急いで電車に乗りたいときに限って、パスケースがカバンから出てこないという経験をした方は少なくないのではないでしょうか。
そのようなとき、FeliCa対応スマートウォッチを持っていれば、ウォッチをかざすだけで改札を通過できます。
さらに、FeliCaはほかにもさまざまな決済サービスに対応しているので、ちょっとしたお買い物をするときにも便利です。
今回は、交通機関の利用やお買い物がスムーズにできるFeliCa対応スマートウォッチを5種類ご紹介します。
目次
FeliCa対応スマートウォッチを使うメリット
交通機関をスムーズに利用できる
FeliCa対応スマートウォッチは、通勤などで日常的に交通機関を利用する機会がある方におすすめです。
なぜなら、腕に着けた端末をかざすだけで改札を通過できるので、お財布やパスケースをカバンから出す手間が省けるためです。
なかには、Suicaの定期券を入れることができたり、チャージをウォッチ操作だけでできたりするスマートウォッチもあります。
カードをいくつも持ち歩く必要がない
FeliCa対応スマートウォッチを使えば、クレジットカードやICカードをいくつも持ち歩く必要がなくなります。
というのも、持っているカードを全て連携させたスマートウォッチを持っていれば、簡単に使い分けができるためです。
なお、スマートウォッチや連携させるスマートフォンの機種によっては、使えないカードもあるので注意が必要です。
セキュリティ対策にも効果がある
FeliCa対応スマートウォッチを使えば、カードの盗難やスキミング、不正利用などの危険性を減らすことができます。
というのも、カードを持ち出す必要がなくなるうえ、ウォッチ自体も認証機能によって守られているためです。
さらにFelica自体にも、タッチ決済をする際に情報を抜き取られたりしないよう、セキュリティ対策が施されています。
FeliCa対応スマートウォッチを使うデメリット
Felica対応の決済サービス全部を使用できるわけではない
FelicaはSuica、楽天Edy、iDなど、さまざまな決済サービスに導入されています。
しかし、スマートウォッチで利用できる決済サービスは限定されており、モデルによっても対応しているサービスは違います。
また、ウォッチ自体が対応していても、スマートフォンによっては一部サービスを利用できない場合もあるので注意しましょう。
バッテリー切れや通信障害などで使えない場合がある
スマートウォッチでのキャッシュレス決済は便利な反面、バッテリー切れや大規模な通信障害で使えなくなるリスクもあります。
バッテリー切れに関しては、予備電源を搭載したスマートウォッチもあるので、そちらを検討するのも良いでしょう。
通信障害に関しては、各通信会社が対策を検討してはいるものの、万が一に備えて現金を持ち歩くなどの対策も必要かもしれません。
FeliCa対応スマートウォッチの選び方
対応している決済サービスを確認する
FeliCaはさまざまな決済サービスで導入されていますが、そのすべてがスマートウォッチで使えるわけではありません。
そのため、スマートウォッチを購入する前に、利用したい決済サービスに対応しているかどうかを確認しましょう。
また、海外では対応している決済サービスであっても、日本国内では未対応の場合もあるため、こちらも注意が必要です。
デザインやカスタマイズの自由度で選ぶ
毎日身に着けるのが楽しくなるように、カスタマイズ性の高いモデルや、デザインが好みのモデルを選ぶのがおすすめです。
スマートウォッチは時計盤が画面表示されるので、気軽に時計盤のデザインを変更できるというメリットがあります。
ウォッチ本体のデザインも豊富で、なかにはストラップの交換や、一般的な腕時計への取り付けが可能なモデルもあります。
毎日の生活スタイルに合わせて選ぶ
スマートウォッチを選ぶときには、ウォッチを着用することが多いシーンや用途をあらかじめ考えておくと選びやすくなります。
特に健康管理に関しては、モデルによって測定できる項目が異なるため、用途に合った性能を持つモデルを選びましょう。
たとえば、ジョギングをよくする方の場合、ランニングモードがあり、小型軽量で防水性能のあるモデルがおすすめです。
FeliCa対応スマートウォッチおすすめ5選
【Apple】
Apple Watch SE 第2世代(A2722)
現行のApple純正スマートウォッチのうち、最もリーズナブルなモデルです。
比較的安価とはいえ十分な機能性を備えているため、iPhoneユーザーのエントリーモデルとしておすすめです。
Apple Payと連携し、Suicaなどの交通系電子マネーやPayPayなどの各種決済サービスを利用できます。
Suicaをチャージしたり定期券として利用したりすることもできるうえ、PASMOに対応している点も魅力です。
【Google】
Pixel Watch(GA03305-TW)
GoogleマップやGoogleアシスタントなど、Googleが提供する各種機能を存分に活用できるスマートウォッチです。
Fitbitアプリで健康管理ができる点も魅力で、さらにGoogle Playストアからアプリや時計盤も追加できます。
Google Payによるタッチ決済に対応しており、交通機関の利用やお買い物でSuicaを使うことができます。
【GARMIN】
Venu Sq 2(010-02701-72)
アメリカのウェアラブル端末メーカーであるGARMINによるエントリーモデルです。
Garmin Payによるタッチ決済に対応しており、SuicaやVISAデビットカードを利用した決済が可能です。
心拍数や呼吸数、ストレスレベル、血中酸素濃度を測定できるほか、25種類以上のスポーツアプリも搭載しています。
GARMINの独自機能であるBody Batteryは、データをもとに残り体力を推定することで、過労を防ぐ機能です。
【GARMIN】
Venu 2 Plus(010-02496-42)
音声操作機能が特徴の多機能スマートウォッチで、Garmin PayでSuicaやVISAデビットカードを利用できます。
最大650曲もの音楽を保存してウォッチ単体で再生できるほか、スマートフォンと接続した状態なら電話の発着信も可能です。
心拍数や呼吸数、ストレス、血中酸素濃度の測定ができるほか、ウォッチ上でワークアウト動画を観られる機能もあります。
【SONY】
wena 3(WNW-B21A/S)
FeliCaの開発元でもあるSONYによる、ビジネスパーソンに便利な機能を豊富に備えたスマートウォッチです。
タッチ決済は、Suica以外はiOS端末による設定が必要なものの、楽天EdyやiDなど、豊富なサービスに対応しています。
一般的な腕時計のバックルに取り付けられるほか、純正パーツによる細かいカスタマイズも可能です。
まとめ
FeliCa対応スマートウォッチを使えば、改札をスムーズに通過できるので、駅が混雑しているときにも焦らずに済みます。
今回ご紹介した内容を参考に、交通機関の利用やお買い物が快適になるFeliCa対応スマートウォッチを探してみてください。
FeliCa対応スマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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