怪魚は「体重10㎏以上もしくは、体長1m以上の淡水魚」と怪魚ハンター小塚拓也氏は定義しています。
世界中にさまざまな怪魚が生息しており、それぞれ生態が異なるので汎用性の高いルアーの選択が釣果のカギです。
怪魚に有効なルアーの見つけ方と解説、おすすめのルアーをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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怪魚のタイプ別必釣ルアーの解説
さまざまな種類がいる怪魚ですが、大きく分けると
- ヘビーカバーに潜む「根魚系怪魚」
- オープンウォーターでエサを求めて泳いでいる「回遊系怪魚」
- ストラクチャー周りにいる「居付き系怪魚」
の3タイプに分かれます。
ターゲットにしている怪魚のタイプに合わせたルアーセッティングをするのが良いでしょう。
根魚系怪魚に有効なルアーとは?
ヘビーカバーに潜んでカエルや水鳥などを捕食しているタイプの怪魚を総称して根魚系怪魚とします。
雷魚の仲間かグルーパーやナマズ系の怪魚が、これに該当する種類が多いです。
ナマズ釣りや雷魚釣りに有効なメソッドが通用しますので、中空フロッグやウイードレス効果の高いルアーに反応が良いでしょう。
回遊系怪魚に有効なルアーとは?
大規模河川や湖などのオープンウォーターでエサを探しながら移動している種類の怪魚の総称を回遊系怪魚とします。
コイ科の肉食魚やスズキの仲間など多くの種類がこの回遊系怪魚に該当します。
回遊系怪魚の特性上、シーバスや青物釣りのメソッドが有効です。
広いエリアを効率的に攻められるルアーが有効なので、シンキングペンシル、ジャークベイト、バイブレーション、リップレスミノーが効果的でしょう。
居付き系怪魚に有効なルアーとは?
倒木や橋脚、オーバーハングの周りについている怪魚を居付き系怪魚とします。
居付き系怪魚は、ブラックバス釣りのメソッドが有効な魚種が多く、ピーコックバスやアロワナ、パイクなどがこのタイプです。
ルアー選択の幅が広く、対象魚として面白みがありますので豪快にトップウォータールアーで攻めてみるのも良いでしょう。
人の出入りの少ないエリアでは爆釣します。
結局怪魚釣りに持っていくルアーは何が良い?
怪魚釣りは遠征が基本になるため、荷物を最小限にとどめる必要があるためルアーを多く持っていけません。
ターゲットにしている怪魚を意識しすぎたルアーのみ持って行ったとしても、パターンが外れてしまうリスクがあるので危険です。
そこで、汎用性の高いルアーを中心に、ターゲットにしている怪魚用ルアーと、少量の大好きなルアーを持っていくのがおススメです。
特に大好きなルアーを持っていくのは重要で、釣れなくて悩んでいる時に効果を発揮するのは得意なルアーだった経験がありませんか?
怪魚釣りにはこれがよく発生します。
怪魚釣りに有効なルアー12選!
【バスデイ】
レンジバイブ ES
よく飛び小刻みな波動が魚種を問わず「効く」ルアーです。
特に香港や台南の都市部のドブ川にひそむ大型ナマズ、アフリカンクララにやたらと効きます。
「ヒットするレンジ」をつかんだら入れ食い必至のルアーです。
また、バイブレーションルアーによくあるラインとフックが絡む「エビ状態」になりにくいのも魅力的です。
【マドネス】
シリテン バイブ
最大の特徴はシリコン製ソリッドボディのもたらす「生物的な、なまめかしいアクション」です。
他のルアーで効果がないスレたポイントでも釣れるポテンシャルの高いルアーですので、一つタックルに入れておくと安心感を得られるでしょう。
回遊系怪魚と居付き系怪魚に有効なルアーですが、濁った小規模河川にいる根魚系怪魚にも有効と汎用性の高いバイブレーションルアーです。
【ダイワ】
メタルバイブ モアザン リアルスティール
圧倒的な飛距離が出ますので、大河やダムなどにいる回遊系怪魚に特におすすめしたいルアーです。
メタルバイブにありがちなフックとボディが絡む「エビ状態」になりにくいのも魅力の一つに挙げられます。
河口付近のバラマンディやパシフィックターポンに、リフト&フォールアクションが有効でした。
さまざまな魚種に有効なルアーですので、遠征のお供に一つ持っていくと良いでしょう。
【エバーグリーン】
モードジャーク フェイス
日中の炎天下のスレた怪魚管理釣り場でリアクションバイトを誘発できる最強のルアーがジャークベイトです。
特にバラマンディに有効で、パターンがハマれば爆釣するでしょう。
また活性の高くなった春先のパイクやガンユイにもジャーキングアクションは有効なので汎用性の高さも見逃せないポイントです。
【デュオ】
レアリス ジャークベイト 256 フロリダ 20g
遠浅のエリア攻略を想定して設計された「強めの浮力」が特徴のフローティングタイプのジャークベイトです。
ウエイトシステムは重心移動と固定ウエイトを併用しているので強風の中でも安定して飛距離が稼げます。
アクションレスポンスがよく巻きだけでもローリングをこなし、ロッドワークをいれることでダートアクションがカンタンに演出できるので怪魚のリアクションバイトを誘発してくれるでしょう。
【デュエル】
ハードコア シンキングペンシル
東南アジアのルアーフィッシングファンに愛されているモデルです。
居付き系のピーコックバスやスレたトーマンや、インディアンナイフフィッシュに絶大な効果をもたらしてくれるのがその理由です。
ゆっくり巻き上げる釣り方でも釣果は出ますが、このルアーの強みはストップした時にローリングしながら沈んでいくローリングフォールアクションです。
また、飛距離もでますので回遊系怪魚にも絶大な効果があります。
【ジャクソン】
アスリート 14SSP WHE ヒラメノエサ
自重38gとズッシリとした重さと流線形の形状から、どんな状況下においてもロケットのように飛んでいくルアーです。
ヒラメや大型青物を想定しているので、強烈なアゴをもつ怪魚にも耐えられる強度あります。
アクションはリールの巻きのスピードを均一化させることで起こる「大きなS字の動きとウォブンロールアクション」は回遊系怪魚に絶大な効果をもたらすでしょう。
【アムズデザイン】
ヨイチ ライト 99mm 23g
スレた怪魚に有効な小さめの99㎜ながら、自重23gとシンキングペンシルらしく重量があるのでよく飛びます。
感度に優れていて、ルアーから手元に繊細な水流の変化が伝わるのでパイロットルアーとして使用するとポイントが把握しやすいので頼もしいです。
また、巻くだけでヒラヒラと動くので下手なロッドワークがいらないので初心者にも扱いやすいのもうれしいですね。
【スミス】
グロッサ ORG 62mm 16.5g
少しとがっている頭はカバーの隙間をすり抜けやすく、フラットなデザインのオシリがウォーキングドックやおじぎアクションが付けやすいフロッグです。
アクションの幅が広いので、対象魚の捕食スイッチを入れるパターンを見つけやすいでしょう。
水草のジャングルの下は、必ずと言っていいほど大物がいますので使用の際は強じんなタックルとセットで臨みましょう。
雷魚やナマズなどの根魚系の怪魚が突如水面を割って出てきた時の興奮は一生の思い出になります。
【ガイア】
エリア10
シーバスのバチパターン攻略で有名なリップレスミノーですが、実はシーバスのバチパターン以外でも魚種を選ばず釣れる高ポテンシャルのルアーです。
自重は軽く飛距離はでませんので、中間距離にある障害物回りに居ついている怪魚に使ってみるのをおススメします。
ルアーのトレースコースに怪魚が居付いていそうな障害物を絡めて、デッドスローで誘うと高確率でバイトにつながるでしょう。
【ダイワ】
チヌークS 25g
圧倒的飛距離がでて沈下速度も速く、ヒラヒラとよく泳ぐ高性能なスプーンですが、価格が手ごろなのでコスパに優れています。
さまざまな魚種に効果がありますが、特に流れの強いポイントに住む大型のトラウト系の怪魚やパイクに特効です。
アクションは、ややスロー気味のリフト&フォールがこのルアーのポテンシャルを最大限に発揮してくれます。
【ヘドン】
ザラスプーク
長くルアーアングラーに愛され続けている定番ペンシルべイトです。
長く愛されているだけあって、操作性が抜群によく、特に小さな流れ込みにショートキャストをしても小さなロッドアクションでバランスの良いウォーキングドッグが決まります。
一カ所に大量に溜まるパイク系の怪魚の生息する流れ込みでは、ワンアクションで、パイクが豪快に何本も水柱をたてながらバイトしてくることがありますので、心臓に気を付けてください。
まとめ
怪魚は淡水の大型魚の「総称」なので、さまざまな魚種が世界中にいます。
しかし長距離移動を余儀なくされるジャンルの釣りなので、持っていけるルアーの数は最小限にとどめる必要があります。
今回ご紹介したルアーの中で、自分の好みのモデルを見つけて最高の一匹を釣ってください。
怪魚ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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