スケボーは怪我の多いスポーツですので、怪我の予防となるプロテクターは、ギアに続いて欠かせないアイテムです。
特に、成長期の子供は筋肉が成長しておらず、骨が折れやすいので、スキル問わずプロテクターの着用を推奨します。
今回の記事では、成長期の子供にぴったりな、プレーの邪魔をしないキッズ用プロテクターをご紹介します。
ニーパッドやエルボーパッド、リストガードなど、部位別にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
キッズ用スケボー向けプロテクターを使うメリット
怪我から身を守る
成人男性は転び方さえ覚えてしまえば、プロテクターを外す人が多いですが、子供は上手くなっても付けておくべきだと思います。
子供の体は大人よりも柔らかいので、大人と比べると細かい怪我が少ないですが、大きな怪我が多い印象です。
ハンドレールやステアなど、ハンマートリックと呼ばれる大技を練習するのに、プロテクターは欠かせません。
新しい技にチャレンジしやすくなる
ニーパッドを装着することにより、ニースライドと呼ばれる、回避のためのトリックをできるようになります。
通常、失敗した際や失敗が予測される際にキャンセルをすると、転びに行くのが一番安全な方法ですが、体に負荷がかかります。
ニースライドはストリート、パークともに使えるテクニックで、体に負荷がかからない転び方ができるので、子供は一番先に習得しておきましょう。
プレー中にプロテクターがずれない
キッズ向けのプロテクターは、キッズの体に合わせて作られたサイズ感となり、プレー中にずれないよう成形されています。
使っている最中に肘パッドや膝パッドがずり落ちてしまうと、プレーに集中できなくなり、トリックにも影響をきたします。
下は3歳児から装着できるプロテクターが発売されているので、年齢や体形に合わせたぴったりな物をお選びください。
キッズ用スケボー向けプロテクターを使うデメリット
使っていると伸びてきてしまう
ヘルメットを除くプロテクターの多くが、ゴムバンドで固定するタイプとなり、使っていくうちにゴムが伸びてきてしまいます。
粗悪品でない限り、数年は大きな劣化が発生しないので、先に子供の成長によるサイズ交換が必要になります。
もし緩んでしまった場合には、洗濯乾燥を繰り返すとゴムが縮むので、フィット感をある程度戻すことができます。
大人用と比べて種類が少ない
大人用はレギュラーモデルからハイエンドモデルまで多数リリースされていますが、子供用はレギュラーモデルが多い印象です。
ハイエンドモデルはパッドの交換ができる仕様ですが、成長によりプロテクターを長く使えない子供には必要がない機能のためです。
ニーパッド、エルボーガード、リストガードの3点がセットになったコスパ抜群の商品があるので、初めての子供にはそちらをおすすめします。
キッズ用スケボー向けプロテクターの選び方
ニーパッド
スケートボードに使うプロテクターの中で、最も使用頻度が高いのがニーパッドになります。
スケボーにおいて最も怪我がしにくく、体に衝撃を与えない転び方がニースライドで、このテクニックを用いるのに欠かせないプロテクターです。
プロテクター全般に言えることですが、値段による品質の差は大きく、高い物になるとプレー中の快適性が格段に違います。
しかし、安価なニーパッドでもニースライドを行えますし、スケボーに使ううえで支障をきたすものは、粗悪品でない限りありません。
ニーガードを選ぶ際は、ご自身の予算に合わせて選ぶのがよいでしょう。
エルボーガード
肘を守るためのプロテクターであるエルボーガードは、転んだ際に打撲を負いやすい肘部分を守ります。
打撲に加え、肘部分はスケボーをしていて最も擦り傷を負いやすい箇所でもあるので、それらの外傷から身を守ってくれます。
初心者の多くが使用していますが、中級者以降になると外す方が多い箇所です。
エルボーガードに関してはハイエンドモデルのリリースも少なく、自転車用などでも代用が可能です。
高性能がゆえに値段が上がってしまう商品よりも、安くて十分に使えるコスパを重視した商品をおすすめします。
リストガード
リストガードは、ニーパッドに続いて使用頻度が高いプロテクターで、大人の方でも多くの方が持っているのではないでしょうか。
スケボーで転倒した際に手をつくことがよくありますが、勢いよくついてしまうと「手グリ」と呼ばれる手首の捻挫が発生します。
手首の怪我は、足以上に日常生活に支障をきたすので、特に骨の弱い子供はリストガードを使用し、保護する必要があります。
スケボーで用いられるリストガードは、手のひら部分にプラスチック製のプレートが付いたものが主流です。
ニースライドをする際、手もつくと安定感が上がって衝撃も分散され、より負荷が少なくなるので、滑りやすくなるプレートが装着されています。
ニーパッドを付けておらず、捻挫の予防として使いたい方は、プレートが付いていないタイプの方がおすすめです。
キッズ用スケボー向けプロテクターおすすめ10選
【187 KILLER PADS】
Jr パッドセットキッズ
アメリカで最も高い人気と信頼を誇る「187」による、スケボー用ジュニアプロテクターセットです。
海外のトッププロスケーターはもちろん、熟練スケーターの多くが使用する信頼度の高い製品で、価格は高めですが機能性はトップレベル。
ヒジ、ヒザ、手首の3種が付いたセット商品となり、豊富なカラーバリエーションからお選びいただけます。
【Triple Eight】
プロテクターセット(61119)
伝説のスケーターのトニー・ホークも愛用する、ニューヨーク発プロテクターブランド「トリプルエイト」による、プロテクターセットです。
高い製品クオリティーにも関わらず、価格がかなり安めの設定なので、コスパを重視するならこちらがおすすめです。
小学校中学年までのお子様はジュニアサイズ、高学年以降のお子様はSサイズをお選びください。
【INDUSTRIAL】
PAD SET
装着時の違和感の少なさから、日本人に特に人気の高いプロテクターブランド「インダストリアル」による、パッドセットです。
ブラック×ホワイトの、シンプルかつおしゃれなデザイン。
ヒジ、ヒザともに中通しできるタイプなので、ホールド力が抜群の商品です。
小学校低学年までのお子さんはX-Smallサイズ、中学年以降のお子さんにはSmallサイズをお選びください。
【MoonWalk】
プロテクター キッズ
国内衝撃試験に合格した、安全性が保障された安価なプロテクターセットです。
通気性の高いメッシュ素材を使用しているので、蒸れやすい夏でも快適に使用することができます。
プロテクターの入門機としては十分以上の性能を持ち合わた、コスパに優れた商品になります。
【OMG!】
プロテクター(S10475)
安価な価格で高品質の商品を販売する、日本のスケートボードメーカー「オーエムジー」による、プロテクターセットです。
アメリカの大手プロテクターメーカーと同じ工場で製造しており、品質は折り紙付きで、企業努力により低価格を実現させています。
生地には耐久力の高い600D CORDURAを使用し、分厚いEVAウレタンが内蔵されているので、クッション性、耐久性が抜群です。
【LIN-WELL】
プロテクター 6点セット
入門機にぴったりな、低価格のプロテクターセットです。
ニースライドを多用するプロや上級者が使うには、素材上は強度が足りないですが、防具として使うには十分な性能を持っています。
パッド部分がやや大きめなので、動きが窮屈になりますが、その分安全性が高い作りになっています。
【WinLine】
キッズプロテクター
3歳から装着が可能な、ソフト素材を使用したプロテクターセットになります。
ソフト素材のため、ニースライドはできませんが、擦り傷や打撲から身を守ることができます。
そのため、トリックをしないスケボー乗り始めの子におすすめの商品です。
カラーバリエーションが3色あり、男の子が好きなブラック×レッド、女の子が好きな青やピンクからお選びいただけます。
【GOSK8】
プロテクター 3点セット
3歳~7歳まで使用可能なXsmallと、8歳~12歳対象のSmallサイズの2サイズ展開の子供用プロテクターセット。
持ち運びに便利なメッシュケースが付いており、シンプルなデザインなので、男女問わず使用可能です。
ゴムバンドでの固定に加え、中通しで装着できるので、動きの激しいお子さんでもずり落ちにくい、フィット感の高い構造となっています。
【FUPUONE】
手首用プロテクター
スケボーで最も怪我の負いやすい手首用のプロテクターです。
体重の軽いお子さんでも、転んだ際に手から落ちてしまうと怪我を負うことがあり、最悪骨折をしてしまうケースもあります。
手のひらのパッドが厚みのあるゴム製なので、衝撃を極限まで抑えてくれます。
フレキシブルなリストガードなので、スケボー以外にウィンタースポーツなどにも使用が可能です。
【187 KILLER PADS】
PRO KNEE PAD(PKXS201)
ニーパッドの最高峰、世界中のプロスケーターや熟練スケーターが使用する「187」のプロニーパッドになります。
ハイエンドモデルということもあり、価格が他と比べ高価ですが、付け心地の良さ、耐久力などは比べ物にならない仕上がりです。
パッド部分が取り外し可能なので、洗濯が可能なのに加え、パッドがすり減ったら別売りのパッドに交換できます。
まとめ
成長期の子供には、怪我の予防やスケボーの上達に、プロテクターは欠かせないアイテムです。
プロテクターは、ぴったり合うサイズがベストなので、ぜひ体に合わせたサイズの使い心地の良いプロテクターをお選びください。
キッズ用スケボー向けプロテクターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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