ワカサギは群れで泳ぐ魚なので、回遊しているタナを狙って釣りをすることが非常に重要です。
タナを取るときには、数値的にタナをチェックできるカウンターが有効で、カウンター付きリールも増えています。
最近主流の電動ワカサギリールにはデジタルカウンターを装備しているものもあり、より釣果を求める方におすすめです。
今回はそんなカウンター付きワカサギリールについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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ワカサギ釣りにカウンター付きリールを使うメリット
ワカサギリールにはカウンターが付いていないものも多く、価格はそちらの方がお手頃なものが多いです。
ではあえてカウンター付きのワカサギリールを選ぶメリットにはどういったポイントがあるのでしょうか。
狙った棚に仕掛けを落とすことができる
カウンターを使うなによりのメリットは、タナを数値的にチェックすることで、狙ったタナに仕掛けを送り込めることです。
ワカサギはある程度固まったタナで群れをつくるので、ワカサギが居るタナに仕掛けを送り込まないと釣果は望めません。
一度釣れたタナを覚えておけば、次に仕掛けを送り込むときも魚が居る確率の高いタナに送り込むことができます。
後付けのカウンターより正確
カウンターなしのリールにも、後付けでタナ取りカウンターを使うことは可能です。
ただ、ラインの抵抗でカウンターのローラーを回す形になるので、滑って誤作動してしまうことも少なくありません。
標準装備のカウンターはスプールの回転でタナを計測するので、後付けよりも正確にタナを計測することができます。
後付けするより軽量
後付けのタナ取りカウンターは、本体とは別にカウンター本体を取り付けるため重くなってしまいます。
重さで使い勝手が悪くなることもありますし、竿の種類によっては取り付けられないこともあります。
カウンターを活用しながら釣りをしたいなら、リールにカウンターが標準装備されているもののを買ったほうが安心です。
カウンター付きワカサギリールの選び方
通常のワカサギリールを選ぶポイントに加えて、カウンター付きのモデルを選ぶ場合には注意点があります。
カウンター付きワカサギリールを買うときに、チェックしておきたいポイントを解説します。
電動リールと手巻きリール
ワカサギ用のリールには、電動リールと手巻きリールがあります。
手巻きは安価で使いやすいですが、冬のワカサギ釣りでは手袋を付けて釣りをすることもあるので、操作性に長ける電動タイプが主流です。
リールの動力はカウンターの作りにも影響し、基本的に電動リールは液晶表示、手動リールはアナログメーターとなります。
どちらもスプールの回転でタナを計測するため、正確性にはあまり違いがありません。
電動の場合は、メーターでチェックしたタナを設定して、オートでタナ取りできる機能などもあるので、利便性は高いです。
ただし本体価格はもちろん、バッテリーのコストなどもあるので、予算なども加味して選ぶといいでしょう。
表示の見やすさ
冬場の釣りだと日が落ちるのも早いですし、テントの中で釣りをすることもあるので、メーターの視認性は重要です。
ワカサギ釣りでは釣りのテンポも重要なので、メーターのチェックに手間取らないものがいいでしょう。
アナログメーターは印刷ははっきりしていますが、文字が小さいく見にくいものも多いです。
デジタル表示の場合、暗くなると見にくくなり、モデルによっては機能表示などもあり数字が小さいものもあるので注意が必要です。
このため電動リールを選ぶ場合は、液晶の作りにもこだわるのがおすすめです。
価格帯
ワカサギリールにもエントリーモデルからハイエンドモデルまであり、価格も様々です。
メーターの精度自体は価格関係なくある程度正確ですが、リール本体の使い勝手はもちろん、液晶の質などが変わります。
高級モデルの場合、高精細液晶を搭載しているものもあり、より表示が見やすいのでおすすめです。
また、タナを設定できるモデルの場合にも、設定タナ付近で減速して、魚を驚かせないものなどもあります。
せっかくカウンター付きリールを選び、タナを意識して釣りをするなら、そういった細かい部分にこだわってみるのもいいでしょう。
逆に最近は安いモデルの出来も非常にいいので、コスパに優れたものを選ぶのもおすすめです。
カウンター付きワカサギリールおすすめ8選
上記したポイントを踏まえて、おすすめのカウンター付きワカサギリールをご紹介します。
幅広い価格帯のモデルをピックアップしたので、予算に合わせてチェックしてみてくださいね。
【ダイワ】
クリスティア タナハンター
軽量でコンパクトな、アナログメーター付きの手巻きリールです。
本体が樹脂製なので本体重量は約60gとほとんど気にならない重さで、カウンターにはタナストッパー付きなのもうれしいポイントです。
価格も安いですし、気軽なワカサギ釣りでもタナにこだわって釣りをしたい方におすすめのアイテムです。
【ハピソン】
水深カウンター付ワカサギ電動リール（YH-202）
低価格ながら、カウンター付きで使い勝手も良好な電動ワカサギリールです。
スプールは横巻タイプで、電動巻き上げのスピードコントロールや自動巻き上げ機能なども付いていて、コスパ的にも優れていると言えます。
液晶のサイズなど多少気になる点はありますが、性能的には申し分なく、電動リールの入門機にもおすすめです。
【シマノ】
16 ワカサギマチックDDM T CI4+
スペック的には申し分ないモデルながら、コスパに優れたおすすめ電動リールです。
基本的な機能に加えて、タナ停止記憶機能もあり、軽量で高剛性なCi4＋を使用しているなど価格以上のスペックのモデルになっています。
最新モデルに比べるとややサイズは気になりますが、この価格でこの性能であれば十分価値あるモデルと言えるでしょう。
【プロックス】
攻棚ワカサギモータードライブEC
価格は抑えめながら、プロックスの電動ワカサギリールの中では高級モデルだけあって、機能性も充実しているおすすめモデルです。
持ちやすい細型設計なので、液晶画面は小さめですが、表示の文字は大きめで見やすいのも好ポイントです。
各部の作りもしっかりしていますし、価格を抑えつつも長く使い方にもおすすめです。
【シマノ】
20 レイクマスター CT-T
細部をブラシュアップしたことで使いやすさが向上した、上級者も納得の電動ワカサギリールです。
軽量コンパクトながらパワフルな巻き上げを実現し、滑りにくさやボタンの押しやすさなど細かい部分へのこだわりも強いモデルになっています。
液晶に映し出される情報量は多いですが、表示は大きくタナ数値も確認しやすいのもおすすめポイントです。
【ダイワ】
21 クリスティア ワカサギ CRT R
最新技術を搭載しながら、使いこなしやすいシンプルな機能性も魅力の電動ワカサギリールです。
マイコン搭載を搭載したことで回転効率が向上し、巻き上げスピードが従来モデルに比べて1.2倍に向上しています。
乾電池式電動リールでは重要になるバッテリー持ちも向上しているので、乾電池式電動リールを本格的に活用したい方にもおすすめです。
【シマノ】
21 レイクマスター CT-ET
外部バッテリーによる安定した電力供給により、各性能にさらに磨きがかかった電動ワカサギリールです。
基本性能が向上しただけでなく、高精細な大型ドット液晶を搭載し、文字が大きくタナや設定などの情報が見やすいのも大きな魅力です。
それでいて実売価格も抑え気味なので、本格的にワカサギ釣りを楽しみたい方にぜひおすすめしたいモデルです。
【ダイワ】
クリスティア ワカサギ AIR
ダイワのワカサギ電動リールのハイエンドモデルで、細部まで徹底的にこだわりぬかれたモデルです。
外部電源の恩恵もあり、本体重量はダイワ最軽量の約82g、充実の機能はもちろんスプールの設計や手の馴染みまで突き詰められています。
液晶はコンパクトボディに合わせて縦型になっていて、デッドスペースを排除したことで大きな表示になって見やすくなっています。
まとめ
ワカサギ釣りはタナ取りが基本になるので、カウンター付きリールの恩恵は非常に大きいです。
低価格モデルからハイエンドまで幅広いモデルがあるので、初心者の方も上級者の方も、カウンター付きリールで爆釣を目指してくださいね。
カウンター付きワカサギリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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