夏のシーバスは、春に体力を回復し、コンディションがよくなっています。
日中は気温、水温が高くなり、シーバスは流れのあるエリアや水深のあるエリアのディープに潜んでいます。
デイゲーム(日中の釣り)では、水が動き、水深のあるエリアを釣るのがキーとなります。
ナイト(夜釣り)では、シーバスがシャローエリアに上がってくるので、オカッパリでも釣りやすくなりますよ。
最も水温が下がる朝マズメが釣りやすいのも夏の特徴となります。
今回は、夏シーバスの特徴と、攻略におすすめのルアーの解説です。
- 釣り歴20年
- 年間釣行300日超え
- 大会出場歴あり
和歌山県をホームに、ほぼ毎日ルアーフィッシングを楽しんでおります。 バスフィッシングを中学生から始め、ルアーで釣れた時の感動が忘れられず、今では釣りは日課となっています。 現在はシーバス・エギングなどのルアーで狙えるターゲットは幅広く釣っています。インスタグラムもやっています。
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目次
夏のシーバス釣りの特徴
夏のシーバスは、水温が低いポイントへ移動する特徴があります。
シーバスの適水温は18〜20℃と言われており、水温が高くなる夏の場合、流れやシェードなど、少しでも水温が下がりやすいポイントを釣ることを心がけましょう。
快晴の日よりも、雨や曇りの日に活性が上がり、比較的釣りやすくなりますよ。
また、台風や大雨後で増水し、流れが早くなった河川はエキサイティングな釣りがハマることがあります。
春のマイクロベイトが大きくなり、「イナッコパターン」のように8cm前後のベイトを捕食するようになるのが特徴です。
夏のシーバス釣りで釣れる時間帯
夏のシーバスが最も釣りやすいのは、水温が下がる朝マズメと言えます。
シーバスは高い水温が苦手な魚です、気温、水温共に高くなる夏の日中は活性が下がり、水温の低い障害物の中や流れのあるエリア、ディープエリアに潜んでいます。
夕マズメも気温が下がり、シーバスの活性が上がるタイミングですが、気温が下がり切った夜から朝のタイミングである朝マズメの方がより好活性となります。
【シーバス】夏のナイトゲーム向けルアーの選び方と使い分け
夏の日中は、気温が高く、あまり動かなかったシーバスも、夜にはシャローエリアに上がってきます。
本来夜行性ということもあり、活発に捕食活動をおこないます。
ナイトゲームでシーバスをキャッチするためには、ミドルからシャローレンジを効率よく探れるルアーが適しています。
ミノー
シーバスゲームでは外せないミノープラグ、シャローからディープへと繋がるブレイクライン(かけ上がり)を手早く探ることができます。
流れがゆるい状況でも、リップが水を掴むことで、より流れが効いているスポットを見つけ出せます。
流れに乗せてのドリフトでもアクションをして、流されてくるベイトフィッシュを演出します。
フィールドの状況を把握するためのサーチルアーとしても、必ずボックスに入れておきたいルアーです。
シンキングペンシル
ユラユラと蛇行しながら泳ぐ、スラロームアクションが特徴のシンキングペンシル。
キャスタビリティが高く、強風の中でも飛距離が出しやすいルアーです。
ただ巻くだけでアクションをするので、誰にでも使いやすいのも特徴です。
ミノーでは暴れすぎてしまうような急流エリアでも、流れを受け流しながらアクションします。シーバスに警戒心を与えにくいので、プレッシャーにも強いと言えます。
【シーバス】夏のデイゲーム向けルアーの選び方と使い分け
夏のシーバスは、気温が上がる日中は、流れのあるポイントやディープエリアに潜んでいます。
ディープまで到達させやすく、流れの中でも使いやすいルアーを選ぶことが大切です。
バイブレーション
夏の日中は日差しが強く、気温、水温共に高くなり、シーバスはディープエリアに下がっていきます。
そんなディープエリアに潜むシーバスに効率よくアピールできるのがバイブレーションプラグです。
キャストしたら必ず着底させてからリトリーブし、浮き上がってきたらまたボトムに沈めるようにしましょう。
ボトムにべったりと張り付いたシーバスにはリフトアンドフォールも効果的ですよ。
スピンテール
遠投が可能で、ディープまで素早く到達するのがスピンテールルアーです。
流れの中を通すこともでき、ただ巻き・リフトアンドフォールなど、汎用性が高いのが特徴です。
ディープを素早く、広範囲に探ることができ、流れの中に潜んでいるシーバスにアピールするために、非常に効果的なルアーと言えます。
夏シーバスのナイトゲーム攻略ルアーおすすめ5選
【ダイワ】
モアザン ガルバ
ガルバは、リップ付きシンキングペンシルの定番として、非常に実績のあるシリーズです。
極小リップが水を噛み、強い流れの中でも安定したスイミングアクションで水面直下をトレースできます。
小型ながら自重があり、ラインが煽られやすい強風時でも高いキャスタビリティを発揮します。
夏の「イナッコパターン」にベストマッチなルアーです。
【シマノ】
エクスセンス クー
クーシリーズは、細身な軽量ボディを採用し、艶かしいアクションでナチュラルな存在感を放ちます。
重心移動に「AR−C」が搭載されていることにより、軽量ボディながらキャスタビリティ性能が高く、遠くのスポットを狙い撃つことが可能です。
水面下10cmをフラフラと泳ぐ姿は弱ったベイトフィッシュそのもので、シーバスの捕食スイッチを入れます。
【ダイワ】
モアザン クロスウェイク
瀕死のイナッコの弱々しい引き波を再現した、ウェイキングミノーシリーズです。
ロッドの角度とリトリーブスピードを変えることで、スイミングレンジを水面から水面直下でコントロールが可能です。
飛距離が出にくい引き波系ルアーの中でも、飛び抜けた遠投性能を持っています。
夏の定番「イナッコパターン」にベストマッチなルアーです。
【タックルハウス】
ローリングベイト
背中のリップが水を受け、強烈なローリングアクションを発生させる、独創的なデザインのルアーです。
バイブレーションとミノーを融合させたような形状となっており、ミノーでは苦手な中層からディープエリアの攻略も可能となっています。
夏の「イナッコパターン」攻略のルアーローテーションの1つとして、欠かすことのできない定番ルアーです。
【邪道】
スーサン
爆発的釣果を叩き出し、今でも喰わせルアーの定番となっている名作リップレスミノーが「スーサン」です。
港湾をはじめとする小規模フィールド、明暗、護岸際といったピンスポット攻略が得意なルアーとなっており、ただ巻きで発生する独特なフラつきアクションがシーバスを狂わせます。
イナッコをはじめとする小型ベイトを捕食している状況で、特にオススメのルアーです。
夏シーバスのデイゲーム攻略ルアーおすすめ5選
【ダイワ】
モアザン リアルスティール
スリムでコンパクトなボディ形状でよく飛び、強波動によるアピール力も持ち合わせた、大人気メタルバイブレーションです。
着底時、ボトムでの姿勢が安定していることで根がかりを軽減し、立ち上がりも非常に良いルアーに仕上がっています。
糸がらみを極限まで解消されたバランス設計で、トラブルレスなのも嬉しいポイントです。
【ダイワ】
モアザン ミニエント
コンパクトシルエットながら、非常にキャスタビリティに優れ、際どいピンスポットを狙い撃つことができるバイブレーションです。
ただ巻きでのアクションはもちろんのこと、ロッドアクションをくわえることで、上下左右への「3Dダート」を発生させます。
ここぞというポイントを、じっくりと丁寧に誘うことが得意なルアーとなっています。
【デュエル】
ハードコア ソリッドスピン
ボディ内部に空洞のないソリッド構造にすることで、コンパクトながら抜群の飛距離をだすことができるスピンテールルアーです。
ソリッド構造にすることで、コンクリートなどにぶつけても割れることのない、高い耐久性を確保しています。
ブレードとフックが一体化していることで、テールスピンルアーの中でも飛び抜けたフッキングの良さを誇ります。
【シマノ】
ソアレ ライズショット AR−C
AR−C重心移動アイ搭載で、高い遠投性能を持ち、広範囲にアピールできるスピンテールです。
装着されたコロラドブレードは、フラッシング効果の強さと、安定したレンジキープ力を持たせています。
シマノオリジナルホログラム「狂鱗」が採用され、リアルで強烈なフラッシングカラーがあらゆる魚を引きつけます。
適度な巻き心地で非常に使いやすく、初心者から上級者まで、すべてのアングラーにオススメです。
【メガバス】
X80 SW
日本のシーバスミノーとして、圧倒的人気と実績を持った名作ミノーです。
一口サイズの扁平な肉薄ボディから発生するフラッシングと力強いアクションがシーバスを引きつけます。
リアルな造形に加え、ややレンジが入るスイムレンジ設定も、高い実績の秘訣と言えるでしょう。
1年を通して強いルアーですが、夏のイナッコにジャストフィットなルアーです。
まとめ
夏のシーバスは、流れのあるエリアやディープエリアなど、水温が上昇しにくいエリアがキーとなります。
朝マズメが最も水温の下がる時間帯なので、ぜひチャレンジしてみてください。
夏シーバスの攻略ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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