皆様はスケボーに後付けできるパーツのレールバーをご存知でしょうか。
別名レールガードともいい、特定の条件下において非常に優れた効果を発揮するアイテムです。
実際にどのような状況において効果的なのかや、レールバーの選び方についても本記事で解説をしていきます。
また、おすすめのレールバー7選もご紹介します。
スケボー用レールバーを使うメリット
デッキデザインの傷防止に役立つ
「デッキに傷がつくのは当たり前だし避けようがない…」と思っていた方は多いかと思います。
そのような方こそ大切なグラフィックを守れるレールバーを付けるべきなのです。
実際に装着し数ヶ月滑り続けてみると、真ん中のグラフィックが綺麗なままで保たれていることが分かります。
スライドトリックが圧倒的にやりやすくなる
レールバーは表面がツルツルした硬い素材でできているため、木製であるデッキに比べ摩擦が少なくなります。
結果としてスライドが非常にしやすくなり、ワックスの消費量も格段に減るという一石二鳥なアイテムなのです。
また、対象のセクションがコンクリートや鉄、木や大理石などでも滑りやすさが変わらない点も魅力的なアイテムとなっています。
値段が安い
レールバーはスケートボードパーツの中で比較的安価であることもメリットと言えるでしょう。
価格帯としてはおおよそ1000円から2000円辺りが平均的で、有名スケートボードブランドから販売しているレールバーもあります。
そのため、比較的お試し感覚で購入できるスケートボードパーツと言えるのではないのでしょうか。
デッキがおしゃれになる
レールバーは装着するだけでデッキの雰囲気がガラリと変わるアイテムでもあります。
さまざまなカラーやデザインのレールバーがあるのも魅力のひとつです。
一風変わった形をしているレールバーなど、多種多様なラインナップになっているのがこのアイテムの特徴なのです。
スケボー用レールバーを使うデメリット
スケートボードの総重量が増加する
レールバーを取り付けることによって、スケートボードの総重量が増加してしまうことを懸念している方もいるかと思います。
敏感な方であればその重量差にすぐに気づき、コンディションに影響を及ぼしかねません。
レールバーはプラスチック製で軽いですが、例えば使用するビスが鉄製で何本も打ち込む場合は変化に気づきやすいかと思います。
滑りすぎて転倒する危険性がある
レールバーを付けると、スライドトリック時に今までとは比べ物にならないぐらい滑ります。
そのため、いつも通りの勢いでスライドトリックをかけると、思いっきりまくられる可能性があることを覚えておいてください。
最初はほんの少しだけワックスを付けて、当て逃げしながら滑りやすさをチェックすることをおすすめします。
デッキに穴を開ける必要がある
レールバーはデッキ裏にビスで取り付けるアイテムです。
ということは、デッキに穴を開けなくてはならないということになります。
特にレールバーを取り外してデッキを使用する場合、穴が目立つ可能性があります。
ビスがうまく刺さらなかった場合、デッキ裏が穴だらけになるので、事前に下穴を開けておきましょう。
セクションによっては引っ掛かりが生じる
何も装着していないデッキは弓形の一枚板なので、引っ掛かりはありません。
ですが、繋ぎ目のある縁石や波打ったセクションなどでスライドをすると、引っ掛かりが生じる可能性があります。
ですが、メンテナンスが行き届いたスケートパークやR系セクションで滑ることが多い方はあまりデメリットに感じないかもしれません。
スケボー用レールバーの選び方
ブランドで選ぶ
レールバーもスケートボードを飾るアイテムのひとつです。
そのため、せっかくであればお気に入りのブランドから出ているレールバーが欲しいという方も多いのではないのでしょうか。
「そんなに取り扱っているブランドは多くないんじゃないの?」と思っている方もご安心ください。
レールバーはあの有名ブランドSANTACRUZやENJOI、WELCOMEやCREATUREなどからも販売しています。
価格で選ぶ
レールバーの平均価格は約1000円の差があります。
この差が大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれでしょう。
ですが、他パーツとの同時購入を検討されている方であれば、一個一個の商品価格をできるだけ下げていきたいですよね。
同ブランドから販売しているレールバーでも見た目によって価格が違ったり、ノーブランド品でも品質は確かなものも存在します。
このように、低価格でも高級ブランド品と遜色ないレールバーはたくさんあるのです。
デザイン性で選ぶ
「レールバーは初めてだし、ブランドとか価格帯による違いがよく分からない」という方におすすめな選び方があります。
それがデザイン性で選ぶ方法です。
やはりデッキ選びの時でも同じですが、迷ったら気に入ったデザインで選ぶことを強くおすすめします。
なぜならば、購入したアイテムに対して愛着が湧くうえ、早く滑りたいという気持ちにもさせてくれるためです。
さらには買ったこと自体も後悔しづらいといったメリットもあります。
スケボー用レールバーおすすめ7選
【CREATURE】
SERRATED RAILS
こちらは明るい緑色のレールバーです。
緑のデッキやオレンジのデッキとの相性が良いでしょう。
また、レールバーにえぐり加工が施されていることによってグラブがしやすくなっています。
【Madness】
Old School
こちらは黄色のレールバーで、オレンジや緑のデッキと相性が良いでしょう。
ストレートタイプで少々角張った形となっており、サイド面にプリントされたブランドネームが非常におしゃれです。
【ENJOI】
THE BIRD RAILS
こちらはミドルフィンガーの形をした非常にユニークなレールバーです。
指の部分が少し凹凸感のある形状となっていることで、グラブがしやすくなっています。
こちらは黄色のレールバーなので、オレンジや緑のデッキと相性が良いでしょう。
【OJ】
JUICE BAR RAILS ORANGE
こちらはオレンジ色のレールバーで、黄色や緑のデッキと相性が良いでしょう。
ストレートタイプのレールバーにJUICEBARの文字がプリントされています。
【CREATURE】
SLIDER RAILS GLOW IN THE DARK
こちらは薄緑色のレールバーで、どのような色のデッキとも相性が良いでしょう。
ブランクデッキにもぴったりなデザインなので、少しデッキを彩りたい時にぴったりです。
また、レールバー本体にブランドネームとチェッカーパターンがプリントされていることでおしゃれ度が上がっています。
【SANTACRUZ】
SLIMELINE RAILS
こちらは落ち着いた印象を放つ灰色のレールバーです。
控えめなデザインで主張も激しくないため、シンプルなデッキにも派手なデッキにも相性が良いでしょう。
また、レールバー本体にはブランドネームがプリントされており、さりげないおしゃれを演出しています。
【Pig Skateboards】
スケートボード レール
こちらはプールのコーピングをモチーフとしたレールバーです。
まるで本物のコンクリート素材でできているような見た目ですが、使用感は従来のレールバーと遜色ありません。
デッキに個性を足したい方におすすめなレールバーとなっています。
まとめ
レールバーはスライドをやりやすくするだけではなく、デッキのグラフィックを守ることもできる優れものです。
また、低価格な商品にも関わらず、取り付けるだけでデッキの印象をガラリと変えてくれます。
ぜひご自身の目的に合わせたレールバーを見つけてみてくださいね。
スケボー用レールバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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