冷たい風や日焼けから顔を守ってくれる、便利グッズのフェイスマスク。
防寒グッズとしても重要なアイテムですが、ゴーグルを曇らせる原因になることもあります。
「ゴーグルが曇らない種類が欲しいけど、どのようなものを選べばいいのかな?」と悩む方もいるかもしれません。
ポイントは、空気がこもりにくいタイプや、マスク内の空気がゴーグルに入りにくいタイプから選ぶことです。
こうしたポイントを押さえれば、曇らないフェイスマスクで快適にスノボを楽しめるでしょう。
目次
- 1 曇らないスノボ向けフェイスマスクを使うメリット
- 2 曇らないスノボ向けフェイスマスクを使うデメリット
- 3 曇らないスノボ向けフェイスマスクの選び方
- 4 曇らないスノボ向けフェイスマスクおすすめ10選
- 4.1 【DREGEN】IOMI(IM1500)
- 4.2 【おたふく手袋】フェイスマスク(B-92)
- 4.3 【VAXPOT】フェイスマスク(VA-3804)
- 4.4 【VAXPOT】ネックチューブ(VA-3851)
- 4.5 【ANON】ミッドウェイトネックウォーマー(15256101001)
- 4.6 【ANON】フェイスマスク(152581)
- 4.7 【DAKINE】HUNTER BALACLAVA(10001508)
- 4.8 【mont-bell】フェイスマスク(1107500)
- 4.9 【DREGEN】AMOTT TYPE-A(AM130210)
- 4.10 【おたふく手袋】フルフェイスマスク(B-94)
- 5 まとめ
曇らないスノボ向けフェイスマスクを使うメリット
肌荒れから顔を守る効果がある
フェイスマスクには、肌荒れ対策としての効果があります。
日焼けをしてゴーグル跡だけが残ったり、霜焼けのように顔が赤くなって肌が荒れるといったトラブルを防いでくれるのです。
ゴーグルが曇る心配をするかもしれませんが、大前提として、肌を守るために必要なアイテムだということを覚えておきましょう。
マスクの代わりとしての効果がある
口元が覆われているので、通常のマスクの代わりになります。
ゲレンデでは気にする必要はないかもしれませんが、レストハウス内で休憩するときは、まだマスクは必需品ですよね。
通常のマスクほどの効果は期待できませんが、簡易的にでも口元を覆えれば、休憩中に屋内で付け替える手間は省けるでしょう。
視界を確保できる
休日ともなれば、多くのスキーヤーやスノーボーダーでゲレンデは混雑します。
雪面も徐々に荒れて、デコボコになっていきます。
ゴーグルが曇ってしまうと、ほかのスノーボーダーとぶつかったり、転んでしまう危険性が高くなるので注意が必要です。
ゴーグルが曇らないフェイスマスクを使えば、視界をしっかり確保できるので、安全にスノボを楽しむことができるでしょう。
曇らないスノボ向けフェイスマスクを使うデメリット
価格が高い
曇らない機能が付加価値として付いていると、普通の防寒アイテムのフェイスマスクと比べて、価格が高くなる傾向があります。
また、ブランドや商品ラインによって、機能には差があります。
自分と相性の良い機能や、必要十分な性能のものを選んで、価値に見合った価格のフェイスマスクを選ぶと良いでしょう。
付け心地には個人差がある
曇りを防ぐ機能として、鼻が当たる部分に芯が入っていたり、一部に材質が異なる生地が使われているといった場合があります。
顔に直接触れるアイテムのため、その付け心地は個人差によるところが大きいでしょう。
商品レビューなどを参考に購入することになるので、商品選びの難易度は少し高いと言えるかもしれません。
試着が難しい
顔に直接触れるという性質上、試着ができない可能性があります。
購入して初めて、商品の付け心地を試せるという場合がほとんどでしょう。
複数の商品を購入して、やっと満足できるものに出会える、ということもあるかもしれません。
いきなり高価なものは買わず、まずはリーズナブルなものを試してみて、必要に応じて買い足しするというのも一つの方法でしょう。
曇らないスノボ向けフェイスマスクの選び方
絶対に曇らないものはない
口元を覆うアイテムである以上、絶対にゴーグルが曇らないということはありません。
まずはこれを理解しないと、完璧を求め、次々と色々なフェイスマスクを買い続けるということになりかねません。
ですが、曇らない工夫がされた商品を正しく理解して使うことで、ゴーグル内が曇るのを極力防ぐことができるでしょう。
ゴーグルが曇る原因
なぜフェイスマスクをするとゴーグル内が曇りやすくなるかと言うと、マスク内に温かい空気がこもってしまうからです。
マスク内の空気はすき間から外に逃げますが、そのすき間が一番空きやすいのは鼻の部分となります。
つまり鼻の部分から温かい空気が外に出て、ゴーグル内に入ってしまうことで、ゴーグル内が曇ってしまうのです。
温かい空気がゴーグルに入らない工夫がされているフェイスマスクを選べば、ゴーグルが曇ることはなくなるでしょう。
空気がこもりにくいタイプを選ぶ
通気性が良ければ、マスク内に空気はこもりにくくなります。
特に口元周辺の空気が外に出やすければ、ベストと言えます。
例えば、口元がメッシュ生地になっているタイプや、通気用の細かな穴が空いているタイプなどが良いでしょう。
ダイレクトに空気が抜けるので、曇る心配はだいぶ減らすことができます。
フィットするサイズ感で選ぶ
サイズが大きくて顔に合わないことも、ゴーグルが曇る原因になります。
すき間が大きいと、そこからより多くの空気が抜けてしまうからです。
例えば、顔に密着するタイプを選び、特に鼻の部分のフィット感を大事にすると良いでしょう。
すき間が無ければ、空気が上に抜けることを防ぐことができます。
自分が使いやすい形状やスタイルから選ぶ
最終的には、形状の好みやプレイスタイルから選ぶのが一番です。
合う、合わないは好みによって変わるためです。
フェイスマスクは大きく分けて、マスクタイプ、チューブタイプ、フーディタイプ、バラクラバタイプの4種類の形状があります。
ヘルメットを装着する、ゴーグルとの相性を大事にしたいなど、それぞれのプレイスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
曇らないスノボ向けフェイスマスクおすすめ10選
【DREGEN】
IOMI(IM1500)
こちらはマスクタイプのフェイスマスクです。
口元に付いている開閉式のフラップが呼吸を楽にするほか、空気の排出も助けてくれます。
フリース製のノーズパッドが鼻のフィット感を高めつつ、ゴーグルへの空気の流入を防ぎます。
ダイレクトに息を外に出せるので、曇りを減らす効果は高いでしょう。
遊び心のあるデザインが豊富で、機能性だけでなくファッション性も求める方にはおすすめのシリーズです。
【おたふく手袋】
フェイスマスク(B-92)
こちらはマスクタイプで、鼻部分と口元に大きめの通気穴があり、呼吸しやすい作りになっています。
穴は2箇所あるので、マスク内に空気がこもることはまず無いと言えるでしょう。
内側にはフリース素材が使われて保温性が高いほか、マジックテープで留めるタイプなので着脱に手間はかかりません。
鼻部分の穴は特に大きいため、通常のマスクの代用効果は期待できないと思ったほうが良いでしょう。
【VAXPOT】
フェイスマスク(VA-3804)
VAXPOTは価格がリーズナブルなことで知られるブランドです。
イヤーフック付きなので、耳にかければ滑走中にズレ落ちる心配は低いでしょう。
口元が2層構造になっているため、呼吸がしやすいほか、空気が外に抜けやすくなっています。
口元を開けばマスクを装着したまま水分補給ができるほか、マジックテープ式なのでゴーグルを着けたままマスクの着脱もできます。
【VAXPOT】
ネックチューブ(VA-3851)
こちらはチューブタイプのフェイスマスクです。
シーンに合わせて、フェイスマスクとネックウォーマーの2パターンで使うことができます。
口元は、部分的に通気性の良い編み方に切り替わっており、空気が通りやすくなっています。
イヤーフック付きのため、フェイスマスクとして使っても、耳にかければズレを気にせずに滑走できるでしょう。
【ANON】
ミッドウェイトネックウォーマー(15256101001)
こちらはチューブタイプです。
フェイスマスクとゴーグルがマグネットで連結する「MFIシステム」が搭載されています。
鼻の部分にマグネット付きの芯が入っており、別売りのANONのゴーグルとマグネットで連結できるという独自システムです。
口元に細かな穴が空いていて通気性が良く、空気が外に出やすくなっています。
複数ラインが展開されているため、好みによって生地の厚さを選ぶことが可能です。
【ANON】
フェイスマスク(152581)
こちらはフーディタイプです。
MFIシステムにより、マグネットでゴーグルと連結できます。
フーディとフェイスマスクが一体化しているので、スムーズな着脱が可能です。
透湿性に優れたフリース素材が使われており、保温性と曇りを防ぐ効果が両立しています。
頭から顔全体までストレスなくカバーできる一品です。
【DAKINE】
HUNTER BALACLAVA(10001508)
こちらはフェイスマスクとフーディの一体型タイプです。
ドローコード付きで、顔周りのサイズ調整や締め付け具合を自由に調整できます。
バラクラバほどの密着感はないので、顔をピッタリと覆われるのが苦手な方向けと言えるでしょう。
ややゆったりフィットなので、ビーニーを被った上からでも着用が可能です。
生地が厚めのミッドウェイトフリース素材が使われており、保温性も高くなっています。
【mont-bell】
フェイスマスク(1107500)
こちらはバラクラバタイプのフェイスマスクです。
鼻の部分に樹脂製の芯が入っており、芯を調整することで鼻にしっかりとフィットします。
すき間が無くなることで、ゴーグルが曇るのを防いでくれます。
シーンに合わせて目の周囲だけを出したり、フェイスマスクとして使用したりと、幅広い使い方が可能です。
本格的な登山家からも絶大な支持を得ているブランドなので、快適な付け心地を高いレベルで実現してくれることでしょう。
【DREGEN】
AMOTT TYPE-A(AM130210)
こちらはバラクラバタイプです。
口元が空気の通りやすいメッシュ生地になっているため、ゴーグルが曇る原因となる温かい空気がマスク内にこもりません。
さらに、バラクラバ特有の息苦しさも抑えてくれています。
薄手の生地が使われているため、ヘルメットインナーやビーニーとの併用など、レイヤリングにも役立つことでしょう。
折りたたんでもかさばらず、持ち運びを邪魔しないので、予備の1枚として携帯しておくのもおすすめです。
【おたふく手袋】
フルフェイスマスク(B-94)
こちらはバラクラバタイプです。
鼻部分と口元に大きめの穴が空いており、空気がダイレクトに外に抜けていきます。
顔全体をすっぽりと包み込むため、ずれ落ちる心配をせずに着用できるでしょう。
表面素材はウェットスーツ生地で風を通しにくく、内側はフリース生地で保温性を高めています。
まとめ
今回ご紹介した4タイプから候補を絞り込んでいけば、きっと好みにあったフェイスマスクに出会えることでしょう。
ぜひ今回のポイントを参考にしていただき、付け心地の良いフェイスマスクを見つけて、快適にスノーボードを楽しんでください。
曇らないスノボ向けフェイスマスクの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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