老舗スケートボードブランドとして認知度の高い、アンチヒーロー。
アンチヒーローで販売されているデッキには、一体どのような特徴があるのでしょうか。
今回は、数あるスケートボードブランドの中から、「アンチヒーロー」のスケボーデッキについて詳しく解説します。
目次
- 1 アンチヒーローのスケボーデッキを使うメリット
- 2 アンチヒーローのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 アンチヒーローのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【ANTIHERO】CLASSIC EAGLE
- 3.2 【ANTIHERO】RANEY BROADCASTING
- 3.3 【ANTIHERO】TEAM GRIMPLE STIX PRICEPOINT
- 3.4 【ANTIHERO】TEAM SHAPED EAGLE GREEN GIANT
- 3.5 【ANTIHERO】PFANNER SHOW PIGEONS DECK
- 3.6 【ANTIHERO】JOHN CARDIEL BURRO BROWN STAIN
- 3.7 【ANTIHERO】JOHN CARDIEL RUDE BWOYS MINU
- 3.8 【ANTIHERO】COPIER EAGLE
- 3.9 【ANTIHERO】TEAM HI BIAS
- 3.10 【ANTIHERO】ROBBIE RUSSO SPACE JUNK BLUE STAIN
- 4 まとめ
アンチヒーローのスケボーデッキを使うメリット
クイックな動きに対応している
ANTI HEROのデッキは、コンケーブが強めであることで有名です。
コンケーブとは、デッキ横の反り面の部分を指します。
反りが強いほどつま先と踵でデッキをコントロールしやすく、よりクイックなカービングをすることができるのです。
また、コンケーブの強さは操作性だけではなく、フリップがやりやすいといった特徴も持っています。
そのため、よりテクニカルなライディングに対応したデッキと言えるでしょう。
クセのないシェイプ
ANTI HEROのデッキは、ダブルキックのスタンダードなシェイプです。
また、キックの角度も標準的で、初心者スケーターでも非常に扱いやすいデッキと言えるでしょう。
ハードコアチームブランドということもあり、スキルフルなスケーターにもおすすめとなっています。
このように、ANTIHEROのデッキは「乗り手を選ばないオールラウンダーなデッキ」なのです。
豊富なサイズバリエーション
ANTI HEROのデッキは豊富なサイズ展開となっています。
7.75インチや標準サイズの8インチはもちろん、9〜10インチ台のデッキまで取り揃えているのです。
そのため、幅広いスタイルのスケーターに対しておすすめできるデッキブランドと言えるでしょう。
また、キックやコンケーブ、シェイプも合間って、ストリートからパーク、クルージングにも対応したデッキが販売中です。
乗り手と環境を選ばないデッキは、デザイン性にも富んでいます。
アンチヒーローのスケボーデッキを使うデメリット
メロウコンケーブ好きなスケーターは扱いづらい
他ブランドから販売しているデッキで近年注目を浴びているのが、メロウコンケーブデッキです。
メロウコンケーブとは、文字通りコンケーブが緩めなデッキを指します。
それらは足の引っ掛かりが少ないため、フリップ足が抜きやすいといった特徴を持っているのです。
また、軽い力で板を回すことができるので、初心者や脱力系スタイルのスケーターに人気なデッキとなっています。
メロウコンケーブデッキのほうが安定するという方もいるので、人によってはクセが強く扱いづらいデッキに感じてしまうかもしれません。
デッキがほかの人と被る確率が高い
ANTI HEROは老舗かつ"超"がつくほど有名なスケートボードブランドです。
スケートボードショップに行ったことがある人であれば、鷲がモチーフとなっているあのデッキをみたことがあるでしょう。
そのようなANTI HEROは、人気が故に、どうしてもほかの人とデッキが被ってしまう確率が高いです。
もちろん、個性のあるデザインのデッキもあるので、ほかの人と被りたくない人はそれらをチョイスしましょう。
種類が多すぎて選びづらい
スケーター歴が長い人であれば、数あるデッキの中から「自分に合うデッキ」を選ぶことは容易いでしょう。
ですが、スケートボード初心者にとって「種類が多すぎる」というのは、デッキ選びが難しく感じる要因の一つになり得ます。
初心者の方にとって「インチ」「キック」「コンケーブ」「シェイプ」など、横文字ばかりのショッピングは億劫に感じるかもしれません。
そのような方は、まず標準サイズの8インチで気に入ったデザインのデッキを買ってみましょう。
そして徐々に自分に合うデッキサイズを模索していくことをおすすめします。
アンチヒーローのスケボーデッキおすすめ10選
【ANTIHERO】
CLASSIC EAGLE
8.38インチは標準サイズよりもやや太めなデッキとなっています。
8インチ前半台のデッキのため、ストリートからパークまで幅広い環境に適しているサイズ感です。
デザインはANTI HEROのクラシックロゴが大きくプリントされた、ミリタリーグリーンカラーのグラフィックとなっています。
【ANTIHERO】
RANEY BROADCASTING
8.06インチはほぼ標準サイズと同等の太さとなっています。
そのため、初心者スケーターにもおすすめなサイズ感で、回し系トリックもR系セクションもやりやすい一枚です。
デザインは一見ANTI HEROのデッキには見えないような雰囲気。
おしゃれな看板をモチーフとしたアートワークが多く施されているブルーカラーのグラフィックデッキで、個性を出したい方にもおすすめです。
【ANTIHERO】
TEAM GRIMPLE STIX PRICEPOINT
8.5インチは標準サイズより太めで、ランプやボウルなどのR系セクションがよりやりやすいサイズ感となっています。
回し系トリックもできないことはないですが、7.75〜8インチのデッキに比べるとやや重たさを感じてしまうでしょう。
安定感は抜群なので、滑走中にふらついてしまう方などにもおすすめの一枚となっています。
デザインは一見ANTI HEROのクラシックロゴ風ですが、鷹の部分が奇妙なキャラクターに入れ替わっているグラフィックです。
【ANTIHERO】
TEAM SHAPED EAGLE GREEN GIANT
9.56インチは極太デッキにカテゴライズされます。
また、オールドスクールシェイプとなっているため、よりR系セクションで活躍する一枚と言えるでしょう。
オールドスクールシェイプならではの圧倒的な安定感とクイックな操作性が病みつきになる一枚です。
デザインは発色の良いグリーンカラーをバックに、ANTI HEROのクラシックロゴが大きくプリントされたグラフィックとなっています。
【ANTIHERO】
PFANNER SHOW PIGEONS DECK
こちらは8.06インチのデッキで、デザイン性が非常に特徴的です。
裏面には大量のハトが描かれており、きちんと名称も記載されているといった非常に個性的なグラフィック。
そして乗る面はダークカラーの木目が映えており、クリアカラーデッキテープとの相性が抜群な一枚となっています。
【ANTIHERO】
JOHN CARDIEL BURRO BROWN STAIN
8.4インチは標準サイズよりやや太めなデッキですが、回し系トリックも比較的やりやすいサイズ感です。
このサイズ感に慣れてしまえば、ストリートからパークまで滑り倒すことができるでしょう。
デザインは比較的控えめなグラフィックです。
ナチュラルウッドをバックにクラシカルなフォントでブランドネームが書かれており、その横に動物のアートが施されています。
【ANTIHERO】
JOHN CARDIEL RUDE BWOYS MINU
8インチ後半にカテゴライズされる8.62インチは、見ただけでも結構な太さを感じることでしょう。
安定感に優れているので、ランプやボウルをメインで滑るスケーターにはうってつけの一枚となっています。
また、まだこのサイズであれば回し系トリックもできないことはないので、たまにストリートも滑る方に非常におすすめのサイズ感。
デザインはブラックとホワイトを用いたシンプルなアートワークが施されており、色付きトラックとの相性も良いです。
【ANTIHERO】
COPIER EAGLE
8.25インチは安定感はもちろんのこと、回し系トリックもやりやすく、ステアやギャップをよく攻めるスケーターにおすすめなサイズ感です。
また、こちらのデッキは破格の値段設定のため、ANTI HEROのデッキを試してみたい方にもおすすめな一枚となっています。
デザインは、クラシックなブランドロゴが背景にもうっすらとプリントされており、従来のブランドロゴデッキよりも特別感があります。
【ANTIHERO】
TEAM HI BIAS
8.75インチは結構な太さなので、R系セクションしか滑らない人もしくは稀にストリートセクションを攻める人におすすめなサイズ感です。
安定感は抜群なので、ストリートでは10段ステアなどのビッグセクションなどで着地がしやすいでしょう。
R系セクションでは言うまでもなく、非常に安定したライディングを体験することができます。
デザインは非常におしゃれで、カセットテープをモチーフとしたアートがプリントされているグラフィックデッキです。
【ANTIHERO】
ROBBIE RUSSO SPACE JUNK BLUE STAIN
8インチ後半に当たる8.62インチデッキとなっています。
先ほどのデッキと比べ、やや回し系トリックがやりやすいサイズ感です。
そのため、ランプやボウルなどでF/S Kickflipなどの回し系トリックををキメたいスケーターにぴったりな一枚と言えるでしょう。
デザインは非常に個性的で、重量が少ない惑星の上に仮設トイレが立っているグラフィックデッキです。
その中には宇宙服を着ている人が新聞を読みながら用を足しているアートワークとなっています。
まとめ
ANTI HEROはコンケーブが強めでカービングがしやすく、クイックな動きに対応しているデッキです。
そのため、ストリートではテクニカルな滑走、R系セクションではコーピングへスムーズにエントリーすることができます。
そのような特徴を持ったデッキはサイズバリエーションも豊富で、さまざまな滑走スタイルに合わせたデッキ選びが可能です。
今回ご紹介した10枚のデッキも参考にしながら、ぜひお気に入りの一枚を見つけてみてください。
アンチヒーローのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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