スノーボード用ハードブーツおすすめ5選!アルペンブーツを紹介!

スノーボードブーツは、フレックスという言葉で硬さが表されており、アルペンスノーボードはハードブーツを使用します。

アルペンは、フリースタイルより細くて長くて硬いボードを使用し、速いスピードでライディングを行うスタイルです。

疾走感が高く、初心者から始められますが、フリースタイルよりも硬いブーツが必要で、流用できるモデルが少ない傾向にあります。

そこで、今回はスノーボード用のハードブーツについて詳しく解説し、おすすめの商品もご紹介していきます。

スノーボード用ハードブーツを使うメリット

ホールド感が向上する

ハードブーツは、つま先から足首上部までしっかりと固定されるので、スピードを出してもぶれにくい特性があります。

ホールド感が向上することで安定し、上達スピードも早く、力の抜く場面などを把握できます。

アルペンなどをする人は、柔らかいブーツだとホールド力が足りず、足首がぶれやすいので、ハードブーツが必要です。

力を伝えやすい

ハードブーツはソフトブーツに比べて遊びが少ないため、力が逃げにくく、直接ボードを操作している感覚が掴めます。

スピードを出している状況では、大きなターンよりも少し角度を変えたりと、微調整が必要です。

その際、ハードブーツの方がボードのコントロール性も向上し、一体感が得られます。

スピードが出る

ハードブーツは、全ての面で力を加えられるように設計されており、反発力があるため、力をスピードに変えられます。

足は自由に動かしにくくなりますが、ブーツにしっかりと足が固定されているので、前後の重心移動が簡単です。

フリースタイルはスピードを出さない滑り方ですが、アルペンはスピードを出して滑るスタイルなので、ハードブーツが必要です。

スノーボード用ハードブーツを使うデメリット

初心者には扱いづらい

硬く設計されていることにより、力を入れすぎてしまう初心者の人は足が痛くなり、重心移動を覚えないと扱いづらいです。

初心者にありがちなのは、重心移動ではなく、足首を動かして方向転換をしてしまうことです。

力の抜き所や、ボードのエッジを効かせたターンを覚えないと負荷が大きくなり、長時間使用すると痛みが出てくることがあります。

フリースタイルと併用できない

フリースタイルは、アルペンに比べて低速で滑ったり、技やターンをするため、柔らかめのブーツを選びます。

ハードブーツは早いスピードでも足がぶれにくく、ボードの微調整をするため、全く正反対の競技には流用ができません。

どのようなスノーボードスタイルで始めるのかを検討し、ブーツのフレックスを決めることが必要です。

スノーボード用ハードブーツの選び方

足にフィットするモデル

ただ履いて足にフィットするモデルよりも、履いて立ったり、前後左右に体重をかけてもフィットするものをおすすめします。

ブーツを履く状況は雪の上やボード上なので、いろいろな角度に加重がかかったり、歩きにくいです。

履いて歩いたり、前後に体重をかけたときに少しでも痛みがあれば、足に合っていないブーツと判断できます。

つま先が浮いたりかかとが浮いても、力が入らず操作性が劣ってしまうので、空間が大きすぎるブーツは足に合っていません。

厚手のソックスを履くなど、足が膨張することも考慮して、つま先に少しだけ余裕のあるモデルを選びましょう。

締め付け方法

スノーボードブーツの締めつけ方法は、紐タイプ、レースアップタイプ、Boaタイプの3種類が存在します。

クラシックな紐タイプは、足の形状に合わせた好みの締め付けが可能です。

レースアップとBoaタイプは簡単に脱着が可能で、時間をかけることなく全体を締め付けることができます。

ハードブーツは足全体がフィットするので、甲高や幅広い足でなければ、グローブをつけたまま操作できるBoaタイプがおすすめです。

アルペンなどの高速域で使用する場合、雪がブーツにつきやすく、凍ってしまうことも良くあります。

紐タイプの場合、凍ってしまうと結びにくくなるうえに劣化も激しいので、簡単に調整できるモデルが安心です。

スタイルに合わせたフレックス

スノーボードブーツの硬さはフレックスで表され、メーカーによっては5段階、10段階で分けられています。

ハード扱いになるフレックスは、5段階でいうと4か5になります。

上級者であれば1番硬いモデルがおすすめですが、スノーボード初心者がアルペンに挑戦する場合、1つ柔らかいモデルがおすすめです。

足の形状とブーツが合っていても、操作能力がついてこずに、痛みを伴う可能性があります。

フリースタイルとの兼用は難しいので、本格的に2つのスタイルをこなしたい場合は2足必要になります。

スノーボード用ハードブーツおすすめ5選

【ディーラックス】
スノーボードブーツ

引用:Amazon

こちらはフレックスが4/5段階となっており、オリンピック金メダリストも使用したスノーボードブーツです。

かかとのホール力が高く、パワー伝達に優れており、ロックを解除すると歩行にも便利です。

オーバーラップシェルで包み込むことにより、全方向の些細なパワーを伝達して、フリーランまで対応できます。

【インチューション】
スノーボードブーツ

こちらはレースアップタイプの締めつけ方法で、フレックスは4/5段階のスノーボードブーツです。

アッパーカブは高密度な素材を採用しており、耐久力も高く、ボードへ力を伝えるレスポンス力も向上しています。

ふくらはぎ部分は、負担を少なくするために上部を少しカットしてあり、薄い素材で構成されています。

【サロモン】
キアナデュアルボア(L41106600)

引用:Amazon

こちらは4/5段階のフレックスで、快適性とパフォーマンスを向上させることができるスノーボードブーツです。

パウダーやゲレンデで使用でき、ターンも行いやすいので、フリーライドに最適となっています。

デュアルボアを搭載しているので、甲の部分と足首から上部に分けられ、自分好みの締めつけを可能にしています。

【サロモン】
DIALOGUE DUAL BOA(L41210100)

引用:Amazon

こちらは、新世代のフレックスとバランスを備えており、フリーライドとフリースタイルに使用できるフレックス4/5のブーツです。

ソールはハイスピードの衝撃も吸収可能で、パワー伝達にも優れています。

熱成型のフォームでインナーを形成しており、足首に装着可能なインサートで好みに合わせたホールドを可能にしています。

【ヘッド】
EIGHT BOA Liquid Fit

引用:Amazon

こちらは、スノーボードに必要なパワー伝達と耐久性に優れており、フレックスがハードのスノーボードブーツです。

快適性に優れたハイスピード競技にも対応し、カービングやハーフパイプにも使用可能です。

耐久性が向上しており、クッション性も高いので、アルペンなどにも向いています。

まとめ

今回は、スノーボード用のハードブーツについてご紹介しました。

フリーライドに最適ですが、硬すぎると足に負荷がかかって痛みが出やすいので、初心者は1段階下のフレックスがおすすめです。

締めつけ方法やブーツのサイズ感など、選び方が分からない人は参考にしてみてください。

紹介アイテム一覧

スノーボード用ハードブーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ディーラックス
スノーボードブーツ
インチューション
スノーボードブーツ
サロモン
キアナデュアルボア(L41106600)
サロモン
DIALOGUE DUAL BOA(L41210100)
ヘッド
EIGHT BOA Liquid Fit