スケートボードには「怪我をして上手くなる」という言葉があるように、非常に転倒の多い遊びです。
どれほど上手なプロスケーターでも転倒は避けられません。
ですが、上手な人ほど適切な転び方というモノを分かっており、怪我に繋がらないよう転べるのですが、初心者の方はそうはいきません。
怪我をしてしまってはスケボーの上達もうまくいきませんし、怪我をするメリットなんてものはもちろん一つもありません。
スケボーを安全に行えて、なおかつプレーを邪魔しないスケボー用プロテクターを装着する事で様々なメリットを獲得できるので、初心者の方は特に着用をオススメ致します。
プロテクターのメリットデメリットを踏まえて、スケボー用おすすめプロテクター16選をご紹介致します。
目次
- 1 スケボーのプロテクターを使うメリット
- 2 スケボーのプロテクターを使うデメリット
- 3 スケボーのプロテクターの選び方
- 4 スケボーのプロテクターおすすめ16選
- 4.1 【187 KILLER PADS】SIX PACK(SPSM100)
- 4.2 【TRIPLE EIGHT】プロテクターセット (604352 60014)
- 4.3 【INDUSTRIAL】PAD SET
- 4.4 【LIN-WELL】プロテクター 6点セット
- 4.5 【187 KILLER PADS】PRO SKATE HELMET (HSXL202)
- 4.6 【PRO-TEC】CLASSIC SKATE HELMET (200001504)
- 4.7 【BERN】MACON 2.0 JAPAN FIT
- 4.8 【187 KILLER PADS】PRO KNEE PAD
- 4.9 【187 KILLER PADS】FLY KNEE PAD
- 4.10 【SILVER FOX】KNEE PAD(SP410)
- 4.11 【PRO-TEC】STREET ELBOW(151300005)
- 4.12 【187 KILLER PADS】肘パッド(ELXS100)
- 4.13 【S-ONE】SOFT ELBOW PADS
- 4.14 【187 KILLER PADS】WRIST GUARD
- 4.15 【TRIPLE EIGHT】SAVER SERIES WRISTSAVER II
- 4.16 【PRO-TEC】WRIST GUARD(151900005)
- 5 まとめ
スケボーのプロテクターを使うメリット
怪我を未然に防ぐ
1番のメリットはやはり怪我を未然に防ぐ事にあります。
スケボー用プロテクターで発売されているのはヘルメット、膝当て、肘当て、リストガードになり、どの部位も怪我を防ぐうえで非常に有効です。
転んだ際には首をぐっと縮めて頭を打たないようにするのですが、派手な転び方や力の弱いお子さんなどですと頭を打ってしまうので、命を守るアイテムとしてヘルメットの着用は特に推奨いたします。
恐怖心の低下
この記事を読まれていて、既にスケボーをされている方は共感して頂けると思いますが、新しいトリックの習得で一番の壁はトリックのやり方うんぬんよりも恐怖心にあるかと思います。
スケボーを対象物にかけに行く恐怖心、回した板の上に乗る恐怖心など、成功する想像よりも転ぶ想像の方が容易にできてしまいます。
ですが、プロテクターがある事により技が失敗し転んでしまっても守られているので、プロテクター未着用時よりはるかに安心感があり、初めてのトリックにも果敢に挑戦する事が出来るようになります。
ニースライドが可能になる
プロテクターを付けていなくても、適切な転び方をする事で大きな怪我を防ぐ事が出来るのですが、それには相応の身体能力が必要になります。
その転び方を覚えてくださいと言ってもできるのはごくわずかな人だけでしょう。
ですが、膝パッドがあればその適切な転び方を超える、スケボーの転び方で一番ダメージが少なく何処でも使えて簡単な「ニースライド」が出来ます。
やり方は簡単、ただ転びそうになったら正座をし、膝のパッドで受けるだけです。
さらに、肘や手のパッドがある事でより多くの面で受けられるようになるので衝撃が分散されより安全になります。
スケボーのプロテクターを使うデメリット
可動域の制限
プロテクターは関節部に付ける物がほとんどですので、付けた部位の可動域が制限されてしまいます。
スケボー用のプロテクターとしてアクションスポーツメーカーから発売されている物に関しては、出来るだけ可動を阻害しないよう考慮して設計されているので、その他の物よりはプレーを邪魔しないようになっていますが、未着用時よりは動かし辛くなります。
蒸れや暑さ
夏以外の上着を要する季節ではあまり気にならないのですが、夏場のプロテクターは蒸れや暑さとの闘いです。
スケボー用のプロテクターは装着部を伸縮性や通気性の高いメッシュ素材等を使用して蒸れを低減させてくれている物が多くあるので、通気性の高いスケボー用プロテクターは必須アイテムとなります。
スケボーのプロテクターの選び方
サイズ感
スケボーをプレー中にサイズが合わず緩い物だとトリックをする度にずり落ちて来てしまい、その都度位置を調整しなくてはいけません。
締め付けのキツイ物ですと、関節の可動がより制限されてしまい、うまく動かすことができなくなります。
プロテクターにおいて適切なサイズ感は最重要となるので、商品ページに表記されている実寸情報をもとにご自身と比べて購入されることをオススメ致します。
MサイズやLサイズという何となくの基準で購入されますと、スケボー用プロテクターは海外向けの物が多い為、大きすぎたりする場合がありますのでご注意ください。
スケボー用orスポーツ用
下記にご紹介致しますのは全てスケボー用に設計された専用プロテクターになるのでご心配ありません。
スポーツ量販店などで販売されているスポーツ全般向けのプロテクターはダメとは言いませんが、スケボー専用設計である事に越したことはありません。
その理由としましては、先ほどもお話ししたようにプロテクターにはいくつかのデメリットがあり、スケボー用プロテクターはそれらのデメリットを補ってくれるよう設計されているので快適に使用する事ができます。
快適性はスケボーのプレーに集中するうえで欠かせませんので、スケボー用プロテクターをオススメ致します。
プロテクターの優先順位
先程もご紹介した通り、一番優先的に購入をした方が良いのはヘルメットです。
命を守るアイテムとしてはもちろん、最近ではヘルメットの着用義務があるスケートパークが全国的に増えてきているので、普段ヘルメットをしないスケーターでも必ず持っています。
体部に付けるプロテクターで私がよく使うのは膝当てとリストガードになります。
膝当ては、バーティカルと呼ばれる平均して3m以上あるランプを滑る際にニースライドが欠かせないので、バーティカルを滑る際は必ず着用しています。
リストガードは、手首の捻挫が癖になっているので痛めた際や危険と判断した際に着用しています。
何処が怪我しやすいかを考えて優先順位をお決めください。
オススメはヘルメットの次は膝当てが使用頻度の高いプロテクターになるかと思います。
スケボーのプロテクターおすすめ16選
【187 KILLER PADS】
SIX PACK(SPSM100)
多くのプロスケーターやベテランスケーターなどから高い支持を集めるプロテクターブランド「187」によるパッドセット。
リストガード、肘当て、膝当ての3点が付いてくるお得なセットになります。
1点1点ハイエンドモデルを買いそろえるより性能は劣りますが、コスパを重視しつつ十分な性能を求める方にオススメです。
【TRIPLE EIGHT】
プロテクターセット (604352 60014)
世界一知名度の高いプロスケーター「トニー・ホーク」も所属するプロテクターブランド「TRIPLE EIGHT」によるパッドセット。
スケボー用プロテクターを製造する会社で1、2を争うほど有名なブランドによる、価格を重視したセットになります。
これ程お得なプロテクターセットはまずないかと思います。
初心者の方に是非お勧めです。
【INDUSTRIAL】
PAD SET
日本国内で特に使用率の高いプロテクターブランド「INDUSTRIAL」のパッドセットです。
日本人向けのフィット感となっており、サイズ展開も幅広い為、キッズサイズから大き目の大人用サイズまで取り揃えています。
高いフィット感が得られる中通しできるタイプになります。
【LIN-WELL】
プロテクター 6点セット
スケボー用プロテクターでは間違いなく最安であるプロテクターセットです。
もちろん、上記で紹介したパッドセットより耐久力や機能面、付け心地では大きな差がありますが、この価格では信じられないクオリティーのプロテクターです。
スケボーを始めたばかりでとりあえずプロテクターが欲しいという方にオススメです。
スケボーを続けていき、様々なトリックを練習する段階になるとこちらでは役不足になるので、他に紹介しているプロテクターの購入をオススメ致します。
【187 KILLER PADS】
PRO SKATE HELMET (HSXL202)
スケートボードのグラウンドゼロ、アメリカにてトップクラスの人気を誇る「187」による取り外し可能なクッション材が装着されたヘルメット。
非常に軽量なヘルメットになっているのに加え、汗で汚れやすいライナーが取り外し洗濯が可能となっています。
非常に人気の高い定番モデルです。
【PRO-TEC】
CLASSIC SKATE HELMET (200001504)
40年以上もの歴史があるアクションスポーツ用プロテクターブランドの「PRO-TEC」による標準タイプのヘルメットになります。
シンプルながら使用者の快適性を保つ為に、細かなところまで目の行き届いた歴史の深いブランドだからこそのシンプルかつハイクオリティーなヘルメット。
【BERN】
MACON 2.0 JAPAN FIT
上記で紹介されたブランドと比べて、新しいながらも革新的な技術でファンを増やし続けるプロテクターブランド「BERN」になります。
驚くべきはその軽量性で、その他のスケボー用ヘルメットと比べ圧倒的に軽く作られています。
日本人向けに成形されたジャパンフィットになっているので、欧米向けのヘルメットが苦手な方にも最適です。
【187 KILLER PADS】
PRO KNEE PAD
多くのプロスケーターが愛用するプロ仕様のハイエンドモデル。
内部に衝撃吸収デュアルフォームを搭載している為、衝撃吸収能力が高く、超高強度のナイロン素材で作られているので耐久性もトップクラス。
ニースライドによりすり減るパッド部分は別売りの物に付け替えが可能となっているので長期間の使用が可能となっています。
【187 KILLER PADS】
FLY KNEE PAD
上記のプロモデルに比べ全体的にライトな味付けとなっており、すっきりとした印象のニーパッドになります。
パッド部分が薄く膝の可動に与える影響が少ないので、パークスケートでの使用のみならず、ストリートスケートで使用する方も多いモデルです。
最強クラスのガード力が欲しい方は上記のプロ、膝の可動を重要視したい方はこちらのフライをお選びください。
【SILVER FOX】
KNEE PAD(SP410)
日本のスケートボード製造会社により製作されたコスパ重視のニーパッドになります。
ニーパッドとして必要な性能は全て備えており、上級者でも問題なく使用できる作りとなっています。
価格が他のスケボー用ニーパッドと比べ非常に安いので、まず試してみたい方や、あまりプロテクターにお金をかけたくないとお考えの方にオススメです。
【PRO-TEC】
STREET ELBOW(151300005)
エルボーパッドに関しましては、衝撃吸収力よりも着用時の快適性が大事になるかと思います。
こちらのプロテクターはストリート仕様のものとなっており、パッド部が薄くできているので軽量で肘の可動を邪魔しません。
腕を通して着用する事ができるのでフィット感が高く、肘内部のみを開けることで通気性も高いので肘用プロテクターでは1番オススメできるアイテムです。
【187 KILLER PADS】
肘パッド(ELXS100)
パッド部分を肘にフィットするサイズ感で製作されており、腕全体の形状に合うように流線型となっているので着用時に非常にしっくりくる作りとなっております。
軍物でも多く使用されている強度の高いバリスティックナイロンを使用、衝撃吸収材であるウレタン素材が内蔵されています。
【S-ONE】
SOFT ELBOW PADS
硬質なパッドではなく、衝撃吸収材が付いたソフトタイプの肘当てになります。
肘の怪我で多いのは打撲か擦り傷になり、確かにハードタイプのプロテクターであれば完全に防ぐ事ができます。
ですが、付け心地の自然さではソフトタイプの方が上になり、プロテクターの上から衣服も着用できるため、プロテクターを露出したくないとお考えの方にもオススメです。
【187 KILLER PADS】
WRIST GUARD
スケーターで定番のリストガードと言えば「187」のスタンダードモデル。
世界的にもスケーターの使用率が非常に高く、実績と信頼のプロテクターです。
パッド内部には衝撃から手のひらを守る衝撃吸収デュアルフォームが内蔵され、超高強度ナイロンで作られているので伸びが少なく長期間使用しても型崩れを起こしません。
【TRIPLE EIGHT】
SAVER SERIES WRISTSAVER II
伸縮性と通気性に優れるメッシュ素材をメインに使用した「TRIPLE EIGHT」によるリストガード。
スタイリッシュなデザインで他のリストガードよりもスリムな形状になっているので、防御力を重視したごつめの物より、快適性を重要視したい方にオススメのリストガードです。
【PRO-TEC】
WRIST GUARD(151900005)
リストガードに高いフィット感を求める方にはこちらがオススメです。
バンドが3点で止めるタイプとなっているので1日中着用してもズレが少ないように設計されています。
作りもしっかりとしている為、長期間使用可能なのでコスパも非常に高いリストガードです。
まとめ
プロテクターはセット販売で買う場合と一個ずつ買い揃える場合の2つの選択肢がございます。
コスパが良いのはセットの方ですが、クオリティーを求めるのであれば一個ずつ揃えた方が、性能も高く頑丈なプロテクターを手に入れられます。
パークにいる上級者は一個ずつ買い揃えたプロテクターを使用し、初心者の多くはセット販売のプロテクターを使用しているケースが多いです。
ご自身のご予算と合わせて是非こちらの記事を参考にご検討ください。
スケボーのプロテクターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方