ソロキャンプであってもミニマルスタイルやバックパックスタイルでない限り意外と荷物は多いものです。
そんな時に活躍してくれるのがキャリーカートでしょう。
両手を使うより多くの荷物を一度に簡単に運ぶことができるのでとても便利です。
しかしソロキャンプで来ている人の多くが、なぜか使用していない不人気アイテムでもあります。
今回はそんなキャリーカートの魅力や選び方をお教えしつつ、おすすめ10選を紹介させて頂きますので参考にしてみてください。
目次
- 1 ソロキャンプでキャリーカートを使うメリット・デメリット
- 2 ソロキャンプに適したキャリーカートの選び方
- 3 ソロキャンプ対応キャリーカートおすすめ10選
- 3.1 【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】ワイドキャリー UL-1000
- 3.2 【Coleman コールマン】アウトドアワゴン 2000021989
- 3.3 【Coleman コールマン】アウトドアワゴンメッシュ 2000037466
- 3.4 【Life is Sheep】キャリーカート small-black B08KFDJ3KH
- 3.5 【WAQ】キャリーワゴン WAQ OUTDOOR WAGON
- 3.6 【TMZ】折りたたみ式オールテレーンガーデンビークル 238WBB
- 3.7 【BUNDOK バンドック】キャリーカートSサイズBD-334K
- 3.8 【不二貿易】折りたたみキャリーカート 86109
- 3.9 【ogawa オガワ】ディープキャリーワゴン 1385
- 3.10 【DOD ドッペルギャンガー】キャンパーノ・コロコーロ CC1-514
- 4 まとめ
ソロキャンプでキャリーカートを使うメリット・デメリット
メリット
一番のメリットは一度にたくさんの荷物を楽に移動することができることでしょう。
一見するとそれだけ?と思うでしょうが、実はオートキャンプ場以外のキャンプ場だとこれはかなり重要なことでもあります。
徒歩にしても、公共交通機関利用にしても、車にしても荷運びの距離が長ければ長い程とにかく疲れます。
さらに帰路だと撤収作業の疲れの後なので一番の苦行に変わるのです。
これらを唯一楽にしてくれるアイテムと言っても過言ではありません。
キャリーカートタイプは軽量かつコンパクトで荷物を運ぶことができます。
ワゴンタイプだと大容量かつ積載重量も多く一度で全ての物が運ぶことだって可能です。
またワゴンタイプだと天板を別途使用することでテーブルに変身することもできます。
デメリット
使用できる場面が限られているので全てのシチュエーションで利用できるわけではないことが一番に挙げられるでしょう。
例えば車でオートキャンプ場を利用する場合です。
オートサイトで車をすぐそばまで停車できるので荷物の出し入れが用意なためわざわざキャリーカートを使用するまでもないでしょう。
またサイトまで徒歩で行く場合でも階段を多用する場所や、路面が未舗装な場所、林道など足を奪われやすいところでは本領を発揮できません。
さらにキャリーカートだと荷掛紐を使用して固定する準備が必要なことや、ワゴンタイプだと最大積載重量までパッキングすると牽引するのもなかなか力が必要です。
ソロキャンプに適したキャリーカートの選び方
サイズ
あまりにサイズが大きいとけん引中の取り回しが結構不便です。
ソロキャンプで使用するとなると、三辺合計が200cm以内だと扱いやすいと思います。
またこの三辺合計が250cm以内だと大体の公共交通機関での手荷物乗車が可能です。
(実際に利用する際は利用予定の交通機関で確認してください。)
あくまでキャリーカートタイプなので、ワゴンタイプになるとさらに大きくなることもあります。
自分の体格に合わせて取り回ししやすいサイズで選ぶ方がいいでしょう。
本体重量
積載重量(耐荷重)と密接な関連があります。
どうしても耐荷重を増やすと頑丈にしなればならないためカート自体が重くなりがちです。
ソロキャンプ用途となるとキャリーカートの本体重量5kg以下が便利だと思います。
ワゴンタイプになると10kgを越えるアイテムもあるので注意が必要です。
なるべく本体重量は軽量でありながら剛性の高い素材を使用し積載重量(耐荷重)が大きい方が安心できるでしょう。
ちなみにワゴンタイプに耐荷重いっぱいに荷物を入れるとよほどの力自慢でない限り女性でけん引するには厳しいです。
積載重量(耐荷重)
ソロキャンプ用途だと20-40kgの最大積載重量があれば通常は十分です。
しかしミニマルキャンプ以外だとオーバーしてしまうことが多々あるのも事実ではあります。
そのため40kg以上の荷物をソロキャンプで使用する方であればワゴンタイプの使用がいいでしょう。
ただし、前述の通り最大積載重量が増えるにつれて、キャリーカート自体の重さも重くなるので注意が必要です。
最終的にはカートの重量+荷物の重量を自分でけん引しなければなりません。
また公共交通機関を利用しての移動の場合はさらに重量への注意が必要です。
公共交通機関ごとで違いはありますが、大体30kg以内の荷物しか手荷物乗車できないよう規定されていることがほとんどでしょう。
あなたの荷物の重量や移動方法を考慮して選ぶことをオススメします。
ソロキャンプ対応キャリーカートおすすめ10選
【CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ】
ワイドキャリー UL-1000
製品サイズ:(約)幅395×奥行450×高さ965mm 重量:3kg 耐荷重;40kg
使用しない時は収納できるためコンパクトにできます。
また底面がワイド使用なので大きな荷物も安定するでしょう。
荷掛フックも搭載しており軽量でありながら、最低限の機能は搭載しています。
オーソドックスなタイプのキャリーカートですがソロキャンプ用途では丁度良いため、コスパはかなり良いアイテムです。
【Coleman コールマン】
アウトドアワゴン 2000021989
製品サイズ:(約)幅530×奥行1060×高さ1000mm 重量:11kg 耐荷重;100kg
キャリーワゴン界では王座に君臨しているアイテムと言っても過言ではないです。
やはりワゴンタイプなので本体重量は重いですが、積載重量も大きく荷掛紐や収納ケースも付属しています。
なにより使用しない時はかなりコンパクトにできるので邪魔になりません。
また別売りの天板を使用すればテーブルとしても使用できます。
【Coleman コールマン】
アウトドアワゴンメッシュ 2000037466
製品サイズ:(約)幅530×奥行1070×高さ940mm 重量:10kg 耐荷重;100kg
コールマンのアウトドアワゴンのメッシュタイプです。
個人的にサイズや機能はほとんど変わらず重量が1kg軽くなったことは重要でしょう。
4隅のネジ留めを外せば荷台の取り外しができ、汚れても洗って清潔に保てます。
また濡れても素早く乾き、汚れも落ちやすいのでビーチなどでも気軽に使用可能です。
荷物が若干透けて見えてしまうのでその点だけご理解ください。
【Life is Sheep】
キャリーカート small-black B08KFDJ3KH
製品サイズ:(約)幅260×奥行450×高さ1010mm 重量:2kg 耐荷重;100kg
展開時でもかなりコンパクトな設計なのでパッキング時は安定感を考えながらする必要がありますが、トップクラスの性能です。
本体重量も2kgで軽量コンパクトながら100kgの積載重量を有しています。
4輪共にリニューアルされ大口径になったことで操作性の向上や、ハンドルの高さが3段階調整できるなど細かい配慮もされています。
付属のナップサックで汚さずに収納できるのもありがたいです。
【WAQ】
キャリーワゴン WAQ OUTDOOR WAGON
製品サイズ:(約)幅490×奥行950×高さ900mm 重量:13kg 耐荷重;150kg
極太ワイドタイヤを装着しているため未舗装道路でもグングン進む走破性に定評があります。
また従来に比べハンドルの長さを調整できるため操作性も向上しました。
ワゴンタイプですが収納できるためコンパクトにでき、コンパクト状態でも進むことができるのは重量の重いワゴンタイプには便利です。
組み立てもワンタッチ式で1分程度で設営できるので女性でも簡単でしょう。
【TMZ】
折りたたみ式オールテレーンガーデンビークル 238WBB
製品サイズ:(約)幅610×奥行1000×高さ1000mm 重量:14.9kg 耐荷重;120kg
ワゴンタイプでは珍しくフロントハンドルとリアハンドルを搭載しているので快適にドラッグアンドプッシュができるようになっています。
さらに特記すべきは取り外し可能なティピーが付いているので荷物の日差し除けや突然の小雨などにも対応できることです。
生地はオックスフォード600D採用なので頑丈なのもキャンプのハードユーズにはもってこいでしょう。
【BUNDOK バンドック】
キャリーカートSサイズBD-334K
製品サイズ:(約)幅335×奥行390高さ885mm 重量:1,5kg 耐荷重;30kg
最安値クラスのキャリーカートですがミニマルキャンプをする方にはおすすめです。
本体重量も軽量でサイズもコンパクトながら最低限の30kgを持ち運べるので必要十分な人にはコスパは高いと思います。
アフターパーツも販売されているのでメンテナンス次第では長く使えるのもありがたいポイントでしょう。
ハンドルの高さがやや低いので高身長の人には扱いづらいかもしれません。
【不二貿易】
折りたたみキャリーカート 86109
製品サイズ:(約)幅400×奥行305×高さ870mm 重量:2kg 耐荷重;25kg
プラスチック製のフォールディングコンテナの見た目をしたキャリーカートです。
プラスチック製のためお手入れが簡単なので濡れても楽に拭けます。
耐荷重25kgとやや少ないですが、ボックスタイプのおしゃれな見た目が良ければ気にならないでしょう。
側面にも持ち手穴が付いているので持ち運びや車への積み込みにも便利です。
【ogawa オガワ】
ディープキャリーワゴン 1385
製品サイズ:(約)幅440×奥行980×高さ940mm 重量:9.5kg 耐荷重;80kg
モデルイヤー2021年新発売のオガワのキャリーワゴンです。
他のキャリーワゴンに比べ収納部が深いのでキャンプでは多々ある長いアイテムも楽々収納できるのが心強いでしょう。
収納時でも自立するので使わない時はコンパクトになり収納カバーも付いているので長持ちします。
もちろんタイヤ径が大きいので未舗装でも走破できるなど機能は万全です。
少し価格は高いですが、オガワ好きのキャンパーにはこの機会に手に入れてみてください。
【DOD ドッペルギャンガー】
キャンパーノ・コロコーロ CC1-514
製品サイズ:(約)幅360×奥行240×高さ1060mm 重量:4.3kg 耐荷重;未記載
少し変わり種ではありますが、貴重なキャンパーのための防水スーツケースです。
キャンプ道具を収納しやすいように細長サイズにされていて、防水ジッパー搭載、収納やリュックになる専用ストラップも搭載されています。
横にすればローテーブルにも使用でき車内にも積み込みしやすいサイズです。
キャスターは交換できるようになっているので長く愛用できるでしょう。
余談ですがTSAロックも搭載しているので海外キャンプも挑戦できます。
まとめ
おすすめキャリーカート10選を紹介させていただきました。
確かにあまり人気のないアイテムでしょう。
しかし筆者は皆さんに是非キャリーカートを使用することで得られる荷物運びの負担軽減を実感して欲しいと思います。
自分のキャンプスタイルに合ったお気に入りのキャリーカートを見つけられてください。
ソロキャンプのキャリーカートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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