氷に穴を開けて釣りをする氷上ワカサギ釣りでは、アイスドリルは欠かせないアイテムです。
手動で穴を開けることもできますが、やはり電動の方が効率よく、きれいな穴を開けることができます。
しかし工事用の電動ドリルから選ばなければいけないので、どんなものがいいのかわからないこともあるでしょう。
この記事では、アイスドリル用の電動ドリルの選び方や、使いやすいものやコスパに優れる安いおすすめモデルを厳選してご紹介します。後半では、手動アイスドリルもご紹介するので、最後まで読んでいただければ幸いです。
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 ワカサギ釣りに適した電動アイスドリルの選び方
- 2 ワカサギ釣り用の電動アイスドリルおすすめ10選
- 2.1 【Makia】18V 充電式ブラシレス振動ドリルドライバ 本体のみ(XPH07)
- 2.2 【Makita】充電式ドライバドリル 18V 本体のみ(DF458DZ)
- 2.3 【HiKOKI】コードレス振動ドライバドリル 本体のみ(DV14DBL2(NN))
- 2.4 【HiKOKI】コードレスドライバドリル 本体のみ(DS18DBL2(NN))
- 2.5 【Makita】充電式震動ドライバドリル 18V 本体のみ(HP458DZ)
- 2.6 【HiKOKI】36Vコードレスドライバドリル(DS36DA(2XP) )
- 2.7 【HiKOKI】36V コードレスドリル D型ハンドル 蓄電池・充電器・ケース付き (D3613DA(XP))
- 2.8 【Makita】充電式ドライバドリル(DF458DRGX)
- 2.9 【CAT】電動ドリル(DXB2)
- 2.10 【ボッシュ】コードレスインパクトドライバー(GDR18V-160AJ)
- 3 ワカサギ釣りには「ワカサギアイスドリル」を使うのもあり
- 4 ワカサギアイスドリルおすすめ4選
- 5 まとめ
ワカサギ釣りに適した電動アイスドリルの選び方
凍った湖面などに穴を開ける場合、手動よりも電動のドリルが効率的で、ガソリン駆動のものよりも扱いやすいです。
ただしアイスドリル用の電動ドリルはほとんどないので、コンクリートや木材などに穴を開けるための電動ドリルドライバを流用することになります。
その場合どのような点に注目すればいいか、選び方のポイントをご紹介します。
ドリルアダプターが取り付けられるチャック径のもの
アイスドリルをドリルドライバに取り付ける場合、チャック(ビットをかしめて固定するパーツ)に取り付けられるようアダプターを取り付けます。
アダプターは自作することもできますが、既製品の場合は10mm径なので、チャックも10mm以上のビットに対応するものでなければいけません。
穴あけを前提にしたものであれば取り付けられることが多いですが、ネジ締めを前提にした、いわゆる電動ドライバーは注意が必要です。
また、ハンマードリルなども穴あけに適した工具ですが、ビットが独自規格のため、アイスドリルを取り付けるのは難しいので注意しましょう。
十分なトルクがあるもの
電動ドリルのスペックには、回転数やインパクトの有無など、穴を開けるためのスペックの違いがあります。
中でも注目するべきは、どれだけ力強く回転するかの指標である「トルク」です。
トルクがないと氷の抵抗で回転が止まってしまい、効率的に穴あけできないだけでなく、最悪の場合はドリル本体の故障にもつながります。
トルクの表記でいえば、最低でも65Nm(ニュートンメートル)以上あれば、氷に穴を開けられる能力があると考えていいでしょう。
トルクの表記がない場合は、どんなものにどれぐらいの大きさの穴を開けられるかチェックしておくと安心です。
性能が高いバッテリーに対応するもの
氷上で使う場合は電源が確保しにくいので、バッテリーで駆動するタイプがおすすめです。
実は電動工具に使うバッテリーにはいくつか種類があり、性能や使える環境が異なります。
例えばニッケル水素バッテリーは管理が楽で、長期保管にも適していますが、寒さに弱いので冷えてしまうと性能が発揮できません。
リチウム系バッテリーは管理がやや面倒で、粗悪品だと発火の危険がありますが、大容量で比較的寒さに強い特性があります。
セットになっているものもありますが、バッテリーを別で買った方が安く上がることもあるので、購入時にチェックしておくといいでしょう。
ワカサギ釣り用の電動アイスドリルおすすめ10選
上記したようなポイントを元に、アイスドリル用におすすめの電動ドリルを厳選してご紹介します。
性能が優れるものから、コンパクトで使いやすいもの、高コスパなものまでピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
なお、仕様が予告なしに変わることもあるので、購入時はセット内容やスペックをご確認の上いただくようお願い致します。
【Makia】
18V 充電式ブラシレス振動ドリルドライバ 本体のみ(XPH07)
XPH07は、Makitaのアメリカ市場向けドリルドライバーで、低価格かつハイパワーな商品です。
最大トルクは123Nmで、コンクリートにも16mmまで穴あけできるパワーがあり、チャック径も13㎜まで対応しています。
バッテリーと充電器は別売りですが、それでもかなり安いので、メーカーサポートなど気にせず安いものがいいという方におすすめの商品です。
【Makita】
充電式ドライバドリル 18V 本体のみ(DF458DZ)
MakitaのDF458DZは、低価格で、ハンドルと本体が取り外せるタイプのドリルドライバーです。
トルクは84Nmと必要十分で、回転数も最大1分間に30,000回転なので、体重をかけず削り取るように穴あけもできるでしょう。
ハンドルを取り外せる上に、本体も従来品より小さいので、コンパクトな商品を探しているという場合におすすめの商品です。
【HiKOKI】
コードレス振動ドライバドリル 本体のみ(DV14DBL2(NN))
HiKOKIのコードレス振動ドライバドリル DV14DBL2(NN)は、非力なバッテリーでも、精巧な作りで十分なパワーを発揮するモデルです。
高性能モーターと独自のギア比によって、14.4Vバッテリーでも110Nmと、同クラス最大トルクを誇ります。
バッテリーや充電器を新しく揃える場合は18Vがベターですが、すでに対応するバッテリーを持っている方にはもってこいの商品と言えるでしょう。
【HiKOKI】
コードレスドライバドリル 本体のみ(DS18DBL2(NN))
高性能な大型ブラシレスモーター採用で、コンパクトながらハイパワーな商品です。
バッテリー・充電器別売りですが、燃費の良いブラシレスモーターなので、安価な18Vバッテリーでも136Nmと高いトルクを発揮できます。
サイドハンドルも大型なので、高いパワーと相まって氷への穴あけ作業も楽に行えるでしょう。
【Makita】
充電式震動ドライバドリル 18V 本体のみ(HP458DZ)
本体とハンドルのみの簡素なセットで、高性能なドリルドライバーを安く買えるおすすめ商品です。
コンパクトながらトルクも84Nmと十分なので、ワカサギ釣り用として使用している方も多く見かけます。
このモデルはバッテリーや充電器などとのセットに比べ割安なので、高品質な品をなるべく安く買いたい方におすすめです。
【HiKOKI】
36Vコードレスドライバドリル(DS36DA(2XP) )
36Vのハイパワーバッテリー使用で、パワフルな穴あけが可能なモデルです。
1分間に2,100回転と回転速度は遅いですが、最大トルクは138Nmと、氷への穴あけにも十分なパワーを誇ります。
リチウムイオンバッテリーが2つセットなので、ポイントを移動しながら釣りたい方には心強いセットでしょう。
【HiKOKI】
36V コードレスドリル D型ハンドル 蓄電池・充電器・ケース付き (D3613DA(XP))
D型ハンドルで、直角の穴あけ作業がしやすいおすすめの商品です。
36Vバッテリー採用で、様々な素材の穴あけに対応するパワーもあり、バッテリー、充電器、専用ケースセットでコスパもいいセットになっています。
氷上ワカサギ釣りの穴あけ専用にドリルドライバーを用意するなら、ベストと言ってもいいおすすめ商品の一つです。
【Makita】
充電式ドライバドリル(DF458DRGX)
コンパクトかつハイパワーなので、ワカサギ釣り用として人気の高い商品です。
84Nmと氷への穴あけに十分なトルクがあるだけでなく、防滴・防塵設計になっているので、雪がちらつく環境でも安心して使用できます。
バッテリー2つと充電器付き、ハードケースも付属しているので、コスパも良好な商品です。
【CAT】
電動ドリル(DXB2)
パイパワーなブラシレスモーターを搭載しており、最大65Nmのトルクを発生するので、厚い氷にも難なく穴を開けられます。ワカサギシーズン中盤の1mを超える氷にも安心して使うことができるでしょう。
手元のトリガースイッチで素早く回転方向を切り替えられるので、万が一ドリルの刃が止まっても素早く抜くことができます。
また、操作性にも優れているので、オフシーズンにはDIYを楽しむのもよいでしょう。
【ボッシュ】
コードレスインパクトドライバー(GDR18V-160AJ)
160Nmのトルクを発生するので、体重を掛ければ1mを超える氷も難なく穴を開けられます。
熱拡散に優れたバッテリーを搭載しているので、多くの穴を開けても能力が低下しません。万が一、氷で刃が止まり負荷が掛かっても、電流が遮断されるのでモーターの破損は免れます。
安全性、作業性が高いので、初めてワカサギ釣り用の電動アイスドリルを手にする方でも安心して使えるでしょう。
ワカサギ釣りには「ワカサギアイスドリル」を使うのもあり
シーズン中に数回しかワカサギ釣りへ出かけない方に最適なのが、ワカサギアイスドリルです。
平刃モデル、曲刃モデルの2種類に分けられ、アイスペグのように手で氷に刃を突き刺します。
作業効率は電動アイスドリルに敵いませんが、価格が安いので気軽に購入できます。
怪我をする危険性も低いので、まずはワカサギアイスドリルを購入してみるのもよいでしょう。
平刃モデル
平刃モデルはドリルの先端に2枚の平刃がついており、一定のテンションを掛けながら穴を開けていきます。
氷が固いときには力が必要となりますが、縁にバリができにくく見た目が綺麗な仕上がりとなります。
シーズン序盤しかワカサギ釣りを行わない方はこちらを選んでもよいでしょう。
曲刃モデル
曲刃モデルは三角形に近い形の刃が角度をつけて装着されており、しっかり氷に刺さり込む特徴をもっています。
そのため、縁の仕上がりは悪くなるものの、力を入れず楽に穴を開けられます。
女性や年配の方、一度に何個も穴を開ける方はこちらを選ぶとよいでしょう。
ワカサギアイスドリルおすすめ4選
ワカサギ釣り初心者でも扱いやすいワカサギアイスドリルをご紹介します。
替えブレードを購入しておけば、切れ味が悪くなってもすぐに交換することができます。
【ダイワ】
アイスドリル レギュラー (ST 15FY) |平刃
氷をスムーズに吐き出す大きめの螺旋ピッチに仕上げられているので、厚い氷への使用にも適しています。
長さは3段階調整が可能となっており、最大90㎝までの氷に対応することができます。
同じダイワから替えブレードも販売されているので、合わせて購入しておくとよいでしょう。
目立つ黄色に着色されているので、雪が降っても置いた場所を見失いません。
【Eioflvg】
アイスドリル|平刃
折り畳み式になっているので、バッグに収納して持ち運びやすいワカサギアイスドリルです。
スイベルグリップの回転もスムーズですので、ストレスなく使いこなせるでしょう。
錆びにくい平刃、頑丈な本体と耐久性も抜群ですので、長く愛用することができます。
塗装もしっかりしているので、オフシーズンの間に放置していても錆がでる心配はありません。
【プロックス】
アイスドリル14.8cmロングフィン(PX901)|曲刃
シーズン中盤の分厚い氷でも安心して使用できる75㎝のロングフィンタイプです。
5段階の長さ調整ができるので、氷の厚さによって応じて使うことができます。
交換用の替え刃も販売しているので、本体が壊れるまで使い倒せるでしょう。
樹脂カバーが付属しているので、釣り場まで安全に持ち運ぶことができます。
【I・STYLE】
アイスドリル(CTI-25851)|曲刃
4段階に長さを調整できるので、氷の厚さにあわせて使うことができるワカサギアイスドリルです。
切れ味の良い曲刃を搭載しているので、女性でも簡単に氷へ穴を開けられます。
ジョイント部分のネジ留めもしっかりしているので、力一杯使用しても壊れません。
ネジの取っ手も大きいものを採用しているので、凍っても力のロスなく緩めることができます。
まとめ
氷上ワカサギ釣りは時期が短く、時合いも短期勝負になることもあるので、効率が釣果を左右することも多いです。
ぜひ今シーズンは電動アイスドリルを導入して、効率的にポイントを探してワカサギの大漁を目指しましょう。
ワカサギ釣りの電動アイスドリルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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