スケボーの上達にはトレーニングが不可欠で、実際に海外のプロスケーターの多くが体幹トレーニングを取り入れています。
体幹を鍛えることでバランス能力が向上し、怪我のリスクも軽減されるので、スケーターにとってはメリットしかありません。
そこで、鍛えている最中も楽しめるうえに飽きのこないトレーニング機器に、スケボー用バランスボードがあります。
知らない方も多いと思うので、今回の記事ではスケボー用バランスボードについてご紹介していきます。
目次
スケボー用バランスボードを使うメリット
体幹が鍛えられる
スケボー用バランスボードの一番のメリットは、言わずもがな体幹が鍛えられる所にあります。
バランスボードは専用の丸い筒の上にスケボーデッキを置き、バランスを取ることで体幹が鍛えられるトレーニング器具です。
スケボーで使うための体幹は、スケボーに乗ってバランスを取ることでより実用的に鍛えられます。
スケボー用バランスボードはスケボーに必要な要素のみを鍛えられるので、非常に効率の良い器具です。
隙間時間にできる
筋トレをするとなると、そのための時間を作らなくてはいけませんが、スケボー用バランスボードならいつでも行えます。
ただ上に乗りバランスを取るだけなので、テレビを見ながらでもでき、隙間時間にいつでもトレーニングが可能です。
最初はそのような余裕がないと思いますが、慣れてくると意識を集中させなくても長時間のながら使いができるようになります。
飽きづらい
筋トレ最大の壁が飽きです。
ですがスケボー用バランスボードは普通の自重トレーニングとは違い、楽しんで鍛えることができるので圧倒的に長続きします。
隙間時間にできるというのも続けるための大きな要因となり、普通のトレーニング器具よりも飽きにくい特徴があります。
一か月も続ければトレーニングの効果が実感でき、その頃にはバランスボードに乗ることが習慣になっているでしょう。
場所を取らない
自重トレーニングの最大のメリットは、場所を取らずに行えることです。
通常のトレーニング器具は大きく場所を取ってしまい、余っている部屋がない限りは置くのが難しいでしょう。
ですが、スケボー用バランスボードはデッキ部分と筒部分が一体ではないので、コンパクトに収納できます。
使いたいときだけ出し、手のひらを広げた分程度のスペースがあれば使用できるので、広い場所を必要としません。
ほかのトレーニングにも使える
バランスボードはただ乗ってバランスを取るだけでも高い負荷が得られますが、姿勢を変えるだけでより高い負荷が望めます。
バランスボード上でスクワットなどをするとより多くの筋肉を刺激できるので、ワークアウトに最適です。
また、バランスボードに手をついて腕立て伏せをすると、腕だけでなく腹筋も同時に鍛えることができます。
使い方によっては色々な部位を鍛えられるので、体幹トレーニング以外にも非常に有効な器具です。
スケボー用バランスボードを使うデメリット
価格が安くない
スケボー用バランスボードの相場ですが、安価な物では5000円前後、高価な物では30000円前後と、安くはありません。
とはいえ、スケボーデッキと比べると、無理をしない限り壊れることがないバランスボードは安いほうかと思います。
高価な物はより安全に、より耐久性が高く作られていますが、鍛えられる効果は大きくは変わりません。
安すぎて粗悪な物でない限り、体幹トレーニングとしての機能は安価な物でも問題ありません。
転倒の危険が0でない
バランスボードの多くには転倒防止のためのストッパーが付けられているので、転倒の心配はありません。
ですが、より高い負荷を求めて複雑な姿勢で使用すると、転倒してしまう可能性があります。
お子様には一人では使用させず、必ず親御さんのもとで使用するようにしてください。
バランスボードの中にはストッパーが脱着可能で難易度を選べるものがあるので、お子様がいる家庭はそちらがおすすめです。
スケボー用バランスボードの選び方
スケボー用バランスボードの多くが、スケボーデッキの形状をした板の下に専用のポールを置くものとなります。
その他の種類のバランスボードも発売されており、デッキの下に球体を半分に切って貼り付けたようなタイプのボードもあります。
このタイプは360度板が動き、バランストレーニングに向いていますが、支点がしっかりとしているために高い負荷が望めません。
スケボー用バランスボードは従来のタイプが一番効率的に鍛えられるので、デッキの下に筒を置くタイプがおすすめです。
スケボー用バランスボードおすすめ5選
【XCMAN】
体感バランスボード
どのような材質の床にも適応する天然コルク製ローラーを使用したバランスボードになります。
ストッパーの位置調整ができ、入門レベルからストッパーを取り外した上級者レベルまで、自分のレベルに合わせてトレーニング可能です。
ボードには耐久性が高い竹素材が使われており、ボードトップ面には安定性が向上する滑り止めが貼られています。
さまざまな方法でトレーニングできるので、クオリティーの高い物をお探しの方におすすめです。
【LifeRed】
バランスボード
コスパを重視したい方にはこちらのバランスボードがおすすめです。
構造はいたってシンプルですがバランスボードの役割を十分に果たす、価格を重視した製品となります。
デッキには数枚の板をプレスした合板が使われており、スケボーデッキを乗った際とのフィーリングが似ています。
スケボーデッキよりやや短いので、収納もコンパクトにすることが可能です。
【URBNFit】
バランスボード
デッキの長さが66cmとスケボー用バランスボードの中では最もコンパクトで、収納の際も便利です。
表面には滑り止めのグリップテープが付属していますが、スケボー用のように粗くは無く、素足で乗ってもいたくない番手です。
付属品としてワークアウトガイドが付いてくるので、効率よくトレーニングができます。
【SINANO】
INDO BOARD
アメリカのハンター・ジョスリンが設計したバランストレーニングボードで、世界中のスポーツアスリートが使用するアイテムです。
こちらのボードは実証実験によって、さまざまなスポーツに不可欠なバランス感と脚力が強化されることを証明しています。
輸入商品なので価格は高めですが、世界中のアスリートが使用している実績の高いバランスボードです。
【Fungoal】
バランスボードPRO
通常のバランスボードよりも安定しない状態を作り出したバランスボードPROになります。
ローラーの形が筒状ではなく、傾斜のついた形になるので、横方向の動きに加え縦方向のバランスもとらなくてはいけません。
より高い負荷のトレーニングを行いたい方にはこちらの商品がおすすめです。
設計上、通常のバランスボードより重量が重くなっているので持ち運びには向いていません。
まとめ
スケーターに最も重要な筋肉はコアマッスルと呼ばれる体幹にあります。
マニュアルトリックやカーブトリックの耐え、トリック時の安定感とスケボーのすべての動作に深くかかわってくる筋肉です。
体幹を効率よくトレーニングすることで、スケボーの技術向上はもちろん、怪我の防止にもなります。
スケボー用バランスボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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