スピン量減らすドライバーシャフトおすすめ10選！使うメリットや選び方を紹介！

ドライバーは、自分のヘッドスピードやスイングに合ったシャフトに変えるだけで、飛距離をぐんと伸ばすことが可能です。

近年、スピン量を減らすヘッドが主流となってきましたが、それと同時に、シャフトもスピン量を減らすモデルが増えてきました。

では、スピン量を減らすドライバーシャフトを使うことで、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

今回は、スピン量減らすドライバーシャフトの選び方や、おすすめのスピン量減らすドライバーシャフトも多く紹介します。

1 スピン量減らすドライバーシャフトを使うメリット
2 スピン量減らすドライバーシャフトを使うデメリット
3 スピン量減らすドライバーシャフトの選び方
4 スピン量減らすドライバーシャフトおすすめ10選
5 まとめ

スピン量減らすドライバーシャフトを使うメリット

飛距離が出る

ドライバーは、適正スピン量の範囲内でなるべくスピン量を減らした方が、飛距離を伸ばせると言われています。

なぜかというと、スピン量が減るとボールが落ちた時に転がりが良くなり、ランが多く出るからです。

そのため、同じキャリーであれば、ランが出やすい低スピンボールの方が飛距離が出るということになります。

風に負けない

スピン量が増えると風の抵抗を受けやすくなるので、その結果、ボールの速度が弱まったり吹き上がりの原因となります。

しかし、スピン量を減らすことで風の抵抗を受けづらくなるので、まっすぐな強弾道のボールを打ち出すことができるのです。

また、低スピンのボールは天候などにも左右されにくいので、安定したショットを打てるのもメリットとなります。

自分に合ったシャフトが選べる

ドライバーには当然ながら純正シャフトが付いていますが、万人受けするスペックが多い傾向にあります。

これは、どんな人が使っても違和感を感じにくいように作られているからだと言われています。

そのため、より自分のスペックやスイングに合ったシャフトを求めるのなら、カスタムシャフトはおすすめです。

スピン量減らすドライバーシャフトを使うデメリット

飛距離が落ちる場合がある

「スピン量が減れば飛距離が伸びる」と言われますが、ボールには適正スピン量というものがあり、少なすぎてもよくありません。

スピン量が多すぎると吹き上げの原因となりますが、反対に少なすぎてもボールがすぐ落ちてしまうのです。

そのため、自分のヘッドスピードに合ったシャフトを選ばないと、反対に飛距離が落ちる結果となってしまいます。

バランスが崩れる場合もある

あらかじめ付いている純正シャフトの場合、ヘッドとのバランスを考慮して作られています。

しかし、自分でシャフトを選ぶカスタムシャフトの場合、重さやバランスを考えて選ばないとヘッドの性能を十分活かせない場合も。

ですので、カスタムシャフトを選ぶ際はスペックをよく確認したり、店舗のクラフトマンに相談して選ぶといいでしょう。

費用がかかる

ドライバーは、ヘッドのみの販売はほとんどしていないので、購入するとなるとシャフトは付いた状態になります。

シャフト代もドライバー代に含まれているので、カスタムシャフトに交換する場合、別途お金がかかることになってしまうのです。

ドライバーもシャフトも数万円するアイテムなので、費用面で考えるとデメリットと言えます。

スピン量減らすドライバーシャフトの選び方

長さ

男性の標準的なシャフトの長さは45.5インチ前後で、それより長いほど飛距離が伸びるとされています。

しかし、長くなればその分ミート率が下がるので、ミスショットの際にボールが大きく曲がりやすいというのが難点です。

反対に、シャフトが短くなると飛距離は多少落ちますが、ミスショットでの大きな曲がりは少なくなります。

スイングがゆったりな人や初心者は長めのシャフト、ヘッドスピードが速い人や中級者以降は短めのシャフトがおすすめです。

重さ

シャフトは、全力で振り切れる範囲の中で、最も重いものを選ぶのがいいと言われています。

重すぎると振り遅れやダフりの原因となり、軽すぎると力をボールに乗せにくく、ミスショットや曲がる原因になるのです。

重いシャフトの方がスピンを抑えることができるので、スピン量を減らしたいのなら、ギリギリの重さを選ぶのがおすすめです。

フレックス

フレックスはシャフトの硬さのことで、一般的な表記は、一番柔らかい方からL、A、R、SR、S、Xの計6種類です。

ただ、同じ表記でもメーカーごとに硬さが異なるため、他のメーカーに買い替えの際は注意が必要です。

選び方としては、一般的にシャフトが硬い方が、スピン量を減らすことができると言われています。

しかし、ヘッドスピードに合っていないフレックスだと、全くしならず飛距離が出ない原因となってしまいます。

ですので、メーカーが発表している推奨ヘッドスピードの範囲内であれば、違和感が少なく選ぶことができるでしょう。

調子

調子は「キックポイント」とも言われ、シャフトのしなる位置を示す言葉です。

調子には「先」「中」「元」があり、先調子は先端部分がしなるので、ヘッドが返しやすくアッパー気味のショットが打てます。

手元部分がしなる元調子は、ヘッドが暴れにくく、安定したライナー系のボールを打つことが可能です。

中調子は中間部分がしなるので、癖が少なくバランスの取れたショットができるシャフトとなっています。

スピン量を抑えるには、バランスの取れた中調子や、ヘッドが上を向きすぎず安定する元調子がおすすめです。

メーカー

シャフトの主要メーカーと言うと、三菱ケミカル、グラファイトデザイン、フジクラ、USTMamiyaなどです。

三菱ケミカルは、多くの名シャフトを販売しており、開発から製造まで自社で手掛けることで、高品質の商品を作ることができます。

グラファイトデザインは、大人気の「ツアーADシリーズ」を販売していて、日本のツアー使用率ナンバー1メーカーです。

他にも、スピーダーシリーズが人気のフジクラや、カーボンシャフトのアッタスシリーズが人気のUSTMamiyaなどがあります。

どのメーカーも高品質なシャフトを製造しているので、細かいスペックを重視して選ぶと、より自分に合った1本を探せるでしょう。

価格帯

先ほど書いた主要メーカーのシャフトの場合、価格は1本4～5万円ほどと、かなり高額になります。

これは、軽くて強度の高いカーボン素材を使うため、どうしてもコストがかかってしまうのが原因です。

シャフトにあまりお金をかけたくない場合や、少しでも予算を抑えたいのであれば、中古品がおすすめです。

安いものだと数千円から、高くても1～2万円ほどで手に入るので、新品にこだわりがなければ価格をグッと抑えられるでしょう。

スピン量減らすドライバーシャフトおすすめ10選

メーカー・製品名	長さ	重さ	フレックス（60g台）	調子
グラファイトデザイン TOUR AD VR	1168ミリ	40～80g台	SR～X	中調子
グラファイトデザイン TOUR AD GP	46インチ	50～80g台	SR～X	中調子
フジクラ Speeder EVOLUTION Ⅶ	46インチ	30～70g台	SR～X	先中調子
フジクラ SPEEDER NX	46インチ	40～70g台	SR～X	中調子
UST Mamiya ATTAS CoooL	46インチ	40～70g台	SR～X	先中調子
UST Mamiya The ATTAS V2	46インチ	40～70g台	SR～X	中調子
フジクラ VENTUS TR BL	46インチ	50～70g台	S、X	元調子
三菱ケミカル KUROKAGE XD	1168ミリ	50～80g台	SR～TX	元調子
三菱ケミカル FUBUKI J	1168ミリ	50～70g台	R～X	中調子
三菱ケミカル Diamana BF	1168ミリ	50～80g台	SR～X	中元調子