キャンプや車中泊だけではなく、万が一の災害時に防犯対策としても活躍する「ポータブル電源」。
さまざまなブランドから販売されており、高いものでは10万円を超えるものも多くあります。
しかし、使用用途が限られていて、なるべく安くてコスパの良いポータブル電源をお探しの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、1万円以下のポータブル電源のメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介していきます。
1万円以下のポータブル電源を使うメリット
出費を安く抑えられる
1万円以下のポータブル電源を購入する1番のメリットは、出費を最低限に安く抑えられることでしょう。
現在ポータブル電源は、機能性が高い高額なものであれば、10万円を超えるものも多く発売されています。
使用用途が限られているのであれば、なるべく安い商品を購入することで、他のキャンプギアにお金を使うことができますよ。
小型で持ち運びやすい
1万円以下のポータブル電源は、ある程度機能が限定される分小さく軽量で、携帯性の高い商品が多いです。
徒歩やバイク、公共交通機関などを使用し、なるべく荷物を最小限にしたいという方には、特におすすめです。
しかし、小さくコンパクトになる分、使用できる電力も小さくなってしまうので、容量を確認してから購入するとよいでしょう。
1万円以下のポータブル電源を使うデメリット
使用用途が限られる
1万円以下のポータブル電源は使用できる電力も少なくなるため、使用用途が限られてしまいます。
大きな電力が必要なポータブル冷蔵庫や、扇風機などの家電を使いたいという方は、容量の多いポータブル電源の購入がおすすめです。
しかし、スマホやカメラの充電、電気毛布の使用などであれば十分に1万円以下の商品でも使用できるでしょう。
故障時の保証サービスが無いものが多い
1万円以下のポータブル電源は、最低限の機能のみで保証サービスなどがついていない商品が多いです。
そのため、万が一購入後に故障してしまうと、どんな理由であれ修理代がかかってしまう形になります。
もし壊れて修理や買い替えをすることになっても、安いからしょうがないと割り切れる方にはおすすめしたい商品といえるでしょう。
1万円以下のポータブル電源の選び方
出力波形は正弦波、周波数は50/60Hzがおすすめ
ポータブル電源の出力波形は「正弦波」や「矩形波」、「修正正弦波」といわれるものがあります。
電気機器の故障や劣化につながってしまう恐れがあるため、正弦波のポータブル電源の使用がおすすめです。
また、出力ポートの周波数は50/60hzどちらも使用できるタイプを選択するとよいでしょう。
どちらかのみしか使用できないものだと、電化製品によっては使用できなかったり故障してしまったりすることがあります。
使用用途に合わせて容量を選ぶ
ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)という数字で表し、数値が大きくなるほど使用できる容量も大きくなります。
今回は1万円以下のポータブル電源に限定していますが、自分の使用用途に合わせて最適な商品を選ぶとよいでしょう。
~200Wh:スマホやカメラの充電など
キャンプの時にスマホやカメラの充電、小型の扇風機などを使用したい方におすすめです。
容量が少ない分、軽量でコンパクトなため携帯性が高い商品です。
200Wh~400Wh:電気毛布など
キャンプや車中泊で、電気毛布や小型ヒーター、ポータブル扇風機を使用したい方におすすめです。
1台あることで、災害時の防犯対策としても役立つ商品でしょう。
出力ポートもチェック
ポータブル電源の出力ポートは主に、「ACポート」「USBポート」「DCポート」の3種類があります。
スマホやカメラ、ノートPCなどの充電がメインの場合は、USBポートがあるとよいでしょう。
また、DCポートとは車載専用の電子機器をつなげることができる出力ポートです。
車中泊での使用がメインとなる方には、DCポートがあると便利です。
充電方法を確認する
ポータブル電源の充電方法は、家庭にあるコンセントからの充電が主流です。
しかし、災害時停電の可能性やキャンプ時に充電がなくなってしまうことを考えて、その他の充電が可能な商品がおすすめです。
別売りのオプション商品で、ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電可能な商品もあるので、チェックしてみてくださいね。
1万円以下のポータブル電源おすすめ10選
【Abeden】
インバーターポータブル電源(HYN01)
バッテリーと使用することで、最大出力電力150WでPCやスマホ、カメラなどの充電で使用される方におすすめのポータブル電源です。
ACポートとUSBポートが同時に出力可能なため、同時に2種類の機器の充電も可能です。
また、総重量810gと軽量でコンパクトなため、持ち運びにも優れた商品となっています。
【SBAOH】
ポータブル電源
74WhでスマホやPC、カメラなどの充電や小型の扇風機を使用される方におすすめのポータブル電源です。
ACポート、USBポート、DCポートがあるため、さまざまな電子機器の出力を行うことができます。
電源本体がLEDライトとしても使用でき、別売りのソーラーパネルを購入することでソーラー充電も可能です。
【YMWLKJ】
マキタインバーターポータブル
バッテリーと使用することで、最大出力150WでスマホやPCの充電、110vの家電製品を使用したい方におすすめのポータブル電源です。
別売りのバッテリーを複数使用することにより、最大400Whまで出力を上げることができます。
また、USBポートとACポートがついているため、複数の電子機器を同時に出力することも可能です。
【ROCKSOLAR】
ポータブル電源
容量83.25Whでキャンプや車中泊でスマホやPC、カメラなどの充電に使用したい方におすすめのポータブル電源です。
USBポートが2つあり、軽量かつコンパクトで飛行機内にも持ち込めるため、旅行にも活躍するでしょう。
また、本体に回転ハンドルがついており手動で充電も可能なため、万が一電気が使えない災害時にも安心です。
【Willon】
ポータブル電源
容量155Whでスマホやカメラの充電、小型扇風機などを使用したい方におすすめのポータブル電源です。
重量1.6kgと軽量でコンパクトなため、キャンプや車中泊での持ち運びの際も便利です。
また、USBポートが4つとDCポートもついているため、さまざまな機器を同時に出力することができます。
【FosPower】
モバイルバッテリー(FOSPWB-2376)
容量2,000mAhでスマホやカメラ、タブレットなどの充電をしたい方におすすめのポータブル電源です。
ラジオや懐中電灯としても使用可能なため、万が一の災害時に防犯対策として、1つ自宅に持っていると安心でしょう。
また、ハンドルやソーラーパネルにより電源がない場所でも、最低限の電力を生み出すことができます。
【SBAOH】
ポータブル電源
電源容量2,000mAhでスマホやタブレット、PCやカメラなどの充電に使用したい方におすすめのポータブル電源です。
充電方法はUSB電源を介す方法の他に、ソーラーパネルや手動のハンドルによる充電が可能です。
購入後12カ月の保証期間があるため、不具合や故障があっても交換できるため安心して使用できるでしょう。
【Orginer】
インバーター式ポータブル電源(UIN01-MK)
18Vのバッテリーと一緒に使用することにより、最大容量200Wとなるポータブル電源です。
キャンプや車中泊で電気毛布やポータブル冷蔵庫、スマホの充電などに使用したい方におすすめです。
また、重量210gと屋外での使用を考えて軽量設計となっているため、キャンプや車中泊などで持ち運びやすいでしょう。
【ELECGO】
ソーラーモバイルバッテリー
容量62,300mAhでスマホやタブレット、カメラなどの充電をしたい方におすすめのポータブル電源です。
本体には4つのケーブルが内蔵されているため、このポータブル電源が1つあれば、どこでも充電することができます。
また、ソーラーパネルとハンドルがついているため、災害時など電源がない場所でも充電することができるでしょう。
【Tencen】
ソーラーチャージャー
スマホやノートPC、カメラなどの急速充電をしたい方におすすめのソーラーチャージャーです。
また、SAEワニ口クリップと車シガープラグが付属しているため、車のバッテリーの充電をすることもできます。
展開時は960cm×300cmと十分に充電できますが、折りたたむとコンパクトになるため、キャンプや車中泊など持ち運びの際にも便利です。
まとめ
今回は、1万円以下のポータブル電源のメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合ったポータブル電源を見つけて、キャンプや車中泊を快適に過ごしてくださいね。
1万円以下のポータブル電源の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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