ロードバイクは風雨による錆や汚れを防ぐため、また盗難のリスクを避けるためにも室内での保管がマストです。
その際に役立つのが壁掛けタイプのロードバイク用スタンドで、スペースを有効に活用することができます。
また、室内にいながら自分のロードバイクをいつでも眺めることができる点も、壁掛けスタンドならではです。
そこで今回は、おすすめの壁掛けスタンドとしてフックや突っ張り棒タイプのものも含めてご紹介していきます。
目次
- 1 ロードバイク用壁掛けスタンドを使うメリット
- 2 ロードバイク用壁掛けスタンドを使うデメリット
- 3 ロードバイク用壁掛けスタンドの選び方
- 4 ロードバイク用壁掛けスタンドおすすめ10選
- 4.1 【CYCLISTS】自転車 壁掛けフック(CT-DS11)
- 4.2 【MINOURA】バイクハンガー4R(420-2212-02)
- 4.3 【MINOURA】バイクタワー25D(420-2600-01)
- 4.4 【MINOURA】グラビティスタンド2(420-1010-00)
- 4.5 【Steadyrack】クラシックラック(B-SCSR02-004)
- 4.6 【WNJAPAN】リフト式 サイクリングスタンド(ZS-05)
- 4.7 【AMIGOYO】サイクルスタンド(LXMYMX-PBSD-RTUZ-PBS20)
- 4.8 【DELTA】壁掛けシングルバイクラック LEONARDO(RS4007)
- 4.9 【NinoLite】B129 ディスプレイフック
- 4.10 【TOPEAK】ソロバイクホルダー(TW017)
- 5 まとめ
ロードバイク用壁掛けスタンドを使うメリット
省スペースで保管ができる
壁掛けスタンドを使うことでスペースを有効活用し、屋内保管でも場所をとらずに保管することができます。
特に、賃貸のように限られた空間しかない場合に壁掛けスタンドは有効で、あると非常に便利です。
いざ乗る時も、フック部分から掛けてあるロードバイクを外すだけなので、特段手間もなく使用できる点からもおすすめします。
屋外保管によるリスクを回避できる
ロードバイクの屋外保管は、風雨による錆や汚れ、各パーツの劣化を早めるだけでなく、盗難のリスクも存在します。
また、シティサイクルやクロスバイクよりも高価なロードバイクは特に狙われやすいため、屋外保管は極力避けるのが無難です。
壁掛けスタンドを用いることでそれらのリスクを回避することができ、安心してロードバイクを保管することができます。
いつでもロードバイクを眺められる
壁掛けスタンドにロードバイクを掛けることで、自宅がさながらショールームに様変わりします。
ロードバイクに乗れないときでも、自身のロードバイクを眺められるのは、ファンにとっては嬉しいことです。
また、眺めているとパーツの劣化や損傷、摩耗にもいち早く気付くことができるのも以外なメリットと言えます。
ロードバイク用壁掛けスタンドを使うデメリット
ロードバイクの落下・破損の恐れがある
結論から言えば壁掛けスタンドを使うデメリットはほとんどありませんが、固定が不十分だと落下・破損の恐れがあります。
スタンドのフック部分にロードバイクを引っ掛けて吊るす形になりますので、耐荷重や締め付け方には十分な注意が必要です。
購入時及び取り付ける際は、スペックをよく確認し、実際に立て掛ける前にぐらつきがないか確認してみることをおすすめします。
壁や天井の破損の恐れがある
壁掛けスタンドの中には、床と天井とを突っ張り棒のようなもので固定するタイプのものがあります。
これは非常に便利かつおしゃれなのですが、無理に締めすぎると天井や床を傷つけてしまう恐れがあります。
倒れないか不安だからと無理にねじって固定するのではなく、説明書に従って適切に取り付けるのが重要です。
ロードバイク用壁掛けスタンドの選び方
素材で選ぶ
壁掛けスタンドの素材は主にアルミやスチール、プラスチックなどがメインで用いられています。
スタンドは見た目はもちろんですが、耐久性や安全性が求められるため、耐荷重や素材をよく確認することが重要です。
特に、アルミですと軽量でありながら耐久性も十分あるため、壁掛けスタンドとしておすすめです。
タイプで選ぶ
スタンドの中で主流なのがウォールマウントと呼ばれるタイプで、壁にフックを固定し、そこロードバイクを掛けるタイプです。
一番シンプルですが、壁や柱に金具やボルトで固定する必要があるため、賃貸では使えませんし、持ち家でも柱に跡が残ります。
賃貸や、壁に傷を残したくない人には天井と床を突っ張り棒で固定するタワー型のスタンドがおすすめです。
メーカーで選ぶ
ロードバイク用のスタンドを数多く手掛けるメーカーとして有名なのが「MINOURA」です。
バリエーションも豊富で、2台保管も可能な商品もあるため、複数台持っている方にもおすすめです。
また、「TOPEAK」も様々なロードバイク用パーツを製作していることから、信頼性と安全性があります。
ロードバイク用壁掛けスタンドの価格帯
ロードバイク用壁掛けスタンドは、タイプや材質によって金額に大きな開きがありますが、基本的に1万円以内で購入可能です。
およそですが、ウォールマウントタイプだと5千円、タワー型スタンドタイプだと1万円前後が相場だと言えます。
安いものだと2~3千円程度で買えるものもありますが、破損や脱落のリスクを考えると避けたほうが無難です。
ロードバイク用壁掛けスタンドおすすめ10選
メーカー・製品名 | 耐荷重 | タイプ | サイズ |
---|---|---|---|
CYCLISTS 自転車 壁掛けフック | 25kg | ウォールマウント | (幅)130 ×(奥行)562mm |
MINOURA バイクハンガー4R | 20kg | ウォールマウント | (幅)370 ×(奥行)290mm |
MINOURA バイクタワー25D | 25kg(1台当たり) | タワー型(天井突っ張り式) | (支柱高さ)2,100 ~2,700mm (支柱直径)45mm(上), 40mm(中), 45mm(下) |
MINOURA グラビティスタンド2 | 25kg(1台当たり) | タワー型(スタンド式) | (支柱高さ)2,140mm (支柱直径)38.1mm |
Steadyrack クラシックラック | 35kg | ウォールマウント | 記載なし |
WNJAPAN リフト式 サイクリングスタンド | 20kg | 天井吊り上げ型 | 記載なし |
AMIGOYO サイクルスタンド | 20kg | タワー型(天井突っ張り式) | (支柱高さ)1,800 ~3,000mm |
DELTA 壁掛けシングルバイクラック LEONARDO | 約18kg(40ポンド) | ウォールマウント | 記載なし |
NinoLite B129 ディスプレイフック | 90kg | ウォールマウント | (マウント幅)900mm (フック高)180mm (フック間口)80mm |
TOPEAK ソロ バイク ホルダー | 16kg | ウォールマウント | (長さ)420mm ×(幅)286mm ×(高さ)144mm |
【CYCLISTS】
自転車 壁掛けフック(CT-DS11)
ウォールマウントタイプの中でも斬新な、ロードバイクを垂直(縦)に保管できるタイプのスタンドです。
壁に対して左右に180°調整できるため、縦置きでも全く邪魔にならずスペースを有効活用することができます。
また、スタンドを使わない時は折りたたんで収納可能ですので、普段から邪魔になることがない点も特徴です。
耐荷重 | 25kg |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | (幅)130 ×(奥行)562mm |
【MINOURA】
バイクハンガー4R(420-2212-02)
壁や柱にネジで取り付けるタイプのハンガー形状の壁掛けスタンドで、コンパクトながら耐荷重は20kgもあります。
固定部分の本体下には小さなフックがあり、ヘルメット等の小物を一緒に掛けられる配慮がされている点がおすすめです。
カラーはブラックのほかにオールホワイトがあり、他のインテリアの邪魔をしない点もこの商品の特徴といえます。
耐荷重 | 20kg |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | (幅)370 ×(奥行)290mm |
http://www.minoura.jp/japan/storage/single/bikehanger4r.html
【MINOURA】
バイクタワー25D(420-2600-01)
床と天井を突っ張り棒で固定するタイプのタワー型スタンドで、上下2台引っ掛けることができる商品です。
天井部分はゴムカップとなっているため、天井が傷つくのを防ぐと同時に滑り止めとしての効果を発揮します。
複数台お持ちの方には特におすすめですが、天井が傾斜している部屋には設置できませんので注意が必要です。
耐荷重 | 25kg(1台当たり) |
---|---|
タイプ | タワー型(天井突っ張り式) |
サイズ | (支柱高さ)2,100 ~2,700mm (支柱直径)45mm(上), 40mm(中), 45mm(下) |
【MINOURA】
グラビティスタンド2(420-1010-00)
2本の床側支柱と1本の壁側支柱で壁に沿えるだけの簡素的なスタンドで、工具なしですぐに使える点がおすすめの商品です。
MINOURAの自社試験では震度6相当の揺れまで耐えることができたというデータもありますので、耐震性も十分といえます。
天井突っ張り式より簡単に使うことができますが、万が一ぶつかったり荷物が引っ掛かった際には転倒の恐れがあります。
耐荷重 | 25kg(1台当たり) |
---|---|
タイプ | タワー型(スタンド式) |
サイズ | (支柱高さ)2,140mm (支柱直径)38.1mm |
【Steadyrack】
クラシックラック(B-SCSR02-004)
スチールとプラスチックで作られたラックは、耐荷重35kgと非常に優れた耐久性を持つ点が特徴です。
ラック部分と後輪ホルダーが独立しており、自分の部屋のレイアウトやロードバイクのサイズに合わせて調整できます。
限られたスペースを有効活用できるため場所をとらず、ショールームのように展示できる点もおすすめです。
耐荷重 | 35kg |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | 記載なし |
【WNJAPAN】
リフト式 サイクリングスタンド(ZS-05)
天井からリフトでロードバイクを吊り上げるという非常に珍しいタイプのバイクスタンドです。
サドルとハンドルバーをフックに引っ掛けて、ロープで引き上げることで簡単にリフトアップできます。
天井へのレール取り付けは脱落や破損の恐れがありますので、一度専門業者の方へご相談することをおすすめします。
耐荷重 | 20kg |
---|---|
タイプ | 天井吊り上げ型 |
サイズ | 記載なし |
【AMIGOYO】
サイクルスタンド(LXMYMX-PBSD-RTUZ-PBS20)
突っ張り棒タイプのタワー型サイクルスタンドで、インテリアの邪魔をしない非常にシンプルな作りとなっています。
フック部分にも厚みがあり、ロードバイクがズレないようしっかりと固定することが可能です。
上下の突っ張り部はスプリングが内蔵されているため、耐震性と安定性にも十分優れています。
耐荷重 | 20kg |
---|---|
タイプ | タワー型(天井突っ張り式) |
サイズ | (支柱高さ)1,800 ~3,000mm |
【DELTA】
壁掛けシングルバイクラック LEONARDO(RS4007)
デザイン性が高く、ロードバイクを掛けていない時でもスタイリッシュな見た目のバイクラックです。
後輪受け部は両面テープで固定することも可能ですので、あまり壁に穴を開けたくない方はテープでの貼り付けをおすすめします。
ただし、ウォールマウントタイプにしては価格が約1万円と非常に高価ですのでその点は注意が必要です。
耐荷重 | 約18kg(40ポンド) |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | 記載なし |
【NinoLite】
B129 ディスプレイフック
ウォールマウントタイプのフックですが、ロードバイクを3台も設置できる点が特徴の商品です。
フック部分にホイールを引っ掛けるだけで簡単に収納でき、耐荷重は90kgもある点がおすすめといえます。
しかしホイールやスポークに負担がかかり、やや不安定な部分は否めませんので、その点は注意が必要です。
耐荷重 | 90kg |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | (マウント幅)900mm (フック高)180mm (フック間口)80mm |
【TOPEAK】
ソロバイクホルダー(TW017)
壁面に上下2点をボルトオンするだけで使えるシンプルなラックですが、耐荷重16kgと十分な性能があります。
フック部分は最大で30°まで傾けられるため、ロードバイクの形状に合わせて安定して固定することが可能です。
フック自体が高品質かつデザイン性にも優れているためチープに見えず、機能性とデザインが上手くマッチした商品です。
耐荷重 | 16kg |
---|---|
タイプ | ウォールマウント |
サイズ | (長さ)420mm ×(幅)286mm ×(高さ)144mm |
まとめ
ロードバイク用壁掛けスタンドとして様々なタイプのスタンドをご紹介しましたが、特におすすめなのは突っ張り棒タイプです。
天井と床をポールで支えるタイプのスタンドは、賃貸でも使いやすく掛けてあるロードバイクも美しく見えます。
大事なロードバイクを劣化から防ぐためにも、また見て楽しむためにも、壁掛けスタンドの導入を検討していただければ幸いです。
ロードバイク用壁掛けスタンドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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