自動車用のドライブレコーダーもすっかり普及してきましたが、ロードバイクにもドライブレコーダーを設置すると便利です。
交通事故の際にはあると非常に心強いアイテムとなりますので、余裕がある方には設置することをおすすめします。
自動車用のように前方だけ記録するものや、前後両方記録できるものなど、そのバリエーションも豊富です。
今回は、ロードバイク向けのドライブレコーダーとして10品を厳選して、おすすめの商品を紹介します。
目次
- 1 ロードバイク向けドライブレコーダーを使うメリット
- 2 ロードバイク向けドライブレコーダーを使うデメリット
- 3 ロードバイク向けドライブレコーダーの選び方
- 4 ロードバイク向けドライブレコーダーおすすめ10選
- 4.1 【Motocam】自転車バイク用 ドライブレコーダー(K5-PB)
- 4.2 【GARMIN】Varia RCT715(010-02478-00)
- 4.3 【THANKO】バッカム(IC-BDR20R)
- 4.4 【THANKO】前後両対応サイクルライト付き自転車用ドライブレコーダー(C-BLD21B)
- 4.5 【デイトナ】Mio MiVue M777D
- 4.6 【LeFH-e】2waystyle
- 4.7 【カイホウジャパン/KAIHOU】自転車用ドライブレコーダー(KH-BDR100)
- 4.8 【CYCLIQ】Fly Gen3(Generation 3)
- 4.9 【MAXWIN】ドライブレコーダー(BDVR-A001)
- 4.10 【GoPro】HERO11 Black
- 5 まとめ
ロードバイク向けドライブレコーダーを使うメリット
万が一の事故・盗難に役立つ
ロードバイクにドライブレコーダーは必要なのかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、あると確実に役に立ちます。
ロードバイクに乗っていると時折自動車から煽られることもありますし、場合によっては加害者になってしまう可能性もあります。
さらに盗難のリスクもありますので、事故や盗難対策としてもロードバイク用ドライブレコーダーの設置がおすすめです。
自分の運転を見直すことができる
ドライブレコーダーは事故の際だけではなく、自身の運転の見直しにも役立てることができます。
走行中のライン取りや急な方向転換をしていないか、他者の迷惑になるような走りをしていなかったかを見直すことができます。
自分の走りの癖を見返すことは、上達するうえでも重要な手段ですので、そのためにドライブレコーダーを導入するのも有効です。
走行時の風景を記録できる
ドライブレコーダーが活躍するのは事故の時だけでなく、走行風景の記録として使えるのも魅力です。
電車で輪行して知らない場所を走ったり、自然の風景を記録したりと、自分が走った景色を後から振り返ることができます。
後から見返すだけでなく、動画として編集することもできますし、それをYouTube等に投稿して共有する楽しみ方もあります。
ロードバイク向けドライブレコーダーを使うデメリット
電源の供給先がない
バイクや自動車と違い、ロードバイクにはバッテリーがないため、内臓バッテリーが切れたらそこで録画が停止してしまいます。
多くは内臓バッテリーのため、ロングライドの際はモバイルバッテリーでも給電可能ですが、荷物が多くなってしまいます。
バイクや自動車用のドライブレコーダーと比較すると、連続録画時間は短くなってしまいますので注意が必要です。
盗難のリスク
ロードバイクの盗難だけでなく、ドライブレコーダー本体のみが盗難にあってしまうリスクがあります。
ロードバイク向けのドライブレコーダーは高価なものがほとんどですので、盗難に備える必要があります。
駐輪場等にロードバイクを停める際は、ドライブレコーダーを外して一緒に持ち歩くようにする等盗難に備えるのが重要です。
見栄えが悪くなる
ロードバイクにライトやドライブレコーダーなど装備品を複数付けていると、どうしても見栄えが悪くなってしまいます。
またどうしても車重が増えてしまいますので、できるだけ装備品を少なくしたいと考えるようになってきます。
そこでドライブレコーダーはライトと一体化したものや、できるだけ主張しすぎていないものを取り付けることをおすすめします。
ロードバイク向けドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーのスペックをよく確認する
ロードバイク向けドライブレコーダーによって、画質や連続稼働時間等のスペックが様々です。
また、防水・防塵機能も様々ですので、購入の前にスペックや仕様をよく確認してから比較検討することをおすすめします。
特にWebサイトから購入する場合は、よく見ないと詳細なスペックが明記されていないことがありますので注意する必要があります。
取付位置に問題なく取り付けられるか確認する
折角ドライブレコーダーを購入したものの、自分のロードバイクに取り付けれないとあっては無駄になってしまいます。
特に、エアロロードバイクのような特殊な形状のロードバイクでは、マウントステーが設置できないことがあるため注意が必要です。
ドライブレコーダーを購入する際には、取り付け方法や取付位置を事前に確認し、サイズをよく調べておく必要があります。
取り外しのしやすさを確認する
ロードバイクだけでなく、ドライブレコーダーも盗難の恐れがありますので、ドライブレコーダー本体の取り外しやすさも重要です。
駐輪時にはドライブレコーダー本体を取り外し持ち歩くためにも、マウントステーからの取り外しやすさも確認する必要があります。
取り外しが困難な場合は、盗難防止アラームを付けることも盗難やイタズラ対策の一つとして有効です。
メーカーで選ぶ
ドライブレコーダーを選ぶのであられば、ウェアラブルカメラの製造を得意としたメーカーのレコーダーの購入をおすすめします。
GoProはロードバイクだけでなく、アウトドアシーンやモータースポーツなど過酷な環境でも滑らかな映像の記録が可能です。
また、GARMINはレコーダー専門のメーカーではありませんが、ロードバイクに特化しており様々なデバイスでデータ共有が可能です。
ロードバイク向けドライブレコーダーの価格帯
ロードバイク向けドライブレコーダーの値段は、1万円程度のものから10万円前後のものまであり幅広い価格帯が存在します。
高額なものは、画質はもちろんですが防水・防塵機能や、バッテリー性能も優れている商品が多い傾向にあります。
とは言え、オーバースペックになってしまってももったいないので、自身の求める性能と予算に合わせて選ぶことがおすすめです。
ロードバイク向けドライブレコーダーおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
Motocam 自転車バイク用 ドライブレコーダー | 105 g | 90 × 30 mm | アルミニウム |
GARMIN Varia RCT715 | 147 g | 106.5 x 42.0 x 31.9 mm | プラスチック |
THANKO バッカム | 146 g | 40 x 46 x 81 mm | |
THANKO 前後両対応サイクルライト付き自転車用ドライブレコーダー | 80 g | 62 × 45 × 41 mm | |
デイトナ Mio MiVue M777D | 90.5 g | フロント:86 × 30 mm リア:40 × 30 mm | |
LeFH-e 2waystyle | 86 g | 95 x 30 x 30 mm | |
カイホウジャパン/KAIHOU 自転車用ドライブレコーダー | 90 g | 154 x 104 x 38 mm | |
CYCLIQ Fly Gen3 | 77.5 g | 71 × 35 × 40 mm | |
MAXWIN ドライブレコーダー | 97 g | 116 × 38 × 35 mm | |
GoPro HERO11 Black | 154 g | 71.8 x 50.8 x 33.6 mm |
【Motocam】
自転車バイク用 ドライブレコーダー(K5-PB)
コンパクトかつ軽量で、かつアルミニウム製で高級感もあるため外観を損ねない点がおすすめです。
SONY製のIMX335センサーと2K画質により、夜間でも鮮明に周囲を録画することが可能でき、最大で2.5時間の録画ができます。
専用アプリでスマートフォンとも簡単に連動可能なので、後から動画を見返したい方にもおすすめです。
重さ | 105 g |
---|---|
サイズ | 90 × 30 mm |
素材 | アルミニウム |
【GARMIN】
Varia RCT715(010-02478-00)
後方録画用のドライブレコーダーですが、テールライトと140m後方の車両を感知できるレーダーを搭載した高性能モデルです。
最大1080p/30fpsで後方を記録し、録画機能は任意でON/OFF可能なため、不要な際は録画停止することでバッテリーの節約ができます。
稼働時間はレーダーとテールライト点灯のみで最大6時間、録画もする場合は最大4時間と稼働時間が長い点もおすすめです。
スマートフォンだけでなく、スマートウォッチやサイクルコンピュータと連動可能なため、既ガーミンユーザーに特におすすめです。
重さ | 147 g |
---|---|
サイズ | 106.5 x 42.0 x 31.9 mm |
素材 | プラスチック |
【THANKO】
バッカム(IC-BDR20R)
テールライトと一体化したタイプのドライブレコーダーで、シートポストに取り付ける商品です。
解像度は1080pで連続稼働時間は最大6時間ですので、ドライブレコーダーとして必要十分な性能を持っています。
また、動画撮影だけでなく約1秒おきに写真を撮影する連続撮影モードも搭載されているのが魅力の一つです。
ただし、シティサイクルへの取り付けは自転車のタイヤでカメラの視界が遮蔽されてしまうことがあるため注意が必要です。
重さ | 146 g |
---|---|
サイズ | 40 x 46 x 81 mm |
素材 |
【THANKO】
前後両対応サイクルライト付き自転車用ドライブレコーダー(C-BLD21B)
ライトとドライブレコーダーが一体化したタイプの商品ですが、フロントにもリアにも装着可能な点がおすすめです。
ライトは赤灯、赤点灯、白灯の3種類のモードがあるため、ライトとしての性能も非常に高く、夜間の走行も安心です。
稼働時間は約2.5時間、画質1080pですので、ドライブレコーダーとして必要十分のスペックといえます。
重さ | 146 g |
---|---|
サイズ | 40 x 46 x 81 mm |
素材 |
【デイトナ】
Mio MiVue M777D
バイク用のドライブレコーダーですが、リチウムイオンバッテリー内蔵型なのでロードバイク用としても使用可能です。
ヘルメットに取り付けることでより臨場感のある録画ができ、事故対応としてだけでなくサイクリングの記録としてもおすすめです。
また、バイク用なので防水・防塵機能はもちろんですが、耐振性能も優れており、カメラのブレにも強い点もおすすめできます。
重さ | 90.5 g |
---|---|
サイズ | フロントカメラ:86 × 30 mm リアカメラ:40 × 30 mm |
素材 |
【LeFH-e】
2waystyle
アクションカメラとドライブレコーダーをスイッチ一つで切り替えられる2Wayカメラになっています。
固定も汎用性が高いので、ハンドルやシートポストに取り付けることで前後どちらでも撮影することが可能です。
画質も2K /Full HD 1080Pの両方をスイッチ一つで切り替えることが可能なので、非常に使い勝手の良いカメラです。
重さ | 86 g |
---|---|
サイズ | 95 x 30 x 30 mm |
素材 | 記載無し |
【カイホウジャパン/KAIHOU】
自転車用ドライブレコーダー(KH-BDR100)
1080Pの画質と3時間の連続稼働時間を兼ね備えた使い勝手のいい商品で、非常におすすめできるドライブレコーダーです。
ハンドルにつけるステーから簡単に着脱でき、駐輪時には容易に取り外しできるため、盗難の心配もない点もメリットと言えます。
また、水平視野角が90°と人の視野角とほぼ同等ですので、ゆがみが少なく鮮明な動画が撮れる点もおすすめです。
重さ | 90 g |
---|---|
サイズ | 154 x 104 x 38 mm |
素材 | 記載なし |
【CYCLIQ】
Fly Gen3(Generation 3)
テールライト機能を併せ持ったドライブレコーダーで、1080Pの画質で約4~5時間の録画が可能です。
また、盗難防止アラームが機能がついていて、専用のアプリ「CycliqPlus」より作動させることができます。
アプリを作動すると、ロードバイクが動かされた際にアラーム音が発生し、ライトがフラッシュし、カメラ録画を開始します。
ドライブレコーダーだけでなく、盗難防止機能も欲しいという方には是非オススメしたい商品です。
重さ | 77.5 g |
---|---|
サイズ | 71 x 35 x 40 mm |
素材 | 記載なし |
【MAXWIN】
ドライブレコーダー(BDVR-A001)
バイク用ではありますが、フロント/リアカメラが一体化となってるため、1つで前後の撮影が可能なコスパ抜群の商品です。
カメラは脱着が容易なウェアラブルカメラなため、駐輪時には取り外して持ち歩く事が可能です。
Gセンサーを搭載しているため、急激なブレーキや非常時の追突を感知し、重要な録画データを緊急データとして保護します。
重さ | 97 g |
---|---|
サイズ | 116 x 38 x 35 mm |
素材 | 記載なし |
【GoPro】
HERO11 Black
コンパクトでありながら、高画質かつ滑らかな動画を撮ることができるGoProはドライブレコーダーとして活用することも可能です。
GoProには、容量が上限になった際に撮影データを上書きしながら撮影を続けてくれる「ループモード」があります。
ただし、GoProのバッテリーは2時間前後が限度ですので、ロングライドには向かない点は注意しておく必要があります。
重さ | 154 g |
---|---|
サイズ | 71.8 x 50.8 x 33.6 mm |
素材 |
まとめ
ロードバイクのドライブレコーダーは残念ながらまだまだ普及しているとはいい難いのが現実です。
ですが、高性能なロードバイクが増えてきた中で、ライダーは被害者にも加害者にもなるリスクが増加しています。
しっかりとした証拠を残すために、ロードバイクにもドライブレコーダーの設置を検討することをおすすめします。
ロードバイク向けドライブレコーダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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