【シーバス】シャロー攻略ルアーおすすめ8選!超シャローの攻め方!ミノーも紹介!

ソルトルアーフィッシングの中でも、身近なポイントで大物が釣れるとあって、人気のシーバスフィッシング。

シーバスフィッシングではシャローエリアの攻略がカギとなってきます。

そこで今回は、シーバスフィッシングにおけるシャローエリアの攻略方法やおすすめのシャローミノーをご紹介します。

また、他のアングラーが見落としがちな、超シャローエリアの攻略方法も合わせご紹介していきます。

今吉魁人
執筆者
  • 釣り歴20年

鹿児島県在住のマルチアングラーです。 好きな釣りはルアーフィッシングと泳がせです。 5歳の頃に祖父に家の裏の川にハヤ釣りに連れて行ってもらったのがきっかけで釣りにのめり込みました。 餌釣りもルアー釣りも両方します。「釣れる魚を釣る」スタイルで、ファミリーフィッシングからショアジギング、渓流釣りまで、幅広く釣りを楽しんでいます。

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【シーバス釣り】シャローとは

シャローとは、「水深が浅い」ことを指します。

厳密に、シャローの水深は決まっておらず、そのポイントや人によって異なります。

大体の目安で言うと、水深2m以内を指す場合が多く、水深が30cm以内のこと超シャローと指す場合が多くなります。

なぜ、シーバスフィッシングにおいてシャローエリアの攻略がカギとなってくるのか、一言で言うと、シャローエリアのシーバスは釣りやすいためです。

シーバスフィッシングだけに限らず、ルアーフィッシングは基本、食い気のある魚を狙います。

「目の前にシーバスがいるのにルアーに見向きもしない」

と言った経験をされている方も多いのではないでしょうか?

食い気のない魚をリアクションで釣る方法もありますが、テクニックが必要になり、難しくなります。

そのため、食い気のある魚を狙う方が簡単に魚を釣ることができます。

シャローエリアに入ってきているシーバスは基本、捕食のために入ってきている場合が多く、釣りやすくなっています。

シャローエリアは水深が浅いため、シーバスのベイトになる小魚の逃げ場が少なく、追い詰めやすくなります。

また、干潮時に陸となっている場所には、カニなどのベイトも豊富なため、シーバスにとってシャローエリアは餌場となっています。

シャローにいるシーバスの攻略方法

シャローエリアに入ってくるシーバスの攻略方法は3つのポイントが重要になります。

時間帯

まず、シーバスフィッシングをする時間帯についてです。

基本的にシーバスは夜行性で、日中はテトラポッドや橋脚などのストラクチャーの物陰に身を潜めていることが多くなります。

夜や朝・夕マズメの薄暗い時間帯になると餌を求めて活発に動き周ります。

例外として、ベイトの群れについているシーバスや雨後の濁りが入っている場合などは日中でも活発に動いていることがあります。

シーバスフィッシングは基本的に、ナイトゲームの方が釣りやすくなります。

特にシャローエリアは、日中は鳥などの天敵から丸見えの状態になるので、シーバスも警戒して入ってきません。

なので、シャローエリアでのシーバスフィッシングは夜と朝・夕マズメの時間帯を狙って行くことをおすすめします。

潮の動き

次に、潮の動きについてです。

シーバスフィッシングに限らず、ソルトフィッシングでは潮の動きが重要になってきます。

潮が動いてる時間帯が魚の活性も高く、釣りやすくなります。

逆に、潮止まりや潮の動きが悪い時は魚の活性も低く、釣りにくくなります。

地域やそのポイントによっても異なるのですが、基本的には大潮や中潮などの潮の動きが大きい日が釣りやすくなります。

逆に、長潮や小潮はあまり潮が動かず、釣りにくくなります。

例外として、潮が速すぎるポイントなどでは、潮止まりが時合となるポイントもあります。

また、潮の上げ下げによっても魚の反応が変わってきます。

魚種やポイントによっても異なるのですが、シーバスは下げ潮の方が釣りやすくなります。

特に河川の河口などでは下げ潮がよく釣れます。

なぜなら、上げ潮とともに沖から入ってきた小魚などが下げ潮とともに沖に出て行くところを、シーバスが狙うためです。

河川や河口などでは、川の流れと下げ潮の流れが合わさって強い流れになるため、遊泳力の弱い小魚は流されてしまいます。

そこをシーバスは上流に向かって口をあけて待っているだけで捕食することができます。

特に、干潮前の2時間がよく釣れる時間帯となります。

ベイト

最後にベイトについてです。

シーバスに限らず、ルアーフィッシングではベイトが重要になります。

ベイトの有無により、釣果が大きく変わってきます。

シーバスはベイトを求めて行動するため、ベイトがいないポイントではシーバスを釣ることは難しくなります。

逆に、ベイトが溜まっているポイントを見つければ、爆釣することもあります。

特にシャローに入ってくるシーバスは、ベイトを追い詰めて捕食するために入ってくるので、ベイトがいないシャローにはなかなか入ってきません。

ベイトの確認方法としては、目視できればいいのですが、ナイトゲームやベイトがボトムについている場合は難しくなります。

目視以外にも、バイブレーションやメタルジグにスレがかりしたベイトを確認したり、ナブラやボイルを見つける方法もあります。

また、季節や時間帯によって、ある程度ベイトの動きは読めるので、同じポイントに通うことも釣果を伸ばすことに繋がります。

シャロー攻略ルアーの選び方

シャローエリアにおすすめのルアーの選び方を4つのポイントに分けて、ご説明していきます。

ルアーの種類

まず、ルアーの種類についてです。

シャローエリアは水深が浅く、潜行深度が深いルアーを使うと、根がかりが多発し、釣りどころではなくなってしまいます。

トップウォーターやフローティングミノーなどの浮くタイプのルアーや、シンキングペンシルやバイブレーション、ワームなどのレンジの調節ができるルアーがおすすめです。

メタルジグやシンキングミノーも使えないことはないのですが、レンジの調節が難しく、根がかりの可能性が高いので、おすすめはしません。

特に、初めて行くポイントなどの、ボトムの形状やストラクチャーの場所などがわからない場合はトップウォーターやフローティングミノーなどの沈まないタイプのルアーが根がかりの心配がなく、おすすめです。

ルアーの重さ

次にルアーの重さについてです。

シャローエリアで使うルアーの重さは5g〜30g程度がおすすめです。

理由としては、シャローエリアは水深が浅いので、重すぎるルアーはすぐボトムを取ってしまうため、根がかりする可能性が高くなるからです。

また、シャローエリアはナイトゲームで攻めることが多いため、重すぎるルアーを使うと、ボトムにつかないように速く巻く必要があるので、スローアクションが難しくなります。

ナイトゲームのシーバスフィッシングでは基本的に、デッドスローアクションなどゆっくりとした動きで誘うことが多く、ルアーの動きが速すぎるとシーバスが追いきれなくなります。

トップウォーターやフローティングミノーなどの浮くタイプのルアーであれば、重さはそこまで気にする必要はありませんが、シンキングペンシルやバイブレーション、ワームなどは水深に合わせて、軽めのものを選ぶことをおすすめします。

ルアーの大きさ

3つ目に、ルアーの大きさです。

シャローエリアでのルアーの大きさは、そのポイントのベイトに合わせるようにします。

シャローエリアに入ってきているシーバスは、ベイトに付いていたり、ベイトを求めて入ってくるので、その時シーバスが捕食しているベイトに近いサイズのルアーを選ぶようにします。

地域やポイント、季節によっても異なりますが、イナッコやイワシ、バチや落ち鮎など特定のベイトにシーバスが付いていることも多いです。

また、逆にベイトよりも大きめのルアーを使って、アピールする方法もあります。

5cm〜12cm程度までの大きさのルアーが、様々な状況に対応しやすいのでおすすめです。

ルアーのカラー

最後にルアーのカラーについてです。

シャローエリアでのカラーの選び方としては、ベイトや時間帯などに合わせて選びます。

デイゲームや潮の澄んでいる場合は、ナチュラルなカラーがおすすめです。

ナイトゲームや潮の濁っている場合は、アピール力の強いカラーがおすすめです。

シャローエリアのシーバスは、下から食い上げるように捕食することも多いので、ルアーの腹側のカラーも重要になります。

また、ルアーの背中側のカラーがチャートや白などのカラーだと、ナイトゲームでもルアーの位置が把握しやすくなります。

デイゲームでは、ベイトに似たカラー、ナイトゲームではレッドヘッドやキャンディ、チャートなどのカラーがおすすめです。

【シーバス】シャロー攻略ルアーおすすめ8選

【アイマ】
コモモ(SF-110)

アイマの超人気シリーズ、コモモになります。

リップレスミノーのため、潜行深度も浅く、スローアクションで水面直下をゆらゆらとシーバスにアピールします。

飛距離もリップレスミノーにしては、よく飛びます。

アクションは控えめになっているので、スレたシーバスにもおすすめです。

使い方としては、主に河口などの流れがあるポイントで、アップクロスやドリフトなどで使うのがおすすめです。

ナイトゲームでの使用が多いので、カラーはアピール力のあるカラーがおすすめです。

【ダイワ】
モアザン ソルトペンシル(95F)

アングラーからシーバスの餌と言われる、ダイワのモアザン ソルトペンシルになります。

昔からあるシーバスの定番ルアーで、T.D.ソルトペンシルの名前で売られていたルアーです。

トップウォーターにしては、かなりの飛距離が出ます。

独自のウォータースルーギル構造で、スプラッシュを出しながらシーバスにアピールします。

使い方としては、デイゲームではドッグウォークがおすすめです。

ナイトゲームでは、ゆっくりとただ巻きで、引き波をたてながら使います。

特に、バチ抜けのシーズンにおすすめの使い方です。

【アピア】
パンチライン(80)

アピアのシンキングペンシル、パンチラインになります。

独特のフラットヘッド形状により、水の流れをしっかり手元に伝えてくれます。

シンキングペンシル独特の抵抗のなさを、カバーしているルアーになります。

シーバスが捕食しやすいサイズ感でありながら、飛距離も抜群です。

使い方としては、基本は表層をデッドスローで巻いてくるのがおすすめです。

また、ストラクチャー周りなどでのフォールも有効です。ボディをロールしながらのフォールがシーバスにアピールします。

【タックルハウス】
K-TEN(TKLM90)

タックルハウスのリップレスミノー、K-TENになります。

かなり昔からあるシーバスルアーで、今もなお人気のルアーです。

リップレスミノーの元祖とも言えます。

潜行深度がかなり浅めなので、超シャローエリアでも使えるルアーです。

スローでのアクションがよく釣れるのでナイトゲームにおすすめです。

使い方としては、ドリフトやただ巻きがよく釣れます。

飛距離はまずまずなので、小〜中規模程度のポイントにおすすめのルアーです。

【マリア】
ブルースコードII(90)

マリアのシンキングペンシル、ブルースコードIIになります。

シャロー専用のシンキングペンシルになっており、立ち上がりの速さや、飛距離はシンキングペンシルの中でもトップクラスです。

また、ルアーの腹がフラットになっており、水流をしっかりと掴めるようになっています。

使い方としては、アップクロスやドリフトがおすすめです。

飛距離が出るので、広大なシャローエリアの攻略におすすめのルアーです。

【バスデイ】
レンジバイブ(70S)

バスデイのバイブレーション、レンジバイブになります。

シャロー専用モデルになっており、通常のレンジバイブより重量が軽くなっています。

レンジバイブの特徴はナイフエッジ構造と呼ばれるものになっています。水切りがよく、長時間の使用でもアングラーの負担が少なくなっています。

程よいサイズ感とタイトなアクションで、様々なシチュエーションに対応できるルアーとなっています。

使い方としては、デイゲームでは高速巻き、ナイトゲームではリフト&フォールがおすすめです。

特に、コノシロやヒイラギがベイトになっている時におすすめのルアーです。

また、サーチベイトとしても使うことができます。

【ブルーブルー】
トレイシー(15g)

ブルーブルーのメタルバイブレーション、トレイシーになります。

トレイシーの特徴として、独特の形状により、水平姿勢を保つことができます。

フォール時にエビることも少なく、引き抵抗も軽いため、初心者の方にもおすすめのメタルバイブレーションです。

着水からの立ち上がりも速く、浮き上がりすぎることもないため、シャローエリアでも使いやすくなっています。

メタルバイブレーションなので、飛距離はもちろん、風が強い時や潮の流れが速い時にもしっかりとアクションしてくれます。

使い方としては、ただ巻きやリフト&フォールがおすすめです。

【コアマン】
VJ(16g)

コアマンの人気ルアー、VJになります。

バイブレーションするジグヘッド にワームを付けたルアーになっており、ワームとバイブレーションを合わせたルアーになっています。

飛距離も抜群で、立ち上がりも速いため、シャローエリアでもレンジキープがしやすいルアーです。

ワームの微波動でシーバスにアピールし、スレたシーバスにも口を使わせることができます。

使い方としては、ただ巻きやフォールがおすすめです。

イワシやキビナゴなどについているシーバスに特におすすめのルアーになります。

まとめ

シーバスフィッシングにおいて、重要なシャローエリアの攻略。

ナイトゲームでは特にシャローエリアの攻略がカギとなってきます。

今回、ご紹介したルアーはどのルアーもシャローエリアでの実績があるルアーばかりです。

これからのシーバスハイシーズンに向けて、是非シャローエリアの攻略に向けて、タックルボックスに1つ入れてみてはいかがでしょうか?

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ブルースコードII(90)
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