スマートウォッチは多機能な製品が多く、時間を確認するだけでなく健康管理のために使う方も多いのではないでしょうか。
平常時の体温や血圧は自分でも測定ができますが、運動中や睡眠時は難しいでしょう。
そのような悩みを解決するのが、多機能スマートウォッチです。
今回は睡眠時の健康管理に特化した、いびき検知機能付きスマートウォッチをご紹介します。
- 保健師
- 元看護師
ガジェットが好きな元看護師、現保健師のみぃと申します。 スマートウォッチは、健康管理機能も搭載されているので、専門分野の知識を活かしながら商品のリサーチや記事の執筆を行っています。
いびき検知機能付きスマートウォッチを使うメリット
睡眠中の呼吸状態を知ることができる
睡眠中は息苦しいなどの自覚症状に乏しいことが多く、知らないうちに呼吸状態が悪くなってしまう恐れがあります。
そのため、睡眠時の呼吸状態を自身で把握することが重要です。
いびき検知機能付きスマートウォッチを使うことで、呼吸状態やいびきの頻度が分かります。
血中酸素飽和度を測定するだけでなく記録する機能もあるので、その日の体調や睡眠時間との関係も分析することが可能です。
いびきをかくことに気づくことができる
自分がいびきをかくこと自体知らない人もいると思います。
仮に他人がいびきをかいていたとしても、「いびきかいてたよ」と指摘しにくいでしょう。
つまり、教えてもらえていないだけで、あなたもいびきをかいているかもしれないということです。
いびきは生活習慣や体調を整えることで改善することもできると言われています。
自分自身でいびきに気づき、対策ができる点も、いびき検知機能の大きな魅力です。
酸素飽和度が低いと振動で教えてくれる
いびき検知機能付きスマートウォッチの中には、酸素飽和度が低い値になると振動で通知する製品もあります。
振動による通知で酸素飽和度が低い状態を持続しないようにする仕組みです。
睡眠時の酸素飽和度が低いと、睡眠の質が落ちてしまうだけでなく脳梗塞や心筋梗塞などの発症リスクも上がると言われています。
そのため、この振動通知は睡眠中の健康管理をするうえで非常に重要な機能と言えるでしょう。
睡眠時無呼吸症候群の対策が適切か分析できる
睡眠時無呼吸症候群の方は、マウスピースの装着やCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)などの対策・治療を行う場合があります。
それらの対策をすることで、睡眠時の酸素飽和度が改善されているかを分析する際にもスマートウォッチが活躍します。
記録機能を活用し、対策前と対策後の酸素飽和度を比較することでその方法が適しているか確認してみると良いでしょう。
いびき検知機能付きスマートウォッチを使うデメリット
スマートウォッチの振動が睡眠の妨げになる
いびき検知機能付きスマートウォッチは、検知するだけでなく振動によって危険通知を出す機能がある製品が多いです。
酸素飽和度が基準値より低い状態になると、手首に振動を与えて通知します。
健康管理の観点でみると通知機能は便利ですが、睡眠の妨げと感じてしまう可能性もあります。
通知機能が必要ないと感じた場合は、設定をオフにしておきましょう。
寝る間もずっと着用していなければならない
スマートウォッチを着用している間はいびき検知や危険通知が可能ですが、外してしまうとそれらの機能は使用できません。
つまり、寝ている間の呼吸状態を観察するには、一晩中スマートウォッチを着用していなければなりません。
手首の締め付け感や重さが気になって、安眠できないと感じる可能性もあります。
このように、寝る時にスマートウォッチを着用することに抵抗がある方には合わない場合もあるでしょう。
いびき検知機能付きスマートウォッチおすすめ5選
【ノーブランド】
スマートウォッチ(muzi098)
健康管理機能に優れたスマートウォッチで、血中酸素飽和度以外にも心電図や血糖値の測定も可能です。
寝ている間も血中酸素をモニタリングし、低酸素のリスクが高まると手首で振動して姿勢の調整や覚醒を促します。
血糖測定は、採血して測定する方法が一般的ですが、こちらの製品を使用することで経皮的な測定が可能です。
測定値全てが正確な値とは言い切れませんが、簡単にモニタリングを行うことができるので日頃の健康管理に役立ちます。
【OPPO】
OPPO Watch Free(OWWE201)
”眠りがわかる、自分がかわる。”というキャッチコピーもある、睡眠のモニタリングに特化したスマートウォッチです。
血中酸素レベルを毎秒測定し、いびきも逃さずに検知します。
いびきを検知するだけでなく、いびきを録音して音量や回数を確認することも可能です。
また、睡眠中のモニタリングだけでなく就寝前の就寝時刻通知や起床後の睡眠レポート通知もあります。
良質な睡眠を確保するために考えられたスマートウォッチなので、睡眠管理のための製品をお探しの方に非常におすすめです。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(zhaokeya401)
マルチチャネル光学設計で、より正確な測定値が分かるスマートウォッチをご紹介します。
高い正確性で健康管理に適したモデルですが、スマートフォンの通知機能や運動モードも塔載された優秀モデルです。
連続血中酸素追跡で低酸素状態の持続を防止し、ユーザーを重篤な病気から守ります。
睡眠の深さをモニタリングする機能もあるので、いびきや酸素飽和度との関係からも睡眠の質を分析することができるでしょう。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(zhaokeya020)
心拍数、血圧、血糖、血中酸素飽和度の測定と睡眠モニタリングが可能です。
睡眠中の血中酸素濃度を測定し、酸素不足を検知した際には警告する仕組みになっています。
警告は手首の振動によるものなので睡眠を大きく妨げる心配もありません。
振動による少しの覚醒によって、体勢を調節したり酸素を取り込んだりするよう促します。
ほかにも便利な機能が豊富で、健康管理に適したスマートウォッチです。
【ノーブランド】
スマートウォッチ(zhao112)
独立した血中酸素量監視センサー塔載で、睡眠時の酸素飽和度モニタリングにも適した製品です。
酸素が不足すると警告するようになっているので、睡眠時に無呼吸状態になる心配がある方にもおすすめします。
こちらの製品は軽量なモデルなので、寝る時に時計を着用することに抵抗がある方でも比較的ストレスも少なく使用できるでしょう。
まとめ
睡眠の質は年代を問わず、多くの人が課題とする部分なのではないでしょうか。
いびき検知機能付きのスマートウォッチを使用することで、危険な状態から身を守り、今よりも睡眠の質を向上させることができるかもしれません。
睡眠の質向上のためには、まず睡眠時の呼吸状態やいびきの有無について知ることが大切です。
スマートウォッチによる睡眠管理で自己分析を行い、質の高い睡眠習慣を手に入れましょう。
いびき検知機能付きスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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