コスパのよいキャンプ用品をネットで探していると必ずヒットする「ハイランダー」の商品。
特に、ダウン寝袋においては「このスペックでこの値段?」と驚くような商品ばかりで、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハイランダーの寝袋を検討されている方に向けて、商品の特徴やメリット・デメリットをご紹介していきます。
便利な製品比較表も用意しましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 ハイランダーの寝袋を使うメリット
- 2 ハイランダーの寝袋を使うデメリット
- 3 ハイランダーの寝袋の選び方
- 4 ハイランダーの寝袋おすすめ10選
- 4.1 【Hilander】マージデッケ ダウンシュラフ(N-097)
- 4.2 【Hilander】洗えるダウンシュラフ 800(N-69)
- 4.3 【Hilander】洗えるダウンフェザーシュラフ 800(N-72)
- 4.4 【Hilander】洗えるダウンシュラフ 600(N-68)
- 4.5 【Hilander】洗えるダウンシュラフ 600 封筒型(N-61)
- 4.6 【Hilander】洗えるダウンシュラフ 400(N-67)
- 4.7 【Hilander】2in1 洗える4シーズンシュラフ(HCD003)
- 4.8 【Hilander】シュラフinダウンシュラフ 150(HCA0333)
- 4.9 【Hilander】デュアルスリーピングバッグ(N-084)
- 4.10 【Hilander】吸湿発熱インナーシュラフ(N-090)
- 5 まとめ
ハイランダーの寝袋を使うメリット
幅広いニーズに応えるラインナップ
ハイランダーは人気のアウトドアショップ、ナチュラムが展開しているオリジナルブランドです。
「誰でも、手軽に、こだわりのキャンプライフ」をコンセプトに、初心者から上級者まで幅広いキャンパーに支持されています。
寝袋もコスパのよさと高い機能性に定評があり、初めて購入する人からちょい足ししたい人まで、幅広いニーズに応えるラインナップとなっています。
色んな使い方ができる
ハイランダーの寝袋を使うメリットとして、色んな使い方ができるということが挙げられます。
例えば寝袋とブランケットがセットになったモデルは、重ねて使ったり単体で使ったりすることで、0℃〜15℃まで幅広いシーズンに対応できます。
また、薄手のダウン寝袋であればインナーシュラフとして使うこともできるため、手持ちの寝袋と合わせて保温性を高めるのにも最適です。
ダウン寝袋の種類が豊富
ハイランダーには、コスパのよいダウン寝袋が多数揃っており、使用したいシーズンによってダウン量を選ぶことができます。
さらにそのダウンは撥水加工されているため濡れに強く、テントの結露が付いても保温効果が落ちるようなことがありません。
また、家庭の洗濯機でお洗濯することもできるので、汚れを気にせずガシガシと使えるのはとても大きなメリットです。
ハイランダーの寝袋を使うデメリット
極寒地でのキャンプには向かない
ハイランダーの寝袋は、いちばん羽毛の量が多い「洗えるダウンシュラフ 800」で下限温度が−5℃です。
そのため、最低気温が−10℃を超えるような冬の北海道など、極寒地でのキャンプには向かないと言えるでしょう。
とくに、寒さに慣れていないキャンプ初心者であれば、下限温度よりも余裕を持った寝袋を選んだほうが安心です。
実店舗で確認できない
ハイランダーを販売してるナチュラムは、現在では実店舗を設けておらず、インターネットを中心とした販売を行っています。
そのため、実際に寝袋を試着して暖かさを体感することができないのは残念なポイントです。
暖かさや使い勝手に関してはユーザーレビューを参考にするよりほかにないので、公式サイトまたは楽天等のレビューをくまなくチェックしましょう。
ハイランダーの寝袋の選び方
使用するシーズンで選ぶ
ハイランダーの寝袋は、メーカーホームページに「推奨使用期間」が表で記載されているので参考にしましょう。
例えばダウンシュラフ600であれば3月中旬〜6月初旬、8月下旬〜11月上旬が推奨と記載されています。
ただし、その推奨使用期間は平地での目安となり、標高が高い場所や寒冷地には当てはまらないので注意しましょう。
ダウン or 化繊で選ぶ
ハイランダーの寝袋の中綿は、ダウンまたは化繊から選ぶことができます。
ダウンのなかでも、フェザー(羽)の比率を高めて値段を安くしているモデルもあるので、価格重視の方はチェックしてみてください。
また、化繊はダウンに比べると重く収納サイズも大きくなりますが、値段が安く手入れが楽というメリットもあります。
形で選ぶ
ハイランダーの寝袋は、マミー型または封筒型から選ぶことができます。
マミー型は体との密着度が高いため、より保温性を高めてくれますが、その狭さが苦手という方もいらっしゃいます。
封筒型は足を広げて眠ることができるため、狭い寝袋が苦手な方に向いていますが、保温性はマミー型に比べると劣ります。
それぞれのメリット・デメリットとご自身の好みと照らし合わせて、使いやすいタイプの寝袋を選ぶようにしましょう。
ハイランダーの寝袋の価格帯
ハイランダーの寝袋は、もっとも安いもので3千円台から購入することができます。
いちばん大きいファミリーサイズで3万円弱、羽毛量の多い800のタイプでも2万台前半という、全体的にお求めやすい価格帯となっています。
それでいて650FPのダウンを使用していたりと品質にもこだわりがあるので、安心して購入することができるでしょう。
ハイランダーの寝袋おすすめ10選
製品名 | 形 | 素材 | 下限温度または快適温度 |
---|---|---|---|
マージデッケ ダウンシュラフ | 封筒型 | ダウン | 5℃ |
洗えるダウンシュラフ 800 | マミー型 | ダウン | -5℃ |
洗えるダウンフェザーシュラフ 800 | マミー型 | ダウン | 0℃ |
洗えるダウンシュラフ 600 | マミー型 | ダウン | 0℃ |
洗えるダウンシュラフ 600 封筒型 | 封筒型 | ダウン | 0℃ |
洗えるダウンシュラフ 400 | マミー型 | ダウン | 5℃ |
2in1 洗える4シーズンシュラフ | 封筒型 | 化繊 | ブラウン:5℃ ダークブラウン:0℃ |
シュラフinダウンシュラフ 150 | マミー型 | ダウン | インナーのため記載なし |
デュアルスリーピングバッグ | 封筒型 | 化繊 | 5℃(本体のみ) 0℃(本体+ブランケット)、15℃(ブランケットのみ) |
吸湿発熱インナーシュラフ | 封筒型 | 化繊 | インナーのため記載なし |
【Hilander】
マージデッケ ダウンシュラフ(N-097)
230×190cmという超ビッグサイズのダウンシュラフは、家族4人で並んで寝るのに最適なサイズ感です。
首元にはネッククッションが付いており、大人との体格差による隙間をなくし、肩からの冷気を防いでくれるという親切設計になっています。
さらに、付属のコンプレッションバッグでコンパクトに収納できるので、荷物が多くなりがちなファミキャンにはもってこいのアイテムと言えます。
形 | 封筒型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | 5℃ |
【Hilander】
洗えるダウンシュラフ 800(N-69)
撥水加工されたダウンを使用しているため水に強く、テント内の結露で濡れてしまっても保温効果が落ちることのない寝袋です。
ボックスキルト構造により、あたたかい空気が均一にたまるため、シングルキルト構造の寝袋より保温効果が高く暖かく眠ることができます。
また、2万円ちょっとで購入できる価格でありながら下限温度−5℃という、真冬のキャンプでも使えるようなスペックです。
形 | マミー型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | -5℃ |
【Hilander】
洗えるダウンフェザーシュラフ 800(N-72)
ダウンボールとフェザーを50:50にすることにより、リーズナブルな価格を実現した寝袋です。
ダウンシュラフ800に比べると下限温度が5℃と保温性は落ちますが、ホットカーペットを敷くなど工夫すれば真冬のキャンプでも使えます。
価格と機能のバランスが取れたこの寝袋は、あまりお金をかけずに暖かい寝袋が欲しい、という人にもおすすめです。
形 | マミー型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | 0℃ |
【Hilander】
洗えるダウンシュラフ 600(N-68)
ダウン量600gの寝袋は、春・秋〜初冬にかけての使用に向いているため、おもに真冬以外にキャンプを楽しむ人におすすめです。
650FPの良質なダウンを使用し、さらにフェザーの割合を20%と高めに使用することによりふくらみをキープしています。
収納すると化繊の寝袋の約半分のサイズになるため、バックパックキャンプやツーリングキャンプで使うのにも向いています。
形 | マミー型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | 0℃ |
【Hilander】
洗えるダウンシュラフ 600 封筒型(N-61)
先述のダウン量600gを封筒型にしたモデルで、マミー型は狭くて苦手、または足元に湯たんぽを入れて寝たいという冷え性の方にもおすすめです。
封筒型のよいところは、ジッパーを全開すると1枚のブランケットになるところで、春秋には掛け布団にすることもできます。
同じ寝袋2枚を連結させることもできるので、カップルやファミリーキャンプで体を温め合いながら寝るのもいいですね。
形 | 封筒型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | 0℃ |
【Hilander】
洗えるダウンシュラフ 400(N-67)
寒いのは苦手なので暖かい季節だけキャンプをしたい、という方にはこちらのダウン量400gのタイプがおすすめです。
軽くてとてもコンパクトにまとまるこの寝袋は、ザックの中にいれても邪魔にならないので、夏山登山のテント泊にも適しています。
洗濯機で丸洗いができるため、汗や汚れを気にせず使えるというのも嬉しいポイントです。
形 | マミー型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | 5℃ |
【Hilander】
2in1 洗える4シーズンシュラフ(HCD003)
片方は0℃まで対応、もう片方は5℃〜15℃まで対応という、2つの異なる温度帯の寝袋をセットにしためずらしい商品です。
広げた2枚を合わせてダブルサイズにしたり、寒いときは重ねて使ったりと、シチュエーションに合わせてアレンジすることができます。
ただし、2枚セットなので収納サイズが大きくなり、重ねて使うときは若干ジッパーが閉まりにくいというデメリットもあります。
形 | 封筒型 |
---|---|
素材 | 化繊 |
下限温度または快適温度 | ブラウン:5℃ ダークブラウン:0℃ |
【Hilander】
シュラフinダウンシュラフ 150(HCA0333)
暖かい季節はこれ1枚で、寒い季節はインナーシュラフとして使うこともできる汎用性の高いダウン寝袋です。
服を重ね着すると暖かいように、寝袋も重ねることにより空気の層ができてより暖かく感じることができます。
また足元は多めのダウンが入っているため、手持ちの寝袋の暖かさが足りないときの「ちょい足し」にも使えてとても便利です。
形 | マミー型 |
---|---|
素材 | ダウン |
下限温度または快適温度 | インナーのため記載なし |
【Hilander】
デュアルスリーピングバッグ(N-084)
化繊の寝袋とブランケットがセットになった、季節に合わせて色んな使い方ができる便利なアイテムです。
ブランケットはヒートテックのような吸湿発熱素材を使用しているため暖かく、たたむとクッションや枕として使うこともできます。
寝袋と連結させることもできるので、重ねて使うことによりずれることもなく、寝相が悪い人でも安心して休むことができます。
形 | 封筒型 |
---|---|
素材 | 化繊 |
下限温度または快適温度 | 5℃(本体のみ) 0℃(本体+ブランケット)、15℃(ブランケットのみ) |
【Hilander】
吸湿発熱インナーシュラフ(N-090)
吸湿発熱素材を使ったインナーシュラフで、寝袋の中に仕込むことにより寝袋に入った時のヒヤッとした感覚を軽減してくれます。
インナーとしてだけでなく単体でも使えるので、寒い季節はスポーツ観戦に使ったり、ひざ掛けとして使ったりと活用の幅が広がります。
ただし難燃素材ではないため、焚き火の前で使うことが多い場合は、別商品の「難燃ブランケット」も検討してみてください。
形 | 封筒型 |
---|---|
素材 | 化繊 |
下限温度または快適温度 | インナーのため記載なし |
まとめ
数多くのラインナップの中から選ぶことができるハイランダーの寝袋は、キャンプ初心者から上級者まで幅広い層におすすめの商品です。
この記事を参考に、あなたにとってベストな寝袋を選んで、より快適なアウトドアライフを楽しんでください。
ハイランダーの寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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