皆さんの「時計」のイメージと言ったらどのようなものでしょうか。
おそらく真っ先に時分秒針とそれぞれ指針があるアナログ時計を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
針で時間を示すアナログ時計の歴史は古く、これだけデジタル時計が普及した今でも、象徴的な時計の姿です。
かく言う私もかつてはアナログ時計愛好家で、スマートウォッチはアナログ表示に設定しています。
とは言え、もはやスマートウォッチの機能は生活に欠かせません。
見た目はアナログがいい、でもスマートウォッチの機能は欲しいという人に最適なのが、ハイブリッドスマートウォッチなのです。
目次
- 1 ハイブリッドスマートウォッチとは
- 2 ハイブリッドスマートウォッチを使うメリット
- 3 ハイブリッドスマートウォッチを使うデメリット
- 4 ハイブリッドスマートウォッチの選び方
- 5 ハイブリッドスマートウォッチおすすめ10選
- 5.1 【Skagen】JORN(SKT3000)
- 5.2 【Fossil】NEUTRA HYBRID HR(FTW7025)
- 5.3 【Withings】Steel HR(HWR03-WHITE-ALL-JP)
- 5.4 【Skagen】HAGEN CONNECTED(SKT1103)
- 5.5 【Fossil】ハイブリッドスマートウォッチ(FTW7016)
- 5.6 【Fossil】NEUTRA HYBRID(FTW7026)
- 5.7 【NOERDEN】LIFE2(PNW-0403)
- 5.8 【MISFIT】PHASE(MIS5002)
- 5.9 【Fossil】ハイブリッドスマートウォッチ(FTW5018)
- 5.10 【Fossil】ハイブリッドスマートウォッチ(FTW7008)
- 6 まとめ
ハイブリッドスマートウォッチとは
ハイブリッドスマートウォッチは、針で時間を指し示す従来のアナログ時計の見た目をしています。
それに加えてセンサーを装備し、スマホの通知・歩数・移動した距離・消費カロリーを測ったりといった、スマートウォッチの機能も使える時計のこと。
アナログ時計を使い慣れている人でも取り入れやすく、1回の充電で長時間の駆動が可能です。
充電式だけでなく電池で動くモデルもあり、電池交換のペースはアナログの腕時計とさほど大きく変わりません。
デザインは素朴でスマート。
おしゃれでかっこいい見た目の機種が多く、ビジネスシーンでも問題なく使えるウォッチが揃っています。
ハイブリッドスマートウォッチを使うメリット
電池の持ちが良い
ハイブリッド型はスタンダードなスマートウォッチと違い、アナログ腕時計と同様の文字盤となっています。
それにより電池使用料は液晶タイプに比べて少ないため、電池の持ちが良いのが大きなメリットです。
充電のために腕から外す頻度が少なくなるので、付け忘れる心配も減るでしょう。
かっこいいデザイン
通常のスマートウォッチではなくハイブリッドスマートウォッチを選ぶ最大の理由がこれではないでしょうか。
ハイブリッド型のデザインは一見アナログ腕時計と同様のため、シックで魅了される設計のものが多くなっています。
そのためビジネスシーンでも浮いてしまうことなくなじみます。
スーツと会うウェアラブルウォッチ(身に着けることのできる端末)が欲しい人には最適です。
スマートウォッチの機能が使える
見た目はアナログ時計と同様でありながら、スマートウォッチならではの利便性の高い機能を使えるのがハイブリッドスマートウォッチです。
メールなどの通知やアラーム機能がスマホを手に取る必要なく使えます。
スケジュール管理などもできるハイブリッド型もあるので、日ごろからアナログ腕時計を使い慣れている人からすると、その便利さに驚くことでしょう。
ハイブリッドスマートウォッチを使うデメリット
表示できる情報量が少ない
液晶画面のスマートウォッチはメールの中身まで見ることができます。
一方ハイブリッドスマートウォッチでは高性能のものでも誰からの連絡であるかが確認できるだけで、中身までは見ることができません。
メールに何か書かれているのか内容まで腕時計で確かめたい、という人はスタンダードのスマートウォッチを使用する方が良いでしょう。
バックライトがない製品がある
今後対応品も増えてくると思いますが、今のところ文字盤にバックライトを搭載したものは少ないのが現状です。
夜道を歩いていたりと、暗い場所では文字盤が見にくくなります。
夜中に真っ暗闇の中で時刻を見る必要がある人はよく検討しましょう。
通常のアナログ時計に比べて寿命が短い
見た目はアナログ時計と同じですが、スマートウォッチを動かしているのはスマホと同じリチウム電池。
電池の持ちが良いので充電のペースは通常のスマートウォッチより少なく済み、その分は寿命が長くはなるものの、普通のスマートウォッチの寿命が3年ほどということを考えると、さほど長い寿命ではないのかもしれません。
ただボタン電池式のハイブリッド型であれば充電もいらず自分で電池交換が可能なので、その寿命は未知数といったところです。
ハイブリッドスマートウォッチの選び方
防水・防滴機能
少し手を洗いたい時に防水機能がついていないのは、いちいち時計を取り外す手間がかかり非常に不便です。
一口に防水といってもそのレベルに違いがあります。
腕時計の防水機能は「〇(数字)気圧防水」のように圧力で表されますので、時計を選ぶ際に必ずチェックしておきたいです。
その耐水レベルを簡単に言うと、3気圧防水は汗や雨、洗顔。
5気圧防水は食器の水洗い、お風呂掃除、農業・漁業の水仕事。
10気圧防水というと、その他の水を使う仕事や水上スポーツ、素潜りなどといったものです。
デザイン
スマートウォッチは毎日の健康を管理するための活動量計として、日ごろから常時着用しなければならないため、自身の気に入った見た目のものを選びたいですよね。
特にハイブリッド式の場合は、通常のディスプレイのスマートウォッチと違って画面の切り替えはありません。
そのため最初のデザイン選びが重要になってきます。
特にビジネスシーンでの着用を前提としているなら、スーツに合うデザインを選んでおけばオフィスでも違和感がありませんし、そのままプライベートでも使えますので失敗がありません。
ときめくくらいカッコよくておしゃれな一品を探してみましょう。
電池の持ちの良さ
ハイブリッドスマートウォッチは一般的な良く見かけるスマートウォッチと比較すると、格段にバッテリーの持ちが良いです。
ですが、製品によって搭載機能が違うのと同様に、バッテリー持ちには違いがあります。
搭載されている機能が高性能であればあるほど、バッテリー持ちは悪くなってしまう傾向が。
電池の持ちがよい製品ですと、電池式の場合は最大一年以上、充電式の場合は一か月以上もつものもあります。
最大でどれくらいの時間の連続使用ができるのか、購入前にはしっかりと確かめておくとよいでしょう。
ハイブリッドスマートウォッチおすすめ10選
【Skagen】
JORN(SKT3000)
デンマークの腕時計ブランド「SKAGEN(スカーゲン)」。
そのハイブリッドHRスマートウォッチJORNは、北欧を感じさせる見た目はそのままに、通知や心拍トラッキングなどを見やすくお知らせしてくれます。
目が疲れにくい鮮明なディスプレイながらも省電力設計で、1回の充電で2週間使用可能。
歩数、活動時間、カロリー、心拍、睡眠などを計測・管理する機能も充実していますが、防水性能は3気圧防水と低め。
【Fossil】
NEUTRA HYBRID HR(FTW7025)
ヴィンテージアメリカンな味わいとトラッドな雰囲気を合わせ持つデザイン。
こちらも画面が見やすく、一回の充電で最大2週間稼働します。
各種測定機能やメール通知など、手首に欲しい機能も備わっています。
防水機能は上記Skagenと同レベルですが、お値段はお安めです。
【Withings】
Steel HR(HWR03-WHITE-ALL-JP)
シンプルでシックなデザインが魅力の、フランス生まれのハイブリッドスマートウォッチです。
バッテリーは最大25日間持続し、防水機能は5気圧防水と日常生活をする上で不便さを感じさせません。
活動量計、睡眠モニター、通知機能などの標準機能も充実で、計測も詳細かつ正確。
初めての方でも使いこなしやすい時計です。
【Skagen】
HAGEN CONNECTED(SKT1103)
濃紺の文字盤にブラウンのベルトという、非常におしゃれなデザイン。
スマホのリモートシャッタや音楽再生コントロールもでき、通知機能も標準装備されています。
ヘルスケア機能も充実。
何より自分で交換できる電池式のため、充電の手間がかからないのは嬉しいですね。
電池の寿命は最大4か月となっています。
【Fossil】
ハイブリッドスマートウォッチ(FTW7016)
落ち着きの中に洗練された近代的な要素を合わせ持つデザイン。
1回の充電で2週間使用可能。
アクティビティや通知機能は必要十分なもので、ディスプレイは通知された情報を読みやすく設計されています。
明るい場所でもその視認性は良好ですが、バンドは金属製で少し重みあり。
【Fossil】
NEUTRA HYBRID(FTW7026)
ネイビーとフォレストグリーンの組み合わせが綺麗なウォッチです。
ディスプレイは常時表示しながら消費電力を低く保つことのできる電子ペーパー「Eink」を使用。
サイドボタンに設定できる機能は自由に割り当てることができ、音楽プレーヤーの操作もできます。
もちろん心拍数や歩数、消費カロリーなどといった情報も測れます。
【NOERDEN】
LIFE2(PNW-0403)
「ミニマリスト」スタイルのシンプルですっきりとしたデザイン。
必要な機能をギュッと凝縮し、本当にいるもののみを搭載しています。
「Less is more」(より少ないことは、より豊かなことである)という考え方をコンセプトに、お値段もミニマルに。
充電不要の電池式で5気圧防水と、確かにユーザーの「これが欲しい」を実現しています。
【MISFIT】
PHASE(MIS5002)
おしゃれな見た目ながらコスパ抜群なハイブリッドスマートウォッチ。
活動記録、各種通知、スマホカメラとの連動など、機能面もしっかりしています。
おしゃれな見た目×充実の機能でお手頃価格なので、「ハイブリッドスマートウォッチって本当に使えるの?」「少しハイブリッドスマートウォッチを試してみたい」という方におすすめできます。
【Fossil】
ハイブリッドスマートウォッチ(FTW5018)
クラシックでスマートなデザイン。
メンズライクなつくりのものが多い中、エレガントで女性らしいデザインです。
テキストと通話着信の通知機能、どこにいてもスピーディに作動する日付時刻補正機能や、各ボタンをカスタマイズできる設定など、欲しい機能が豊富に揃っています。
防水性は5気圧防水と水仕事などに耐えうるレベルなのも魅力的です。
【Fossil】
ハイブリッドスマートウォッチ(FTW7008)
ブラウンレザーの落ち着いたデザインで、スーツにも使えるハイブリッドスマートウォッチ。
大人の男性にピッタリなウォッチです。
渋いデザインながらも通知やスマホの簡単な操作など、機能面もしっかりしています。
ビジネスシーンに限らず街やアウトドアにもピッタリですね。
まとめ
アナログ時計の魅力をそのままに、スマートウォッチの機能を使うことのできるハイブリッドスマートウォッチ。
スマートウォッチより使える機能が少ないとも言われますが、実際に使わない機能ならば、あっても宝の持ち腐れ。
色々なメーカーやブランドから新たなモデルが生み出され、さらなる新機能が増えていくので、比検と検討を重ねてご自身に最適なハイブリッドスマートウォッチを見つけてくださいね。
ハイブリッドスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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