イラスト用スキャナーおすすめ10選！メリットや選び方を紹介！

イラスト用スキャナーは自分で書いたイラストを高画質でデータ化し、劣化させずに長期保存できる優れものです。

「イラストが増えてきたから整理したい」「画像編集ソフトで編集したい」のような方におすすめな商品です。

本記事では、イラスト用スキャナーのおすすめ10選とメリットや選び方を紹介しています。

メーカーやセンサーの種類、解像度など購入時におさえておきたいポイントをまとめているので、是非参考にしてください。

イラスト用スキャナーを使うメリット

紙に描かれたアナログのイラストを、画像データ化できるのがスキャナーのメリットです。

イラストをデータ化することによって劣化させずに長期保存できますし、PCで画像を編集することもできます。

増えてきたイラストを片付けたくてもなかなか捨てられないという場合に、データ化すればイラストを残すことが可能です。

また、イラストを編集して色味や発色などを編集したり、SNSにアップして友達と共有したりもできます。

イラスト用スキャナーは、創作活動の幅を広げてくれる頼もしいパートナーになるでしょう。

平べったくて大きい機体を平置きすることになるので、設置に広いスペースが必要です。

頻繁に使うという人でなければ、スキャン機能のためだけに場所をとるのは、デメリットかもしれません。

高画質の上位機種は特に大きくて重いかつ、電源用のケーブルを使うので設置場所に制限があります。

機種によっては機体が薄くて軽いものや、縦置きや折り畳みが可能なモデルもあるので、自分に合った商品を選びましょう。

また、紙のサイズに上限があるのはもちろんのこと、1度に1枚ずつしかスキャンできないというデメリットもあります。

コンピューターは画像を点（ドット）の集まりで表しており、このドット数が多いほど画質がきれいになります。

解像度はドットの密度を示すもので、dpiという単位で表されます。

dpiはドット・パー・インチの頭文字をとったもので、1インチ四方あたりのドット数を示すものです。

1200dpiであれば、1インチ（約2.5cm）四方の中に1200ドット密集していることになり、画質は十分きれいです。

スキャナーのセンサーには、CCD方式とCIS方式の2種類があります。

CCD方式のほうが色の再現性が高いので、イラストをスキャンするのに最適です。

CIS方式は色の再現性こそCCD方式に劣りますが、それ以外の点に関してはさほど遜色がないです。

色味や発色の感じなど原画に近い画像を再現したいという方には、CCD方式のスキャナーがおすすめとなっています。

エプソンとキャノンの2トップが主なメーカーで、このどちらかを選んでおけば間違いないです。

両社ともに似たようなスペック・価格帯の商品を出しているため、見た目などの好みによって選ぶといいでしょう。

安価なもので6千円前後から、上位モデルで6万円前後と価格帯が幅広いです。

高価格帯は解像度が高いかつ、CCDセンサーを搭載しているモデルが多く、原画に近い描写や色合いを再現したいという方におすすめです。

中価格帯はCISセンサーなので色の再現性は高価格帯モデルに劣るのですが、解像度は高いので描写を綺麗に読み取ります。

低価格帯は解像度も1200dpiと低いのですが、拡大でもしない限り十分な画質です。

メーカー・製品名	センサー	解像度	サイズ
エプソンスキャナー GT-X830	CCD	6400dpi	‎35 x 60 x 20 cm
キヤノン CanoScan9000F MarkII	CCD	9000dpi	27 x 48 x 11cm
エプソンフラットベッドスキャナー GT-S660	CIS	4800dpi	36.4×24.9×3.9cm
Canon CANOSCAN LIDE 400	CIS	4800dpi	‎25 x 36.7 x 4.2 cm
エプソンスキャナー GT-X980	CCD	6400dpi	50.3 x 30.8 x 15.3cm
エプソン Perfection V39 II	CIS	4800dpi	‎36.6 x 25.1 x 3.8 cm
Canon PIXUS TS8530	CIS	2400dpi	‎37.2×34.5×14.2cm
エプソン EP-886AW	CIS	1200dpi	39×30×14.6cm
ブラザープリンター複合機 DCP-J528N	CIS	1200dpi	40×34.1×15.1cm
iOCHOW S5 2200万画素	不明	2200万画素	8.5 x 7.5 x 37 cm