キャンプ泊で底冷え対策や、でこぼこなところを解消するために必要になってくるソロキャンプ向けエアーマット。
軽量でコンパクトになるものや耐久性の高いものまで、さまざまなアイテムが発売されています。
ソロキャンプの方なら、ギアもソロキャンプ用のものを集めているので、この機会にエアーマットもこだわって良いソロキャンプ向けを購入したいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ソロキャンプ向けエアーマットを使うメリット・デメリット、選び方、おすすめ10選をご紹介します。
目次
- 1 ソロキャンプ向けエアーマットを使うメリット
- 2 ソロキャンプ向けエアーマットを使うデメリット
- 3 ソロキャンプ向けエアーマットの選び方
- 4 ソロキャンプ向けエアーマットおすすめ10選
- 4.1 【Klymit】イナーシャ オゾン エアーマット 軽量 耐久性
- 4.2 【ロゴス】ラダーベッド SOLO(73802803)
- 4.3 【コールマン】エアーマットウェーブ(2000022315)
- 4.4 【ビッグアグネス】エアーマット(PACUR20)
- 4.5 【イスカ】コンフィライトマットレス 180(203802)
- 4.6 【FIELDOOR】ウルトラライト エアーマット TPUコーティング
- 4.7 【HIKENTURE】エアーマット 防水
- 4.8 【Gear Doctors】Apollo air
- 4.9 【GEKETY】エアーマット 厚さ10cm
- 4.10 【HIKENTURE】エアーマット 防水 軽量
- 5 まとめ
ソロキャンプ向けエアーマットを使うメリット
でこぼこなところでも快適に眠れる
キャンプサイトは平らに見えるところでも意外にでこぼこしており、そこで寝るとなると快適に眠れなくなってしまいます。
しかし、エアーマットを使用することで、でこぼこ感をなくしてくれ、背中の痛みを感じずに快適に寝ることが可能です。
ただし、でこぼこなところで使用すると、穴が開く可能性が高くなるため、耐久性の高いものを選ぶか、エアーマットの下に銀マットを敷くなどの対策が必要になります。
底冷えを防げる
エアーマットは、地面と自分との間に空気の層を作ってくれるので、底冷えを防ぐことが特徴のアイテムです。
キャンプサイトで寝るときは、夏でも意外に床が冷たく感じることがあり、そうなると眠りにくくなってしまいます。
特に寒い時期になると床からの冷気が直接当たることになるので、エアーマットの使用は必須でしょう。
コンパクトにできる
エアーマットは、空気を挿入して作るマットなため、空気を抜くことでコンパクトにすることが可能です。
また、空気を抜くだけで誰でも簡単に小さくすることができ、片付けも簡単にできることもエアーマットのメリットになります。
特に、場所を取らないほどコンパクトになるので、荷物を減らしたい方におすすめのアイテムです。
軽量
エアーマットは、空気を挿入して使用するため、軽量のアイテムが多いところもメリットです。
また、空気を抜くことで大きさも小さくできるので、女性や子どもでも簡単に持ち運びを楽にすることができます。
さらに、空気を入れた後でも移動が簡単にできるので、配置位置を間違えてもすぐに移動可能なアイテムです。
ソロキャンプ向けエアーマットを使うデメリット
少しでも穴が開くと使用できない
エアーマットは、空気を溜めて作るマットのため、マット自体に少しでも穴が開くと全ての空気が出てしまうので、使用できなくなります。
また、アイテムによっては耐久性の低いものもあり、尖った小石などが刺さってしまうと簡単に穴が開いてしまうので、注意が必要です。
しかし、リペアキットがあれば修繕できるので、使用する際には用意しておくことも必要になります。
寝心地が安定しない
エアーマットは、空気を入れて寝心地を選べる反面、ちょうど良い空気の量を調節しないと寝心地が安定しなくなります。
そのため、ちょうど良い空気の量を調節しないといけないところは、手間となるのでデメリットといえるでしょう。
また、エアーマット特有の浮いた感じの寝心地が嫌いな方には、エアーマットはおすすめとはいえません。
空気を入れたり抜いたりが手間
エアーマットは、手動もしくはポンプなどによって自分で空気を入れたり抜いたりしなければならないため手間になります。
インフレーターマットなど、他のマットであれば、バルブを開くと自動で空気が入っていくタイプもありますが、エアーマットは手動のものが多いです。
もし、手間と感じる方は、電動で空気を入れられる空気入れを別で購入することで楽に入れることができます。
荷物が増える
エアーマットは、アイテムによって空気を大量に入れなければならないものもあり、それを手動で入れるとなると、かなりな手間になります。
そうならないために、電動で空気を入れられる空気入れを別で購入する必要があり、そうなると持っていく荷物が増えてしまうでしょう。
もし、荷物を増やしたくない方は、コンパクトなサイズを選ぶか、エアーポンプが内蔵されているものを選ぶことをおすすめします。
ソロキャンプ向けエアーマットの選び方
厚さで選ぶ
ソロキャンプ向けエアーマットは、地面からの熱や底冷えを防止するため、適度な厚さが必要になってきます。
厚さが小さいものは、地面からの距離も近いので熱の影響を受けやすく、夏なら暑く、冬なら寒くなってしまうのです。
また、厚さが小さくなるとそれだけ体を支えてくれなくなるので、体への負担も大きくなります。
厚さの目安は、5cm以上のものを選ぶのがおすすめです。
もちろん体重や空気の入れ具合によって変わってきますが、5cm以上のものならある程度体重がある方でも適度な厚さをキープできるでしょう。
テントや自分のサイズに合ったものを選ぶ
ソロキャンプ向けのエアーマットは、テントに入る幅も限られてくるので、テントや自分のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
選び方の基準は、自分の体より少し大きいサイズを選ぶのがおすすめでしょう。
ただし、大きめのサイズを選べば間違いありませんが、ソロキャンプ用のテントの中に入らない大きさになると大変なので、テントのサイズをチェックしておくことも大切になります。
また、ソロキャンプはそこまでマットを動かしたりといったことはないので、設置しやすいものを選びましょう。
断熱性能をチェック
ソロキャンプ向けのエアーマットは、底冷えを防いでくれる特徴をもっていますが、その断熱性能はアイテムによって変わってきます。
また、自分がどの季節に使用するかで、どのくらいの断熱性能が必要なのかが変わってくるので、自分に合った断熱性能をもったアイテムを選ぶことが大切です。
選ぶ目安としては、R値と呼ばれる、その部分がどれくらい熱を通しにくいかを表す数値をチェックするのが良いでしょう。
R値が高いほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いものとなり、R値の目安は、夏は2未満、春と秋は2〜4、冬は4〜6のものを選ぶのがおすすめです。
もちろん目安であるので、寒がりな方や暑がりな方で目安は変わってきますが、寒がりな方はより断熱性能が高いもの、暑がりな方は1つR値を下げたものをおすすめします。
防水性能をチェック
キャンプしているときに、結露や雨で体や寝袋が濡れると、体が冷えてしまい風邪をひくと大変です。
そのため、防水性能が搭載されているのかもソロキャンプ向けエアーマットを選ぶうえで重要になります。
防水性能の選び方は、40Dナイロンと記載があるものやPVC素材が備えられたアイテムで選ぶのがおすすめです。
これらの素材が備えられたものなら高い防水性能が期待できるので、結露や雨で濡れる心配も極力減らせます。
また、防水性能が高いことで、もし濡れてしまっても拭き取りが簡単にでき、お手入れも楽に済ませることができるでしょう。
耐久性をチェック
キャンプサイトは、平らに見える場所でも意外にゴツゴツしていたり、小石があったりと、穴が開きやすい場所でもあるため、耐久性が低いものを使用するとすぐに穴が開いしまいます。
そうなると、ソロキャンプ向けエアーマットは使用できなくなるため、耐久性が高いものを選ぶことが大切です。
耐久性は、TPU生地が使用されているものがおすすめで、TPU生地が使われていることで、耐摩耗性、耐屈曲性、耐油性が期待できます。
もし、耐久性が心配という方はリペアキットを用意しておくことで、エアーマットを修繕できるので安心でしょう。
寝心地で選ぶ
寝心地で選ぶことも、ソロキャンプ向けエアーマットを選ぶうえで大切です。
ソロキャンプ向けエアーマットは、凹凸がついた形から平らなものまで、メーカーによって形が変わってきます。
おうとつがついたものは、マット全体で支えてくれるのに対し、平らなものは少し沈む感じがあるのが特徴です。
こればかりは好みによるので使ってみないとわからない部分はありますが、選ぶ際は一度使ってみて寝心地をチェックしてみましょう。
ソロキャンプ向けエアーマットおすすめ10選
【Klymit】
イナーシャ オゾン エアーマット 軽量 耐久性
見た目が網目状になっている珍しい形をしたソロキャンプ向けエアーマットで、その網目状の形が体を的確に支えてくれる仕様になっています。
寝袋にそのまま入れて使用することも可能にしており、寝袋に入れることで、暖かさを保ち快適な寝心地が可能です。
また、網目状であることから、重量も360gと超軽量化されており、空気を抜くことでコンパクトに収納することもできます。
【ロゴス】
ラダーベッド SOLO(73802803)
厚さが14cmと高さがあるので、底冷え対策が期待できるソロキャンプ向けエアーマットです。
PVC素材を採用しており、防水性能もあり、もしものときに濡れてしまっても拭き取るだけで済む安心な仕様となっています。
また、簡単にふくらませたり、収納もコンパクトにできたり、荷物がかさばることもないところも良いポイントです。
【コールマン】
エアーマットウェーブ(2000022315)
手動ポンプが内蔵された軽量かつコンパクトにも収納できる、ソロキャンプ向けエアーマットです。
マットはおうとつになっており、体をうまく支えてくれるので、寝心地も良く快適に眠れることが期待できます。
手動ポンプが内蔵されており、手のひらで押して離すを繰り返すと1分ほどで膨らませられるようになっているので、簡単に設置可能です。
【ビッグアグネス】
エアーマット(PACUR20)
高強度ナイロンを使って作られた、安定性と耐久性に優れ、重量も566gと軽量となっているソロキャンプ向けエアーマットです。
R値が1.4となっており、暖かい春や暑い夏のシーズン向けにおすすめのエアーマットといえます。
大容量のバルブを採用し、素早く簡単に膨らませることができ、一方空気を抜くことも一瞬でできる優れものです。
【イスカ】
コンフィライトマットレス 180(203802)
厚さが32mmあり、程よい断熱性と保温性が期待でき、キャンプ以外にも登山などにも使用できるのが特徴のソロキャンプ向けエアーマットです。
30Dナイロン素材を採用しているので、耐久性に優れ、さらに耐水性も兼ね備えているアイテムとなっています。
また、睡眠中に落ちてしまわないように生地にノンスリップ加工がされており、快適な睡眠が期待できるでしょう。
【FIELDOOR】
ウルトラライト エアーマット TPUコーティング
重量が500gと軽量になっているソロキャンプ向けエアーマットで、収納時も片手に収まるサイズにできるほどのコンパクトさを持っています。
40Dナイロン加工とTPUコーティングが採用されているので、高い防止性と高い耐久性をあわせ持ったアイテムです。
さらに、10回ほど息を吹き入れるだけで簡単に膨らますことができる、手軽さもあり性能の高いアイテムといえます。
【HIKENTURE】
エアーマット 防水
厚さ7cmとR値3.5の、断熱性能が高く底冷えを感じさせない仕様になっており、春から秋まで長い期間使用できるアイテムです。
また、重量も570gと超軽量という手軽さもある反面、耐荷重300kgまで耐えられる耐久性も持っています。
さらに、空気を入れるときも10〜15回息を吹き入れるだけで膨らませることができ、空気を抜くのは驚きの1秒でできるという、簡単な構造になっているところも良いポイントです。
【Gear Doctors】
Apollo air
425gという超軽量で、収納時は500mlのペットボトルサイズになるのが特徴のソロキャンプ向けエアーマットです。
表面には、コンテナ船の船底に使われるELAST-O-COATと呼ばれる素材を使っており、防水性や破れにくさにも優れています。
さらに、R値5.2を施しているので、季節に関係なくオールシーズン使用することができ、キャンプはもちろん、登山などにも使用可能です。
【GEKETY】
エアーマット 厚さ10cm
厚さが10cmあり、高い断熱性と体をしっかり支えてくれるのが特徴のソロキャンプ向けエアーマットです。
表面の素材には、40DナイロンとTPUを使用しており、高い耐久性と防水性を兼ね備えているので、傷つきにくく水で濡れても安心な仕様になっています。
また、裏面にはポリエステルを採用し、擦ったりしても破れにくい強度をもっているので、テント内以外にもピクニックや庭での使用も可能です。
【HIKENTURE】
エアーマット 防水 軽量
長さ195x幅74x高さ16(cm)と大型のソロキャンプ向けエアーマットで、地面からの熱や寒気、おうとつを感じさせないのが特徴になっています。
大型サイズですが、重量は1kg未満と軽量となっており、収納時もコンパクトにできることから、車内泊やアウトドアイベントなどでも使用可能です。
また、素材も40DナイロンとTPUコーティングを兼ね備えてあるので、高い耐久性と防水性が期待できます。
まとめ
ソロキャンプ向けエアーマットは、キャンプで快適に寝るために必要になる重要なアイテムです。
また、軽量でコンパクトにできるものなら、登山やアウトドアイベントなどにも活躍できるでしょう。
ぜひ、自分に合ったアイテムを見つけて、キャンプや登山などアウトドアを楽しんでくださいね。
ソロキャンプ向けエアーマットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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