テントやタープを購入すると、付属品でプラスチック製のペグハンマーが付いていることがあります。
ただ、この付属のハンマーだと、硬い地面に全然ペグが入らない、振動が手に伝わって痺れるといった経験はありませんか?
こういった困りごとは、ヘッド部分に重量感があり、持ち手が握りやすい最強のペグハンマーを手に入れれば解決です。
そこで今回は、テントやタープ設営の最強の味方になってくれるペグハンマーを11選、ご紹介していきたいと思います。
最強のペグハンマーを使うメリット
硬い地面にもペグを打ち込むことができるようになる
プラスチック製の付属品ハンマーや、100均のゴムハンマーだと、硬い地面にペグを打ち込むことができません。
例えば、晴天が続いた日の砂利サイトは、地面が非常に締まっていて、安物のハンマーでは太刀打ちできないです。
そんな時、最強のペグハンマーを持っていれば、硬い地面にも難なくペグを打ち込んでいくことができます。
ペグを抜く時も役立ってくれる
ペグハンマーは、ペグを打ち込む時だけでなく、ペグを抜く時でも力を発揮してくれます。
ペグ打ちのために存在しているペグハンマーは、普通のハンマーとは異なりペグ抜き用の引っ掛かりが作られています。
硬い地面に刺さったペグは想像以上に地面に食い込んでいますが、ペグハンマーを使えば力を効率的に使ってペグ抜き可能。
ぎっくり腰になる心配もありません。
かっこよくて使うだけでテンションが上がる
キャンプの設営を「めんどくさい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
でも、せっかくキャンプに行くのであれば、設営の時間も楽しく過ごしたいと思いませんか?
最強のペグハンマーを使う一番のメリットは、とにかくかっこいいということも挙げられます。
この記事でお気に入りのペグハンマーを見つけて、ぜひペグ打ちを至福の楽しい時間に変えてみてください。
最強のペグハンマーを使うデメリット
お金がかかる
元々テントに付属しているハンマーであればタダ、100均のハンマーであっても100円で済みます。
ただ、ペグハンマーはペグ打ちに特化して作られているだけあって、数千円ほどするモノがほとんどです。
ですが、費用面さえクリアできれば、ペグハンマーは必ずキャンプの満足度を高めてくれます。
最強のペグハンマーの選び方
ヘッドの素材
ペグハンマーのヘッドの素材は、大きく「真鍮・銅製」「鉄・ステンレス製」の2タイプあり、使用感が異なります。
真鍮・銅は、ヘッドが重く、非常にペグを打ち込みやすいです。ただ、柔らかい素材のため打撃面が凹みやすいです。
一方の鉄・ステンレスは、硬い素材のため打撃面が変形しません。しかし、硬いがゆえにペグの塗装が剥がれてしまうこともあります。
ヘッドの重量
ヘッドの重量も使いやすさを大きく左右します。
プラスチックのようなヘッドが軽いハンマーだとペグが地面に入らないですが、ヘッドが重すぎても腕に負担がかかります。
基本的に真鍮・銅は重く、鉄・ステンレスの方が軽いため、使う人に合った重量のヘッドを選ぶのがおすすめです。
柄の素材と形
柄の素材は木材か金属、形は曲線か直線かに大別することができます。
木材の柄だとペグを打ち込む打撃の衝撃が緩和されます。また、デザイン性としては温かみのある印象です。
一方で、柄が金属の方は衝撃を感じますが、デザイン性はシュッとした印象に。
また、柄の形は曲線の方が手に馴染みやすいです。
最強のペグハンマーおすすめ11選
【ELLISSE】
村の鍛冶屋 アルティメットハンマー(St.Martelo)
ヘッドは真鍮と銅の2種類を選択することができ、曲線の柄がとても持ちやすいため使い心地は抜群。
ペグを打ち込んだ時の振動が伝わりづらく、ペグ打ちが楽しくなるペグハンマーです。
モノづくりで有名な新潟県の燕三条で生産されており、所有欲も満たされる、まさに究極の商品です。
【スノーピーク】
ペグハンマー Pro.
スノーピークのペグハンマーは、ヘッドが銅の「Pro.C」とスチールの「Pro.S」の2種類があります。
「Pro.C」は銅の重さを生かしたペグを打ち込みやすい仕様で、使い込んでいくとヘッドの形状変化を楽しめます。
「Pro.S」はヘッドが変形しにくいスチール素材のペグハンマーで、ヘッドの凹みが気になる方はこちらがおすすめです。
【コールマン】
スチールヘッドハンマーⅡ
ヘッドはスチール素材で、730gと重量があるため非常にペグが打ち込みやすいペグハンマーです。
打撃面が広いため、空振りせずペグを確実に捉えて打ち込んでいくことができます。
また、黒のストラップには赤字で「Coleman」のロゴが入っており、コールマン好きにはたまらない商品です。
【ロゴス】
パワーペグハンマー(71996513)
オレンジ色の柄が特徴的なロゴスのパワーペグハンマーで、ヘッドの素材は銅で重量感があります。
グリップ部分が樹脂で覆われているため、握った時のフィット感が素晴らしく、打撃の衝撃を吸収してくれます。
カラフルなキャンプ道具が好きなタイプの方には是非おすすめしたい、とても使いやすいハンマーです。
【QUICKCAMP】
アイアンペグハンマー
今回ご紹介している11選の中で、最重量の760gあるハンマー。
全体的に黒で統一されており、無骨なデザインが好きな方にはグッと刺さること間違いなしです。
また、凹凸加工がされているグリップは非常に握りやすく、力強くペグを叩くことができます。
ブラック×重量級の組み合わせで、男性におすすめの商品です。
【ogawa】
アイアンハンマー(3116)
オールブラックのデザインで、非常にシンプルな形状をしているペグハンマーです。
ヘッドの素材はスチールを使用しており、強度が高くて頑丈。
柄が木材のペグハンマーとは異なり、汚れが付着しても目立たない点も高ポイントです。
値段も2,000円程度とお手頃のため、コスパのいいハンマーをお探しの方にはおすすめしたい商品です。
【MSR】
ステイクハンマー
今回ご紹介するペグハンマーの中でも、最もスタイリッシュな雰囲気のハンマーです。
ステンレスとアルミで作られており、重量が312gと非常に軽いのが特徴。
他のペグハンマーと比べるとペグダウンの効率は悪いですが、荷物の軽量化を図りたいキャンパーさんにはおすすめです。
【RiveRock】
ショートペグハンマー
柄のデザインが圧倒的にオシャレなペグハンマーです。
グリップ部分は「名栗加工」と呼ばれる日本古来の加工技術で、デザイン性と実用性の両立を実現しています。
ヘッド部分は真鍮を使用しており、ペグを叩いた時の衝撃を抑えることが可能。
柄がショートタイプのため、女性や子どもでも扱いやすいハンマーになっています。
【MURACO】
CARAJAS PEG HAMMER
普通に想像するハンマーとは一線を画したこのハンマー。236gと非常に軽く、かさばらないデザインをしています。
ヘッド側面の平らな部分でペグを打ち、ヘッド頂点の穴にペグを引っ掛けて抜く仕組みです。
アルミペグ専用のため、鍛造ペグなどを使用している人は使えないペグハンマーなので、注意が必要です。
【HUNDRUP】
ペグハンマーセット
鮮やかなオレンジ色の柄が目を引くペグハンマー。この柄はアルミ製のため、366gと軽量なのが特徴です。
そして、もう1つ特徴的なのが、ヘッドの後部がスコップとして使用できること。土や砂利を掘ることができます。
デザイン性と機能性が詰まっており、他の人と被らないペグハンマーをお探しの方にとてもおすすめです。
【CAPTAIN STAG】
鍛造ペグ抜きハンマー
安価で使用しやすいアウトドア商品を取り揃える、キャプテンスタッグのハンマー。
柄の先端にはペグ抜き用のフックがあり、ヘッドの後部はHUNDRUP同様にスコップが付いています。
重心バランスが良いため非常に扱いやすく、まずはスタンダードなペグハンマーを試したい、という方におすすめです。
まとめ
自分に合ったペグハンマーを使えば、テントやタープの設営で必要不可欠なペグ打ちが最高に楽しくなります。
みなさんも今回の記事を参考にして、キャンプ設営の相棒となるペグハンマーを見つけてみてください。
最強のペグハンマーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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