泊まりのキャンプや車中泊には欠かせない寝袋ですが、太った方や体格の良い方でも快適に使用できる、大きいサイズの製品も展開しています。
大きいサイズの寝袋は自宅の布団のような寝心地で、ゆったりと身体を伸ばすことができ、細身の方にもおすすめできる優れたアイテムです。
シーンに合わせて様々な形にアレンジすることが可能で、1つあれば非常に重宝するので取り入れて損はありません。
今回は大きいサイズの太った人向けの寝袋を、メリットやデメリットとともにご紹介します。
目次
- 1 太った人向け寝袋を使うメリット
- 2 太った人向け寝袋を使うデメリット
- 3 太った人向け寝袋の選び方
- 4 太った人向け寝袋おすすめ10選
- 4.1 【Coleman】マルチレイヤースリーピングバッグ(2000034777)
- 4.2 【KingCamp】 寝袋 ワイド 封筒型
- 4.3 【BISINNA】寝袋 ワイド 封筒型
- 4.4 【ブルーニー】冬用 人工 ダウン シュラフ
- 4.5 【Fengzel Outdoor】封筒型寝袋 230*90cm
- 4.6 【GEERTOP】冬用 シュラフ ワイドサイズ フランネル
- 4.7 【Coleman】寝袋 ファミリー2in1 C10(2000027256)
- 4.8 【ロゴス】ミニバンぴったり寝袋(72600240)
- 4.9 【Ohuhu】寝袋 2人用 封筒型
- 4.10 【Fengzel Outdoor】二人用寝袋 封筒型 立体キルト
- 5 まとめ
太った人向け寝袋を使うメリット
広々として身体を快適に伸ばせる
太った人向けの寝袋は大きめサイズで広々としているので、ストレスなく寝返りを打てるため、身体を快適に伸ばすことができます。
ぽっちゃりした方はもちろん、細身の方なら更に快適な寝心地を得られるので、キャンプで熟睡できない場合にもおすすめです。
また、2〜3人用のファミリーサイズの寝袋も使い勝手が良く、1人で贅沢に大の字での使用やデュオキャンプにも重宝します。
様々なシーンに対応できる
太った人向けの寝袋は分離や連結ができる製品が多く、シーンや用途に合わせた使い方ができるのも大きなメリットでしょう。
分離できるものは1人用の寝袋を2つ作ることができ、急な来客やお子様の成長に合わせてアレンジできるのも嬉しいポイントです。
ワイド型の寝袋もファスナーを開いて掛け布団や膝掛けとして使用することができ、冬用の製品でもオールシーズン使うことが可能です。
お手入れが簡単
大きいサイズの寝袋は素材に化繊を使用した製品が多く、気軽に洗濯機で丸洗いができるので初心者の方でも扱いやすいのがポイントです。
身体にフォットするマミー型と違い、封筒型が主流で自宅のお布団のような使い心地を追求しています。
汗っかきの方でもいつでも清潔に使用できるので、お肌が敏感な方やお子様と一緒のキャンプにもおすすめです。
太った人向け寝袋を使うデメリット
収納サイズが大きくなる
寝袋自体がワイドサイズやファミリーサイズのため、収納サイズが大きく重量があるのはデメリットと言えるでしょう。
高機能なマミー型のダウンシュラフと違い、3kg〜4kg台が主流となるので、登山や徒歩キャンプには不向きになります。
春夏用の製品なら薄手で軽量なので、ツーリングなどには重宝しますが、季節を選ぶこともあり軽量コンパクトさを求めるなら選びにくいでしょう。
太った人向け寝袋の選び方
大きなサイズを選ぶ
ぽっちゃりな方や身体が大きいな方は、横幅が90cm以上のワイドサイズや2〜3人用の製品を選ぶと良いでしょう。
ワイドサイズの寝袋は自宅の布団のような寝心地で温度調整もしやすく、汗をかいても熱気を逃しやすいので非常に快適に安眠できます。
2〜3人用の寝袋はデュオキャンプやお子様とのキャンプにも最適ですが、1人で贅沢に使用するのもおすすめです。
用途に合わせて形をアレンジしやすいので、様々なキャンプスタイルにマッチする使いやすいアイテムです。
封筒型を選ぶ
寝袋にはマミー型と封筒が棚ありますが、太った方には封筒型を選ぶことをおすすめします。
マミー型は身体の線に沿ったデザインで内部に余計なスペースがなく、寝返りや身体を伸ばしにくいという特徴があります。
その点、封筒型は十分なスペースがあり身体の大きな方でも快適に安眠でき、汚れたら気軽に丸洗いができるので衛生的です。
細身の方でも、収納サイズや重さを気にせず快適に眠りたいなら、封筒型を選んで間違いはないでしょう。
メーカーで選ぶ
大きめサイズの寝袋は様々なメーカーから展開されていますが、キャンプメーカーでお馴染みのコールマンは種類が豊富でおすすめです。
3層にレイヤーが分かれたユニークな製品や、2〜3人で眠れる大型サイズも様々な種類があり、必ずピッタリの製品が見つかるでしょう。
Fengzel Outdoorの寝袋は高級ダウンを使用していますが価格が抑えられており、本格的な寝袋が欲しいけど予算を抑えたい方に最適です。
太った人向け寝袋の価格帯
太った人向けの寝袋は全体的に購入しやすい価格帯で、初心者でも気軽に取り入れやすいのが特徴です。
ワイドサイズ、2〜3人用サイズ共に、1万円〜2万円ほどで十分なスペックの製品を購入することができます。
安価な製品だと5千円前後ですが、キャンプ場での使用なら全く問題なく安眠でき、初めての寝袋にもピッタリです。
太った人向け寝袋おすすめ10選
メーカー名 製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 使用温度 |
---|---|---|---|---|
Coleman マルチレイヤースリーピングバッグ | 5.56kg | 90×200cm | ポリエステル | 12℃〜−11℃ |
KingCamp 寝袋 ワイド 封筒型 | 2.1kg | 100×220cm | 210Tポリエステル、純綿フランネル、中空綿250g/㎡ | 6℃〜12℃ |
BISINNA 寝袋 ワイド 封筒型 | 1.55kg | 100×230cm | 中綿200g/㎡、190Tスプリンクスパン、190Tポリエステルシルク | 15℃〜22℃ |
ブルーニー 冬用 人工 ダウン シュラフ | 3.8kg | 90×235cm | マイクロファイバー | −30℃ |
Fengzel Outdoor 封筒型寝袋 230*90cm | 1.15kg | 90×230cm | 320Tナイロン、400Tナイロン、320Tポリエステルタフタ、ホワイトダックダウン | 0℃まで |
GEERTOP 冬用 シュラフ ワイドサイズ フランネル | 2kg | 100×220cm | ポリエステル、フランネル、コットン | −5℃〜15℃ |
Coleman 寝袋 ファミリー2in1 C10 | 3kg | 168×190cm | ポリエステル | 10℃〜5℃ |
ロゴス ミニバンぴったり寝袋・-2 | 3.6kg | 142×190cm | モイスポリ、サーマブレスクロス、ダイナチューブファイバー | −2℃まで |
Ohuhu 寝袋 2人用 封筒型 | 2.95kg | 150×220cm | コットン、210Tポリエステルシェル | 7℃〜20℃ |
Fengzel Outdoor二人用寝袋 封筒型 立体キルト | 3kg | 130×220cm | 400Tナイロン、ポリエステル、ダウン | −20℃まで |
【Coleman】
マルチレイヤースリーピングバッグ(2000034777)
3層構造のレイヤーを組み合わせてオールシーズン使用でき、非常に使いやすく様々なシーンに対応するおすすめの製品です。
横幅が90cmとワイドサイズでゆったりと使用でき、チャックを広げて掛布団や敷布団にもアレンジできます。
ミッドレイヤーが連結可能なので、かなり体格の大きな方でも快適に使用することができます。
重さ | 5.56kg |
---|---|
サイズ | 90×200cm |
素材 | ポリエステル |
使用温度 | 12℃〜−11℃ |
【KingCamp】
寝袋 ワイド 封筒型
横幅が100cmとワイドサイズながら、軽量で持ち運びしやすくコスパも良い、初心者にも取り入れやすい製品です。
こちらは春から秋までの3シーズン対応の寝袋で、暑い夏キャンプではファスナーを開いて大きな掛け布団としても重宝します。
内側には肌触りの良いフランネル生地を採用しているので、サラッとして気持ち良い使用感も大きなポイントです。
重さ | 2.1kg |
---|---|
サイズ | 100×220cm |
素材 | 210Tポリエステル、純綿フランネル、中空綿250g/㎡ |
使用温度 | 6℃〜12℃ |
【BISINNA】
寝袋 ワイド 封筒型
軽量でお手入れも簡単な春夏用の寝袋で、ツーリングなどで荷物を軽量コンパクトにしたい方に最適です。
シンプルなデザインでどんなキャンプスタイルの方でも使いやすく、フード部分や足元の温度調整も容易なのが大きなポイント。
こちらは春夏用ですが、秋冬用の保温性に優れたタイプも展開しているので、使用する季節に合わせて選ぶことができます。
重さ | 1.55kg |
---|---|
サイズ | 100×230cm |
素材 | 中綿200g/㎡、190Tスプリンクスパン、190Tポリエステルシルク |
使用温度 | 15℃〜22℃ |
【ブルーニー】
冬用 人工 ダウン シュラフ
人工ダウンを採用し、ローコストながら氷点下30℃までの使用に耐えられる、極寒の地域でのキャンプにも適した製品です。
寒冷地用の寝袋にはマミー型が多いなか、こちらはワイドサイズの封筒型で大柄な方でもゆったり快適に使用できます。
高機能ですが非常に購入しやすい価格なので、これからキャンプを始める方や、ファミリーキャンプで複数必要な方にもおすすめです。
重さ | 3.8kg |
---|---|
サイズ | 90×235cm |
素材 | マイクロファイバー |
使用温度 | −30℃ |
【Fengzel Outdoor】
封筒型寝袋 230*90cm
高級なホワイトダックダウンを使用した本格仕様の寝袋で、春から秋までの3シーズンに対応した軽量タイプです。
生地は防水性と透湿性に優れた素材で結露や水分にも強く、汚れが落ちやすく耐久性も高いので安心して使用できます。
また、機能に対してのコスパが非常に良く、予算を抑えつつ高機能な寝袋を探している方にも最適です。
重さ | 1.15kg |
---|---|
サイズ | 90×230cm |
素材 | 320Tナイロン、400Tナイロン、320Tポリエステルタフタ、ホワイトダックダウン |
使用温度 | 0℃まで |
【GEERTOP】
冬用 シュラフ ワイドサイズ フランネル
洗濯機で丸洗いでき、コスパも良いので気軽に使用できる秋冬用の寝袋で、初心者にも扱いやすいおすすめの製品です。
裏地は肌触りが良いフランネル生地を採用し、柔らかくサラッとした寝心地で快適に安眠できます。
秋冬用ですがファスナーを開いてブランケットとしても使用できるので、春や夏にも重宝します。
重さ | 2kg |
---|---|
サイズ | 100×220cm |
素材 | ポリエステル、フランネル、コットン |
使用温度 | −5℃〜15℃ |
【Coleman】
寝袋 ファミリー2in1 C10(2000027256)
ぽっちゃりした方や体格の良い方には、ファミリー用の大型サイズの寝袋も広々としておすすめです。
こちらの寝袋は家族3人で快適に眠れる製品で、横幅が168cmもあるので体格の大きさを気にせず伸び伸びと過ごすことができます。
コスパが良く購入しやすい価格なのも嬉しいポイントで、キャンプ初心者にも取り入れやすい製品です。
重さ | 3kg |
---|---|
サイズ | 168×190cm |
素材 | ポリエステル |
使用温度 | 10℃〜5℃ |
【ロゴス】
ミニバンぴったり寝袋(72600240)
ミニバンの室内にピッタリなサイズの大型寝袋で、横幅が142cmもあり身体の大きな方でも広々と快適です。
2枚を分離して1人用の寝袋や敷物、クッションとしても使用できるのが非常に便利な製品で、ファミリーキャンプやグループキャンプにもピッタリ。
洗濯機で丸洗いすることができるのも大きなポイントで、いつでも清潔に使用できるおすすめの製品です。
重さ | 3.6kg |
---|---|
サイズ | 142×190cm |
素材 | モイスポリ、サーマブレスクロス、ダイナチューブファイバー |
使用温度 | −2℃まで |
【Ohuhu】
寝袋 2人用 封筒型
非常にコスパが良い2人用の寝袋で、春夏にぴったりの取り入れやすい製品です。
薄手で軽量コンパクトに収納で、ツーリングキャンプなどにも持ち出しやすく、丸洗いもできお手入れも簡単なので初心者にもピッタリ。
また、2つの1人用寝袋に分離することができるので、シーンや用途に合わせた使い方ができるのもポイントです。
重さ | 2.95kg |
---|---|
サイズ | 150×220cm |
素材 | コットン、210Tポリエステルシェル |
使用温度 | 7℃〜20℃ |
【Fengzel Outdoor】
二人用寝袋 封筒型 立体キルト
横幅130cmとぽっちゃりな方や身体の大きな方に絶妙なサイズ感の寝袋で、高級ダウンを使用した保温性に優れたおすすめの製品です。
外部からの冷気の侵入を防ぎ、保温性に優れた立体ボックスキルト構造を採用し、朝までポカポカで非常に快適に眠ることができます。
撥水加工を施されているので結露や水濡れにも強く、機能とコスパのバランスが良いのも大きなポイントです。
重さ | 3kg |
---|---|
サイズ | 130×220cm |
素材 | 400Tナイロン、ポリエステル、ダウン |
使用温度 | −20℃まで |
まとめ
太った人向けの大きいサイズの寝袋は、様々なシーンでアレンジしやすく快適に使用できるおすすめのアイテムです。
コスパも良く、これからキャンプを始める方にも取り入れやすいので、こちらの記事を参考に大きいサイズの寝袋を探してみてくださいね。
太った人向け寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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