コンクリートやアスファルトの上でプレーするスケートボードにおいて、頭部のダメージを防ぐヘルメットは怪我や命を守る大切なギアです。
実際、スケートパークに行くとヘルメットの着用は任意の場所が多く、ヘルメットを着用して滑っているスケーターは少ない現状です。
どれほどうまいプロスケーターでも不意な転倒により頭部を打ち付け、脳挫傷による命の危険や後遺症を持ってしまった人の話もたびたび耳にします。
スケボーのプレーに影響を与えないおすすめできるアイテムだけを厳選した、スケボー用ヘルメットおすすめ12選をご紹介いたします。
目次
- 1 スケボーにヘルメットは必要?被るのはダサいのか?
- 2 スケボー用ヘルメットの選び方
- 3 スケボー用ヘルメットおすすめ12選
- 3.1 【INDESTRIAL】ヘルメット
- 3.2 【187 KILLER PADS】ヘルメット(HSXS199)
- 3.3 【PROTEC】CLASSIC SKATE HELMET
- 3.4 【PROTEC】オールドスクールヘルメット
- 3.5 【PROTEC】THE FULLCUT
- 3.6 【SILVER FOX】ヘルメット(SC110)
- 3.7 【TRIPLE EIGHT】ヘルメット
- 3.8 【TRIPLE EIGHT】TONY HAWK SIGNATURE MODEL
- 3.9 【BERN】WATTS(BE-BM25BMBLK-02)
- 3.10 【BERN】MACON 2.0
- 3.11 【BERN】NINO 2.0
- 3.12 【DESTROYER】MULI-IMPACT HELMET EVA
- 4 まとめ
スケボーにヘルメットは必要?被るのはダサいのか?
たびたびヘルメットはダサイなど言われるような事はありますが、スケボー歴が長い人ほどそのような事を思っている方はいません。
事実、昔は暴君とまで恐れられたレジェンドプロスケーターでも家族が出来たことや、命の危険性を考え、ストリートでもパークでもヘルメットを着用して滑っている姿を見て数多くのスケーターが感銘を受けました。
でも一つ、ヘルメットのデザインは気にしたい所。
スケボー用ヘルメットの中にもヴィンテージのヘルメットやプロスケーターのシグネチャーモデル、耳までカバーされたレトロなデザインのフルカットなどはオールドスクールと呼ばれ、ダサイなんてもっての外、ヘルメットトークで一花咲くほどカッコいいアイテムです。
周りからのダサイなんて言葉に惑わされず、自分の力量を考え、無理のあるような場所ではヘルメットをかぶりましょう。
スケボー用ヘルメットの選び方
軽量性
スケボー用ヘルメットで1番重要な部分はヘルメットの軽量性です。
スケボー競技は頭をよく動かします、進行方向を向いたり、地面を見たり、上を見たりと様々な角度に頭を振るわけですが、この際にヘルメットが重い物ですと頭を振った衝撃+ヘルメットの重みが乗ってしまい思った以上に頭が振られてしまいます。
それはスケボーを行う上でデメリットとなってしまうので、頭部の動きを邪魔しないスケボー用の軽量化されたヘルメットが必要になります。
汗の吸収力
スケートボードは体を使うスポーツなので沢山汗をかきます。
ヘルメットをしているといつも以上に頭部からの汗が多くなるので、汗の吸収力に優れたパッドが付いたヘルメットが好ましいです。
安価なヘルメットによくある、内部が発砲ウレタンのみでパッドが無い物だと、汗が目に入ってきてしまいスケボーに集中できなくなってしまうのでオススメ致しません。
できればパッドが取り外し可能で洗濯ができるものですと、清潔感が保たれるのでよりおすすめです。
フィット感
先ほども述べた通り、スケボーは頭部を動かすスポーツなのでヘルメットのフィット感はジャストフィットが理想的です。
ゆるいヘルメットですと、頭を振った際にヘルメットがずれてしまいます。
ずれてしまった際に目に覆いかぶさるような事になりかねないので危険です。
きついヘルメットは頭部の締め付けが強く、頭痛などを引き起こす原因となり、プレーに集中できなくなってしまうのでこちらもよくありません。
ネットで買う際には自分の頭部を計測し、ヘルメットの採寸を確認してから購入しましょう。
同じMサイズでもメーカーによってサイズは異なりますので、実寸での計測をおすすめ致します。
カラーリング
色選びに関しましてはご自身の好きなカラーをお選び頂くのがベストですが、色々な人のヘルメットを見るとやはり黒か白の割合が非常に高いです。
この黒と白の二色で比較しますと、外観にはなりますが黒の方が長期間使っても劣化が少なく、白いヘルメットは保管環境にもよりますが黄ばんでくることがあります。
実際に私が10年以上使用したヘルメットは白と呼ぶには申し訳ない、黄色いヘルメットと化しています。
黒いヘルメットは夏場に日差しを受けやすいなどのデメリットもありますので、黒か白でお悩みの方は参考にしてみて下さい。
スケボー用ヘルメットおすすめ12選
【INDESTRIAL】
ヘルメット
低価格のヘルメットかつ、豊富なカラーラインナップ、子供用から頭の大きい大人用まである幅広いサイズ展開で日本のスケーターの定番となっているヘルメット。
欧米仕様のヘルメットが多い中、こちらは日本人仕様の成形となっている為かぶりやすく万人受けするフィット感です。
スケートボード以外にも様々なアクションスポーツで用いられている為、安全性も折り紙つきです。
【187 KILLER PADS】
ヘルメット(HSXS199)
世界中のプロスケーターや歴の長いベテランスケーターが1番信頼を置いているのが187キラーパッド。
高いクッション性と頑丈な作りに加え、無駄な装飾の無いシンプルな作りが世の本格派スケーターから支持を集めています。
汗を吸収するライナーは取り外し可能で、洗濯が可能となっています。
【PROTEC】
CLASSIC SKATE HELMET
創立より40年を超え、アクションスポーツ用ヘルメットというカテゴリーにおいて最も歴史の深いヘルメットブランド。
こちらも世界中のスケーターにとって定番のアイテムとなっており、スケートパークなどで着用率の高いヘルメットです。
特徴的なのはヘルメットの空気穴の多さ、11個もの空気穴が開いている為、蒸れを防ぎ快適性が保たれます。
【PROTEC】
オールドスクールヘルメット
ヴィンテージヘルメットの様なルックスのオールドスクールヘルメット。
通常のヘルメットより後頭部側のカットを深くし、包まれるような被り心地が得られます。
最新のヘルメットの機能性とレトロなルックスを併せ持ったモデル、オールドスクールスケートが好きな方にオススメです。
【PROTEC】
THE FULLCUT
これぞザ・オールドスクール。
耳まで多い被るフルカットモデルで、保護力は最強クラスなのは言わずもがな空気穴も各所に配置されている為、蒸れにくいよう設計されています。
ですが、通常のモデルと比べると蒸れやすかったり圧迫感もあるので、このシルエットが好きだというヴィンテージ好きな方におすすめです。
【SILVER FOX】
ヘルメット(SC110)
安価なスケボー用ヘルメットで、必要な機能性は十分に満たされているので安全に使用する事が出来ます。
ヘルメット必着のスケートパークなどに行く予定がありとりあえず安く済ませたいとお考えの方におすすめなヘルメットです。
【TRIPLE EIGHT】
ヘルメット
強度が高く、軽量性に優れるABS製のアウターシェルと吸水性に優れ尚且つ取り外して洗濯する事が可能なライナーが付いたスケボー用ヘルメットの定番モデル。
欧米向けのフィット感となっている為、自身の頭が横に広い方はワンサイズ上をご購入されるのが良いかと思います。
【TRIPLE EIGHT】
TONY HAWK SIGNATURE MODEL
スケートボード界のレジェンド「トニー・ホーク」によるシグネチャーヘルメット。
スケートボーダーとして数々の功績を残し、生きる伝説として現役で滑り続けるトニー・ホークにとって欠かせないアイテムとなっているヘルメットです。
快適性と保護力を完璧に両立させたモデル、トニ・ホークモデルの証として後頭部とライナーにシグネチャーロゴが配置されています。
【BERN】
WATTS(BE-BM25BMBLK-02)
自転車乗りやスケートボーダーに広く愛され、その機能性から新しいブランドでありながら使用者の非常に多いヘルメットブランド。
特出すべきはその被り心地。
通常のスケボーヘルメットよりも軽量に作られている為、ヘルメットを被った際の頭にかかる負荷が少なく快適な被り心地が得られます。
バイザーが付いている為、日よけ機能も付いた珍しいシルエット。
【BERN】
MACON 2.0
先ほどご紹介したWATTSよりさらに軽量化を図ったのがこのMACON 2.0。
驚くほどに軽く、スケボーヘルメットでは最強量クラス。
軽量化を図ると保護力が落ちてしまいがちですが、このモデルはヘルメットとしての保護力をしっかりと持ったパーフェクトなヘルメットです。
日本人向けに成形したモデルとなっているので被り心地も素晴らしいです。
【BERN】
NINO 2.0
BERNのキッズ用ヘルメットは、大人よりも首の力が弱くてヘルメットの着用が欠かせない子供にとって最適な作りとなっています。
子供用ヘルメットは軽量性と保護力、フィット感が全て揃っていないとおすすめできないのですが、こちらのNINO 2.0は全てのレベルが高いハイパフォーマンスモデル。
精度の高い作りのヘルメットとなっている為、幼少期はこのヘルメット一つで大人になるまで使える為コスパも非常に高いです。
【DESTROYER】
MULI-IMPACT HELMET EVA
2010年に誕生した比較的新しいヘルメットブランド。
長方形の大きな空気穴が特徴的。
カラーラインナップも豊富で、日本ではまだ被っている方が少ないブランドであるので、人と違うオリジナリティの高い物をお探しの方にオススメです。
ヘルメット内側のライナーは取り外し、洗濯が可能となっております。
まとめ
ヘルメット必着のスケートパークが増えたことで、ほとんどのスケーターがヘルメットを1つは持つ時代となりました。
まだお持ちでない方はこの先ヘルメットが必要になるタイミングが必ず来ますので、こだわりのマイヘルメットをご用意し、スケートボードをお楽しみください。
スケボー用ヘルメットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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