ロードバイクを手に入れいざ走っていると必ず遭遇するアクシデントが、タイヤのパンクです。
そのため、ロードバイクで遠出する際、持ち運びがパンク修理キットはマストアイテムとなります。
しかしロードバイクに積載して走るなら、できるだけコンパクトで軽量なものを選びたいところです。
今回は、持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットを、収納性やサイズに着目しながらご紹介します。
目次
持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットを使うメリット
出先ですぐに応急処置ができる
ロードバイクのタイヤは細く、車やバイクよりチューブが薄いためちょっとした段差やガラス片等でもパンクすることがあります。
携行のパンク修理きっとがあれば、限られた場所と道具だけでパンク修理が行えるため、持っておくことがおすすめです。
出先で修理すれば、サイクルショップやホームセンターを探す必要もないので、自分の力で応急処置ができたほうが無難です。
コンパクトで邪魔にならない
持ち運び可能なパンク修理キットは、非常にコンパクトで収納に困らないよう考えて設計されています。
サドルバッグやボトルケージなど、限られたスペースしかないロードバイクでも邪魔になることがないためおすすめです。
重量もおよそ300~500g程度のものがほとんどですので、積載する際の重量増も気にならない範疇と言えます。
仲間の助けになる
仲間とマスツーリングに行った時、自身は大丈夫でも誰かが道中でパンクしてしまう可能性があります。
そういった場面でも、自身がパンク修理キットを携帯していればすぐに助けることが可能です。
パンク修理キットがあれば自分だけでなく仲間も助けることができるため、あれば非常に便利で助かります。
持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットを使うデメリット
慣れが必要
パンク修理には慣れが必要で、特にパンク修理キットではスペースや工具も限られますので経験が重要になります。
付属の説明書やパンク修理動画などを事前に確認し、パンク羞恥キットの使い方についての知識を付けておくのがおすすめです。
特に、ホイールからタイヤを外していく作業は結構な力とテクニックが必要ですので、よく理解しておくことが重要です。
収納場所を占有してしまう
ロードバイク用のパンク修理キットはボトルケージに積載するものや、サドルバッグとしてサドル下に積載するものがあります。
どうしても収納場所を占有してしまうというのがデメリットとなりがちですが、それでも持っていくメリットの方が大きいです。
ボトルケージの数を増やしたり、荷物を持っていく際には他のバッグも検討するなど、対策が必要となります。
持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットの選び方
なるべく軽量なものを選ぶ
パンク修理キットには、空気入れや工具など比較的重量のあるものが含まれているため、なるべく軽量なものを選ぶのが無難です。
中には重量が明記されていないものも多いため判断が難しいですが、商品説明欄をよく確認して購入することをおすすめします。
特に、空気入れは商品によって使いやすさが異なりますので、なるべくコンパクトかつ扱いやすい商品が無難です。
メーカーで選ぶ
パンク修理キットを選ぶ基準が分からない場合は、メーカーで選ぶのも一つの方法としておすすめです。
様々なロードバイク用品を手掛けるGORIXや、タイヤ・チューブメーカーのパナレーサーが出しているセットが無難と言えます。
中国や台湾メーカーが出している修理キットも多くありますが、信頼性を重視するのであれば、国内メーカーがおすすめです。
パンク修理キットの価格帯
一般に、ロードバイク用パンク修理キットはそれほど高額なものではないため、是非購入していただきたい商品です。
ほとんどがネットでも購入可能ですが、価格が様々で選ぶ際に迷ってしまうことも少なくないかと思います。
だいたい2,000円~5,000円程度で買えるもので十分な道具が備わっていますので、参考にしていただければ幸いです。
持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットおすすめ7選
メーカー・製品名 | 収納タイプ | 内容品 |
---|---|---|
ギアトル ロードバイク これで安心 入門ツールセット | ボトルケージ型 | ケース本体、携帯ポンプ、タイヤレバー、マルチツール、ワイヤーロック、パッチセット |
GORIX 自転車パーツ5点セット | ポーチ型 | ケース本体、CO2ヘッド&ボンベ、タイヤレバー、パッチキット |
Oziral 多機能自転車修理キット | フレーム固定型 | ケース本体、マルチツール、ミニポンプ、自転車フレーム、ボルト |
パナレーサー ツールボトルセット | ボトルケージ型 | ケース本体、タイヤレバー、パッチセット、紙やすり、700×23-26C 仏式48mmチューブ |
OBEST パンク修理キット | サドルバック型 | ケース本体、空気ポンプ、マウンティングブラケット、ノズルアダプター、ボール二ードル、バルブ、タイヤレバー、パッチセット、ねじ |
Palumma 自転車パンク修理キット | ボトルケージ型 | ケース本体、空気ポンプ、延長管、タイヤレバー、ニードル、変換バルブ、ねじ、取り付けブラケット、タイヤパッチ |
マルニ工業 クイックショット | 注入型 | 本体 |
【ギアトル】
これで安心 入門ツールセット
ボトルケージに収まるコンパクトなタイプのパンク修理キットで、出先で必要なものはおよそ全てセットとなっています。
ただし予備のチューブは同封されていないため、そこはあらかじめ別で用意しておく必要があります。
また、ケース本体も防水加工はされていますが、完全防水ではないと明記されているので濡れる可能性がある場合は注意が必要です。
収納タイプ | ボトルケージ型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、携帯ポンプ、タイヤレバー、マルチツール、ワイヤーロック、パッチセット |
【GORIX】
自転車パーツ5点セット
コンパクトな財布サイズのポーチ型パンク修理キットで、持ち運びが楽な点がおすすめの商品です。
サドルバッグやウエストポーチなどに収納でき邪魔にならないため、ボトルケージを占有しない点もメリットと言えます。
こちらもセットの中にチューブは同封されていないため、別途準備しておく必要があります。
収納タイプ | ポーチ型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、CO2ヘッド&ボンベ、タイヤレバー、パッチキット |
【Oziral】
多機能自転車修理キット(Oziral-056)
マジックテープで固定するタイプのケースのため、シートポストやフレーム等固定の自由度が高い点がおすすめの商品です。
横幅もそこまでないので、フレームに固定して走行してもそこまで邪魔に感じずにストレスなく走行できます。
また、英式バルブには対応しておりませんので、自身のロードバイクのバルブ形状を確認してからの購入がおすすめです。
収納タイプ | フレーム固定型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、マルチツール、ミニポンプ、自転車フレーム、ボルト |
【パナレーサー】
ツールボトルセット(PTB-SET-725LF)
ロードバイクで一般的なサイズのチューブも同封した、タイヤ・チューブメーカーらしい万能パンク修理キットです。
これ一つあれば修理が完了してしまうほど優れた商品ですが、ケース自体が他の商品よりだいぶ重量があるのが難点と言えます。
とは言え、あまり登りのきつくないコースのサイクリングあればほとんど気にならないレベルですので購入して損はない商品です。
収納タイプ | ボトルケージ型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、タイヤレバー、パッチセット、紙やすり、700×23-26C 仏式48mmチューブ |
【OBEST】
パンク修理キット
3,000円以下で買えるにもかかわらず、必要なツールが一通り揃っていてコスパの高いおすすめの商品です。
空気入れは簡易的で、他の商品と比べてチープな質感ですが、値段を考えると妥当な商品と言えます。
ただし、サッカーやバスケットボール用のニードルも付属しておりますので、必要なものを取捨選択して持っていく必要があります。
収納タイプ | サドルバッグ型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、空気ポンプ、マウンティングブラケット、ノズルアダプター、ボール二ードル、バルブ、タイヤレバー、パッチセット、ねじ |
【Palumma】
自転車パンク修理キット
空気入れのポンプがメタリックのレッドとブラックから選ぶことができるオシャレかパンク修理キットです。
一通りのパンク修理が可能なオールインワンタイプで、使い勝手もいいので、初心者の方にもおすすめできます。
ただ、ケースはポリプロピレンのため一応防水ですが、ファスナー部は防水ではないため注意が必要です。
収納タイプ | ボトルケージ型 |
---|---|
内容品 | ケース本体、空気ポンプ、延長管、タイヤレバー、ニードル、変換バルブ、ねじ、取り付けブラケット、タイヤパッチ |
【マルニ工業】
クイックショット(K-600)
キズ穴に直接パンク修理剤を注入するタイプの特殊な修理キットで、ガス充填と同時にキズ穴を閉塞します。
ただしこれだけですとエアが足りていない場合がありますので、別途空気入れで空気を足してあげるのがおすすめです。
コンパクトで持ち運びにも困りませんし、これ一本で応急処置が済むのでパンク修理が苦手な方にもおすすめしたい商品です。
収納タイプ | 注入型 |
---|---|
内容品 | 本体 |
まとめ
パンク修理キットを携行すると、サイクリング中のもしもに備えられるため安心してロードバイクを楽しむことができます。
また、急なパンクトラブルでも慌てないよう、普段からパンク修理やタイヤの取り外しについて練習しておくのがおすすめです。
今回の記事を参考に、自分のスタイルに合ったパンク修理キットを見つけて、トラブルに備えていただければ幸いです。
持ち運び可能なロードバイク向けパンク修理キットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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