ゴルファーには2種類のタイプが居ます。
ひとつはパターが得意で早くグリーンに到着したい人、もうひとつはパターが苦手でティグラウンドが主戦場の人です。
誰しもがパターの名手になりたいと願っていますが、どうやったら名手になれるでしょう。
練習はもちろん大事ですが、パター選びの基準を正しく理解することも重要です。
様々な基準がありますが、まずはパターの長さを決める際のメリット、デメリットを説明します。
目次
- 1 33インチのパターを使うメリット
- 2 33インチのパターを使うデメリット
- 3 33インチのパターの選び方
- 4 33インチのパターおすすめ10選
- 4.1 【PXG】0211 BAYONET(B09NLG1FZ5)
- 4.2 【PXG】0211 LIGHTNING(B09NLGWDFH)
- 4.3 【コブラ】Vintage NOVA PT
- 4.4 【コブラ】3D PRINT PT
- 4.5 【テーラーメイド】 TP COLLECTION HYDRO BLAST JUNO TB1(B094TTN15H)
- 4.6 【テーラーメイド】 Spider GT NOTCHBACK SMALL SLANT(M7307325)
- 4.7 【オデッセイ】TRI-BEAM #2パター(B0BZ7NSKQ6)
- 4.8 【オデッセイ】2-BALL TEN TRIPLE TRACK ダブルベント(73009R3302)
- 4.9 【ピン】2022 PLD DS72
- 4.10 【ピン】ANSER 2023 PT STD PP58 CB
- 5 まとめ
33インチのパターを使うメリット
フィット感が高い
男性が使用するパターは34インチが多いですが、その理由は欧米のメーカーが基準を発信しているためです。
欧米に比べて比較的小柄な日本人の場合、実は33インチがジャストサイズということがあります。
両腕の長さを確認し、フィット感を重視して試打してみると、多くの方が33インチのほうがしっくりくると言うかもしれません。
女性も選びやすい
多くの日本人女性にとって最適な長さは33インチと言えます。
アイアンやドライバーは女性/男性用といった形で製品の違いがありますが、パターは性別で製品が異なるケースは少ないです。
人気のブランドや売れている最新モデルから選んだり、パートナーとお揃いのパターでプレーを楽しむこともできます。
豊富なバリエーション
33インチのパターは売れ筋の商品ですので、各メーカーの在庫やバリエーションも豊富なことが多いです。
新商品のマークダウンを狙ったり、程度の良い中古の一本を気軽に試すこともできます。
価格的な魅力も大きいので、モデル違いを複数本所有して使い分けたり、同一モデルを練習用とラウンド用にそれぞれ持つ人も多いです。
33インチのパターを使うデメリット
ストロークの制御が難しい
34~5インチのパターから数インチ短いものに変更すると、デメリットが生じる可能性があります。
従来よりスイングのアークが狭くなることで、ストロークの制御を難しく感じてしまうことです。
特に、長い距離のパッティングやアンジュレーションが大きくい場面では、距離感やタッチを出すのが難しいと言われます。
アドレスの感覚の変化
パターの長さはアドレス時の感覚に大きな影響があります。
フィットする長さであれば全く問題ないのですが、はじめのうちは逆に違和感を感じてしまうという問題です。
間違った姿勢を矯正したり、違和感に慣れるまではアドレスの感覚を意識する必要があります。
不安定な感覚を乗り越えて、正しいアドレスでパッティングできるまでの辛抱です。
一貫性の欠如
長さの違うパターを複数本持って使用すると、スウィングやストロークに一貫性がなくなってしまい、結果が安定しません。
複数本のパターを利用すること自体は良いのですが、長さを揃えて同じスイングでショットすることが重要です。
一貫したスムーズなストロークができれば、スイングのリズムやテンポも一定を維持できます。
33インチのパターの選び方
基本は両腕の長さ
パターの長さを決める際に重要なのは、両腕の長さとのバランスです。
パターは最も短いクラブのため、他のクラブとは構えも異なります。
まずは両腕を肩から自然に垂らした状態で、グリップを握ってください。
次にゴルフボールを右目の真下で見るようにアドレスして、肩と肘とグリップで五角形(ホームベースの形)を作ります。
その時にパターヘッドとボールの高さが合っていれば、ちょうどよい長さです。
自分のフォームで微調整
ゴルファーなら一度は聞いたことがある格言の「パターに型なし」はご存じでしょうか。
カップインすれば良いという考えなので、基本を頭に入れながら様々な選び方ができるのもパターの面白いところです。
両腕が短い小柄な女性でも、慣性モーメントを大きくしたストロークであれば、長めの33インチを選ぶと良いでしょう。
また、長身の男性でも前傾姿勢が深いアドレスであれば、短めの33インチが適しています。
メーカー
ほとんど全てのメーカーで33インチのパターは主力の商品ですので、特定のメーカーでしか買えないという不便はまずありません。
各メーカーで在庫も多くマークダウンも頻繁なため、新商品を試しやすい環境と言えます。
そもそもパターの長さには規定があり、各メーカーで特徴を出すことは難しいため、お気に入りのメーカーで好きな形や機能のものを選んでください。
価格帯
最近のパターの平均的な価格帯は2~4万円台です。
装飾や素材にこだわった高級品や、最新の機能を搭載した新製品は比較的高価ですが、長さによる価格の違いはほとんどありません。
市販の一般的なモデルをご自身の予算に合わせて選んでください。
33インチのパターおすすめ10選
製品名 | ヘッドタイプ | ヘッド重量orソールウェイト | シャフト素材 |
---|---|---|---|
PXG 0211 BAYONET | ピン型 | 350 g | スチール |
PXG 0211 LIGHTNING | マレット型 | 380 g | スチール |
コブラ Vintage NOVA PT | ネオマレット型 | 400 g | スチール |
コブラ 3D PRINT PT | ピン型 | 390 g | ステンレス鋼, アルミニウム |
テーラーメイド TP COLLECTION HYDRO BLAST JUNO TB1 | ピン型 | 約15g×2 | カーボン/スチール |
テーラーメイド Spider GT NOTCHBACK SMALL SLANT | マレット型 | 約86g×2 | 303ステンレススチール |
オデッセイ TRI-BEAM #2パター | ピン型 | 約180g | ステンレス鋼 |
オデッセイ 2-BALL TEN TRIPLE TRACK ダブルベント | マレット型 | 梱包サイズ600g | カーボン |
ピン 2022 PLD DS72 | ミッドマレット型 | 365 g | スチール |
ピン ANSER | ピン型 | 360 g | カーボン |
【PXG】
0211 BAYONET(B09NLG1FZ5)
PXGのラインナップの中で一番軽量なパターである、BAYONETです。
ブレード形状のヘッドと特許を取得しているピラミッドフェースパターンを持ち、緻密な調整を可能にします。
ブラックカラーで太陽の光を吸収するピラミッドフェースパターンが人気の理由です。
パッティングのアライメントを安定させる効果により集中力が増し、パットの成功率を高めます。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 350g |
シャフト素材 | スチール |
【PXG】
0211 LIGHTNING(B09NLGWDFH)
LIGHTNINGはPXGの中で最も重いパターで、極めて高い安定性と一貫性をもたらします。
ワイドなボディには、デュアルステップ構造と、ランウェイレチクル機能が搭載されているのが特長です。
オリジナルのシャフトは、異なる素材を組み合わせたハイグレードな内部構造で、グリーン上での安定性を高めます。
ヘッドタイプ | マレット型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 380g |
シャフト素材 | スチール |
【コブラ】
Vintage NOVA PT
SIK Golfと提携して設計されたフェースを備えた、オーソドックスなブレードタイプ形状と言えます。
シングルベンドホーゼルを備えたファングシェイプが特徴で、安定性を求めるプレーヤーにぴったりです。
全体的に非常にバランスが良く、方向性が出しやすいモデルとなっています。
ヘッドタイプ | ネオマレット型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 400g |
シャフト素材 | スチール |
【コブラ】
3D PRINT PT
パターのフェース上部から下部まで4分割された、独自のロフトテクノロジーが特長です。
フェース上部が4度でソールに向かって 1度づつロフト角が少なくなり、どこでインパクトしてもよく転がる設計になっています。
打感はやや硬めですが、ロングパットの距離感は合わせやすいです。
ゴルフ場でひと際目を引くデザインは、インパクトがあります。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 390g |
シャフト素材 | カーボン/スチール |
【テーラーメイド】
TP COLLECTION HYDRO BLAST JUNO TB1(B094TTN15H)
プロ・アマ問わず多くのゴルファーが信頼を寄せる、三角形ネック「TRUSS」を搭載したTPパターがさらに進化しました。
それは、CNCファインミルド製法で削り出した優美なヘッド形状です。
トップラインやフランジの厚みを見直し、細部までこだわって作り上げたプレミアムパターは、心地よい打音が特長になっています。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 約15g×2 |
シャフト素材 | ステンレス鋼, アルミニウム |
【テーラーメイド】
Spider GT NOTCHBACK SMALL SLANT(M7307325)
スモールスラントネックを採用し、トウヒールバランスを30°に設計したことでヘッドの開閉がしやすいモデルです。
ミスに強いヘッドでありながら、適度な操作性も可能になっています。
スパイダーシリーズで初となる「デュアルタングステンバー」は、ヒール側とトウ側の両サイドに86gのウェイトを配置しました。
安定性も向上して初心者にもおすすめのモデルです。
ヘッドタイプ | マレット型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 約86g×2 |
シャフト素材 | 303ステンレススチール |
【オデッセイ】
TRI-BEAM #2パター(B0BZ7NSKQ6)
三角形のラケットホーゼルが、ミスヒットへの寛容性を高めています。
従来よりもヘッドを広い範囲で支える新形状により、オフセンターのブレに強いです。
ヘッドの重心位置が上がらないように、クランクホーゼルと変わらない重量にバランスしています。
全シリーズの標準装備は、もちろん伝統のホワイト・ホット インサートです。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 約180g |
シャフト素材 | ステンレス鋼 |
【オデッセイ】
2-BALL TEN TRIPLE TRACK ダブルベント(73009R3302)
すべてのテクノロジーを1本に集約した、オデッセイのドリームモデルです。
2カ所のウインドウを埋めたTENのフォルムに、2-BALLのアライメントをプラスしてパターの再現性を高めています。
高慣性モーメントに、ターゲットに対しての構えやすさを加え、パッティングの安定感は抜群です。
ヘッドタイプ | マレット型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 梱包サイズ600g |
シャフト素材 | カーボン |
【ピン】
2022 PLD DS72
PING本社の研究開発室で、最先端のツールを駆使して誕生したのがこのパターです。
最高品質の303ステンレススチールを鍛造製法で精緻に削り出し、最も打感と転がりが良いヘッドを実現しました。
新ディープAMP溝を初搭載しただけでなく、全体のカラーを連動させ、統一感のあるデザインに仕上がっています。
ヘッドタイプ | ミッドマレット型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 365g |
シャフト素材 | スチール |
【ピン】
ANSER 2023 PT STD PP58 CB
2022年モデルのワイドアンサーはアライメントが取りやすいのが特長のモデルです。
名作であるアンサー(ピン)を維持しつつ、ヘッド後方を伸ばした形状に進化しました。
通常のアンサー型よりもヘッドが20gほど重いため、安定性は向上していますが、操作性は高いままです。
初心者から中級者、上級者まで幅広く支持を集めています。
ヘッドタイプ | ピン型 |
---|---|
ヘッド重量 or ソールウェイト | 360g |
シャフト素材 | カーボン |
まとめ
33インチのパターは、多くの日本人にフィットした長さです。
男女ともに選びやすく、基本のフォームやオリジナルのアドレスにも適応しています。
各メーカーから様々な製品が発売されているので、メリットデメリットを理解して最適な一本を選んでください。
33インチのパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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