マダイや青物、根魚やフラットフィッシュなどさまざまなターゲットを狙うことができるショアラバはとても魅力的な釣りです。
複雑なアクションなどは不要で、タダ巻きで魚にアピールが可能なので手軽にチャレンジすることができます。
釣り自体はシンプルですが専用タックルは少なく、どのようなタックルを使ったらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はショアラバのロッドについて解説したいと思います。
スピニングタックルなのか、ベイトタックルなのか。
ロッドの長さや、硬さ、おすすめのショアラバロッドなどをご紹介します。
今回の記事を読んで得られること
- ショアラバロッドの特徴
- ショアラバロッドの選び方
- おすすめのショアラバロッド
- 元釣具屋店長
- 釣り歴16年
2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
- 1 ショアラバロッドの特徴
- 2 ショアラバに特化・専用のロッドを使うメリット
- 3 ショアラバロッドの選び方
- 4 ショアラバロッドおすすめ10選
- 4.1 【メジャークラフト】トリプルクロス TCX-962M/SRJ
- 4.2 【ダイワ】オーバーゼアーAIR 109ML/M
- 4.3 【ダイワ】オーバーゼアー 103MH
- 4.4 【シマノ】ネッサXR S108M+
- 4.5 【アブガルシア】ソルティスタイル トリプルコンセプト SSTS-902MT-KR
- 4.6 【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSS-992M40
- 4.7 【パームス】ショアガンエボルブ SFTGS-106M+・FL
- 4.8 【シマノ】ディアルーナ B106M
- 4.9 【シマノ】エクスセンスジェノス B108M+/R
- 4.10 【ジャンプライズ】ツーリミット 103マルチ
- 5 ショアラバロッドに代用できる竿は?
- 6 まとめ
ショアラバロッドの特徴
ショアの釣りで広範囲を探るためには飛距離を出すことが重要です。
そのためショアラバロッドは重たく、抵抗のあるショアラバを遠くにキャストできるロッドパワーが必要です。
キャストだけでなく青物やマダイなどを寄せてくるパワーも欠かせません。
また、ただパワーがあるだけの硬い竿ではバイトを弾いてしまいフッキングすることができません。
そのため、バイトを弾かないしなやかなティップも必要です。
ショアラバに特化・専用のロッドを使うメリット
ショアラバに特化したロッド、また専用ロッドを使うメリットはストレスなく使用できるということでしょう。
ただ重たいルアーを投げられるだけの竿なら多くあります。
ですがショアラバをキャストできるパワーをもちつつ、アタリを弾かないティップを兼ね備えているロッドはあまりありません。
そのため専用、もしくは対応できるロッドを使うことをおすすめします。
ショアラバロッドの選び方
種類(スピニング/ベイト)
明確にスピニングとベイトどちらがいいということはありませんのでこのみやスタイルに応じて選ぶといいでしょう。
ただ、ショアラバに特化したモデルにはスピニングロッドが多いので、好みがわからない方やビギナーはスピニングタックルをおすすめします。
選ぶ基準としてそれぞれの特性を確認しておきましょう。
スピニング
スピニングタックルは飛距離を出しやすいというメリットがあります。
また、スピニングリールはドラグ性能がよく、細いPEラインを使うショアラバには最適でしょう。
ベイトリールに比べ、バックラッシュなどのトラブルも少なく扱いやすいので初心者にはおすすめです。
ベイト
ベイトリールは巻き上げパワーがあるのでパワーを必要とするショアラバには適しています。
また特定のレンジを狙う上下の動きがスピニングよりも得意なので操作性に優れています。
キャスト精度が高いため、ピンポイントを狙いたい釣りには最適です。
長さ
ショアラバはある程度の遠投を必要とします。
遠くのポイントを狙うには長めのロッドを選ぶといいでしょう。
9~10ftくらいが操作性と遠投性のバランスがいいのでおすすめです。
あまり長すぎても疲れてしまうので体力やポイントなども考慮して選びましょう。
硬さ
ショアラバロッドは重ためのショアラバを投げることもあります。
また、マダイや青物などとやり取りをするパワーも必要です。
そのため、硬さはMやMHクラスがおすすめです。
メインで使うショアラバのウエイトを投げることができて、魚を寄せることができるパワーを意識して選びましょう。
適合ルアーウェイト
適合ルアーウエイトはメインで使うウエイトを基準に選びましょう。
20~30g前後のショアラバがメインの方は40gくらいまで使えるものを、40g前後まで使う方は50gくらいまで投げられるものを選びましょう。
ただ、あまり硬いものにしてしまうとアタリを弾いてしまうので硬すぎるものは避けましょう。
ティップ
ショアラバにおいてティップは非常に重要です。
マダイ狙いの時は特にこだわりたい要素です。
マダイのバイトはネクタイなどをかじる「前アタリ」があることが多く、すぐにフックに乗ってはくれません。
この時に硬いティップだとアタリを弾いてフッキング前にマダイに違和感を与えてしまいます。
繊細なアタリが取れて、前アタリを弾かないしなやかなティップのものがおすすめです。
ショアラバロッドおすすめ10選
【メジャークラフト】
トリプルクロス TCX-962M/SRJ
メジャークラフトの人気シリーズ、トリプルクロスのショアラバ対応モデルです。
長すぎない適度なレングスで、キャスト性と取り回しに優れたモデルです。
ショアラバ専用ルアーを使うことを想定し開発されました。
バット周りは4軸カーボンを使用し、魚を寄せるパワーを実現。
異なる弾性カーボンのコンポジットで強さと感度を両立しています。
20~40gのルアーが使用可能でマダイやフラットフィッシュ、小型青物を狙うショアラバに最適です。
【ダイワ】
オーバーゼアーAIR 109ML/M
ダイワのショアキャスティングロッド、オーバーゼアーシリーズのサーフフィネスモデルです。
ネジレに強いX45構造を採用し、操作性・感度を向上。
バットパワーもあり、さまざまなターゲットとのやり取りにも対応できます。
穂先はマイルドで、ショートバイトや前アタリを弾きにくいよう設計されておりショアラバにも対応可能。
繊細な釣りから不意な大物でも安心してやり取りできるでしょう。
【ダイワ】
オーバーゼアー 103MH
ダイワのショアマルチキャスティングロッドです。
軽量でハイパワーなブランクスをX45で強化。
遠投可能なレングスとパワーながら軽快に扱うことができます。
103MHは65gのウエイトまでキャスト可能で、ヘビーなショアラバのキャストも可能。
パワー、キャスト性能、取り回しがよくさまざまなシチュエーションに対応できるマルチロッドです。
【シマノ】
ネッサXR S108M+
サーフゲームでの釣りを快適に楽しめるロッドです。
スパイラルXコアとハイパワーXでキャスト性能や操作性、感度などを高いレベルで実現しています。
カーボンモノコックグリップで軽量化と繊細なアタリを取れる高感度化も実現。
S108M+は40g前後のメタルジグやショアラバの使用に最適。
強靭なバットパワーとセンシティブなティップでショアラバにはぴったりなサーフロッドです。
【アブガルシア】
ソルティスタイル トリプルコンセプト SSTS-902MT-KR
スタイリッシュな高次元のルアーゲームを楽しめるトリプルコンセプトのショアラバにも対応できるモデルです。
Xカーボンテープラッピングでネジレ防止とトルク向上を実現し、さまざまなターゲットとのやり取りを可能にします。
902MTは40gまでのルアーの使用が可能で、シーバスやライトショアジギング、エギングなどにも対応できます。
コストパフォーマンスに優れ気軽にショアラバにチャレンジできます。
【アブガルシア】
ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSS-992M40
2021年に10年ぶりのフルリニューアルを果たしたソルティーステージシリーズのライトショアジギングモデルです。
100%国産カーボンのブランクスに、あえての完全無塗装。
強度や重量、感度を徹底的に追求し、強靭なバットパワーとしなやかなブランクスでさまざまな魚種に対応できます。
XLSS-992M40は40gまでのメタルジグのキャストに最適で、ショアラバの使用にも対応できます。
9.92ftのレングスで取り回しもよく、適度な硬さで操作性もいいのでショアラバを楽しむことができます。
【パームス】
ショアガンエボルブ SFTGS-106M+・FL
サーフの釣りをけん引するパームスから販売されているショアキャスティングロッド、ショアガンエボルブシリーズのフラットフィッシュモデルです。
SFTGS-106M+・FLは45gまでのルアーを使用可能。
大型のフラットフィッシュにも対応可能なバットパワーを備えています。
フラットフィッシュモデルながらショアラバにも最適な仕様で、フラットフィッシュのバイトを弾かない柔軟なティップセクションはショアラバにもぴったりです。
【シマノ】
ディアルーナ B106M
シマノのロッドテクノロジーを惜しみなく搭載したシーバスロッド、ディアルーナシリーズのベイトキャスティングモデルです。
スパイラルXとハイパワーX、マッスルカーボンなどで強度を保持しつつ、軽量化に成功。
クラスを超えるパフォーマンスを実現します。
B106Mは45gまでのルアーを使用可能で30g前後のショアラバにもピッタリです。
10.6ftのレングスで高い遠投性能を誇り、サーフなど大場所でのショアラバにも最適です。
【シマノ】
エクスセンスジェノス B108M+/R
シマノのテクノロジーを詰め込んだベイトキャスティングロッドのロングレングスモデルです。
高弾性・高強度のトレカ®M40Xをブランクス素材に使用し、スパイラルコアXで強化することで細く強いロッドに仕上がりました。
シャープな操作性や遠投性能でショアラバにも対応可能です。
スムーズな曲がりでバックラッシュも防ぎつつ正確なキャストをサポート。
Xガイド仕様でトラブルも少なく快適にショアラバを楽しむことができます。
B108M+/Rは45gまでのルアーに対応でき、ロングレングスは遠投性能を実現しつつやり取りを有利にしてくれます。
【ジャンプライズ】
ツーリミット 103マルチ
外洋攻略ロッド、ツーリミットシリーズのスタンダードモデルです。
中弾性カーボンをメインとした複合構成を採用し、適度なブランク硬度と操作性を実現。
8~40gまでのルアーを使用可能で、ペンデュラムキャストの場合50gまでキャスト可能。
ショアラバに最適なルアー重量を扱え、中弾性のしなやかなホールド感でバイトを弾きません。
マダイやヒラメ、青物などマルチに活躍できるロッドです。
ショアラバロッドに代用できる竿は?
ショアラバ専用ロッドはあまり多くなく、使用できる竿の多くが代用の竿です。
先述の特徴を兼ね備えているロッドであればショアラバに使用が可能。
カテゴリーとしてはサーフロッド、ライトショアジギングロッド、シーバスロッドなどが代用に適しています。
特に、遠投性能に優れフラットフィッシュのバイトも弾かないように設計されたサーフロッドが適しているでしょう。
ライトショアジギングロッドも近い性能を備えていますが、ティップが硬い傾向にあるためできるだけソフトなティップのものを選ぶといいでしょう。
まとめ
ショアラバのロッドについて解説しました。
さまざまなターゲットを狙うことができるショアラバはマルチに使えるロッドが適しています。
サーフの釣りやライトショアジギングなどもカバーできる竿が多いので、1本持っておくとさまざまな釣りに使用できるでしょう。
他にやってみたい釣りから自分に合うロッドを選ぶのもいいでしょう。
ショアラバロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方