パターは購入時に長さを選べるのが特徴で、33~34インチが標準です。
しかし35インチを使用している上級プレーヤーも一定数存在しており、一度は彼らの真似をしてみたくなったことはありませんか?
とはいえ、実際にどれを使えば良いのか迷うことも確かです。
そこでこの記事では、35インチのパターおすすめ10選とメリットやデメリットを紹介します。
最新の商品や人気の商品を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
目次
- 1 35インチのパターを使うメリット
- 2 35インチのパターを使うデメリット
- 3 35インチのパターの選び方
- 4 35インチのパターおすすめ10選
- 4.1 【スコッティキャメロン】スーパーセレクトニューポート(745RA)
- 4.2 【スコッティキャメロン】スーパーセレクトニューポート2(745RC)
- 4.3 【ピン】アンサー2023モデル(010427070036501)
- 4.4 【ピン】トムキャット14(010427070036591)
- 4.5 【ピン】アンサー2 2021モデル(105000003)
- 4.6 【ピン】タインC 2021モデル(105000008)
- 4.7 【ヨネックス】イーゾーンパターP-02(301980248039-13)
- 4.8 【ベティナルディ】BB1(bet-bb1)
- 4.9 【ベティナルディ】QB11(pt-bettinardi23-qb11)
- 4.10 【ベティナルディ】イノベイ8.0スパッド(bet-inovai8spud)
- 5 まとめ
35インチのパターを使うメリット
ストロークが安定する
35インチにするとパター自体が少し重くなるので、腕だけを使ったストロークが難しくなります。
その結果カラダ全体を使う打ち方になるので、パッティングのフォームが非常に安定します。
パターが軽いせいで、手打ちのミスが多いゴルファーにおすすめです。
ギュッと手に力が入って引っかけるといったミスも減らすことができるでしょう。
ミスヒットに強い
クラブの全体重量が上がるので、ミスヒットしてもフェースの向きが安定します。
そのため、打点が安定しないゴルファーは35インチのパターを使うことで方向性がよくなり、ロングパットの精度も上がります。
特に、プレッシャーがかかった時にミスヒットが多いゴルファーにとっては心強い味方になってくれるでしょう。
35インチのパターを使うデメリット
操作性が落ちる
35インチになってくるとクラブの慣性が強く働くため、一度ストロークを開始すると微調整が困難になります。
そのため、フィーリング重視でオートマチックな打ち方を嫌うゴルファーには振りづらさを感じることがあります。
また、操作性が落ちるとロングパットの距離感も若干鈍るため注意が必要です。
短く持つとグリップエンドが邪魔になる
長いパターを短く持ってストロークをすると、グリップエンドが上着の裾に引っかかり、思わぬミスショットを招くことがあります。
夏場は特に心配する必要がないかもしれませんが、冬場のように重ね着をすると一気に危険性が高まります。
上着の裾を引っ張り、肘で挟んで邪魔にならないようにするなど工夫をしましょう。
35インチのパターの選び方
ヘッド形状
パターのヘッドにも操作性重視や、オートマチックに動くモデルなど複数の種類が存在します。
操作性を求める方は「ブレードタイプ」を、オートマチックにストロークしたい方は大型の「ネオマレットタイプ」がマッチします。
通常の「マレットタイプ」は「ブレード」と「ネオマレット」の中間のイメージでOKです。
ご自身のプレースタイルにあわせて選択しましょう。
ネック形状
全4種類で次のような特徴があるので、しっかり確認しておきましょう。
「クランク」は一番シンプルで万人向けです。
「ベント」はフェースが開きにくく、オートマチックなストロークに向いています。
「センターシャフト」は芯でヒットしやすい反面、ミスヒットに弱いという弱点があります。
「スラント」は短いネック形状で操作性が良く、引っかけにくいのが特徴です。
ヘッド素材
「単一」「複合」に加えてフェース面に異なる素材を装着している「インサートタイプ」もあります。
単一は独特の打感が特徴で、特に「スコッティキャメロン」のパターは熱狂的なファンが多いことで有名です。
複合は異種材同士を組み合わせることで、高機能のヘッドに仕上がります。
インサートタイプは金属では味わえないマイルドなタッチが得られるのが人気です。
メーカー
35インチになるとある程度メーカーが絞られますが、やはりスコッティキャメロンが本命になってきます。
またピンは老舗の有名メーカーですが、近年の女子選手の活躍により再度人気が上がっており、こちらも有力です。
パター専門のメーカーもあるので、マニアの方は一度チェックしてみましょう。
価格帯
スコッティキャメロンやベティナルディは非常に高価で60,000~70,000円台が相場です。
ピンはそれらと比べれば安価になりますが、それでも相場は20,000~30,000円台になります。
パター専門のメーカーになると金額は上がりますが、金額が高いほど高機能というわけではありません。
自身の嗜好やプレースタイルに合うモデルを選択しましょう。
35インチのパターおすすめ10選
メーカー・商品名 | ヘッド形状 | ネック形状 | ヘッド素材 |
---|---|---|---|
スコッティキャメロン スーパーセレクトニューポート | ブレード | クランク | 単一 |
スコッティキャメロン スーパーセレクトニューポート2 | ブレード | クランク | 単一 |
ピン アンサー2023モデル | ブレード | クランク | 複合 |
ピン トムキャット14 | ネオマレット | ベント | 複合 |
ピン アンサー2 2021モデル | ブレード | クランク | インサート |
ピン タインC 2021モデル | ネオマレット | センターシャフト | インサート |
ヨネックス イーゾーンパターP-02 | マレット | スラント | インサート |
ベティナルディ BB1 | ブレード | クランク | 単一 |
ベティナルディ QB11 | マレット | スラント | 単一 |
ベティナルディ イノベイ8.0スパッド | ネオマレット | ベント | 複合 |
【スコッティキャメロン】
スーパーセレクトニューポート(745RA)
スーパーセレクトは、ツアープロから絶大な信頼を寄せられているスコッティキャメロンの最新シリーズです。
その中でもニューポートは、スタンダードなブレード型でありながら外側が少し丸みを帯びているのが特徴です。
自然なイントゥインのストロークが可能で、シンプルなパッティングを好むゴルファーにオススメします。
ヘッド形状 | ブレード |
---|---|
ネック形状 | クランク |
素材 | 単一 |
【スコッティキャメロン】
スーパーセレクトニューポート2(745RC)
ニューポート2は世界中で幾多の勝利をもたらした、スコッティキャメロンの代表的なモデルです。
通常のニューポートと比較すると、こちらは角張ったフォルムになっており、より直線的なイメージを描くことができます。
こちらもイントゥインで弧を描くようなストロークにマッチするパターです。
ヘッド形状 | ブレード |
---|---|
ネック形状 | クランク |
素材 | 単一 |
【ピン】
アンサー2023モデル(010427070036501)
アンサーはパター業界に革新をもたらした形状で、ピンを代表するモデルです。
シンプルなブレード形状で、トゥとヒールに装着したタングステンの効果でミスヒットしても安定した転がりを実現しています。
シャフトがカーボンですので、一度カーボンシャフトを使ってみたい方は是非試してみましょう。
ヘッド形状 | ブレード |
---|---|
ネック形状 | クランク |
素材 | 複合 |
【ピン】
トムキャット14(010427070036591)
ピンの新型ネオマレットで、高い慣性モーメントによりミスヒットに強く、直進性バツグンのパターです。
パターのヘッドを水平に浮かせた状態にすると、フェース面が真上を向く仕様になっています。
その結果フェースの開閉が少なくなるので、まっすぐに近いストロークを好むプレーヤーにピッタリです。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベント |
素材 | 複合 |
【ピン】
アンサー2 2021モデル(105000003)
数多くのメジャーチャンピオンを生み出したアンサー2の2021年モデルです。
フェースのインサート素材が特徴で、ショートパットではソフトな打感で繊細なタッチを得られます。
反対にロングパットではハードなフィーリングとなり、正確な距離感を生み出すことが可能です。
もし35インチの在庫がなければ、「長さ調節機能付き」を検討しましょう。
ヘッド形状 | ブレード |
---|---|
ネック形状 | クランク |
素材 | インサート |
【ピン】
タインC 2021モデル(105000008)
タインCはバックフェースのツノが特徴のネオマレットタイプです。
シャフトがヘッドのど真ん中に装着しているセンターシャフトタイプのため、芯でとらえやすくなっています。
安心感に加えて、ある程度の操作性を兼ね備えており、他にはない絶妙なタッチを生むことができます。
こちらも35インチが品切れなら、「長さ調節機能付き」も視野にいれましょう。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | センターシャフト |
素材 | インサート |
【ヨネックス】
イーゾーンパターP-02(301980248039-13)
ヘッドに複数の素材を使用しているヨネックスのハイスペックパターです。
ソールにカーボン素材を埋め込むことにより、ボールを包み込むようなソフトな打感を得られます。
また、ブラックの塗装が高級感を漂わせ、プレーヤーに特別な所有感をもたらします。
シャフトが2種類用意されており、より正確性と操作性を求めるなら「レクシススチールコア」を選びましょう。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | スラント |
素材 | インサート |
【ベティナルディ】
BB1(bet-bb1)
BB1はベティナルディの代表的なモデルで、そのクラシカルなデザインはゴルファーの目を奪われるほどの美しいパターです。
単一素材から得られる独特のソリッドな打感は、一度は体験していただきたいモデルです。
ヘッドの挙動はイントゥインに動きやすいので、素直な弧を描くストロークによく合います。
ヘッド形状 | ブレード |
---|---|
ネック形状 | クランク |
素材 | 単一 |
【ベティナルディ】
QB11(pt-bettinardi23-qb11)
蜂のマークが特徴の人気モデルで、カッパー仕上げの外観は高級感が漂い、お部屋に飾りたくなるパターです。
ハニカムフェースの効果により、安定した転がりと心地の良い打感を生み出します。
適度な操作性と安定性をもったバランスのよい性能で扱いやすいモデルです。
コンパウンドを使用すると塗装が剥がれてしまいますので、お手入れの際は十分注意しましょう。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | スラント |
素材 | 単一 |
【ベティナルディ】
イノベイ8.0スパッド(bet-inovai8spud)
大型ヘッドのイノベイシリーズで、8.0は四角いスクエア型になっています。
ベティナルディの中で最もフェースの開閉が発生しにくいタイプです。
そのため、機械的に真っ直ぐストロークしたいゴルファーにマッチします。
もちろんミスヒットにも強いので、プレッシャーがかかる場面でも安心してパッティングができます。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベント |
素材 | 複合 |
まとめ
パターも様々な長さを駆使してプレーするシーンが増えてきました。
35インチのパターは数が少ないので探すのに少し苦労しますが、使いこなせば一生戦える武器になる力を秘めています。
是非自分に合うパターと出会い、永いゴルフライフを楽しみましょう。
35インチのパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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