スノーボードの板は、およそ9ヶ月の長期間の保管状態により、次のシーズンの板の状況も大きく変わってきます。
そのようなときに活躍してくれるのが、縦置きのスノーボードラック。
縦置きのスノーボードラックは、オフシーズン中のデリケートな板をベストな状態に保ちます。
しかし、スノーボードラックは意外と種類も多く、購入したくても何を基準に選べばいいかわからない人も多いようです。
この記事では、このようにスノーボードラックの購入を検討している人に向け、解説を行っていきます。
縦置きのスノーボードラックを使うメリット
スペースの確保
縦置きのスノーボードラックを使用することで、部屋のスペースを確保することができます。
スノーボードの板は大きく、横置き、縦置きのどちらにしても、部屋のスペースをかなり占領してしまいがちです。
縦置きのスノーボードラックで板を収納することで床面積が広くとれ、スペースを有効に使えるようになります。
板の変形を防ぐ
スノーボードの板の変形を防ぐためにも、縦置きにすることは非常に重要です。
スノーボードの板は非常にデリケートで、直射日光や湿度に弱く、変形しやすいという特徴を持っています。
オフシーズンの板の保管の際、横置きで保管してしまうと、板の重みで変形してしまうことも。
板の上に物を置いてしまうことももちろんいけません。
板は専用のラックで縦置きにして保管するようにしましょう。
長期保管が可能
縦置きのスノーボードラックは板を長期保管することができます。
床に直接置くことで、躓いて傷つけてしまったり、物をぶつけて大きく破損してしまうことが起きる可能性も。
スノーボードラックで整理することで、このような事例を防ぐことができます。
長く愛用するためには、メンテナンスと保管収納をきっちり行うようにしましょう。
スノーボード以外のツールも収納が可能
縦置きのスノーボードラックはスノーボードの板はもちろん、サーフボードやスキー板などのツールもまとめて収納できます。
特に収納枚数が多いラックは、多くのツールを収納することができるため、部屋が片付くというのも大きなメリットです。
インテリアとしての活用
縦置きのスノーボードラックはおしゃれなインテリアとして活用することもできます。
スノーボードの板はカラフルなもの、アースカラーを取り入れた物など、デザイン性の高いものが多く、インテリアとして非常に映えます。
ウッドラックや無機質なスチールのラックに立てかけて、おしゃれにディスプレイしてみましょう。
縦置きのスノーボードラックを使うデメリット
スペースをとる
縦置きのスノーボードラックを部屋に置くには、ある程度のスペースが必要です。
ラックを設置することでスペースを確保できるメリットもありますが、やはり最低限のスペースを取るということは否めません。
家具や物が多すぎる場所や、狭い部屋の場合、設置が難しくなることも考えられます。
壁に穴を開けるタイプもある
縦置きのスノーボードラックの中には壁面タイプのものもあり、壁に穴を開ける必要がある場合もあります。
持ち家の場合であれば問題ないですが、賃貸であれば壁に穴を開けてはいけない物件もあるかもしれません。
壁面収納タイプのラックを購入する際は、壁に穴を開けても良いかどうかを事前に確認しておきましょう。
壁や板が傷つく可能性も
縦置きのラックの中には、固定されながらも壁に板の重りがかかってしまうタイプもあるため、壁や板が傷つく可能性があります。
このような場合はボードケースに入れて収納する事も1つの方法です。
しかし、ボードケースに収納する場合は、湿度がたまりやすくなる密閉はNGです。
ボードケースに入れて収納する場合は、入口を開け、通気性への配慮を忘れないようにしましょう。
縦置きのスノーボードラックおすすめ6選
【Gravity Grabber】
スキー+スノーボード壁面収納ラック
こちらの壁面収納ラックは、壁に固定された滑り止めパッドが板をしっかりと固定してくれます。
スノーボードの板も、形、大きさ、ビンディングの種類に関係なく収納することが可能です。
スノーボードの板はもちろん、吊るして収納しておきたいスノーツールも一緒に整理できます。
そのため、壁、部屋ともに非常にスッキリと見せることができるでしょう。
【Funktion】
ボードスタンド(FK-700-BLACK)
こちらのボードスタンドは、縦置き、横置き両方に対応可能です。
非常にコンパクトなサイズで持ち運びもしやすく、角度も調整できる優れもの。
スタンドを使用しないときは折りたためて、収納も簡単なため、手軽に使用することができます。
ラックのように場所を取りたくない、最小限のスペースで保管をしたいという人におすすめです。
【ノーブランド】
スノーボードラック
ビス止めによる組み立て式のウッドラックです。
大きさは47cm×48cm×135cmで、2枚収納から9枚収納のものまであり、価格もそれぞれ変わってきます。
振れ止めにはエアロフレックスを使用しており、板にストレスを与えません。
デザインはシンプルですが、研磨された無垢材は使用年数によりヴィンテージ感が出てきます。
そのため、おしゃれインテリアとしても活用できます。
【Azullow】
サーフボード縦型収納スタンド
こちらのサーフボード収納スタンドは、サーフボード以外にも、スノーボードやゴルフバッグなども収納可能です。
大きさは50.0cm×72.5cm×111.5cm、板は4枚収納可能で、スタンド上部のホルダーアームは高さを調整することができます。
スチール製で非常に安定感もあり、長期保管も問題ありません。
【Ocean&Earth】
FREE STANDING RACK
こちらのラックはガレージの保管にも対応できる、防サビ付きアルミフレームを使用しています。
板は4枚収納可能で、大きさは122cm×60cm×74cm。
ラック上部の保護パッドの素材は、軽くて丈夫な50mmEVAフォームです。
無機質なアルミがシンプルで、インテリアとしても映えそうなラックは組み立ても非常に簡単です。
【KAZU工房】
サーフボードラック
お店のボードラックのような、おしゃれでしっかりとした造りのこちらは、スノーボードの収納も可能です。
大きさは50cm×75cm×85cmで、板は4枚収納でき、ビスで簡単に組み立てることができます。
落下防止用のチェーンは、インパクトがありとてもおしゃれ。
家具職人がこだわりをもって作るラックは重厚感があり、ディスプレイにこだわりを持つ人におすすめです。
まとめ
スノーボードの板の寿命は、シーズンオフの保管状態で決まると言っても過言ではありません。
今回ご紹介したスノーボードラックは、縦置きのメリットをふんだんに取り入れたものばかりです。
大事な板で長く滑るために、この記事をぜひ参考にしてみてください。
縦置きのスノーボードラックの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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