健康やフィットネスを管理できるスマートウォッチが、実は登山家の方々にも愛用されていることをご存じでしょうか。
登山向けスマートウォッチは、高精度GPSによるナビ機能や気圧高度計など、さまざまな便利機能が備わっています。
しかし、初めてスマートウォッチを購入する場合、高価なモデルはハードルが高いと感じてしまう方も多いでしょう。
今回は、登山向けの機能があるうえに安いスマートウォッチのおすすめを10種類紹介します。
目次
- 1 安い登山向けスマートウォッチを使うメリット
- 2 安い登山向けスマートウォッチを使うデメリット
- 3 安い登山向けスマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【Amazfit】T-Rex 2(sp170045C174)
- 3.2 【GARMIN】Instinct 2S(010-02563-40)
- 3.3 【GARMIN】Instinct 2S Dual Power(010-02564-40)
- 3.4 【Polar】Polar Grit X(90081735)
- 3.5 【Polar】Polar Grit X Pro(90085773)
- 3.6 【SUUNTO】SUUNTO 5 PEAK(SS050726000)
- 3.7 【SUUNTO】SUUNTO 9 BARO(SS050019000)
- 3.8 【COROS】APEX 2
- 3.9 【HUAWEI】HUAWEI WATCH GT Runner
- 3.10 【CASIO】PRO TREK(PRT-B50-1JF)
- 4 まとめ
安い登山向けスマートウォッチを使うメリット
両手をあけた状態でナビ機能が使える
登山向けスマートウォッチの多くは、複数の衛星による高精度な測位機能が備わっており、時計盤でルート確認ができます。
スマートフォンを取り出さず、腕時計でナビを見られるので手がふさがらず、足元の悪い状況でも安心です。
来た道を引き返すためのナビを表示する機能を備えているモデルであれば、危険を感じたときに引き返すこともできます。
遭難の危険性を減らせる
登山向けスマートウォッチの、衛星による高精度な測位は、非常時にも役立ちます。
ナビ機能で遭難を防ぐだけでなく、万が一事故があった場合には、自動で緊急連絡先に位置情報を知らせることが可能です。
また、気象や気圧変化をとらえ、環境の異常な変化がある場合に、アラームで通知する機能が備わっているモデルもあります。
バッテリーが長時間駆動するものが多い
登山向けスマートウォッチには、気圧高度計やコンパスが内蔵されているモデルも多いです。
高機能である分、不安なのはバッテリー切れですが、登山向けモデルの多くは、長時間駆動できるバッテリーを採用しています。
ソーラー式充電を採用しているモデルであれば、日が出ている間は身に着けたまま充電が可能なので、さらに安心です。
安い登山向けスマートウォッチを使うデメリット
登山向けスマートウォッチの多くは、過酷な環境下でも耐えられるよう、頑丈な素材が使用されています。
さらに、一般的なスマートウォッチよりも高性能なものが多いため、その分重量が大きくなってしまう場合が多いです。
アウトドア仕様でかっこいい見た目のものが多いですが、ビジネススーツなどと合わせて着用する場合、かさばることもあります。
安い登山向けスマートウォッチおすすめ10選
【Amazfit】
T-Rex 2(sp170045C174)
ウェアラブル端末メーカーのブランド、Amazfitによるアウトドア用モデル。
5つもの衛星測位システムに対応しているだけでなく、デュアルバンド位置測位システムにより、さらに高精度な測位が可能となっています。
あらかじめ登録しておいたルートをナビゲートする機能のほか、ルートの進捗をリアルタイムで時計盤に表示する機能も付いています。
【GARMIN】
Instinct 2S(010-02563-40)
アメリカのウェアラブル端末メーカー、GARMINによるアウトドア用モデル。
4つの衛星測位システムに対応し、気圧高度計、コンパス、温度計を内蔵しています。
ルートインポートとナビゲーション機能のほか、往路と同じルートで出発地点に戻れる機能があります。
残り体力を知る「Body Battery」機能を参考に、休息するタイミングを考え、無理のない登山をすることが可能です。
【GARMIN】
Instinct 2S Dual Power(010-02564-40)
「Instinct 2S」にソーラー充電機能「Dual Power」が付属したモデル。
また、時計盤の素材として「Power Grass」を採用したことにより、さらに強度が増しています。
バッテリーはスマートウォッチモードで28日間という驚きの駆動時間ですが、ソーラー充電によって、さらに長持ちが可能です。
【Polar】
Polar Grit X(90081735)
フィンランドのウェアラブル端末メーカー、Polarによるアウトドアウォッチ。
時計盤にゴリラガラスを使用するなど、ミリタリー水準の耐久性を誇ります。
4つの衛星測位システムに対応し、ルートナビゲーション機能が使えるほか、コンパスや気圧高度計も内蔵しています。
【Polar】
Polar Grit X Pro(90085773)
時計盤にサファイアガラスを採用することで「Grit X」の耐久性を向上させ、さらに機能追加されたモデル。
標高プロファイルにより、ルートの進捗状況を標高込みで知ることができ、ペース配分に役立てることができます。
日出・日没などの時間や、コンパス、温度を時計画面に常時表示する、アウトドアダッシュボード機能も便利です。
【SUUNTO】
SUUNTO 5 PEAK(SS050726000)
スポーツウォッチで高い評価を得ているフィンランドのメーカー、SUUNTOによるアウトドアウォッチ。
5つの衛星測位システムに対応し、バッテリーは時計としての使用で最大10日間も動かすことができます。
日出・日没時間が確認できるほか、到着予定時刻と、目的地までの残り距離を算出する機能が備わっています。
【SUUNTO】
SUUNTO 9 BARO(SS050019000)
チタン製のベゼル、サファイアガラスの画面で、ミリタリーレベルの高耐久を誇るモデル。
米国国防総省軍用規格のテスト基準をクリアしており、過酷な登山環境であっても安心して使えます。
5つの衛星測位システムに対応し、バッテリーは時計としての使用で14日間も動かすことが可能です。
コンパスと気圧高度計、温度計を内蔵しており、さらにはウェザーアラームなどの非常に助かる機能も備わっています。
【COROS】
APEX 2
アメリカのスポーツウォッチメーカー、COROSによるスポーツウォッチ。
5つの衛星測位システムに対応し、地形図と等高線マップによる詳細なナビゲーションを確認することが可能です。
日出・日没時間を見られるほか、ストームアラートの機能もあります。
バッテリーは日常使用で30日間、GPSをフル使用しても45時間駆動するため、安心して使用できます。
【HUAWEI】
HUAWEI WATCH GT Runner
スマートフォンで有名な中国メーカー、HUAWEIのスポーツウォッチ。
5つの衛星測位システムに対応しているだけでなく、デュアルバンド位置測位システムにより、さらに正確な測位が可能です。
ナビゲーション機能に加え、往路と同じルートで出発地点に戻るルートバック機能も備わっています。
高耐久でありながらも、重量はストラップを除き約38.5gと、比較的軽量です。
【CASIO】
PRO TREK(PRT-B50-1JF)
カシオのアウトドアウォッチブランド、PROTREKのスマートフォン対応モデル。
方位、気圧と高度、温度などを測れる小さなセンサーが内蔵されており、特徴的な気圧変化を知らせてくれる機能もあります。
映像ではないリアルの時計針があり、画面表示と針が重なる場合には、一時的に針を退避する「針退避機能」も備わっています。
まとめ
登山向けスマートウォッチを使用すれば、ナビゲーションなどの便利機能により、旅路が非常に安全なものになります。
今回の記事を参考に、安いものから登山向けスマートウォッチを試してみて、その便利さを実感してみてください。
安い登山向けスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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