指で行う手のひらサイズのスケボーのことをフィンガーボードと言い、日本では略して指スケと呼んでいます。
本物のスケボーはオーリーができるようになればフリップやポップをやりますが、指スケはそれより簡単で楽しいトリックがあります。
それが、カーブやレール、ランプといったパークセクションを用いたトリックです。
フィンガーボード用のパークには連携して使える物もあるため、アイデア次第で自分の好きなパークを作れます。
そこで今回の記事では、指スケ用のスケートパークについてご紹介します。
指スケ用パークセクションを使うメリット
簡単で楽しい
指スケ最初の壁であるオーリーを覚えた方は、パークセクションで遊ぶカーブやレールトリックなどは簡単に感じることでしょう。
カーブやレールは、オーリー後のちょっとしたボードコントロールでいくつもの技を繰り出せます。
ランプなどのトランジッションセクションは、初心者におすすめの一番簡単なセクションです。
オーリーなどを必要とせず、グラインドやエアーなどが簡単にできるので、指スケを始めたばかりの方にもおすすめです。
自分だけのスケートパークを作れる
スケーターの夢でもある自分だけのスケートパークを叶えられるのは本当にごく一部の方であり、普通は夢に終わるものです。
ですが、指スケのパークでは自分だけのスケートパークを再現できます。
さまざまなパークセクションを繋ぎ合わせ、自分の想像するスケートパークを作ることができ、そのレパートリーは無限大です。
実践のイメージ練習ができる
指スケで行うトリックの動作と実際のスケボーで行う動作は非常に似ています。
そのため、指で行った動作を足ですることにより、指スケから実践のスケボーに流用が可能です。
カーブトリックやレールトリック、ランプトリックと言ったセクションを使うトリックは特に参考になります。
アウトの方法や新しいトリックの開発など、指スケで研究することはプロスケーターも実践している方法です。
指スケ用パークセクションを使うデメリット
場所を取ってしまう
指スケパーク最大のデメリットが場所を取ってしまうことでしょう。
立ってプレーする指スケでは床にパークを置くことができず、机に置くしかありません。
1セクションなら置いておいても支障がないと思いますが、増設して広くなったパークはかなり場所を取ってしまいます。
そのため、指スケをプレーするための机やスペースを用意してパークを作るのが最善策でしょう。
動いてしまうので固定が必要
指スケ用のパークはプラスチック製で軽いので、移動しやすい反面ずれやすくもあります。
横から力を加えるとすぐにずれてしまうので、余ったほうの手で押さえながらやる人が多いです。
ですが、それだとせっかくパークを作ったのに不自由になってしまいます。
そのため、指スケパーク用のスペースがある方は、セクションの下に耐震用の両面テープなどを貼り固定することをおすすめします。
指スケ用パークセクションおすすめ10選
【HC fan】
指スケ スケートパーク
指スケパークとフィンガーボード2台がセットになったお得なスケートパークキットになります。
ステアとハンドレール、ダウンレッジにハバが付いたスケートパークの王道的なデザインです。
HC fan社によるほかのパークと連結が可能となっており、自分だけのスケートパークを組み立てられます。
遊び方次第でさまざまな使い方ができる複合型のスケートパックキットです。
【NBW】
指スケ スケートパークキット
クウォーターランプと指スケがセットになった、初心者の方におすすめのパークキットになります。
セクションはクウォーターランプのみになりますが、別売りのアイテムと連携が可能です。
コーピング部分が合金で作られているので、グラインド時の感触も気持ち良い本格的な仕様になっています。
【PARATE】
指スケ パークアイテム
バンクとステアを配置し、指スケ用のスケートパークでは珍しいウォールが組み込まれたパークキットです。
オーリーが苦手な方でも傾斜のあるバンクがあることで叩きやすくなり、平らな面でやるより数段オーリーが簡単になります。
それを活かし、ステアを超えたりハンドレールに入ったり、ウォールをカーブ代わりに使ったりとさまざまな使い方ができます。
【LIFE BALANCE】
フィンガーボード ヴァートランプ
R面の最後が垂直になったバーティカルランプと呼ばれるセクションを模した指スケ用ランプになります。
木でできており、プラスチック製の指スケパークには無い趣のあるセクションです。
日本フィンガーボード協会公認のセクションとなっており、公式の場でも使用されています。
オーリーを必要としないので初心者の方でも楽しめて、本格的なセクションとして上級者も遊べるほどの完成度の高さです。
【Felimoa】
指スケ パークキット（TM-00053）
リアルさにこだわりぬいた、パークと指スケがセットになった指スケパークキットになります。
ネジを打ってある部分やコーピングの位置、バンク面入り口の鉄板など、随所にこだわりが見られるデザインです。
指スケ用パークとしての使用感も高く、コンパクトながら楽しめるセクションが詰まっています。
【ミズソラ】
フィンガー パークキット
赤色を基調としたセクションがカッコいい、複数集めることで大型のパークを作れるパークキットになります。
各セクションがばら売りされており、自分の欲しいセクションから集めることができ、最終的にパークが完成するといった商品です。
木製のパークをイメージした指スケパークが多い中、ビビットな赤色を使用したデザイン性が高いアイテムです。
【Qiankun】
指スケ パークキット
ダークトーンで纏めたスタイリッシュなデザインで、さまざまなセクションが複合されたパークキットです。
指スケパークでは珍しいユーロギャップも配置され、ラウンドしたクォーターやバンクカーブなど珍しいセクション組みがされています。
まるでストリートスポットのようなデザインなので、部屋のインテリアとしても使用できるパークセクションです。
【UAG F.B】
セクション
本格派フィンガーボードブランドのUAG F.Bによる、カーブとレールが一体化した複合セクションになります。
こちらは本格的に指スケの練習をしたい方におすすめの商品となっており、オーリーを習得した中級者以降の方におすすめです。
指スケを熟知したUAG F.Bだからこそ、やりやすい高さや幅を追求して作られています。
【Teak Tuning】
ラウンドフィンガーボードレール（TKRAILKIT0005）
職人のこだわりが感じられる金属製の指スケ用ラウンドレールです。
頑丈な亜鉛合金製を使用しており、耐久性能が高いのはもちろん、ほかの金属より重たいため、使用中に動くことを防いでくれます。
レールの土台となる部分には高耐久オーク材製を使用するこだわりっぷりです。
土台は取り外し可能なので、さまざまなスポットで使用できます。
【BLACKRIVER】
レンガセクション
ショートバンクと呼ばれる通好みなセクションに対し、グラインド部分に本物のレンガを使用したマニアックな商品です。
レンガにスケートワックスを塗ることで滑らせることができます。
本物のスポットのように成長も楽しめる、スケーター心くすぐるアイテムです。
スケーターなら誰しもがもらって嬉しい商品なので、プレゼントにも最適です。
まとめ
指スケ初心者はランプセクション、中級者は複合パーク、上級者はカーブボックスというような分け方がレベル的に合っているでしょう。
指スケ用のパークセクションは複合させての使用もできるので、レベルが上がるにつれて増設していくと面白いです。
指スケ用パークセクションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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