飯ごう B08XMDC7RF
- 5 まとめ
【ソロキャンプ】クッカーとは
クッカーとは調理器具を意味する英語です。
同様にコッヘルはドイツ語での読み方になります。
クッカーとコッヘルはサイズ感など細かく分類すれば分けることも可能ですが、ほとんど一緒だと思って頂いて大丈夫です。(ここではクッカーで統一させて頂きます。)
特にアウトドアで使用されるクッカーは屋外使用を想定していますので材質に頑丈な物を使用していたり、軽量化やスタッキングできるようになっていたりと工夫がされています。
また商品によっては調理器具としてだけではなく皿などの食器類としても使うことができるようになっており、持っているだけでキャンプ飯の幅が広がるアイテムです。
【ソロキャンプ】クッカーの活用方法
炒め物にはフライパン型
炒め物やチャーハン、焼きそば類などの調理はフライパン型がオススメです。
フライパン型はサイズ径が大きく火が通りやすいメリットがあります。
皿に盛りつけても良いですがそのままフライパンを皿代わりに使用して食べるのもキャンプならではかもしれません。
商品によっては鍋型の蓋兼フライパンという2役のクッカーもあります。
スープ系などには鍋型
汁・スープ類から煮物類、ラーメンやパスタなどの麺類まで幅広い料理に対応できるのが鍋型になります。
実は米まで炊くこともできるので1つは所持しておきたいアイテムです。(鍋蓋がセットであることが条件です。)
自身の食事量や料理する食材に合わせて鍋の深さを考える必要がありますがソロ用だとそこまで悩む必要はないと思います。
この鍋型はバリエーションが豊富で特定の料理に特化した商品まで発売されているのでアイテム選びの幅が広いことも特徴です。
ソロキャンプ用クッカーの選び方
料理に合わせて
クッカーを選ぶ際にとても重要なのが、そのクッカーを使って何を調理したいかです。
例えばスープ類を作りたいのにフライパン型を選んでも作ることはできません。
同様にチャーハンを作りたいのに鍋型だと底面積が狭いので炒めるのに時間がかかり非効率的です。
キャンプで何を調理するかでクッカーの種類を選定することが一番重要であると言っても過言ではありません。
最近では炊飯用途のクッカーであるメスティンや、インスタンスラーメンに最適なラーメンクッカーなども登場しています。
料理に合わせてアイテムをこだわることができるのもクッカー選びの楽しめるポイントです。
スタッキング性能
ソロキャンプとなるとパッキングに制限があることもしばしばです。
自動車であれば制限がないこともありますが、荷物は嵩張らないことに越したことはありません。
全てではありませんが、クッカーの中にはマトリョーシカのように重ねて収納できる物があります。
例えば大きいクッカーの中に小さいクッカーを収納できたり、アルコールストーブや携帯燃料ストーブ、食材などを収納できたりします。
これらスタッキングを駆使して少しでも荷物の容量を少なくするのは大事なテクニックです。
製品によっては最初からスタッキングできるクッカー4点セットなどで販売されていることも多々あります。
クッカーの材質
野外使用ができるように作られているクッカーですが、材質は大きく分けて3つあります。
この材質ごとに特徴がありますので自分に合った材質を選ぶと良いでしょう。
最初にアルミです。アルミは重量が軽く低価格です。
熱伝導率も高いため温まりやすいですがその反面冷めやすいことや焦げ付きやすいことがデメリットです。
また素材として柔らかいため耐久性も他に比べれば劣ります。
次にステンレスです。ステンレスは比較的しっかりしているので重量は重いですが耐久性が高いです。
アルミと反対で熱伝導率が低いので温まりにくいですが保温が高いのも特徴になります。
最後にチタンです。一番の特徴はアルミよりも軽量なのに耐久性が高いことです。
ステンレスと同じで熱伝導率が低いことも特徴です。
しかし3種類の中で一番高価ですので手が届きにくいかもしれません。
ソロキャンプ用クッカーおすすめ10選
【スノーピーク snow peak】
アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
本体はアルミアルマイト加工し、ハンドル部分はステンレススチールでできたクッカーです。
鍋型クッカー2つと蓋兼フライパンクッカー2つがセットになっています。
フライパンは食器としても活用できるのがポイント。
スタッキングができて嵩張らず、重量が485gと軽量なのもオススメできる点です。
有名メーカーで安心できますし1つは持っていても損はありません。
【スノーピーク snow peak】
チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T
先ほど紹介したアルミパーソナルクッカーセットのチタンバージョンです。
セット内容も同じなのですが特記すべきはやはり重量です。
アルミより軽い330gとなっています。
山登りなどでは100g軽量して尚且つ高耐久になるだけでも大きな違いなので軽量化を目指したい方にはオススメです。
ちなみに上記のアルミバージョンもそうですが250mlのガスカートリッジがスタッキングできます。
チタンなので価格が高いのが難点ですが所有欲は満たしてくれる1品です。
【ユニフレーム UNIFLAME】
クッカーM No.667644
アルミライトクッカーの代名詞「山クッカー」です。
重量415gですがサイズを考えると軽く、別売りの山フライパンと重ねて収納できます。
鍋クッカーには必須の目盛や湯切りも付いており抜かりはありません。
一番のおすすめポイントは高品質であり高耐久な製品を手掛けるユニフレーム製と言うことです。
きっと相棒クッカーになること間違いなしです。
【トランギア trangia】
ストームクッカーS ウルトラライト TR273UL-QJ
鍋やフライパンだけでなくストーブや五徳もセットになっておりハイパフォーマンスを発揮できるようトータルで考えらえたクッカーです。
トータルバランスが良いので火力はアルコールストーブの中でも最強クラスで、スタッキングもできてしまいます。
重量は740gとアルミでも重い部類ですがセット内容を考えれば妥当でしょう。
キングオブクッカーの1つかもしれません。
【プリムス PRIMUS】
イージークック・ソロセットS P-CK-K102
ガス製品で有名なプリムスのクッカーになります。
サイズの違う深型クッカー2種類のセットで炊飯やスープ類など万能に活躍できます。
また別売の同社のソロセットMやマイクロバーナー、トレックケトル&パンなどとスタッキングできます。
材質はアルミで201gと軽量ながらブラックカラーとオシャレなのもポイントです。
【ハックモンタナ】
アウトドアクッカー4点セット HAC1039
材質はステンレスで高耐久ですし、重量447gとステンレスにしては平均的な数値でありながら4点セットでスタッキングできて収納袋まで付属していて低価格です。
サイズ感もソロキャンプでは丁度良くできていますし、クッカー選びに悩んでいる初心者には特にオススメできるコスパ最強のクッカーです。
この価格だと焚火の直火にも気にせず使えるのが良いですね。
【カクセー】
SOLA キャンピング鍋8点セット PP-02
材質はステンレスで高耐久かつ重量は544g平均的です。
なにより8点セットでスタッキングでき食器やカップまで付いてくるのでこれ一つで賄えるのが大きなポイント。
ちなみに収納袋も同梱されています。
価格も安いため気兼ねなく焚火の直火でも使用できるのが良いです。
こちらも初心者にオススメできるコスパ最強のクッカーです。
【キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG】
ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L UH-4202
こちらの商品はインスタントラーメンに特化した商品です。
角型なのですっぽりとインスタントラーメンが入ること、2個までならスタッキングできることも良いです。
なにより湯量の目盛が印字されていることや湯切り穴まで蓋に設置されていることも高評価です。
キャンプで食べるインスタントラーメンは一味違いますのでラーメン好きにはオススメのクッカーです。
【トランギア trangia】
メスティン TR-210
今では有名なメスティンの元祖です。
材質はアルミで160gと軽量ながらアルミの熱伝導率を活かしてムラなく1.8合まで炊飯できる飯盒になります。
実は飯盒だけでなく小さい深型クッカーとしても利用できるが良いポイントです。
飯盒と言えば兵型飯盒ですが少し不格好ですのでオシャレなアイテムに拘りたい方にはオススメです。
【チタンマニア TITAN MANIA】
クッカー飯ごう B08XMDC7RF
750mlの容量を確保した深型クッカーです。
鍋としての利用でスープやパスタ、飯盒としての利用で炊飯などマルチに活躍できます。
折りたたみハンドルが2か所に付いていたり、目盛が印字されていたりと細かなディティールも拘り満載です。スタッキングも可能ですのでアルコールストーブやカラトリーなどとも組み合わせできます。
なによりチタン製130gと軽量ながら低価格とコスパも最強です。
まとめ
筆者の最強10選を紹介させていただきましたが、これ以外にもクッカーはたくさんあります。
それだけクッカー選びは奥がとても深いのです。
製品の素材や形状、サイズ感やスタッキング能力等で使いやすさや活躍できる場面が変化します。
自分の好きな料理やキャンプスタイル、手持ちのアイテムなどと相談してそれに合ったクッカー選びが重要です。
どうぞお気に入りのクッカーを見つけられてください。
ソロキャンプのクッカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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