今回はサンフランシスコ発信の老舗スケートボードブランド、「リアル」のデッキについて詳しく解説をさせていただきます。
リアルのブランドネームは、「本物を追求するスケートボードカンパニー」という意味合いで名付けられたことでも有名です。
ブランドネーム通り、リアルはスケートスタイルやスキルの差を問わず、扱いやすいスケボーデッキを多く販売しております。
具体的な特徴と、実際にどのようなデッキを販売しているのかを、本記事で詳しくご紹介していきます。
最後まで読んでいただければ、きっとリアルの素晴らしさと、お気に入りの一枚が見つかることでしょう。
目次
- 1 リアルのスケボーデッキを使うメリット
- 2 リアルのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 リアルのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【REAL】ISHOD WILSON GUEST Gold SKATEBOARD
- 3.2 【REAL】TEAM CLASSIC OVAL RED
- 3.3 【REAL】CLASSIC OVAL orange
- 3.4 【REAL】TANNER V V DECK
- 3.5 【REAL】CLASSIC OVAL White
- 3.6 【REAL】CLASSIC OVAL Silver
- 3.7 【REAL】MASON EYES SKATEBOARD
- 3.8 【REAL】MASON SOTY SKATEBOARD
- 3.9 【REAL】CLASSIC OVAL Blue
- 3.10 【REAL】FERGUSON INTERTWINED R1 DECK
- 4 まとめ
リアルのスケボーデッキを使うメリット
細かなインチ数のデッキを多く取り揃えている
リアルのデッキはインチ数が非常に細かく分かれていることでも有名です。
具体例で挙げると、ほとんどのスケートボードデッキは7.75インチや8.25インチなどキリの良いインチ数で分けられています。
ですが、リアルのデッキは8.12インチや8.28インチ、8.38インチや8.06インチなどがあります。
この「他社ではあまり取り扱いの少ないインチ数」のデッキを豊富に取り揃えてある点が「リアル」の特徴でしょう。
そのため、様々なスケートスタイルや世代に適合するデッキを販売している、唯一のスケートボードブランドとなっております。
軽量で弾きやすい耐久性のある硬いデッキ
リアルのデッキは「軽量」「硬い」「弾きやすい」「耐久性に優れている」といった特徴をもっています。
それは、リアルの独自技術「R1」による製造方法と、カナディアンメイプル素材を使用して作られたデッキであるためです。
R1はどのような技術かと言いますと、まずレジンを混ぜた接着剤を用いて強度を高めていることから始まります。
次に各デッキの表面全体に均等な圧力を加え、持続する凹面を確保。
それによって、ポップとレスポンスを最大化するのに十分な屈曲を有した硬いデッキとなるのです。
これらの技術を用いて作られた高品質デッキは、様々なスタイルのスケーターから高く評価されております。
平均的なキックとコンケーブのデッキ
リアルは平均的なキックとコンケーブのデッキのため、初心者からプロまでスキルを問わず、幅広いスケーターに愛されております。
また、フラットトリックやカーブを攻める場合でも、ランプやボウルなどのR系セクションを攻める場合でも使用しやすいです。
いわゆる「スケートスタイル」を問わない、クセがなく非常に扱いやすいデッキとなっております。
コストパフォーマンスが最高
リアルのデッキは価格が安いものも多いです。
それだけではなく、高品質なデッキでもあります。
そのため、リアルのデッキは「コストパフォーマンスが最高のデッキ」と言えるでしょう。
なかには、ブランクデッキより少し高いくらいの価格で販売されているデッキもあります。
いつもはブランクデッキを使っているというスケーターも、久しぶりにブランドデッキに乗ってみる良い機会となることでしょう。
取り扱い店舗及び在庫数が多い
リアルは様々なスケートショップおよびオンラインショップで多数取り扱われているスケートボードブランドです。
そのため、在庫数も多く、欲しいと思ったデッキがすぐに手に入ることも珍しくありません。
マニアックなスケートボードブランドでは、そもそも取り扱っている店舗数が少なかったりします。
取り扱いや在庫に関して心配することなく、安心かつスムーズに購入できるというのはリメリットでしょう。
リアルのスケボーデッキを使うデメリット
太めのデッキが少ない
リアルのデッキはややストリートスタイル向けのサイズ感となっております。
そのため、8インチ後半や9インチ台のデッキがそれほどありません。
ランプで極太デッキを使いたい方やクルーザーデッキを探している方には、あまり向いていないでしょう。
そのような「太めのデッキが少ない」ブランドですが、記事後半でご紹介するデッキはインチ数のジャンルを幅広くしております。
そのため、各スタイルスケーターの皆様が気に入る1枚を見つけられるかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
同じデッキを使っているスケーターがいる可能性
リアルは有名かつ人気な老舗スケートボードメーカーです。
そのため、パークに行った際などもリアルのデッキを使用しているスケーターを多く目にすることでしょう。
それほど信頼性に長けた高品質なデッキであるということがわかりますね。
ですが、「他の人と同じデッキを使いたくない」「個性を出したい」と考えているのなら、あまり向かないブランドかもしれません。
もちろん、リアルのデッキでも個性的なグラフィックのものはあります。
本記事でご紹介する10枚の中に特徴的なグラフィックデザインのデッキもあるので、インチ数と併せてチェックしてみてください。
種類が多すぎてどれを買えば良いのかわからない
リアルのデッキは細かなインチ数と豊富な在庫数を誇っています。
それはもちろん魅力的なポイントですが、初心者の方にとっては「種類が多すぎ!どれを買えばいいの?」となってしまうことも。
無難な選び方としては、標準サイズ(8.0インチ)のデッキを購入することでしょう。
ですが、全ての人に標準サイズが当てはまるという訳でもありません。
なので一番良い方法としては、スケートショップに行ってデッキに乗ってみることです。
スケートショップではサイズ感の確認のために、売り物のデッキに乗らせてもらえることがほとんど。
店員さんと相談しながら、ご自身に合うサイズのデッキを選んでみてください。
リアルのスケボーデッキおすすめ10選
【REAL】
ISHOD WILSON GUEST Gold SKATEBOARD
非常に個性的なグラフィックデザインのデッキをご紹介させていただきます。
こちらのデッキは8.18インチで、スタンダードなサイズ感の一枚です。
そして何よりもご注目いただきたいのが、この金ピカグラフィック。
それはまるで日本の「掛軸」のようなデザインで、ゴールドの背景に虎が特徴的な、和彫風のアートワークが施されております。
こちらはリアルデッキの中でも圧倒的な個性を放っておりますね。
他スケーターとデザインかぶりたくない方にもおすすめできる、カッコいい一枚です。
【REAL】
TEAM CLASSIC OVAL RED
こちらは8.12インチのクラシカルなデッキです。
サイズ感はスタンダードで扱いやすく、グラフィックはクラシックなブランドロゴが施されているデザインとなっております。
レッドカラーが好きな方、リアルのクラシックグラフィックが好きな方におすすめの一枚です。
【REAL】
CLASSIC OVAL orange
こちらもクラシックなブランドロゴデザインのデッキとなっております。
インチサイズは7.5とやや細めで、キッズスケーターやテクニカルなライディングスタイルのスケーターにおすすめです。
細めのデッキは回し系トリックがしやすいので、「今のデッキだとフリップしづらい」という方にもおすすめ。
ちなみにデッキの乗る面は青色なので、クリアカラーデッキテープとの相性も抜群です。
【REAL】
TANNER V V DECK
突然ですが、動物はお好きですか?
ウサギなのかブタなのかわからない謎の動物がプリントされたデッキのご紹介です。
8.25インチは標準サイズよりやや太めのデッキとなっております。
ストリートスタイルはもちろん、ランプなどのR系セクションを攻めるパークスタイルのスケーターにもおすすめなサイズ感です。
また、一見どこのブランドかわからないデザインのデッキでもあります。
そのため、他スケーターと被りたくない方におすすめな一枚です。
【REAL】
CLASSIC OVAL White
ホワイトカラーをベースとした、ブランドロゴデザインの8.38インチデッキです。
こちらもやや大きめなデッキとなっており、足のサイズが大きい方や安定した滑走感を得たい方にもおすすめできる一枚。
ちなみにデッキは太ければ太いほど安定感のある滑走となる反面、回し系トリックがしづらかったり重く感じたりします。
今、何インチのデッキを使っているのか、どのようなスケートスタイルなのかという点を考慮してインチ数を選ぶことがおすすめ。
【REAL】
CLASSIC OVAL Silver
シルバーを基調とした、クラシックなブランドロゴグラフィックのデッキです。
サイズは7.75インチとなっており、一昔前の標準サイズデッキとなっております。
これから回し系トリックに挑戦していきたい方には非常におすすめなサイズ感です。
また、キッズスケーターの成長とともにデッキのインチ数を調節したいとお考えの親御様にもおすすめできる一枚となっております。
【REAL】
MASON EYES SKATEBOARD
こちらはオシャレなグラフィックが特徴的な8.28インチのデッキです。
8.28インチという絶妙なサイズ感は、スケートパーク内で全てのセクションを満遍なく楽しめる大きさとなっております。
そして何と言ってもこちらのデッキは非常におしゃれなグラフィック。
一見どこのブランドデッキかわからないところも魅力的です。
具体的なデザインとしては、パステルブルーのバックカラーに目のアートワークが施されています。
お部屋に飾っても非常に映えそうなデッキで、気分良くスケートボードを楽しめそうですね。
【REAL】
MASON SOTY SKATEBOARD
こちらはオールドスクールな雰囲気を纏う8.25インチのデッキです。
R系セクションを攻めやすい程よいサイズ感となっております。
デザインは燃え上がるMASONのレタリングが施されており、オールドスクールかつハードコアな印象。
ランプでグラブ系のエアートリックをキメると、デザインも相まって非常にカッコ良いスタイルを表現できることでしょう。
【REAL】
CLASSIC OVAL Blue
こちらはクラシックデザインの8.5インチデッキです。
今回ご紹介するデッキの中でも一番大きいサイズとなっており、R系セクションをガンガン攻める方にもおすすめ。
ブルーカラーを基調としたクラシックなブランドロゴがデザインされております。
ちなみにデッキの乗る面はグリーンカラーなので、クリアカラーデッキテープとの相性が抜群です。
【REAL】
FERGUSON INTERTWINED R1 DECK
こちらは花をモチーフとしたおしゃれなグラフィックの8.06インチデッキです。
今回ご紹介するデッキの中で、最も標準サイズに近いインチ数となっております。
そのため、これからスケートボードを始める方にもおすすめできるデッキです。
デザインも非常にユニークで、個性を出したいスケーターや可愛いデッキを探している方などにもピッタリの一枚でしょう。
まとめ
リアルのデッキは独自技術で製造され、硬さや耐久性、弾きやすさなど、様々な点から高品質のデッキであることがわかります。
また、細かなインチ調節によって、全てのスケーターにおすすめできるデッキサイズです。
初心者の方からキッズ、そして熟練スケーターまで、幅広いスケーターをターゲットとしたスケボーブランドと言えるでしょう。
本記事でご紹介させていただいた10枚のデッキも参考にしていただきながら、ぜひお気に入りの一枚を見つけてみてください。
リアルのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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