感染症やアレルギーの対策を徹底するには、ロードバイクの走行中や休憩時においてもフェイスガードやマスクの着用が推奨されます。
またロードバイク向けのマスクは、感染対策のみならず、日焼け対策など快適にロードバイクを楽しむのに活躍するアイテムです。
この記事では、ロードバイク向けのマスクをお探しの方に向けて、メリットとデメリット、選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、ロードバイク向けマスクおすすめ10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 ロードバイク向けマスクを使うメリット
- 2 ロードバイク向けマスクを使うデメリット
- 3 ロードバイク向けマスクの選び方
- 4 ロードバイク向けマスクおすすめ10選
- 4.1 【NAROO MASK】花粉対応スポーツ用フェイスマスク(F5s)
- 4.2 【NAROO MASK】フェイスマスク スギ・ヒノキ花粉症対策 UVカット(X5s)
- 4.3 【パールイズミ】ベンチレーションマスク(MSK-03)
- 4.4 【パールイズミ】フェイスマスク(488-3-F)
- 4.5 【シマノ】フェイスマスク(AC-001V)
- 4.6 【ゴチュール】フェイスカバー 冷感 吸汗速乾
- 4.7 【ロックブロス】フェイスカバー 冷感 ネックカバー
- 4.8 【ザムスト】スポーツマスク 花粉カット
- 4.9 【アンダーアーマー】スポーツマスク(1368010)
- 4.10 【CUBATTY】フェイスマスク 夏用(CT07)
- 5 まとめ
ロードバイク向けマスクを使うメリット
感染症対策になる
昨今流行した新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザや風邪など感染症の予防としてマスクは重要です。
マスクは自身へのウイルス侵入を防ぐだけでなく、他人に対し細菌や飛沫を飛ばすことを防ぐ効果もあります。
ロードバイク乗車中は呼吸が激しくなりますし、会話する際の声量も大きくなりがちですよね。
特に、仲間とロードバイクに乗る時には、お互いに安心してライドを楽しむためにもマスクの着用を推奨します。
UVカットで日焼け対策になる
ロードバイクは天候の良い日に長時間屋外にいることが多いため、多くの紫外線にさらされます。
紫外線はシミや皮膚がんの原因にもなるため、男女問わず日焼け対策は欠かせません。
ロードバイク向けのマスクはUVカット素材が使われていることも多く、うまく活用することで日焼け防止に大きな役割を果たします。
より日焼け対策に効果的なマスクを選ぶのであれば、広範囲に顔を覆うフェイスガードタイプがおすすめです。
花粉症や黄砂などのアレルギー対策になる
スギやヒノキの花粉症は、日本人の約半数が苦しんでいるとも言われます。
ロードバイクに乗るのが気持ちいい春ですが、花粉症のせいで屋外走行が楽しめないという方も多いのではないでしょうか。
また、近年では黄砂やPM2.5といった微小粒子も飛び交い、体内に入ることで呼吸器系に影響を及ぼすとも言われています。
これらのアレルギー物質を体内に取り込まないためにも、フィルターが搭載されているマスクが活躍します。
乾燥から喉を守る
人は通常、加湿や濾過フィルターの役割を持つ鼻で呼吸をします。
しかし、ロードバイク乗車中は口呼吸の割合が多くなり、乾燥した空気がそのまま喉を通ってしまい、喉を乾燥させてしまいます。
ロードバイク乗車中にマスクを着用すれば、吐息でマスクが湿るため、口呼吸でも比較的湿度のある空気を吸うことが可能です。
冬の防寒にもなる
真冬にロードバイクに乗った経験がある方であれば誰しも、顔に当たる空気の冷たさに苦しんだことがあるのではないでしょうか。
ロードバイクはスピードが出るため、日常生活では感じないほど冷たい空気が長時間顔に当たり、凍傷の危険性もあります。
肌を守るためにも、また快適に冬のライドを楽しむためにも、フェイスマスクの着用がおすすめです。
トレーニングの負荷向上になる
マスクを着用することで呼吸が苦しくなることは、多くの方にとってデメリットに感じるでしょう。
しかし、トレーニングを目的にロードバイクに乗るのであれば、呼吸しにくさは負荷を向上させるメリットになります。
特にグループライドで仲間と脚力に差がある場合、マスクで呼吸の負荷を強くすることで、トレーニング効果を高めることができます。
ロードバイク向けマスクを使うデメリット
熱中症に注意
防寒に役立つマスクですが、反対に夏場の着用には熱中症への警戒が必要です。
マスクを着用することで、口や鼻からの呼気がマスク内部にたまり、蒸れやすくなるためです。
また、喉の乾燥が防げることは、反対に喉の渇きに気づくのが遅くなる危険性もあるため、意識的に水分補給しましょう。
熱中症予防として、冷感素材が使われているマスクもおすすめです。
酸素摂取量の減少に注意
マスクの着用はトレーニングの負荷に効果的ですが、負荷のかけ過ぎには要注意です。
マスクにより空気の通り道が狭くなり、呼吸がしにくくなることで、酸素の摂取量が低下する可能性があります。
酸素不足に陥ると頭痛が生じたり、判断力や集中力が低下することで事故などの危険性が増します。
マスクを着用して呼吸に苦しさを覚えたら、マスクを外すなどをし多くの空気を取り込むようにしましょう。
開放感が減少する
ロードバイクの気持ちよさは、なんといっても山や海の近くで直接自然を感じられる点でしょう。
マスクを着用すれば、当然ながら顔で感じる空気や匂いなどを感じにくくなってしまいます。
そのため、ロードバイクで豊かな自然を感じたい方にとっては、マスクが邪魔に感じるかもしれません。
ロードバイク向けマスクの選び方
サイズや着用感・通気性を確認する
マスクのメリットを最大限得ながら、快適に長時間のロードバイクを楽しむには、マスクのサイズやフィット感が合っていることが重要です。
ロードバイクのマスクは素材やデザイン、付け心地などさまざまなモデルが販売されていますので、自分に合ったマスクを選びましょう。
また高強度でロードバイクに乗る場合には、呼吸の抵抗を軽減するため、通気性が良く呼吸しやすいマスクがおすすめです。
UVカット機能の有無
前述したように、ロードバイクは屋外で長時間太陽光を浴びるスポーツです。
紫外線は皮膚へのダメージだけでなく、身体に疲労感を与えるため長時間のライドの妨げにもなります。
そのため、ロードバイク用マスクにおいてはUVカット機能があるモデルを推奨します。
日焼け対策に特化したマスクをお求めであれば、顔全体を覆うことができるフェイスガードタイプがおすすめです。
フィルター機能を確認する
ロードバイクは長時間屋外で呼吸するため、花粉や黄砂、PM2.5や車の排気ガスを吸い込みやすいです。
そのため、花粉やPM2.5などによるアレルギー反応が気になる方は、マスクのフィルター機能をよく確認しましょう。
高機能フィルターを搭載しているモデルであれば、車の排気ガスもブロックできます。
好みのメーカーから選ぶ
ロードバイク向けマスクは、パールイズミやシマノようなロードバイク用品のメーカー各社から販売されています。
また、アンダーアーマーやアシックスのような、総合スポーツブランドが販売しているマスクを使うのも良いでしょう。
メーカーによってデザインや機能に特徴がありますので、好みのメーカーからお選びいただくのもおすすめです。
ロードバイク向けマスクの価格帯は?
ロードバイク向けマスクはさまざまなメーカーが出していますが、1,000円を切るモデルから5,000円近いモデルまで、価格帯に幅があります。
また、マスクタイプとフェイスガードタイプでは、後者の方が使われている素材が多いことから価格帯が高くなる傾向にあります。
メーカー品や、高機能なモデルほど価格が高くなりますので、予算とよく相談の上モデルを選びましょう。
ロードバイク向けマスクおすすめ10選
メーカー・製品名 | 素材 | 形状 | サイズ |
---|---|---|---|
NAROO MASK 花粉対応スポーツ用フェイスマスク | ポリエステル・ナイロン | マスク | フリー |
NAROO MASK フェイスマスク スギ・ヒノキ花粉症対策 UVカット | ポリエステル | マスク | フリー |
パールイズミ ベンチレーションマスク | ポリエステル | マスク | S-M,L-M |
パールイズミ フェイスマスク | ポリエステル | フェイスカバー | フリー |
シマノ フェイスマスク | 記載なし | フェイスカバー | フリー |
ゴチュール フェイスカバー 冷感 吸汗速乾 | ポリエステル | フェイスカバー | 47.5cm×24.5cm |
ロックブロス フェイスカバー 冷感 ネックカバー | ポリエステル、スパンデックス | フェイスカバー | フリー |
ザムスト スポーツマスク 花粉カット | ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン | マスク | ふつう(男性向け)、小さめ(女性、子供向け) |
アンダーアーマー スポーツマスク | ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン | マスク | XSSM〜XLXXL |
CUBATTY フェイスマスク 夏用 | ナイロン、スパンデックス | フェイスカバー | フリー |
【NAROO MASK】
花粉対応スポーツ用フェイスマスク(F5s)
NAROO MASK(ナルーマスク)はサイクリングをはじめ、ランニングやクライミングなど、幅広いアウトドアスポーツに対応したマスクを展開しています。
こちらのモデルはオールシーズン使用できるフェイスマスクで、花粉もブロックできる高機能フィルターが特徴です。
鼻の部分にフレームが入っており、冬でもサングラスが曇りにくく快適さにも配慮されたマスクです。
素材 | ポリエステル・ナイロン |
---|---|
形状 | マスク |
サイズ | フリー |
【NAROO MASK】
フェイスマスク スギ・ヒノキ花粉症対策 UVカット(X5s)
こちらのマスクはナルーマスクのスタンダードモデルで、ロードバイク含むさまざまなアクティビティにオールシーズン適しています。
スギやヒノキ花粉を除去し、UVも97%カット可能な高機能性に加えて通気性も確保しており、春先から夏場でも快適な着用感を実現しました。
5色から選べる豊富なカラーラインナップも人気です。
素材 | ポリエステル |
---|---|
形状 | マスク |
サイズ | フリー |
【パールイズミ】
ベンチレーションマスク(MSK-03)
人気のロードバイク用ウェアメーカーのパールイズミのマスクをご紹介します。
優れた吸汗速乾性で、高い通気性を持つため運動強度が上がっても快適さを保つことが可能なマスクです。
耳にかけるゴムの長さはアジャスターにより調整可能で、好みに合わせた着用感でお使いいただけます。
UVカットや花粉ブロック機能はありませんが、着用時の快適さを求める方にはおすすめのモデルです。
素材 | ポリエステル |
---|---|
形状 | マスク |
サイズ | S-M、M-L |
【パールイズミ】
フェイスマスク(488-3-F)
鼻や首元、耳まで覆えるフェイスカバータイプのパールイズミのマスクです。
冷気から顔を守るように設計されているため、防寒用のマスクをお求めの方におすすめです。
口の裏側にはメッシュ素材が使われており、呼吸のしやすさにも配慮されています。
素材 | ポリエステル |
---|---|
形状 | フェイスカバー |
サイズ | フリー |
【シマノ】
フェイスマスク(AC-001V)
ロードバイク乗りなら知らない人はいない一流メーカー、シマノが販売するフェイスマスクです。
呼吸をする鼻から口元にかけてはパンチング加工が施されており、高い強度でも快適に呼吸ができるよう設計されています。
生地は肌触りの良い吸水速乾素材が使われており、UPF50+の高い紫外線遮断効果を持つため、真夏の紫外線が気になる方にもおすすめです。
素材 | 記載なし |
---|---|
形状 | フェイスカバー |
サイズ | フリー |
【ゴチュール】
フェイスカバー 冷感 吸汗速乾
UPF50+と、紫外線遮蔽率97.5%を誇る冷感フェイスカバーをご紹介します。
通気性が良く日焼け対策にも役立つ、夏用のフェイスカバーをお探しの方におすすめです。
吸汗速乾生地で、汗を大量にかいても快適な着用感を保てます。
柄の選択肢もとても豊富なため、お好みに合ったデザインからお選びいただけます。
素材 | ポリエステル |
---|---|
形状 | フェイスカバー |
サイズ | 47.5cm×24.5cm |
【ロックブロス】
フェイスカバー 冷感 ネックカバー
夏でも快適に着用できるよう冷感素材を採用したフェイスカバーです。
接触冷感素材で作られた生地は、水や汗で濡れると気化熱により体温を下げてくれます。
UVカットに加えて通気性もよく、未着用時に比べて着用している方が涼しくなると好評です。
サイクリングに限らず、登山や釣り、ゴルフなど幅広いアウトドアスポーツに加えて、農作業など炎天下で活躍する便利なフェイスカバーです。
素材 | ポリエステル、スパンデックス |
---|---|
形状 | フェイスカバー |
サイズ | フリー |
【ザムスト】
スポーツマスク 花粉カット
Amazonで3,000件近いレビューを集める、ロードバイク用としても活躍する人気のスポーツ用マスクです。
マスクの前面に採用しているメッシュ素材は通気性を高め呼吸のしやすさを実現しながらも、やっかいな花粉を77.3%カットしてくれます。
男性向けのサイズと、女性や子供向けのサイズをラインナップしており、コスパのいいスポーツマスクをお求めの方におすすめです。
素材 | ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン |
---|---|
形状 | マスク |
サイズ | ふつう(男性向け)、小さめ(女性、子供向け) |
【アンダーアーマー】
スポーツマスク(1368010)
人気スポーツブランド「アンダーアーマー」のスポーツマスクをご紹介します。
肌に触れる内側の生地に採用された冷感素材のアイソチルにより、熱をすばやく拡散し涼しさを持続させます。
また、抗菌加工が施されているため、汗をかいても衛生的です。
柔らかくストレッチ性のある生地と調整可能なノースブリッジにより、運動中でもフィット感を損なわない点が人気です。
素材 | ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン |
---|---|
形状 | マスク |
サイズ | XSSM〜XLXXL |
【CUBATTY】
フェイスマスク 夏用(CT07)
首元から頭部にかけて全体を覆える、UVカットや冷感機能を持ったフェイスカバーです。
ヘルメットの下にこちらのカバーを着用することで、気化熱で頭部の温度を下げたり、日焼けを防止してくれるメリットがあります。
眼鏡やサングラス用の穴も空いているため、ロードバイク用としてのフィット感もバッチリです。
お求めやすいリーズナブルな価格帯で、コスパの高いフェイスカバーです。
素材 | ナイロン、スパンデックス |
---|---|
形状 | フェイスカバー |
サイズ | フリー |
まとめ
ロードバイク向けマスクは感染症やアレルギー対策としてはもちろん、紫外線による熱傷や熱中症対策にもなる便利なツールです。
また最新のマスクは進化しており、息苦しさを感じないように通気性にも配慮されています。
ぜひこの記事をご覧になり、お気に入りのロードバイク向けマスクが見つかれば幸いです。
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