ゲレンデ滑走前にビンディングのセッティングを行っていても、滑走後に変更したくなることがありますよね。
そのようなときに必要となってくるのは、スノボー用のビンディングのドライバーです。
ビンディングのドライバーはレストハウス前などに設置されていますが、移動距離などを考えると携帯しておくと便利です。
家や宿泊所などで利用する場合は大きいサイズのドライバーでもいいですが、携帯するなら小型をおすすめします。
そこで、今回はスノボ用ビンディングのドライバーの選び方やおすすめ5選をご紹介していきます。
目次
スノボ用ビンディングのドライバーにこだわるメリット
ねじが締めやすい
スノボ用ビンディングのドライバーにこだわるメリットは、ねじが締めやすいことです。
ねじのサイズとドライバーのサイズが1サイズ異なる程度であれば、問題なく使用できる場合もあるでしょう。
ただ、その場合でもねじに余分な力が加わり、最悪ねじの溝を壊してしまう可能性も出てきます。
NO3のドライバーを選ぶとねじとぴったりフィットするので、余分な力を加えずにねじが締められるでしょう。
ねじの溝を傷めない
ねじのサイズにぴったり合うプラスドライバーを選ぶことは、ねじの溝を傷めないためにも重要です。
一度ねじの溝を傷めてしまうと、次からプラスドライバーがハマらなくなり、ねじの開閉が難しくなってしまいます。
例えば、家庭用のプラスドライバーはNO2タイプで、こちらを使用して無理に回すと、ねじの溝を傷めてしまうでしょう。
一度ねじの溝を傷めてしまうとねじを交換する必要があります。
スノボ用ビンディングのドライバーにこだわるデメリット
家庭用には使えない
スノボ用ビンディングのドライバーはNO3になるので、家庭用で使用したい場合は適合しません。
家庭用のプラスドライバーの規格はNO2となっているためです。
ただ、ビット交換できるタイプのドライバーを選ぶことで、オールマイティ使用可能となるので検討してみてください。
また、スタンスを変更したり、シーズン前後には必ず必要になるので、1本持っていると重宝します。
用途が限られる
スノボ用ビンディングのドライバーはNO3を使用しているため、サイズの異なるねじの開閉は難しいです。
NO3は、1番大きい「3」のねじに合うタイプのドライバーで、0~2サイズのねじには適合しません。
家庭用で使われているサイズはNO2サイズなので、家庭内で合うサイズも少ないです。
このように、使用用途がスノボのみとなってしまう可能性が出てきます。
スノボ用ビンディングのドライバーの選び方
サイズは「NO.3」を選ぶ
ねじの太さによってドライバーのサイズが異なるので、スノボ用ビンディングのドライバーは「NO.3」を選びましょう。
ねじは小さいほうから0~3と4種類のサイズに分かれています。
スノボ用ビンディングのねじは「3」になるので、ドライバーの大きさも「NO.3」を選ぶ必要があります。
ドライバーのグリップ部分または軸の部分に番号が入っているので確認してみてください。
ドライバーの大きさ
自分の用途に合わせてドライバーの大きさを選ぶようにしましょう。
家や宿泊施設など携帯の必要がない場合は、締めやすい大きめのドライバーを選ぶと良いです。
ゲレンデで使用することも考えた場合は、携帯しやすい小さめサイズのドライバーを選ぶと良いですよ。
このように自分の用途に合わせて考えてみると、必要なドライバーの大きさがよくわかってきます。
スノボ以外で使う場合も考慮する
せっかくドライバーを購入するのであれば、スノボ以外でも使用したいと考える方もいることでしょう。
プラスタイプのねじは、DIYや家の設備などを見渡してみると使用頻度が高いことがわかります。
そこで、どのようなプラスタイプのねじにも対応できるように、ビット部分の交換ができるタイプのドライバーがあります。
0~3の4種類全てに対応できるビットがセットになっているタイプもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
スノボ用ビンディングのドライバーおすすめ5選
【ベッセル】
貫通ドライバー(B-280)
押しながら力が伝わるクッショングリップ仕様で、全長23.6cm・重さ168gの軽量タイプのプラスドライバーです。
掴みやすく握りやすく、また耐久性にも優れており、コスパが良いのも特徴になります。
プラスドライバーの製品は全長が28cmの商品が多いですが、こちらは全長23.6cmでコンパクトで収納しやすいです。
自宅用や宿泊施設などで使用する方におすすめしたい商品です。
【INGCO】
ドライバーセット(AKISD1208)
マイナスとプラス全部で13種類ものヘッドスタイルの交換が可能な折りたたみ式六角ドライバーです。
こちらの商品の特徴は、13種類ものヘッドスタイルを交換することにより、スノボ以外でも活躍してくれる点でしょう。
また、ハンドル部分が折りたためるようになっているので、狭い場所での使用にも適しています。
ピットの先端が磁気になっているので、ねじやその他の細かい部品を引きつけてくれるので便利です。
【DURATECH】
ドライバーセット
機械工具のブランドが手掛けている商品で、信頼性とクオリティの高いドライバーです。
コンパクトに収納できて、持ち運びにも便利なドライバーを探している方におすすめします。
使わないピットはすべてハンドルの中に収納できるので、ピットを紛失するリスクが軽減するのも嬉しいポイントですね。
【アネックス】
プラスドライバー(No.1850)
コンパクトタイプのドライバーで、楽に持ち運びのできるタイプを探している方におすすめです。
先端の精度が高く、握りやすく力も入れやすいにもかかわらずコスパが良いのも特徴です。
スノボのビンディング用に手軽に購入できるドライバーを探している方は、こちらをおすすめします。
【ベッセル】
ドライバーセット(220W-3)
差し替え式で、コンパクトに収納できるドライバーです。
汎用性の高いピットに、輸入家具の組み立てやスノボのビンディング用に使えるピットも備わったドライバーです。
握りやすく、差し替えタイプですが差し替えなしの工具と変わらない安定感が得られると好評を得ています。
グリップが良く、効き手に馴染みやすく握りやすいのも特徴で、扱いやすいです。
まとめ
スノボ用ビンディングのドライバーはNO3タイプで、家庭用のNO2タイプは適合しないため新しく購入する必要があります。
規格の異なるタイプのドライバーを使用すると、ねじの溝を傷めるリスクがあるので注意しましょう。
スノボ用ビンディングのドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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