キャンプの時に必要になってくるのが道具を運ぶコンテナですが、コンテナにも大型〜小型のものがあり、その素材もさまざまです。
ソロキャンプブームということもあり、最近ではソフトコンテナの、なかでも持ち運びに便利な小さいタイプの人気が高まっています。
そこで今回は、こまごまとしたキャンプグッズや調味料などの収納に便利な、小さいソフトコンテナをご紹介していきたいと思います。
目次
- 1 小さいソフトコンテナを使うメリット
- 2 小さいソフトコンテナを使うデメリット
- 3 小さいソフトコンテナの選び方
- 4 小さいソフトコンテナおすすめ10選
- 4.1 【JAGUY】マルチギアコンテナ Sサイズ (JAG-1902)
- 4.2 【WHATNOT】マルチ収納ケース(WM-02-SB)
- 4.3 【ANOBA】マルチミニボックス S(AN059)
- 4.4 【Coleman】スパイスボックス(2000026810)
- 4.5 【オレゴニアンキャンパー】セミハードギアバッグ M-FLAT(OCB2022WB)
- 4.6 【asobito×野良道具製作所】 キッチン&ギアケース(abn-002OD×BK)
- 4.7 【FOLBOT】 ギアコンテナ S
- 4.8 【Brooklyn Works】アコーディオンバッグ
- 4.9 【snow peak】マルチコンテナ S(UG-073R)
- 4.10 【ジャックウルフスキン】コンテナバッグ S(8007551)
- 5 まとめ
小さいソフトコンテナを使うメリット
持ち運びがしやすい
小さいソフトコンテナのほとんどは上に取っ手が付いているので、片手でさっと手に取り気軽に持ち運ぶことができます。
また、場所を取らないため、キャンプ用品でいっぱいになった車のトランクのわずかなスペースに押し込めることもできます。
設営場所まで運ぶ際も、両手がふさがっていたら大きな荷物の上にちょこんと乗せて運んだりと、なにかと使い勝手がよく便利です。
アイテムごとに収納できる
例えばロープやフックなどの道具や、シュラカップなどの小さな食器類は、大きなコンテナの中で埋もれて探すのが大変になる場合も。
いっぽう、小さいソフトコンテナであれば、用途別にアイテムを絞ってまとめることができるので、道具を探す手間がはぶけます。
メーカーを合わせて大小のソフトコンテナを用意すれば、統一感も生まれ、キャンプレイアウトをおしゃれに演出することができます。
ベロクロで間仕切りを変えられる
ソフトコンテナの多くは、中のベルクロで間仕切りの位置を変えることができますが、小さいソフトコンテナも例外ではありません。
小さいながらもベルクロやポケット、カラビナが付けられるループが付いたものもあり、大きいコンテナに負けず劣らずの収納力です。
小さいソフトコンテナを使うデメリット
中に入れるものが限定される
小さいコンテナには、当然大きめの道具は入らないので、あくまでも「こまごまとしたものをまとめる」といった用途に限定されます。
できるだけたくさんのものを入れたければ、メスティンの中に米を入れる、スタックできる食器を選ぶ、などの工夫が必要になります。
あまり無理に詰め込んでしまうと、ファスナーが壊れたり、取っ手が破れたりする場合もあるので、中に入れるものは厳選しましょう。
荷物を運ぶ回数が増える
大きなコンテナではいちどで運べるような荷物も、小さなコンテナに小分けをすると、複数回に分けてサイトまで運ぶ必要が出てきます。
車の乗入れができるサイトであれば問題ありませんが、アウトドアワゴンを使って運ぶような場合は、誤って途中で落としてしまうことも。
そのようなことがないように、小さいコンテナは、カラビナやロープで他の荷物に固定させるなどの工夫をする必要があるでしょう。
小さいソフトコンテナの選び方
中に入れるものを決めてから選ぶ
商品説明欄のサイズを見ただけでは、中に何が入るかをイメージするのが難しく、収納しようと思っていた道具が入らない場合があります。
そのようなことを避けるため、収納予定の道具のサイズをしっかりと測ったうえで、商品のサイズを確認しながら選ぶようにしましょう。
ECサイトの写真には、道具を収納したイメージ写真が掲載されていることが多いので、そちらも参考にしてみるのもいいですね。
ポケットや間仕切りなどの確認
ただ小さいだけで、間仕切りやポケットが付いていないものを選ぶと、中のものがバラバラになって余計見づらくなってしまうことも。
小さくても、中できれいに仕切ることができるような、作りのしっかりとしたものを選ぶと、長く愛用でき愛着も湧いてくることでしょう。
素材の確認
キャンプをする時は、急な雨に降られたり、雨の日のあとは地面がぬかるんでいて、道具が汚れてしまうようなこともあります。
全体に撥水加工がされたものや、底に汚れにくい素材を使った物を選ぶと、さっと汚れを落とすことができるので便利です。
小さいソフトコンテナおすすめ10選
【JAGUY】
マルチギアコンテナ Sサイズ (JAG-1902)
ヤガイのマルチギアコンテナシリーズのSサイズで、シュラカップやメスティン、ガス缶などの調理器具の収納にぴったりなサイズです。
ベルクロで中を3つに仕切ることができ、メッシュポケット付きで収納力も高く、外側のループにカラビナを引っかけることもできます。
同シリーズのL、Mサイズもあるため、サイズ違いで揃えると、用途に合わせて使い分けができ、トータルコーディネートも楽しめます。
【WHATNOT】
マルチ収納ケース(WM-02-SB)
ソフトタイプからハードタイプまで、多数のアウトドアコンテナを展開するワットノットの、コンパクトで縦長のソフトコンテナです。
CB缶がちょうど4本収まるサイズ感で、他にも調味料を立てて入れたり、サイドのモールにはカトラリーを収納することもできます。
中の間仕切りを外すこともできるので、ランタンの収納ケースとして活用している方も多く、マルチに活躍してくれるケースです。
【ANOBA】
マルチミニボックス S(AN059)
コロンとした形がかわいらしく、調味料やナイフ、火吹き棒や着火剤など、バラバラになりそうな細かいものの収納に向いています。
小さいのにカラビナを引っ掛けるループが付いているので、コンパクトスピーカーを引っかけて音楽を聴きながら料理をすることも。
マルチギアボックスLサイズには本製品が4つ、Mサイズには2つがシンデレラフィットするので、セットで購入してもいいですね。
【Coleman】
スパイスボックス(2000026810)
かなり前からその形を変えずに販売されているロングセラー商品で、高さがあるため、小さいサイズの調味料なら詰め替えせずに入ります。
ポリエステル製ですがしっかりとした作りで、少し強引に物を詰め込んでも型くずれせず、見た目以上にたくさんの物を入ります。
キャンプだけでなく、ピクニックやバーベキューをする時に持って行ったりと、幅広く使えてたいへんコスパのよい商品です。
【オレゴニアンキャンパー】
セミハードギアバッグ M-FLAT(OCB2022WB)
あまり高さのないフラットな作りで、厚みのある間仕切りが緩衝材の役割を果たしてくれるため、ガラス製の食器を持ち運ぶことも可能。
最大8ルームにもなる間仕切りは、小さな道具を見やすく分けたり、全部外して小さめのカセットコンロを入れたりと、使い方は自由自在。
見た目もおしゃれなので、キャンプで使用しない時は、普段の収納として部屋に置いても、インテリアの一部となってくれるでしょう。
【asobito×野良道具製作所】
キッチン&ギアケース(abn-002OD×BK)
収納バッグをメインに展開するアソビトと、火吹き棒や火バサミなどを展開する野良道具製作所がコラボして作った、こだわりのケースです。
ロウ引き加工をした防水性の高い帆布素材を使用しているため、多少の雨や汚れは気にする必要がなく、使い込むほどに味わいが出てきます。
無骨な見た目ですが、全体にクッション材が仕込まれているため、大切なギアを衝撃から守ってくれる、ギア好きにはたまらない商品です。
【FOLBOT】
ギアコンテナ S
イギリスで誕生したカヤックのメーカー、フォルボットが展開するキャンプギアは、飽きのこないシンプルなデザインが特徴的です。
高さのない横長のデザインは、シュラカップやお皿を横並びに入れたり、コーヒーミル、ケトルを入れてアウトドアコーヒーを楽しむことも。
これひとつあれば、ソロキャンプの調理器具は余裕で入り、コンパクトに荷物をまとめたいファミリーキャンパーにもおすすめの商品です。
【Brooklyn Works】
アコーディオンバッグ
日本ではまだあまり知られていない、洗練されたデザインのキャンプギアを数多くリリースしている、韓国のアウトドアブランドの商品です。
アコーディオン型のコンテナタイプで、さっと広げて荷物を運ぶのに使ったり、サイドのフックにシュラカップを引っ掛けたりと自由自在。
キャンプ以外にも、子供のおもちゃをまとめたり、工具などをまとめたりと、普段の収納にも気軽に使える、とても便利な商品です。
【snow peak】
マルチコンテナ S(UG-073R)
シンプルな作りですが、帆布のしっかりとした生地で耐久性の高い、スノーピークファンならきっと欲しくなりそうなマルチコンテナです。
長方形の形が使いやすい3サイズの展開ですが、こちらのSサイズは調理器具をまとめたり、ペグ入れにしたりと、使いみちもいろいろ。
お値段は少々しますが、手持ちのキャンプギアにシンデレラフィットすれば、嬉しくなって他のサイズもそろえたくなるかも知れませんよ。
【ジャックウルフスキン】
コンテナバッグ S(8007551)
カモフラ柄がアウトドア感を演出してくれて、同メーカーのソフトトランクにくっつけることもできる、小さくてかわいいコンテナです。
小さいながらも内ポケット、外ポケット、可動式の間仕切りがついており、内側のクッションフォームで大切なギアを守ってくれます。
よく見ると、ジッパータブがペグハンマーのようなかわいいかたちをしている、細かいディテールにもこだわった商品です。
まとめ
小さいソフトコンテナも、手持ちの道具が入るサイズのものを選べば、使い勝手がよく、キャンプグッズを見やすく収納することができます。
単体でも、バッグインバッグとしても使えて便利な小さいコンテナを、あなたのアウトドアライフに取り入れてみてはいかがでしょうか。
小さいソフトコンテナの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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