雪山では危険はつきものですが、ゴーグルが曇ると視界が悪くなるため、その危険度はさらに増してしまいます。
スノーボードを楽しむために、ゴーグルは絶対に曇らせたくないものです。
これに答えてくれるのが、曇らないスノボゴーグルです。
とはいえ、初心者の人は曇らないスノボゴーグルの重要性や、購入に関しても選ぶ基準がわからない人がほとんどでしょう。
この記事では、曇らないスノボゴーグルの購入を検討している人に向け、購入時の選び方のポイントを解説していきます。
曇らないゴーグルもご紹介していくので、ぜひ購入時の参考にしてください。
目次
曇らない初心者向けスノボゴーグルを使うメリット
視界がクリアになる
曇らないスノボゴーグルは視界をクリアにしてくれます。
スノーボーダーであれば誰もが経験のあるゴーグルの曇りは、快適なライディングの妨げになります。
曇らないスノボゴーグルを使用することで視界をクリアにし、より雪山ライフを楽しみましょう。
安全面
曇らないスノボゴーグルは、雪山での安全を高めてくれるアイテムです。
スノボゴーグル内が曇り始めると視界が悪くなり、転倒したり怪我の危険も高まります。
ですが、曇らないスノボゴーグルを使えば視界が良好になり、転倒やケガのリスクを減らせます。
楽しさももちろん必要ですが、それは安全面があってのことです。
安全面を充実させるために、初心者の人は特に曇らないタイプのスノボゴーグルを選ぶようにしましょう。
曇らない初心者向けスノボゴーグルを使うデメリット
価格が高め
曇らないスノボゴーグルは価格が少し高めです。
曇り止め機能はコーティング、ベンチレーション、各社オリジナルの技術などさまざまですが、やはり対価がついてきます。
さらに、曇り止めといえばダブルレンズ、球面タイプのレンズですが、どちらも高価な傾向にあります。
機能が少なめのタイプと比べると価格が高くなるのは否めません。
絶対に曇らないわけではない
曇り止め機能が付いているスノボゴーグルも、絶対に曇らないわけではありません。
たとえばレンズの曇り止めコーティングがされている場合、使用頻度や使用年数により劣化し、コーティングが落ちてきます。
そうなると曇り止めの機能も低下し、徐々に曇りがちになります。
コーティングが落ちてきた場合は曇り止め剤で対処するか、新たに購入を検討することも考えましょう。
曇らない初心者向けスノボゴーグルの選び方
レンズの種類
曇らないレンズの選択肢のひとつに、球面レンズを選ぶという方法もあります。
スノボゴーグルのレンズには2種類のタイプがあり、平面タイプと球面タイプに分かれます。
曇らないと言われているのは球面タイプのレンズです。
平面タイプは顔のすぐそばにレンズがくるため曇りやすく、球面タイプは顔とレンズの間が離れるため必然的に曇りにくくなります。
レンズの枚数
レンズの枚数は曇らないスノボゴーグルを選ぶ際に非常に重要なポイントです。
レンズには1枚のシングルレンズ、2枚のダブルレンズがあり、曇りにくいと言われるのは後者のダブルレンズです。
2枚あるレンズの間に空気の層が作られることで温度差が少なくなり、レンズ内を曇りにくくしてくれます。
ダブルレンズはシングルレンズに比べると価格が少し上がりますが、 高機能に対価はつきものです。
曇りにくいレンズを探す場合はダブルレンズを選ぶようにしましょう。
曇り止め機能
曇り止め機能付きのゴーグルを選ぶことも購入時の重要なポイントになります。
最近のスノボゴーグルの曇り止め機能は非常にハイスペックです。
ゴーグルの上部にある換気システムのベンチレーションは、標準装備されることが多くなっています。
また、レンズ自体に特殊な曇り止めのコーティング加工が施されているモデルも増えてきました。
少し高価になりますが、アイウェアの有名ブランド各社が自社開発した曇り止め技術にも注目です。
雪山に行く頻度が多い人やこだわりの強い人は、ハイスペックな曇り止め機能の付いたスノボゴーグルも検討してみましょう。
フレームレス
フレームレスタイプのゴーグルも選択肢のひとつです。
フレームレスのスノボゴーグルは雪が付きにくいため温度差が出にくく、レンズが曇ることはあまりありません。
視界が広がりやすいので安全度が上がり、初心者の人も思いっきり滑ることが可能になります。
ただ、フレームがないため、耐久性が若干劣る点がデメリットです。
フィット感
フィット感の低いものは隙間ができるため曇りがちです。
ダブルレンズや高機能の曇り止めベンチレーションを搭載していても、フィット感が低いと全て台無しになります。
最近のゴーグルは、ジャパンフィットモデルという日本人の顔にフィットしやすいように作られたモデルも多く販売されています。
ジャパンフィットモデルかどうか、また、サイズが適しているかどうかをよく確認してから購入するようにしましょう。
眼鏡対応モデルはサイズの確認を
普段からコンタクトではなく眼鏡の人は、選択基準に眼鏡対応を追加することが必要です。
最近のスノボゴーグルには眼鏡を装着したまま滑ることができる、OTGという機能が搭載されています。
もちろんジャストサイズであれば問題はありません。
しかし、ゴーグルに十分な深さがない場合は眼鏡がレンズを押してしまい、フィット感が弱くなります。
その結果、曇らないゴーグルが曇ってしまうことになってしまいます。
誰しも、高機能な曇り止めコーティングやダブルレンズは無駄にしたくないものでしょう。
眼鏡対応のスノボゴーグルを選ぶときは、自分の眼鏡に合うサイズかどうかをよくチェックしてから購入しましょう。
曇らない初心者向けスノボゴーグルおすすめ10選
【Findway】
スノーゴーグル
Findwayの曇らないゴーグルはダブルレンズ仕様です。
インナーレンズに曇り止め素材とアンチフォグコーティングが施されており、曇り止めが徹底されています。
上下のフルチャンネルベントは熱を拡散させる設計になっています。
曇り止めだけでなく紫外線もカットし、 衝撃にも強く耐久性も抜群です。
また、これだけの高機能を備えながら低価格な点も嬉しいポイントです。
【マーセイラ】
スノーゴーグル
マーセイラの球面タイプの多機能スノーゴーグルです。
ダブルレンズとベンチレーションの曇り止め対策に加え、眩しさを抑えるミラーコーティングも施されています。
素材は高品質なTPUで実用性も高めです。
また、袋、メガネケース、メガネ拭きの4点セットでありながら、かなりお買い得です。
【ACURE】
スノーボードゴーグル
AmazonおすすめのACUREの球面レンズゴーグルです。
100%紫外線カットで、素材はTPUフレームで耐衝撃も問題ありません。
ダブルレンズのインナーには曇り止めコーティングが施され、ベンチレーション機能もあります。
高度な曇り止め機能によりクリアな視界が広がり、快適に滑ることができます。
多機能なこちらのスノボゴーグルは非常にリーズナブルなお値段で、初心者の人や予備ゴーグルを探している人にもおすすめです。
【ALPINA】
スキースノーボードゴーグル(A7181111)
すっきりとしたデザインが特徴のALPINAのスノボゴーグルは、さまざまな天候に対応します。
また、99.9%以上の紫外線カット効果を持ち、ハイコントラストで美しい視界を提供してくれます 。
曇り止めコーティングされたレンズはダブルレンズです。
また、ベンチレーションシステムでクリアな視界を作り、快適なランニングが可能になります。
フレームも軽量でフィット感も良く、ストレスを感じさせません。
【DDmushi】
スノーボードゴーグル
ビッグフレームが印象的なスノボゴーグルです。
曇り止めコーティングに加え、優れたベンチレーションとダブルレンズで曇りを完全にシャットアウトします。
また、ジャパンフィットモデルでフィット感も良く、雪の侵入を防ぎます。
また、雪山の日差しから目を守る100% UV、赤外線カット機能も搭載されているアイテムです。
ナイター、悪天候用のレンズが1枚付いて、お得感満載のゴーグルです。
【FILA】
ゴーグルミラーレンズ
メジャーブランドFILAのスノボゴーグルが低価格で登場です。
球面タイプのフレームレスレンズは広い視野を実現します。
ダブルレンズのインナーには曇り止めコーティングも施され、曇り止め対策はバッチリです。
ミラーコーティングされたレンズは紫外線だけでなく、眩しさもしっかりと抑えてくれます。
調整可能なストラップのビックロゴはインパクトがあり、非常におしゃれな1本です。
【FIRN】
スノーボードゴーグル
多くの機能を搭載したスノーゴーグルです。
強力な曇り止め加工にベンチレーション、ダブルレンズと、曇り止めに必要な機能を全て備えています。
レンズが素早く交換できるクイックレンズ交換システムは、時間短縮になるため本数を滑りたい人におすすめです。
透明感のあるデザインもさることながら、カラーバリエーションも10色と充実しており、ポイント高めの1本です。
【uvex】
athletic FM
uvexのスノボゴーグルはビッグフレームで、広い視野をしっかりと確保することができます。
ダブルレンズとuvex独自の曇り止め加工のsupravisionは、曇りを除去しクリアな視界を提供してくれます。
また、ミラーコーティングされたレンズは雪の照り返しから目を守り、紫外線対策も文句なしです。
レトロなデザインの高機能スノボゴーグルは、初心者だけでなく中級者にもおすすめです。
【DRAGON】
スノーボードゴーグル
スノボゴーグルメジャーブランドのDRAGONの平面レンズは、目を引くビッグフレームです。
こちらのゴーグルに使用されているスーパーアンチフォグは、NASAでも使用されているほどかなり強力な曇り止めです。
通常の曇り止めに比べると効果は2倍で、 クリアな視界を提供してくれます。
また、地形をより見やすくしてくれる日本人向けのLUMALENSを搭載しています。
ストラップロゴがかっこいいDRAGONの高機能ゴーグルは、初心者から上級者まで幅広くおすすめです。
【SWANS】
RACAN(RA-MDH-CU-LG ABL)
安心のMade in japanの、SWANSのスノボゴーグルです。
ビッグフレームのゴーグルは見た目のスッキリ感だけでなく、高いポテンシャルも合わせ持っています。
通常の2倍も曇りに強くなると言われている、吸水力高めのプレミアムアンチフォグにより曇りにも対応します。
紫外線量により明るさの感知度が変わるPHOTOCHROMIC機能は、晴天はもちろん、曇天でも大活躍です。
まとめ
スノボゴーグルが曇りはじめると視界が一気に悪くなり、危険度が増します。
また、初心者の場合は視界が悪くなると危険なのはもちろん、滑走が不可能になる場合もあります。
このような事態を防ぐため、ベストマッチする1本を見つけてください。
曇らない初心者向けスノボゴーグルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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