テントやタープを設営する時に、必ず使用するのがペグ。
最初は付属のピンペグやプラスチックペグを使用している方が多いと思いますが、用途に合わせたペグ選びはとても大切です。
使用環境に合わせたペグを使わないと、強風が吹いた時にペグが抜けてしまい、テントやタープが飛ぶ可能性もあります。
そんな縁の下の力持ちであるペグですが、新しく購入するなら断然30cmのサイズがおすすめです。
今回の記事では、30cmペグのメリットとデメリット、おすすめ商品をご紹介していきます。
30cmペグを使うメリット
オールマイティに使える長さ
ペグとしては、30cmが最もスタンダードの長さとなっています。
短いものでは20cmくらいのペグもありますが、短いペグは風に対する抵抗が弱く、耐久性に不安が残ります。
それに対して、30cmのペグであれば、ソロテントから大型テントまで幅広い大きさのテントに対応可能。
あらゆるキャンプでオールマイティに活躍してくれます。
幅広いラインナップ
上記の通り、ペグは30cmが最もオールマイティな長さで、よく使用されています。
そのため、各社から販売されている品揃えが幅広く、豊富な選択肢からペグを選ぶことができます。
硬い地面には耐久性のある鍛造ペグ、柔らかい砂地には摩擦抵抗が大きいプラスチックペグがおすすめ。
幅広いラインナップから、使用環境に合ったペグを選択しましょう。
豊富なカラーバリエーション
突然ですが、「オシャレは足元から」という言葉はみなさん聞いたことがあると思います。
キャンプに行った時、テントやタープの足元がオシャレかどうか、意識したことはありますか?
せっかく新しくペグを購入するのであれば、テントの足元をオシャレに彩ってみるのはいかがでしょうか。
30cmペグはカラーバリエーションも豊富なため、存分にオリジナリティを出せる選択肢があります。
30cmペグを使うデメリット
荷物がコンパクトなキャンプには向いていない
非常に使い勝手がいいサイズである30cmペグですが、荷物をコンパクトにしたいキャンプには向いていません。
具体的には、バックパックでのソロキャンプやツーリングでのキャンプなどです。
そういったキャンプには、30cmよりも20cmくらいのサイズ感のペグがおすすめ。
20cmペグはコンパクトで軽量タイプのモノが多いため、非常に持ち運びがしやすいです。
砂浜や雪面での使用には長さが足りない
安全面を第一に考えると、砂浜や雪面で使用する場合、30cmペグでは心もとないというのが事実です。
砂浜や雪面は非常に柔らかいため、強風に対してテントやタープを地面に繋ぎ止める耐久力が必要。
耐久力を上げるためには、地面に深く刺さり込む長いペグである必要があります。
長さとしては、40cm以上を目安に50cmくらいあると安心です。
30cmペグおすすめ10選
【スノーピーク】
ソリッドステーク(R-103-1)
鍛造ペグと言えばこれ、とキャンプ界隈では言わずと知れた王道であるスノーピークのソリッドステークです。
耐久性の高い鍛造ペグのため、欠けや曲がりを気にすることなく硬い地面にガンガン打ち込むことができます。
金属加工で有名な新潟県の燕三条に伝わる鍛造製法を用いられており、迷ったらこれを選んでおけば間違いなしです。
【村の鍛冶屋】
エリッゼステーク(MK-280K)
エリッゼステークは、非常にコストパフォーマンスが高い鍛造ペグです。
ソリッドステークに対して1本あたり約100円ほど安いにも関わらず、生産地は変わらず燕三条のため品質は折り紙つき。
カラーバリエーションが非常に豊富で、ブルーやピンク、イエローといった目を引く色も取り揃えています。
【ogawa】
TANZO PEG 28(3198001)
ogawaのTANZO PEGは、ただの鉄ではなくクロムモリブデン鋼という素材を採用しています。
この素材は非常に強度が高く、自動車や飛行機の部品にも使用されている優れモノ。
しかも鍛造ペグのため、耐久性という面では無類の強さを誇ります。
価格は1本あたり約600円とお高めですが、長く使い続けることのできる商品です。
【Hilander】
頑丈ペグ
Hilanderは、手頃な価格でアウトドア用品を販売しているブランドです。
この頑丈ペグはスチールを使用した鍛造ペグですが、鍛造ペグの中では非常にコストパフォーマンスが高い点が特徴です。
価格を抑えた鍛造ペグを出せるのは、さすがHilanderといったところ。
名前の通り、強度と耐久性に優れたペグです。
【コールマン】
スチールソリッドペグ(2000017188)
世界的に有名なアウトドアであるコールマンからも、鍛造ペグが発売されています。
このスチールソリッドペグは頭の打撃面が広くて平らなため、ペグダウンが非常にしやすいとこが嬉しいポイント。
Amazonでは1本ずつ販売されているので、人それぞれ欲しい本数だけ注文して手に入れることができます。
【LOGOS】
Xステン タフネスベースペグ(71991012)
このLOGOSのペグはステンレス素材を使用しており、通常の鍛造ペグよりも錆びにくい点が特徴です。
ペグの断面を見るとX字になっており、この構造によって地面から抜けにくいペグになっています。
LOGOSの製品は全体的に可愛らしいデザインが多いですが、このペグはシルバー1色のとてもシンプルなデザインです。
【Boundless Voyage】
チタンペグ(F-Ti401516P40)
Boundless Voyageは、チタン製キャンプ用品を販売している中国発のメーカーです。
チタンは軽い、硬い、錆びにくい、という点が特徴的で、このチタンペグも1本あたり約70gしかありません。
ペグにロープが付いているため、撤収時にペグを引き抜く作業も簡単で、機能性が非常に優れたペグとなっています。
【テンマクデザイン】
チタンペグ30
アウトドア用品店のWILD-1が展開しているブランド、テンマクデザインから販売されているチタンペグ30です。
チタンを素材として使用しており、重量はなんと約68gで非常に軽いです。
テンマクデザインからはサーカスTCといった人気テントも出ており、テントとペグのブランドを揃えるのも楽しそうですね。
【ERDEX】
テントペグ 20本セット
ERDEXのペグは、柔らかい地面での使用に向いている、摩擦抵抗の大きいY字ペグです。
素材は珍しいジュラルミンというアルミ合金が採用されており、非常に軽く携行性に優れています。
20本入りの5色セットでとてもカラフルなため、テント周辺を歩いている時に誤って足を引っ掛けるリスクを軽減できます。
【キャプテンスタッグ】
プラスチックペグ
ABS樹脂を使用したプラスチックペグで、砂浜のような柔らかい地面で使用するのに向いています。
ただ、今回ご紹介しているのは30cmペグのため、テントではなくレジャーシートの固定といった用途がおすすめです。
鍛造ペグやチタンペグを使うほどでもない、ちょっと出番に備えて常備しておきたいお手軽ペグです。
まとめ
キャンプギアの中では目立たないペグですが、使用環境や用途に合わせて使用することが安全面を考えると非常に大切です。
今回ご紹介したおすすめ10選を活用して、ぜひご自身のキャンプスタイルに必要なペグを選んでみてください。
30cmペグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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